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全裸で変死した女教師。 偏執的事件に隠された恐るべき悪。 のどかな学園都市で何が起きているのか? 人気ドラマ原作シリーズ第2弾! 嵐の夜、フランス南西部の学園都市で、全裸で縛られた女性の変死体が見つかった。被害者はエリートばかりが通う名門高校の教師。逮捕された17歳の少年ユーゴは人気者の生徒で、警部セルヴァズがかつて愛した女性の息子だった。 ユーゴは殺害を否認するものの、全ての状況は彼の犯行を物語っていた。だが捜査を進めるうち、セルヴァズの周囲に姿なき猟奇殺人鬼の影がちらつきはじめ……。
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怖い話、ふしぎな話 群馬の怪人が遺した美しき標本箱 群馬県を代表する作家として、郷土の怪異譚の蒐集・継承に尽力、生涯を通じてこの世の怪と不思議を追い求めた故・戸神重明氏の怪談傑作選。 離れた場所にいる夫婦を同時に襲う怪蛇…「帰郷の夜」 大猿の生首を載せた丸太を立てた家。生首の吐く血を浴びてしまった男は…「イエティの首」 父親が自作した土偶のレプリカ。だが、土偶と家族の身体が不気味に連動しはじめて…「ハート形土偶」 前橋市にあった曰くつきの独身寮。関係者が次々と精神を病んだ原因は…「三十年の孤独」 国鉄桐生駅近くの森に怪獣『マタンゴ』が出る噂。探検に行った少年らが見たものは…「マタンゴの森」他、2011−2025年に発表された全著作の中から後世に語り継ぐべき名作、 そして未発表の遺作「滅びしものたちの音を聴け」を収録した決定版。 昨今「怖い話や嫌な話でなければ怪談として認めない」という趣旨の御意見を伺うことが多い。 しかし私は、怖い話や嫌な話ももちろん好きなのだが、不思議な話や奇妙な味のある話、笑える話や泣かせる話も好きである。とりわけ書きたいのは、美しい怪談だ。 また、私は怪談屋であるのと同時に虫屋でもあるので、美麗で多種多様な昆虫を集めた標本箱よろしく、さまざまなタイプの怪談を「これでもか!」と並べた本にしたいと望みながら執筆してきた。 こうして全話を見渡すと、美麗か否かの判定は読者の皆様に委ねるとして、多種多様な怪談の〈標本〉をそろえる目標は叶ったと思う。 ——「怪談標本箱 生霊ノ左」より
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2010年10月。宮城県の港町に暮らす高校2年生の小羽、航平、凜子は家族の介護と家事に忙殺され、鬱屈を抱えていた。だが、町にやって来た女性・青葉が、小羽たちの孤独に理解を示す。彼女との交流で3人が前向きになっていった矢先、2011年3月の震災により全てが一変してしまう。2022年7月。看護師になった小羽は、震災時の後悔と癒えない傷に苦しんでいた。そんなある時、彼女は旧友たちと再会。それを機に、過去や青葉が抱えていた秘密と向き合うことに……。第14回山田風太郎賞を受賞した感動長編を、書き下ろし掌編などを加えて文庫化。/解説=瀧井朝世
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第81回現代俳句協会賞受賞作 ◆第五句集 常に「俳諧自由」でありたい。 百世、百慮の一人一人の俳句人生とつながり合いたい。 (著者) ◆自選十五句 鳥影よアジアの霧の階昇る 猪食うや有無を言わせぬ山の闇 妻でなく母でなく午後のアネモネ 予言の書春の氷をめくりけり 百人に死は百通り薔薇の香水 人間の水を貫く天の川 滝の前みな脊椎を光らせて 今は亡き西夏を呼ぶは夕雲雀 椰子遥か母国とは蝶の言葉とは 茶封筒虹を運んで行くところ 抱くときは素手でなければならぬ月 淡雪や陸が近づくように夜 桜蘂降るときどきは鉄のひびき 木の実降る声がことばとなる子ども ひとりごとばかりがぎゅっと煮凝りぬ
