小説の検索結果

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  • ナイルに死す
    4.2
    美貌の資産家リネットと夫サイモンのハネムーンはナイル河をさかのぼる豪華客船の船上で暗転した。轟く一発の銃声。サイモンのかつての婚約者が銃を片手に二人をつけていたのだ。嫉妬に狂っての凶行か? ……だが事件は意外な展開を見せる。船に乗り合わせたポアロが暴き出す意外な真相とは?

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    フォロー
  • エッジウェア卿の死
    3.8
    カーロッタは人気女優ジェーンのものまねで、ポアロを含む多くの観客を魅了した。奇しくもジェーン当人が、ポアロに奇妙な依頼をしてきた。離婚を拒む夫の男爵をなんとか説得してほしいというのだ。純粋な興味からこの依頼を快諾したポアロ。が、数日後その男爵が謎の死を遂げてしまう……。

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    フォロー
  • 火曜クラブ
    3.9
    甥のレイモンドを筆頭に、前警視総監や画家など様々な職業の人々がミス・マープルの家に集った。一人の提案で各自が真相を知っている昔の事件を語り、その解決を推理しあうという〈火曜クラブ〉ができたが……田舎の老婦人ミス・マープルが、初めて驚異の推理力を披露した短篇13篇を収録。

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    フォロー
  • チムニーズ館の秘密
    4.0
    王政復古の機運が熟したある国をめぐって、さまざまな人物たちがいりみだれるチムニーズ館。そこで突如殺人事件が発生した。バトル警視以下、館に集った英米仏の探偵たちは推理合戦を展開することになるが……。波瀾万丈の冒険ミステリ。

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    フォロー
  • クリスマス・プディングの冒険
    3.6
    英国の楽しい古風なクリスマス。そんな時でもポアロは推理にあけくれていた。外国の王子がある女に由緒あるルビーを奪われたので、それを見つけてほしいというのだ。女が潜む屋敷へと赴いたポアロは探偵活動を開始する。表題作ほか短篇の名手クリスティーによる短篇のフルコースを召し上がれ。

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    フォロー
  • ポアロのクリスマス
    4.0
    聖夜に惨劇が! 一族が再会した富豪の屋敷で、偏屈な老当主リーの死体が発見される。部屋のドアは中から施錠され、窓も閉じているのに、犯人はどうやって侵入したのか? 休暇返上で捜査にあたるポアロは被害者の性格に事件の鍵が隠されていると考えるが……クリスマス的趣向に満ちた注目作。

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    フォロー
  • アガサ・クリスティー百科事典 作品・登場人物・アイテム・演劇・映像のすべて
    4.6
    長篇はもとより全短篇の内容まで詳細に紹介した完璧な「作品事典」をはじめ、「作中人物事典」「アイテム事典」「戯曲・映画化・テレビ化作品完全リスト」「年譜」などなど、クリスティーに関する様々な情報を網羅。調べるのにも、拾い読みして楽しむのにもよい画期的な事典。クリスティー・マニア必携の一冊。

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  • 秘密機関
    3.9
    戦争も終わり平和が戻ったロンドンで再会した幼なじみのトミーとタペンス。ふたりはヤング・アドベンチャラーズなる会社を設立し探偵業を始めるが、怪しげな依頼をきっかけに英国を揺るがす極秘文書争奪戦に巻き込まれてしまう。冒険また冒険の展開にふたりの運命は? 名コンビ誕生の記念碑的作品。

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  • 1/2の騎士
    4.2
    “幸運のさる”を見つけた中学生が次々と姿を消し、盲導犬は飼い主の前で無残に殺されていく――。狂気の犯罪者が街に忍び寄る中、アーチェリー部主将の女子高生・マドカが不思議な邂逅を遂げたのは、この世界で最も無力な騎士だった。瑞々しい青春と社会派要素がブレンドされた、ファンタジックミステリー。
  • 祭りの海 前編
    -
    1~2巻1,078円 (税込)
    帆と櫂だけの小舟で、トカラ列島を巡航して種子島まで、300キロの漁の旅に出る。人食い鮫との戦い、シマンチュ(島人)との争い、鮫の海を泳ぎ渡るサメワタリの神事などが、ふとした縁から乗り合わせた「私」の目を通して生き生きと語られる。日本に数少ない海洋小説の中でも、糸満という特異な題材を扱って、新たな物語を誕生させた力編。

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  • 今はもうない SWITCH BACK
    4.0
    避暑地にある別荘で、美人姉妹が隣り合わせた部屋で一人ずつ死体となって発見された2つの部屋は、映写室と鑑賞室で、いずれも密室状態。遺体が発見されたときスクリーンには、まだ映画が……。おりしも嵐が襲い、電話さえ通じなくなる。S&Mシリーズナンバーワンに挙げる声も多い清冽な森ミステリィ。
  • あんたを殺したかった
    3.0
    被害者:男性(55歳、資産家) 被疑者:女性(24歳、アルバイト勤務) 容疑:殺人と死体損壊 死体なき奇妙な殺人事件─― ラスト1 0 頁であなたも驚愕する。 コニャック・ミステリー大賞受賞作! 男を殺し、死体を焼いたと言って若い女が出頭してきた。 レイプされそうになり、反撃したという。 ヴェルサイユ警察のドゥギール警視は“被疑者”ローラの自白に従い 捜査を開始するが、死体はおろか犯罪の形跡すら見つからない。 正当防衛か、冷酷な計画殺人か? 手がかりは全て教えた─ローラはそう言って黙秘するが、 別の被害者を示唆する証拠が新たに発見され……。フランス発の話題作! 「マキャベリ的なストーリー!寝不足にお気をつけあれ」 ─Le Progres紙 「綿密に練られたサスペンス。見た目に欺されてはいけない」 ─BFM Lyon(テレビ局) 「一度読み出したら止まらない!」 ─Lyon Capitale誌
  • バンカーの叫び
    続巻入荷
    -
    1~2巻1,089円 (税込)
    「クレーム」と「トラブル」対応に奔走する男たちを描く企業小説集。最終章では、著者が企業人としてこころがけていたこと、大切なことを惜しみなく披露。第一章 マル暴への反逆/第二章 パワハラにモノ申す/第三章 セクハラなんか糞くらえ/第四章 続・マル暴への反逆/第五章 ミスは現場で起きる/第六章 クレトラ対応の神髄~あとがきに添えて~。
  • 空の学校
    NEW
    -
    1巻1,089円 (税込)
    トキトキと尖った崖が連なる山々を行く「私」。リュックに「広がる地図」を入れて──。「私」が旅するその土地には、安全な食べ物や服、薬を作って丁寧に暮らす人々、早く一年生になりたい子どもたち、おしゃべりな野菜や生き物たちがいた。「私」はそこで大人たちを手伝い、子どもたちと笑い合って、学んでいく。歩くほどに地図が広がり、水瓶の底も深くなる。学び多き不思議ワールド!
