作品一覧

  • 異端の聖女に捧げる鎮魂歌
    3.9
    1巻1,078円 (税込)
    アガサ・クリスティー賞受賞シリーズ第2弾! 高殿円氏推薦! フランス革命前夜! ヴェルサイユの探偵公妃を堅物大尉は守れるのか? 孤城にまつわる呪いと連続殺人の謎を解け! 1783年10月。ヴェルサイユ宮の殺人事件を解決して時の人となった公妃マリー=アメリーの元に女子修道院長から助けを求める手紙が届く。公妃は相棒のボーフランシュ大尉とロワール川の孤島に建つ元城塞の女子修道院へ赴くが、男子禁制で大尉だけ島から追い返された。直後、仔羊を抱いた見習い修道女の死体が発見され、血と呪いに彩られた連続怪死事件の幕が開く! 黄昏のブルボン朝で異色バディが活躍するシリーズ第2弾。
  • ヴェルサイユ宮の聖殺人
    3.8
    1巻1,078円 (税込)
    第10回アガサ・クリスティー賞優秀賞受賞作美しき公妃×カタブツ大尉密室殺人、血のダイイングメッセージ、破られた聖書……黄昏のブルボン王朝を舞台に、異色バディの華麗なる事件簿シリーズ開幕!1782年5月、フランス国王ルイ16世の従妹にしてパンティエーヴル公妃マリー=アメリーは、ヴェルサイユ宮の施錠された自室でオペラ座演出家の刺殺体を発見。遺体は聖書の切れ端を掴み、血文字を残していた。その傍らには意識を失くした男、ボーフランシュ大尉ジャン?ジャックの姿が。ジャン?ジャックは倒れる直前に、マリー=アメリーも見かけた謎の黒づくめの人物を目撃していた。マリー=アメリーは、犯人として投獄されかけていたジャン?ジャックを相棒に、事件解決に乗り出すが……第10回アガサ・クリスティー賞優秀賞受賞作。2024年2月下旬ハヤカワ文庫JA刊行予定クリスティー賞受賞シリーズ第2弾、文庫オリジナルで登場!『異端の聖女に捧げる鎮魂歌(仮題)』宮園ありあ革命前夜のブルボン王朝。公妃マリー=アメリーと大尉ジャン?ジャックがノートル=ダム女子修道院で起きた連続殺人事件の謎に挑む!
  • ヴェルサイユ宮の聖殺人
    3.8
    1巻1,980円 (税込)
    1782年5月――ブルボン朝フランス王国が黄昏を迎えつつある頃、国王ルイ16世のいとこにして王妃マリー=アントワネットの元総女官長マリー=アメリーは、ヴェルサイユ宮殿の施錠された自室で刺殺体に遭遇する。殺されていたのは、パリ・オペラ座の演出家を務めるブリュネル。遺体は聖書をつかみ、カラヴァッジョ「聖マタイと天使」に血文字を残していた。そして、傍らに意識を失くして横たわっていたのは、戦場帰りの陸軍大尉ボーフランシュだった――。マリー=アメリーは集った官憲たちに向けて、高らかに告げる。「この方の身柄を預けて下さいませんこと? 私のアパルトマンで起きた事件です。こちらで捜査しますわ。無論、国王陛下の許可はお取りしますからご安心下さい」「俺は助けて欲しいと一言も言ってない! 」かくして、奇妙な縁で結ばれた、才女気取りのやんごとなき貴婦人と第一容疑者のボーフランシュ大尉は、謎多き殺人事件に挑む。第10回アガサ・クリスティー賞優秀賞受賞作品

ユーザーレビュー

  • 異端の聖女に捧げる鎮魂歌

    Posted by ブクログ

    「ヴェルサイユ宮の聖殺人」続編。ネタバレがあるので、まずは前作を読むことをお勧めします。
    孤島の女子修道院を訪れた公妃マリー・アメリ―は、連続見立て殺人に巻き込まれる。それはかつて異端者として処刑されたクロティルドの呪いなのか。そして島を追い出されたボーフランシュ大尉は公妃の身を案じるうち、否応なしに自分の気持ちにも気づかされることになる。
    あのコンビが再び! しかも孤島の連続見立て殺人! ということで最初っからテンション上がりっぱなしです。修道院が舞台なので前作のような華やかな舞台ではないけれど、ミステリの舞台としての魅力はあまりに充分。過去の因縁や呪いも絡んできて、その上にもちろん殺人のト

    0
    2025年06月20日
  • 異端の聖女に捧げる鎮魂歌

    Posted by ブクログ

    嵐で孤立した女子修道院で起こる惨劇。昔、処刑された領主の呪いなのか?行き来を断たれ、別々での捜査となった公妃と大尉。お互いを想う場面も多く、公妃を案ずるあまり大尉が冷静さを失ったりと、2人の恋の進展も感じられる。前作同様、ミステリだけでなく、事件に隠された悲しいストーリーも読み応えあり。次は『あの首飾り事件』がテーマとのこと。これは楽しみで仕方ない!

    0
    2024年05月18日
  • ヴェルサイユ宮の聖殺人

    Posted by ブクログ

    18世紀フランスが舞台。公妃宅で殺人事件が発生。現場に倒れていた大尉に容疑がかかるが、公妃は彼の身元を引き受けて共に犯人探しに乗り出す。掴んだ手掛かりは不発の連続で謎解きは混迷。時代背景を上手く取り入れていて、公妃の孤独、大尉の出自をはじめ、事件を取り巻くストーリーも良く、ミステリー共に読み応えがあった。華やかなヴェルサイユや貴族の生活なども楽しめた。処刑執行人サンソンがお気に入り。次作も読みます!

    0
    2024年03月13日
  • ヴェルサイユ宮の聖殺人

    Posted by ブクログ

    歴史ミステリー読むのは好きだが書くのは一生無理だと思う。理由は必要な知識の膨大さ。
    宗教、音楽、服飾、料理、香水...。
    登場人物が多いのに誰が誰だかわからなくならないのもすごい。まあ、皆階級で呼ばれるからかもしれないが。これが全員日本の大学生で名字で呼び合ってたりするとお手上げw
    なんだかんだ言っていいコンビなので続きが出たら良いな。

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    2023年07月29日
  • ヴェルサイユ宮の聖殺人

    Posted by ブクログ

    キャラクター名覚えるのになかなか苦労した。けれど展開はサクサクすすみ、真相に辿り着くまでの紆余曲折が楽しめた。映画とかでありがちな内容ではあるけれどキャラクターが濃すぎないのでちょうど良い。

    0
    2025年06月17日

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