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すべての伏線を見抜けるか? 小さな町での連続殺人。容疑者は6人。 手がかりはすべて、目の前に―― ハマる人続出! 〈信頼できる語り手〉による シリーズ第3弾 ぼくアーネスト・カニンガムはその日、マジックショーが行われる劇場にいた。助けを求めるメールが元妻から届いたのは今朝のこと。駆けつけると、彼女は恋人をめった刺しにして殺した容疑で逮捕されていた。無実を訴える彼女のため、亡き恋人が経営していた劇場で聞き込みを始めたわけだが、関係者は怪しい者ばかり。やがてショーの開演時間を迎えるが、まさか第2の殺人が起きるとは夢にも思わず……。
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主演 堺雅人×監督 福澤克雄 日本中を熱狂させたTBS系日曜劇場 第1シーズンの原作をオリジナル小説化! 「どんな手を使ってもいい。一か月以内に九千万ドルを取り返せ」 大手商社勤めの乃木憂助は、ある日勃発した誤送金事件解決のため、中央アジアの小国、バルカ共和国に向かう。 己の全てを掛けて大金を追ううちに見えてきたのは、世界中で暗躍する秘密組織の影だった。 「お前は世界中を巻き込む大きな渦に入り込んだ」 遂に、冒険が始まる──。 ※本書は2023年9月に小社より刊行された扶桑社文庫『日曜劇場 VIVANT(上)』の新装版です。
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誰が何と言おうと「自分を誉め讃える」作品だけをつくり続ける詩人の23冊目となる詩集は、文庫判としては初となるアルティメット・ベスト!! これまで発表してきた2000を超える作品の中から、過去の魚武詩集で読者から人気を集める詩、朗読ライヴでファンを熱狂させてきた詩など、魚武本人が選びぬいた133編を収録したベスト版! 唯一無二の生き様をもつ詩人の珠玉の詩が並ぶ1冊。 ※この商品は固定レイアウトで作成されており、タブレットなど大きいディスプレイを備えた端末で読むことに適しています。また、文字列のハイライトや検索、辞書の参照、引用などの機能が使用できません。
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楠谷佑のペンネームで活動する僕ら合作推理作家の、次の新作は山奥の寒村を舞台にした本格ミステリになる予定だ。しかし真舟のプロットは仕上がったものの、執筆担当の僕の作業が捗らない。田舎の村に行ったことがないからだ。だったら、と大学の友人に勧められ、旅館を営む彼の実家がある宵待村に、僕と真舟は旅行に出掛けたが、そこで本物の事件に巻き込まれることになるとは、僕たちはまったく想像していなかった。案山子だらけの宵待村で、案山子に毒の矢が射込まれ、別の案山子が消失し、ついに殺人事件が勃発する。現場はいわゆる雪の密室の様相を呈していた。推理作家の大学生コンビ、篠倉真舟と宇月理久が謎解きに挑む。
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秋元康 企画・原案!! 佐藤二朗・橋本愛W主演で話題沸騰!! フジテレビ系火曜よる9時放送ドラマ「夫婦別姓刑事」 絆と秘密を抱えた名バディ夫婦別姓刑事が難事件に挑む―― 新感覚コメディ×本格ミステリ刑事ドラマを完全小説化! 東京・中野区にある沼袋警察署。 その刑事課に所属する四方田誠と鈴木明日香は、抜群のコンビネーションで事件を解決していく名バディ刑事だ。 しかし、ふたりには誰にも言えない秘密があった。それはふたりが夫婦であること。 警察には「夫婦は同じ部署に所属してはならない」という暗黙のルールが存在し、それが明るみに出ればどちらかが刑事課を追われることに。 刑事でありつづけるため、出した結論は「夫婦であることを隠す」こと。 夫婦を隠して別姓のままバディを組んでいる刑事――「夫婦別姓刑事」として、ふたりはとある連続殺人事件に挑んでいく――!