  • ラホール日記
    NEW
    -
    1巻1,089円 (税込)
    太古から人や物が行き交い、文明が築かれたパキスタン。そのラホールの匂いや喧騒を<想起>する中で、夢と現のあわいを漂いながら「私」とは何者かと問う物語が展開される。何かの気配を感じて頭上を見上げる少年。舞い降りて来るものの気配がすでに身体に圧力となって強く感じられる。彼はやっと人間の〈自然〉を取り戻したかのように感じるが、それまでの自然とは同じなのではない。
  • 雲の流れに こころが勝手に旅をして
    NEW
    -
    1巻1,089円 (税込)
    村に流れ着き、悠々自適に暮らす隠居(えんきょう)が、村のさまざまな出来事に対峙し、喜んだり悲しんだり後悔したり、子どもたちと触れ合った日々を、落語を思わせるような飄々とした文体で綴った物語と、「怪物」といわれる巨大な鹿と、それを仕留めんとする猟師との「命」と「命」のぶつかり合いを描いた、動物文学の王道ともいえる物語、二作収録。
  • 拳々囂々
    NEW
    -
    1巻1,089円 (税込)
    ボクシングの防御練習は世界を救えるか? チャンピオンのように強くなりたいと、同時期にボクシングジムに入った暁陽翔と山口暖。素質を買われた二人は、運営サイドのたくらみによって世界タイトル戦への挑戦権をかけて対決することになる。ボクシングに魅せられた青年の“宿命”とは? ボクシングを通じて世界平和を実現したいという熱い思いを込め、元プロボクサーが全力でぶつかった小説。
  • 名犬トンボの大冒険
    NEW
    -
    1巻1,089円 (税込)
    ダンボールに入れられていた秋田犬「トンボ」が、ある少女の家に拾われ、そしてひょんなことから、ひとり(一匹?)北海道へと旅立つことになるのでした。さまざまな事件、苦難の日々が待ち受けますが、心優しき人々に助けられ、そしてその人たちにも幸せを分け与え、トンボは旅を続けます。さて、トンボは無事、飼い主の少女に再び会うことができるでしょうか。
  • コンペ in クルーズ ~天満家の跡を継ぐのは誰だ?~
    -
    1巻1,089円 (税込)
    「あなたには今日から2日間の研修を受けてもらい、その後に2泊3日のクルーズ旅行に行ってもらいます」妹の大学費用の相談に伯母を訪ねた沙英は、その言葉に思わず声を荒げた。「5日間も休んだら会社もバイトもクビになります!」「わかりました。お給料をあげましょう。研修とクルーズ旅行で合計110万円です。悪くない話でしょう?」「え……」沙英は一瞬言葉を失った……。
  • ブルーシート
    -
    「ブルーシート」が象徴する死と虚像。SNSの誹謗が若者を蝕む現代を舞台に、インフルエンサー・小百合、癌(がん)の天才少女・未羽、彼女を追う瞬が交錯する。デュルケムの『自殺論』を軸に、友情と復讐、心霊と社会批評が絡み合う衝撃のミステリー。井川の視点が最後に明かす意外な位相と、映画と現実が交差する構成で、現代の無責任な言葉がもたらす影響を鋭く問う。
  • リンゴの木の下で ある神風特攻隊員の日記遺書
    -
    1巻1,089円 (税込)
    昭和十七年、東京帝国大学に通う青年・安達卓也と、トランぺッターの恋人・芳恵。二人を結んだのは、ジャズの名曲「リンゴの木の下で」だった。やがて戦争は青年を学徒出陣へ、そして神風特攻隊へと追い立てる。出撃前夜に交わされた言葉、遺された日記と手紙。これは死を描く物語ではない。確かに生き、確かに愛した二人の“実話”である。
  • 跳ねるうさぎ、野や山へ
    -
    1巻1,089円 (税込)
    NHKアナウンサーとして東京で活躍後、関西、第二の故郷・山形へ移り住んだ著者が生前に詠んでいた俳句を厳選収録。田に遊び野山や畑を楽しむ雪国の田舎暮らし、家族や友との別れ、幼子との穏やかな時間、草花や生き物への眼差しなど身近な題材を通して情感豊かに瑞々しく詠い上げる。また山形の魅力を発信する活動の中で、接点のあった元駐日米国大使ライシャワー博士及びハル夫人と交わした書簡も収録。
  • 存在のすべてを
    4.5
    平成3年、神奈川県で発生した2児同時誘拐事件から30年。 当時警察担当だった新聞記者の門田は、旧知の刑事の死をきっかけに被害男児の「現在」を知る。 未解決のまま異様な展開をたどった事件の真実を追ってきた刑事たちの求めから、門田は再び30年前の事件と向き合うのだった。 そして取材を重ねていくなか、ある写実画家の存在が浮かび上がる――。 第9回渡辺淳一文学賞受賞、2024年度本屋大賞第3位、 「本の雑誌」が選ぶ2023年度ベスト10第1位! 質感なき時代に「実」を見つめる著者渾身の長編小説が遂に文庫化。2027年映画化決定!!
  • バカ息子からのラブレター
    -
    1巻1,089円 (税込)
    主人公・天草賢人の少年期から自衛隊入隊後までの混沌とした人生を、自己告白的に綴る小説。家庭での暴力や親子関係の断絶感、学校でのいじめと中退、非行やギャンブル、事故と裁判、入院や精神的変調、恋人との出会いと別れ、大検受験・予備校通学やIQの言及といったさまざまな出来事を、饒舌な一人称で語り、葛藤と絶望と再起への希求をリアルに描く。
  • 奏でるアラ古希
    -
    1巻1,089円 (税込)
    筆者のボランティア活動での体験を元にした最新作『奏でるアラ古希』に加え、新職業「賞状書士」の奮戦を描いた『よってあなたを賞します』、人と人との縁が笑顔をもたらす『笑顔の明日』、うらぶれた図書館に異動となった司書とボランティアの交流を描く『たそがれ図書館』他、既刊からよりすぐった4本の作品を加えた、全5本の心温まる物語をお送りします。
  • 薄明
    -
    1巻1,089円 (税込)
    浩一は、80歳を過ぎた母の多恵と、妻の奈穂子と三人暮らし。ある日、奈穂子から、「お義母さんは認知症なのではないか」と切り出された。話半分に聞いていた浩一だが、多恵に認知症の検査を受けさせることにした。検査の結果は「異常なし」。ところが、物語はそこから思わぬ展開を見せることに……。社会問題である「認知症」をモチーフに現役の医師が描く、緊張感に満ちた小説。
  • 白いスポーツカー
    -
    1巻1,089円 (税込)
    専門学校を卒業後に入社したガソリンスタンドで働き始めた駿介は、白いスポーツカーで颯爽と現れた社長の娘・亜矢、東西通商専務秘書の三杉万理という二人の魅力的な女性に出会った。愛を深めていった万理と駿介のもとに、ある日、不穏な告発が……。二人の恋路を阻むのはいったい誰だ? 恋と事件を軽快に描いた「白いスポーツカー」のほか、短編「真っすぐな階段」も収録した小説集。
  • チャオの旅
    -
    1巻1,089円 (税込)
    『おいらのいた14年間は、きっと母ちゃんにとって「幸せな旅」だった』。1300キロの旅、新しい家、海沿いの散歩、窓から見える富士山……。おいらの目に映ったかけがえのない日々を綴った、心温まる日々。これは、出会えたすべての人たちへ贈る、愛おしく、温かく、そして切ない思い出の記録──「さあて、“おいらの旅”の始まりだ。“おいらの旅”を、おいら目線で紹介しよう」
  • 手探りの道
    -
    1巻1,089円 (税込)
    家の中が大分スッキリしたところで、時間がかかるだろうと後まわしにしていたことに取りかかった。『今迄一度も読み返すことがなかったな』と思いながら、ダンボール箱に収められた、夫・真一郎からの古い手紙の束を取り出す。──単身赴任でアルジェリアに赴任した夫からの手紙、娘の手術や介護の手記。娘の入院中に母に預けた長男の様子を報せる手紙で、彌生の振り返る小説。
  • 真帆哀歌
    -
    1巻1,089円 (税込)
    大戦前夜のジャズシーンを舞台に、中国人歌手・白娘(パイニャン)と天才クラリネット奏者・真帆(まほ)の出会いと別離を描く。神戸、銀座、上海、杭州をめぐる艱難が二人の愛を試し、戦後三十年余の捜索と奇縁が切なさと幻想を紡ぐ。濃密な人間描写とジャズの調べが胸に残る傑作で、読後の余韻が深く長く続く。歴史の重みと幻想が交錯し、世代を超えて響く物語。
  • 恋の幽霊
    3.0
    1巻1,089円 (税込)
    江國香織さん推薦! 「言葉によって規定されてしまう前の、繊細で野蛮できりのない‘恋’が、 容赦なく流れる時間のすきまからこぼれてくる。」    *   *   * 京、青澄、土、しき。 高校で4人は出会い、恋に落ちた。 身体が発熱し、恋のぜんぶを出し尽くしてしまった。 そして、あの事件が起こる。 あれから15年--。 パワハラの年下上司と体だけの関係をつづける「京」 娘を家庭に縛り付ける毒親の支配から逃れられない「青澄」 貧しい大家族のなかで愛されて育った「土」 両親の死から心身に不調をきたし社会との接点を失った「しき」 「あけましておめでとう! 久しぶり。みんなどうしてる?」 大晦日に送られた京からのメッセージが、どん底にいる「わたしたち」を動かしはじめる。 あの特別な感情を文芸の最前線でアップデートする新次元の「恋」小説! 解説:金原ひとみ
  • 心の中の暗い野原で
    -
    1巻1,089円 (税込)
    幼馴染でかつての恋人、麗子への切実な恋文のように綴られた秋彦の物語。一通の手紙に込められた幼き日の告白は、誰にも語られなかった切ない真実。幼い頃から心に抱き続けた純粋な愛と激しい後悔、両親の確執や別れ、別の相手との結婚で得た幸せと、かつての熱情が呼び戻す喪失感。地区の運動会での奇妙な再会や麗子の死を経て、永遠に彼を縛る想いの深淵を描く一冊。
  • 二人の眞子
    -
    1巻1,089円 (税込)
    難病の多系統萎縮症を患った妻の眞子の介護をしている松井は細菌性肺炎で入院することになり、そこで妻と同名の川内眞子と出会う。眞子の手厚い看護を受ける中で、松井は眞子に惹かれていく。やがて長い間介護をした妻が旅立ち、松井自身も最期を迎える時、松井の目に映ったものは……。妻と看護師、同名の二人の女性を愛した男の人生を通じ医療と介護のリアルを描く。
  • NF─エヌ・エフ─
    -
    1巻1,089円 (税込)
    「NFの歌は聞こえた?」「試合中たしかに鳴り響いているもの、流れているものがあったんだ。そうだね、あれがNFの歌なのかもしれない」「言葉で説明するのは難しいようね」「歌というより、どっちかといえば一種の幸福感みたいなものかな」動物たちはなぜ闘うのだろう? 人間の争いとは異なる獣たちの闘いの本質を求めて、創司はNF(ナチュラル・ファイティング)のリングに上る。
  • 銀行員の歩む「獣道」
    -
    1巻1,089円 (税込)
    「昭和」とは本当に“勢い”のある時代だったのか……。「どんな人でも暗い道よりも明るい道を歩きたい。だが、人として生きてゆくには誰も通ったことのない、暗くて、危険な獣道にも似た道を選んで進まざるを得ないこともある」(「まえがき」より)ままならないことも、理不尽なことも、「仕事」として生き抜いた男の自叙伝。今の時代「生きる」ことに迷うあなたに──。
  • 今日は何をしない日にしようか
    -
    1巻1,089円 (税込)
    深い心の傷を抱えた人々の再生を描く短編集。別れの手紙で交わる多村黄菜と高見幸太郎のやりとりを軸に、幼い想いの象徴としてのカブトムシが示す贖罪と赦し。母からの手紙が導く新たな命、カケルの誕生。月夜に語られる三人の目撃談から始まる『満月の子守唄』では、見えない絆と奇跡の再会が白い鳥居の下に結実する。それぞれの物語が手紙や証言で交差し、新たな感動と発見が待つ。
  • 最愛なる人へ ~あなたへの最後の手紙~
    -
    1巻1,089円 (税込)
    「小春日和のこの頃、いかがお過ごしですか。あれから二年の月日が過ぎようとしています。お元気ですか? 私はもうすぐ嫁ぎます。一枚の手紙をあなたに書いています。私は嫁いでいいですか。あなたから最後に返事を待っています」京都嵯峨野を舞台に結婚を前に心に秘めた男性を想い、コスモスの花のように揺れる女性の心理を繊細に描いた小説。
  • 母と盲人
    -
    1巻1,089円 (税込)
    家族と平穏に暮らしていた雄三は、ある日、視覚の異常に気づく。その後、難病のベーチェット病と診断され、失明の可能性を告げられる。視力の低下で美容師の仕事もできなくなり自暴自棄になった雄三は自ら離婚を選択し、引き籠り同然の暮らしをするように。そんな雄三を案じた母・春枝は、あるチャレンジを始めるが……。光を奪われた雄三と、パワフルで前向きなおふくろとの日々を描く小説。
  • 白い犬
    -
    1巻1,089円 (税込)
    映画の流れに身をまかせて/時々目が合うと/むしょうに照れくさかった/君はちょっぴり冗談なんか/言ってみせるけど/僕にはそんな余裕もなかった/とにかく君の笑顔がうれしかった/時間よとまれ 時間よとまれ/いつまでもこうしていたいから(「時間よとまれ」より) 恋愛、人生の悲哀や無情、社会をテーマに自由自在な表現と飾らない言葉で紡いだ、けのすけ渾身の自伝的詩集。
  • パトラ・セブン あの夏休み
    -
    1巻1,089円 (税込)
    東京で建築士として充実した日々を過ごす鈴木翔太は、かつていじめで登校拒否気味だった。小6の夏休みに沖縄赴任中の父を訪ね、島人のあたたかな暮らしと闘牛パトラ・セブンの世話に携わりながら、自信と生きる喜びを取り戻す。社会人となり、結婚を前提とする恋人を母に紹介する節目に、15年前の夏の日々を愛おしく語る、絆と成長の軌跡を示す感動青春譚。
  • 帰巣の限界をこえて ─ミツ蜂の大冒険─
    -
    1巻1,089円 (税込)
    運命なんて、こわくない。1~2ヵ月しか生きられない働き蜂が自分の生き方を問い直した。自由とはなにか、働くとはなにか。心の声に従い、冒険の旅へ。小さな羽ばたきは、運命すらこえていく。すべてを受け入れ、生き抜いたミツ蜂モーネ。その小さな命の旅に、心が揺さぶられ人間としての人生を重ねる。小さな命が教えてくれる、自由への祈りと希望の物語。
  • LOVE LOVE ラブホテル
    -
    1巻1,089円 (税込)
    ここでは、スタッフが「いらっしゃいませ」と言うことはないし、お客様の氏名も住所も記入不要。なぜなら、いわゆるラブホテルだからだ。ホテルにやって来る“お客様”には、事情を抱えている人がいる。そして今日もホテルパッシオ支配人の公彦のもとに不穏な連絡が……。ユーモアのある軽妙な文体で、社会の闇を読者の眼前にあぶりだす。現役のラブホテル支配人の手による連作小説7編。
  • 森の歓声
    -
    1巻1,089円 (税込)
    エリが通った立島高校は自然豊かな環境だったが、高校と町ができて100年を前に周辺の土地の再開発が行われ、新興住宅地ができた。エリはそこに新しく開園した保育園に勤め始めた。園長、園児、保護者。様々な人に出会う中で、エリは高校生の時に聞いた森に関する言い伝えを思い出す。森へと足を踏み入れたとき、闇と光、崩壊と再生、対比する世界が回りだす……。新感覚小説第二弾。
  • 雨上がりの未来に
    -
    1巻1,089円 (税込)
    渋谷で美容院を開いて夢を叶えたリリは、経営も軌道に乗り順調な毎日を送るも、どこか空虚感を抱いていた。そんな折、俳優兼ミュージシャンとして活動中の高校の同級生・雪を偶然見かけ、連絡を取り合うように。似た者同士でかつては恋愛関係に至らなかった雪との再会、さらに新たな出会いを経て、リリが望んだ未来とは? 音楽活動もしている著者が自身の楽曲とリンクさせて描いた小説家デビュー作。
  • 苦悩と楽観
    -
    1巻1,089円 (税込)
    夫の浮気に苦しむ妻…でも、私は、私の船に乗り、大海原へと漕ぎ出す決意をする。私は一人じゃない。今までも、これからも。そして、私は私を愛しく思う。「何があってもどんなに苦しくても私は何だかんだ、いつも、幸せかもしれない。そんな風にこれからも思うだろう。私は生きて行く。幸せと一緒に。たくさんの出会いに感謝しながら。アッケラカンと笑って生きて行くんだ」(本文より)
  • 小説神楽坂
    -
    1巻1,089円 (税込)
    学生運動が激化していた時代、私立大学に通う「ボク」はノンポリのモラトリアムを謳歌していた。そんな中で年上の女優の美月と知り合い、神楽坂で暮らすようになる……戻らない遠い青春の日々を振り返る表題作のほか、水槽内で完璧な循環型世界を構築する方法を明かした「模擬世界のはなし」など、リアルの中にファンタジックな世界観を感じさせる全4編。
  • 有明月の月下美人
    -
    1巻1,089円 (税込)
    救急救命専門医・毛利慎吾が勤務する救急救命センターに、特別養護老人ホームから96歳の心肺停止患者が搬送される。毛利は死因を老衰と判断するが、同乗していた介護職員橘百合の存在が気になった。数カ月後、同じ施設から95歳の心肺停止患者がセンターに搬送され、そこには百合の姿が。毛利は自身の判断に疑念を抱き、調査を始めるが……。医療と介護、現場のリアルと問題に迫る医療小説。
  • 福井のひ・と・み That's life.
    -
    1巻1,089円 (税込)
    「ふと気づくと、自分がこんな年! と思うほどの年齢になっていました。思い起こすといろいろなことがあり、よくここまで生きてきたと思います。子育て、家の守り、仕事などがんばって今がある。今までの人生いろいろなことがあり、人生のゴールが見えてきた今、私が見てきた景色、私が思ったことを残しておきたいと思いました」。心地よい空間へと誘ってくれるフォト&ポエム集!
  • ほほえみの詠
    -
    1巻1,089円 (税込)
    著者は「詩を書くということは、私にとって、日記をつけることのようなもの」と語る。そうして生み出された、季節の移ろいや大切な人への思い、折々に感じたことなどをまっすぐに表現した作品の数々から厳選して収載する。「君はもっと素敵な人になるのだろう/そんな君を私はそばで見ているほか/手だてはなく/それでいいと思ってもいる/君のほほえみの/そのそばにいるだけで」(本文より)
  • パセリとチコリと、鶴美さん
    -
    1巻1,089円 (税込)
    おかしな名前の娘二人と母親の鶴美さん、そしておばあさんの4人暮らしで、鶴美さんのことを娘が語るユニークなストーリ─。夫を亡くした鶴美さんですが、いろいろなことを経験していくなかで、ついに、かっこいい男性も見つけます。人生の流れに逆らいません、失敗を恐れません、努力を惜しみません、過去は振り返りません、という鶴美さんの生き方はきっと大きな参考になることでしょう。
  • 私の名前は、ミーたん。知的障害者です。
    -
    1巻1,089円 (税込)
    「定年を過ぎて初めて結婚をしたら、いきなり4人の子どもができました。その4人の子どもの3人目の娘が知的障害者でした」(本文より)。ミーたんの見ている世界を通して、知的障害や自閉症のことを少しでも伝えたい──。毎日を咲顔(えがお)で暮らしている両親との日々を、ミーたん視点で描いたエピソードとポエムで綴った、家族愛たっぷりの心あたたまるユーモラスな一冊。
  • 詩集 めんどうくさい人間
    -
    1巻1,089円 (税込)
    「自由詩はネットをはらないでテニスをやるようなものだ」とロバート・フロスト(アメリカの国民的詩人)は指摘しています。好き勝手に自由詩を書くことは単なる「型なし」でしかないと、自戒しています。また若い時見えなかったことが、年齢を重ねてはじめて見えることもあります。月並みですが、年をとるのも悪いことばかりではありません。著者50年ぶりの自由詩集。
  • 峠がある街
    -
    1巻1,089円 (税込)
    施設から失踪した兄タケル、妹ナツは会えるだろうか──。ある日、実母と兄がいることを知らされたナツは兄の生活する障害者施設へ行くことに……。知的障害者と彼らを取り巻く状況、介助する人々への理解を喚起する物語。「この小説が、障害者の日常や支援を考えるためのたたき台になれば、筆者にとってはこの上ない喜びです」(「あとがき」より)
  • LAST END
    -
    1巻1,089円 (税込)
    死後の世界に、人々が次々とやってくる。10代から70代まで、年齢も性別もバラバラの彼らの共通点は、自ら命を絶ったということ。死後の世界の案内人は、彼らに問う。「ひとつだけ願いを叶えましょう」と。願いを叶えるため現世に戻った彼らは、皆、生きていた時に見えていなかったもの、知らなかった真実を知る……。死後の世界を描きながら、生きる意味を考えさせられる。
  • シャロームを探して
    -
    1巻1,089円 (税込)
    「普通に生きていくことをずっと続けていくのは難しい」──人生の後半になって自分に正直に生きようとする父、中学時代の壮絶な経験を抱えながら生きる母、親友の行動に不信感を覚えていく娘、それぞれの行動、考えが交錯した先に見えたものは……「多様性の時代」に新たな視点で家族の形を描いた「家族の再生」物語。今日も自分なりの理想郷(ユートピア)を探して──。
  • 母親の偏愛は息子を不幸にする
    -
    1巻1,089円 (税込)
    1960年、鳥取県倉吉市。米子から転勤してきた彼と恋に落ち、愛を確かめ合った私。日を追うごとに絆を深め、愛されることの歓びと、愛することの幸せを彼から教わった私は、この幸せが一生続くことを心から願い信じていた。ところが、彼を盲目的に溺愛する母親の登場により一変。現代でいうところの“毒親”に翻弄され、運命を左右されてしまう男女の愛と葛藤を描いた恋愛小説。
  • ここから はじまる ─詩集─
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    1巻1,089円 (税込)
    「店にはいろいろな人々が訪れ/様々な言葉や用事を持ち込み/いろいろな買い物をしていた/その中で老人は/詩を書き続け/人々に親切にし続けた/そうして/詩を書くことが/どんな生き方とつながるかを/教えてくれた/私も/そんな風に老いていきたいものだ」(「詩を書いていた老人」抜粋)。自らの魂の自伝とも言える心の足跡を編み上げた詩集。
  • タイフーン・湯あみ
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    1巻1,089円 (税込)
    「湯河原駅では、巨大なクリスマスツリーの撤去作業が行われていた。作業着にボアの付いた帽子を被った町役場の職員が、横に倒した大木に撒かれたイルミネーションライトを黙々と外している。高校三年生の川本湊は、その様子を横目でちらりと見やると、さして興味も示さずに予備校への道を急いだ」(「湯あみ」本文抜粋)。独創的な着想が冴えるエンターテイメント性の高い作品、二編収載。
  • プレーボール! ~プロ野球審判員物語~
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    1巻1,089円 (税込)
    「退場王──それが陽生に与えられた、ありがたくない異名だった。他の審判員より退場宣告することが多いのは、監督や選手側に一方的に非があるわけではないことに、陽生は気づいていた。一番の原因は、自分のチキンハート。監督や選手が少しでも反抗的な態度を見せれば、すぐに退場カードを切ってしまうのだ」。プロ野球選手を夢見て、その後審判員となった陽生の半生を鮮やかに描く。
  • 愛されて 生きて
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    1巻1,089円 (税込)
    高校生活最後の夏休み、春は自殺未遂を図って病院に入院していた。姉・夏美が春の恋人の旬を誘惑したことが原因だった。献身的に支えてくれる旬や、両親、兄の愛情によって、春は徐々に心身共に回復し、旬との結婚を迎えるが……。様々な障害や悲しみを経験しながらも常に前向きな気持ちを持ち続け、やがて幸せを掴む春と旬の愛の軌跡を描く恋愛小説。
  • 男がゆく
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    1巻1,089円 (税込)
    「こんなかぼそい 梅ですら 寒さにさからい 生きている 厳しい苦しい 世の中も なんの負けるな まっすぐにゆけ」(「梅のこころ」より)。少年時代の瑞々しい感性が横溢する作品から、80代の現在地点から見えるあれこれや感じることをユーモラスに綴った作品まで、詩作という表現を得て心を解放し自由を手に入れた著者の喜びが伝わってくる珠玉の55編。
  • 不完全協和音 反発と絆
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    1巻1,089円 (税込)
    「争族問題発生の根本原因は、九十八歳で没した亡母の遺した公正証書遺言の記載が詳細を欠いたことにあった。『三人が平等に分けよ』という趣旨の大まかな表現があっただけなのだ。このため個々の財産の扱いをめぐり三姉妹の間に諍いが生じた──」。なれそめから結婚当時に鳴った「ドミソ」の和音が、「ド、ミ」程度の不完全協和音になったことを佐山は痛感するようになる。
  • 六十歳の花嫁
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    1巻1,089円 (税込)
    「学者になる」という夢のために地道に研究を続けてきた和枝は、つくば市を終焉の地と定め、家を建てた。友人から誘われて始めた太極拳で体を鍛え、懇願されて始めたコーラスでは多くの仲間に恵まれ、部下を持つ身となってからは家族にも優しい心遣いを見せ、後進の女性研究員のために行動することもあった。そして、定年間近のある日、突然プロポーズされた。
  • ハチキンお蘭
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    1巻1,089円 (税込)
    主人公の「蘭」とその友人たちが、長く継承されてきた自国の技術を学びながら、一方で世界的視野で地球規模の問題解決のために具体的な行動を起こしていく。「Think Globally, Act Locally」を実践する対象として地球上のだれもが直面している温暖化などを取り上げる。問題を抱えていない者は誰もいないのだというメッセージが潜んでいる。
  • 綾子とともに「反フレイル」
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    1巻1,089円 (税込)
    妻が認知症を発症した……。後期高齢者となった主人公・孝雄は、戸惑いつつも優しく妻とその症状を受け止め、献身的に支えていく。そして自身の病気や手術を乗り越えながら、ジムに通い、野鳥を撮影し、登山にも挑戦する。だって、人間は「人生を楽しみ、喜びを味わうために生まれた」のだから。──老い(=フレイル)に負けてなるものか。団塊男性、人生の喜びの物語。
  • 大いなる意志
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    1巻1,089円 (税込)
    惑星タニルで産声を上げた少年カズが、周りの大人の力を借りながらも仲間とともにポラリス帝国の宰相にまで上り詰めた。『銀河の果てで』/雷に直撃された少年ナーダ。運よく死を免れた彼の頭に、「私は、あなた。貴方は誰?」と声が響いてきた。やがて、ナーダとそっくりな少年の写真を持った男がナーダを探しにやってきた。『大いなる意志』/他1編。
  • 陽だまり古書店
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    1巻1,089円 (税込)
    ようこそ、ここにはいろいろな本たち、ファンタジー、童話、伝奇、恋愛、ブラックユーモアetc…、それらがあなたの目にとまるのを待っています。今、どんな気分ですか? なごみたい、笑いたい、泣きたい……。バラエティ豊かな作品であふれる中短編集。ゆっくりと作品たちとの出会いをお愉しみ下さい。あなたのお気に入りが見つかりますように──。
  • うんこ日記
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    1巻1,089円 (税込)
    2023年1月末、父が自宅前で転倒し、第二頚骨と右手首を骨折。救急車で搬送され入院し、リハビリのために転院。転倒してから110日、やっと自宅に戻ってきた。そして、その日から私の父の「うんこ」と「おしっこ」との戦いが始まった──少しずつ変化していく父親の日常と、それに対して湧き上がる複雑な感情を、娘の視点で赤裸々に描くエッセイ。
  • 鶴と発つ
    -
    1巻1,089円 (税込)
    大学院の博士課程に進みたいと思う花菜子は、学費を工面するために特別養護老人介護施設の洗濯係として働き始める。約一年、洗濯係として入所者や職員たちと触れ合うなかで、亡き父母の思い出や故郷の景色が蘇る。還暦を過ぎてもなお、新しいことに挑み、空に飛び立つ鶴のように夢に向かって飛翔しようとする花菜子の姿は清々しく、読む人も勇気をもらえる一冊。
  • たった一人の裁判
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    1巻1,089円 (税込)
    礼子は愛車を運転中、安倍川のバイクに一方的に接触される。双方怪我はなく、愛車の修理費も10万円程で済んだのだが、保険会社同士の話し合いでは交差点の真ん中での事故ゆえに、過失は「5:5」であるという。それに納得できない礼子は、慣れない法律用語と提出書類の多さに悪戦苦闘しながらも、弁護士を雇わず一人で損害賠償請求裁判の裁判を起こすことを決意する。
  • 瞼の母
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    1巻1,089円 (税込)
    母ちゃんが早く迎えに来てくれますように。あさってには来ますように。しあさってまでには絶対に来てくれますように。どうか神様。もう絶対に、母ちゃんに口答えはしません。何でも言うことを聞きますから、あさってには来させてください。聡子の寿命が三年縮んでもかまいません──敗戦後の広島で、大衆演劇にのめり込む父との生活を模索しながら懸命に生きる母と娘の物語。
  • うつしみ
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    1巻1,089円 (税込)
    「あかあかとのぼる初日を夜勤明けの白衣のままに佇みて見つ 」…人生の年輪を重ね、看護師として長い経験を積んできた著者が、自身の家族の“いのち”を真摯に見つめる。その眼差しには、哀しみと達観が溶け合うように存在していて──家族との別れを詠んだ「義妹」、「五月のいのち」のほか、「過ぎゆき」「日常 令和」など、季節と共に営む生活の中で詠んだ短歌を集成した一冊。
  • ある行者の回顧録
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    1巻1,089円 (税込)
    「『無』の境地にはなかなかなれぬ苛立ちから、ある日を境に真言密教の本に移ったのでした。すると今まで読んだ仏教とは大きく違い、素直に私の心に溶け込むように入ってきて、自分でも驚くほど理解することができたのです」(本文より)。ある本との出合いが、波乱万丈で喜怒哀楽を誰よりも味わった男の人生に大きな変化をもたらし、価値観を変えた。
  • 自衛官だった私、少し変でありますか?
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    1巻1,089円 (税込)
    笑顔ごときでこんなに苦労するはずがないと一般の人は思うかもしれない。「口はヘの字に締め白い歯を見せるな」「目力で相手を睨めつけるぐらいの気迫をもて」「にやにやするな」と叩き込まれてきた自衛隊の中でも私は優しい顔の部類に属しており問題なしと安心しきっていた。それが甘すぎた。しっかり眉間にしわが刻み込まれ口はヘの字で、口を閉じれば自然に怖い顔になってしまうのだ。
  • 赤いふんどしの秘密
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    1巻1,089円 (税込)
    性のめざめ。それは誰しも通る道。物語として、自伝的要素をもとり入れて編まれた作品群。内容:◎短編集「赤いふんどしの秘密」(赤いふんどしの秘密/しょんべんとばし/消えた脱脂綿/出逢い/学校たんけん/だいだい色の満月の夜/青い浮き輪/海にむかって放たれた小便/ぼくの「赤飯」/ひげ?そり/海の輝き/亀岩の女の子)◎「海へ行く」
  • 咲くらめぐる
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    1巻1,089円 (税込)
    時を占い、ビューティーキャリアを唱える地球人“はるかるは”による不思議で珠玉なエッセイポエム。「目に見えるモノと、目に見えないモノを大切に思いながら、自分らしく、気づきのある日々を過ごしましょう──」、「記憶に残るのは私にとって必要な意味があるから。忘れることは、今の自分に必要ないから──」など、読めばあなたの人生も、ゆるやかで幸せな気分になる!?
  • 赤い絣の記憶
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    1巻1,089円 (税込)
    明治10年。造り酒屋の旦那と女中だった母との間に生まれた八重は不遇な幼少期を過ごす。旦那も母も亡くなった後は住み込みの牛鍋屋で働き、そこで出会った実業家の男性と結婚。娘も生まれ何不自由ない生活だったが、八重は過去に苦しみ娘を愛せなかった。八重の痛みは世代を超えて現在に繋がり、八重を曾祖母に持つ「私」は、負の連鎖を断ち切るため過去を遡る……。
  • 八丈島カジノを含む統合型リゾート計画 誰そ彼
    -
    1巻1,089円 (税込)
    「“社畜”として生き、メガバンクという既得権益に守られてきた者が突如、野に放たれたら、普通はその場に呆然と立ち尽くしてしまうであろう。しかし中にはジャンボさんのように、生きるべく道をおのずから探すべく力強い一歩を踏み出す者もいる。俺はどっちなのだろう……」(本文より)。八丈島のカジノ構想をめぐり、大手メガバンク銀行員・風間義則は成長していく──。
  • 道ならぬ恋の系譜学
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    1巻1,089円 (税込)
    近親相姦は禁忌だが、グレイ・ゾーンな恋もある。そんな曖昧な関係を文学に関わるものから拾い集め、その顛末や社会的な意味を探る。
  • ヒキトリノQ
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    1巻1,089円 (税込)
    ある日、ケンイチの恋人ユキのもとに謎の黒い球が出現した。それ以降、身の周りで不可解な出来事が起こり始める。球の正体について調べ始めたケンイチは、売れない雑誌の編集者のシモカワ、怪奇アドバイザーのショウフクさんと少しずつ謎の核心に迫っていく。黒い球は、わざわいをもたらすものなのか、それとも……? ユーモアと恐怖が交錯する“狂テンポ”小説。
  • 式部と少納言 私の源氏物語
    -
    1巻1,089円 (税込)
    「恋とは存命の喜び。男女の仲にあるだけでない。春の曙を待つとき。おかっぱ頭を傾けて苺を食べている子を見るとき……それも恋」「花が終わったあとに出かけたときは、また会えて嬉しいと葉が小刻みに震えていました。雨の日の風情は、ことのほか床しい」……女三宮の目を通して語られる源氏物語。移り行く時代の中でも、変わらない人間の愛と業を優しく、時に力強く紐解きます。
  • 小倉ナイト
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    1巻1,089円 (税込)
    当時ハイカラで、女性の憧れの職業だったバスガイドになり、見染められて東京の人と結婚したが姑とうまくいかず、シングルマザーとなって故郷の京都に戻り、小倉でスナックを始めたチーちゃん。病院で死に直面している彼女の波乱万丈の人生と、小倉でたくましく生きた女性3代の生きざまが、チーちゃんを慕ってやまない孫の視点で語られる、しみじみ家族の泣き笑い物語。
  • 愛慕
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    1巻1,089円 (税込)
    定年退職して、家に引きこもりがちの初老男性は、日々を寂しいとは思っていなかった。ただ、少し、虚しいと感じていた。そんな男性が、喫茶フィリオを舞台に、そこで知り合った女性に恋をするのだが、やがて、「もっと一緒にいてやればよかった。もっと大切にしてやればよかった。生まれ変わったら、もう一度」と、亡き妻への想いを新たにすることになる。
  • 春の帰還
    -
    1巻1,089円 (税込)
    山での滑落事故で一人息子の俊哉を亡くした直治と恵美。ところが、俊哉を亡くした心の傷の癒えぬうちに、妻の恵美が病に倒れ、この世を去ってしまった。独り残された67歳の直治は無為な日々を過ごしていたが、俊哉の死から3回目の命日に、息子の魂の眠る北アルプスへと一人で向かった。亡き妻との約束を果たすために……。家族喪失のその先を見つめる小説。
  • 精霊のうわさ話 新原由美子 散文詩集
    -
    1巻1,089円 (税込)
    「疲れた足取りが整って、/道に足音が響いていく。/──敵などいないのだ/ここが何処であれ」(「大団円」より)──人間の本性は「融和」と「闘い」。人は人を愛すことを知りながらも同族で理由付けをして闘い合うという歴史を繰り返してきた・・・・・・。この事実、また人という存在に関して、沢山の視点を交えて多角的に描いた渾身の散文詩集。
  • 独裁者の誤算
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    1巻1,089円 (税込)
    隣国から「したたか者」と恐れられている、西アジアにある「ムーア国」の独裁者・サガン。着々と隣国の制覇を狙っている彼に、加担を強いられた一人の薬学者の運命は? そしてサガンの野望に隠された、本当の狙いとは? ……フィクションに隠された「リアル」。誰がこの物語を「絵空事」と笑うことができるだろうか。本当に恐ろしいのは、すぐ目の前に待ち受けている「現実」なのだ。
  • 夕顔の君
    -
    1巻1,089円 (税込)
    主人公の奈都子は、中学三年の時に父親を亡くし、母親と共に祇園の置屋に住いするが、舞妓にされかけ、それを回避するも大店の旦那の囲い者になった。日本の文化、「源氏物語」「華道」「香道」「茶の湯」「染色や裂地の世界」……。一人の美少女が日本文化にめざめ、限られた年月の中でそれらを学びながら、懸命に生きていく姿を綴った、八ヶ岳作家渾身の中編小説。
  • 仕事の歌
    -
    1巻1,089円 (税込)
    札幌で祖母と弟妹と暮らしていた小学6年生のヒロシは児童養護施設「のぞみ野学園」に入所する。最初は離ればなれになった家族のことが気になっていたヒロシだったが、部屋の仲間とも仲良くなり、次第に施設での生活に慣れていく。しかし、施設では一部の大人達による理不尽な暴力が公然と行われていた──。凄絶な描写に心揺さぶられる小説作品。
  • 悪党たちの事情
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    1巻1,089円 (税込)
    「そこで床に倒れている死体を発見した。岡田は愕然とした。五年前とそっくりの状況なのである。死体が死体である事は見れば明らかで、床に少量の血が流れ出していた。殺された事は疑いようもない。これも五年前と同じである。ではどうするか? これも五年前と同じである」(「また部屋にあった死体」より)。殺し屋の日常が描かれる『殺し屋の日常・続編』ほか、4篇からなる小説。
  • 自分
    -
    1巻1,089円 (税込)
    死は目論んでいるのだ/……何を?/死が、何を目論んでいるというのだ?/その礼儀も知らぬ愚かしい口で言ってみろ!/私は知り過ぎている/そして/知り過ぎた人間というものは/いつの世も愚かだ/しかし/私は滑稽な己を愛している/(「何故」より)……繰り返される哲学的な自問自答、タナトスの誘惑。著者ならではの選択眼で厳選した言葉たちが、読者を唯一無二の世界へといざなう詩集。
  • 電車の見える公園
    -
    1巻1,089円 (税込)
    結婚、出産後も働き続けてきたきみ子さん。老後は夫婦でのんびりと思っていたが現実は甘くなかった。シングルマザーの長女、医療機関で働く次女夫婦らに頼られ、家事と孫たちの世話をするために、今日も自転車を走らせる。そんな日常を新型コロナの嵐が襲い、更なる混乱が…。どうする、きみ子さん! 働くママを支え、個性豊かな孫たちに翻弄される祖母の、汗と笑いの日々を描く!
  • おえりゃあせん
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    1巻1,089円 (税込)
    「登紀は、弱い心、コンプレックスを、お金で今まで支えてきた。それをほとんど失った今、彼女は中途失明の人にも似て、どう生きたらいいのか、自信も失い自分の生きる意味すら否定したくなったに違いない」(本文より)。叔母を支えられるのは自分しかいないと覚悟を決めた美里が、気難しくも憎めない登紀と二人三脚で歩んだ濃厚な日々を語っていく。
  • 詩集 若柳
    -
    1巻1,089円 (税込)
    「喜び」「悲しみ」「哀れみ」を感じる心が詩の発露。詩心の尊さは生きるうえで大切にすべきこと。そんな思いを抱き昭和11年に発刊された詩集を、ここに復活させ後世に伝える。美しい響きを持つ詩語は不変だから──。「榮枯盛衰世の習ひ、/我も一度はあなる身か。/葉陰に集く千々の虫の/奏でる歌の侘しさよ。/訪ふ風にはらはらと、/落つるは櫻の涙雨。」(『涙雨』抜粋)
  • 随想 心のほとばしり
    -
    1巻1,089円 (税込)
    子供の寝息が聞こえる頃に分厚いノートに書き綴った様々な思い─折に触れて紡ぎ続けてきた言葉。「母」という女性の立場にこだわり、「母」を根底にまとめた34篇の随想集。私が何故、「母」という女性の立場にこだわり、「母」を根底にこの随想をまとめたのかは、今から六十一年も前に出会った、一人の女性との約束にあります。(「あとがき」より)
  • ミステリーで読む平成時代
    4.0
    バブルの崩壊、リーマン・ショック、阪神淡路大震災……。社会や世相を反映することの多いミステリーを通して平成時代を振り返る。
  • 魔女が奏でる狂騒曲
    -
    1巻1,089円 (税込)
    家の補修工事がきっかけで、父の後妻と長男夫婦の仲が険悪になったある家族の物語。長男の妻である遊子の視点で、泥沼に発展してしまった家族の50年間が描かれる。身内だからこそ、互いに求めるものや価値観が食い違った時には大きな諍いとなり、やがては絶縁に至る。一方、隣家の高齢女性とは、血縁以上の絆が生まれる。本書は、家族の在り方を考えさせられる作品。
  • 無心のつぐない
    -
    1巻1,089円 (税込)
    言葉は着地点を探す/自分の居場所にとどまることなく/飛び上がり/飛翔し/宙を舞い/風にもまれて渦を巻き/西風に散らされ飛んで行く/片や鮮やかな/片や病的な/赤い落ち葉のように/風にさらわれてゆく/宙を舞う言葉も/重力には逆らえない/言葉は着地点を/探すこともなく探し/あるべき場所に落ち着く/飛翔した言葉は/あるべき場所に落ち着く(「言葉は着地点を探す──」より)
  • 椅子がない
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    1巻1,089円 (税込)
    私は 捨てようと思った者たちを また 自ら 拾ってしまった……。楽天的でワンマンな夫と、そんな夫を溺愛する姑と共に弁当店を営むのり子は、夫と姑からの心ない言動に耐え、苦しい経営の中でも必死に歯を食いしばって生きてきた。相手には明かせず、明かすこともなかった時々の思いは、嫁という立場から解放されて初めて詩の中に素直に吐露できたのではないだろうか。
  • 秘愁 綾に織り成す
    -
    1巻1,089円 (税込)
    池袋の割烹で出会った秋元幸夫と、一緒に暮らし始め、入籍した美江子。幸夫は居酒屋の女社長をはじめ、複数の女と関係を持ち、美江子は自殺未遂するまでに追い詰められた。だが美江子の妊娠を機に「すべてを清算した」と幸夫は彼女の元に戻ってくる。転勤に次ぐ転勤、双子の死産、幸夫の故郷・北海道への移住──前作『秘愁』に続く、一組の男女の一途な愛と死までを細やかに書き切る。
  • 文学かるた
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    1巻1,089円 (税込)
    「こんな夢を見た。」【ヒント】1 明治41年(1908)朝日新聞に連載/2 幻想文学のテイストが濃い作品/3 現在(明治)・神代・鎌倉・100年後の夢の世界が描かれる──さて、「作品」と「作者」は? 発案した「かるた」は形を変え、ここに遊び心溢れる「日本文学いざないの書」に! 「大人のかるた 戯言短歌形式 江戸四十八手」付き。

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