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さようなら、如月塔子。 100万部突破の大人気シリーズ、堂々完結!! 如月塔子の自宅に不気味なICレコーダーが届く 。差出人は「ジェム」と名乗り、塔子を猟犬に見立てた「狩りのゲーム」の開始を宣言する 。 ヒントに導かれて辿り着いたコンテナにはICレコーダーと血のような赤い手形が残され、女性が監禁されていた 。コンテナの借主の自宅に向かうと、ここにも赤い手形とICレコーダーが 。さらに事態は急転し、塔子の先輩であり相棒でもある鷹野秀昭までもがジェムに拉致される 。警察官をも標的にし、「ゲーム」と称して彼らを翻弄する犯人に、捜査一課十一係が総力で立ち向かう。
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ごんはかわいそうだったのか。兵十は悪かったのか。あの日、本当にごんを撃ったのは誰だったのでしょうか。 本書は、名作童話『ごんぎつね』を読んだ小学四年生の三人、陽菜、拓海、蒼太が、放課後の教室で本気で繰り広げた7日間の対話を記録した物語です。感情、倫理、客観的な事実。それぞれの視点から、物語の裏に隠された真実や登場人物たちの複雑な心情に迫っていきます。 三人の純粋かつ鋭い議論を通じて、私たちは多角的な視点で物事を見ることの重要性を学びます。当たり前だと思っていた結末を問い直すことで、共感力や思考力が刺激され、心の奥にある大切な感情が呼び起こされるでしょう。 こんな方におすすめ: ・『ごんぎつね』の結末に涙したことがある方 ・他者との対話や深い思考に興味がある方 ・一冊の本から多様な解釈を引き出す楽しさを知りたい方 放課後の教室で始まる、あなたの心をも揺さぶる「正解のない問い」への旅に、一緒に出かけてみませんか。
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あの人は資本主義をやり直そうとしている! 新国立競技場の工事現場で働く中谷は、不思議な老人と出会う。老人はいかにも肉体労働には向いておらず、仕事をクビになるが、現場を去る直前、翌日の競馬の大穴馬券を中谷に託していた。老人が姿を消した直後、工事現場では爆破事件が起こり、翌日馬券は見事的中する。 5000万円の現金を手にした中谷の前に、再び老人が現れ、彼が開発した市場予測システム「エアー」の代理人として、日本政府との交渉窓口となるよう、中谷は依頼される。 「エアー」は世の中に渦巻く人間の感情を数値化して、完璧な市場予測を可能にするシステムで、それは政府が握るビッグデータと結びつくことで、国家の予算を潤すほどの巨額な利益をもたらすものだった。 謎の老人の代理人として、政治家や官僚たちと交渉を重ねる中谷だったが、「エアー」供与する見返りとして、福島の帰還困難地域を経済自由区として、自分たちに運営を任せるという要求を突きつけるのだった。 現代日本が直面する難題をつまびらかにし、圧倒的なスケールで描く近未来経済サスペンス小説。
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名探偵シャーロック・ホームズの物語が人気を博する1932年、こちらロンドンはベイカー街。ホームズの作中住所に建つアビー・ロード住宅金融組合には、かの探偵の実在を信じる人々から依頼の手紙が届き続ける。組合で働くハリエットは、そんな手紙にひたすら「シャーロック・ホームズは引退しました」と断りの返事をタイプする日々を送っていた。しかしあるとき、メイドの失踪にまつわる切実な依頼を読んだ彼女は、ホームズの秘書を名乗り自ら調査に乗り出すことに……。名探偵に代わり挑む、変装、尾行、推理。清新なミステリシリーズ、堂々封切り!/解説=北原尚彦
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「うーんとセラピー」は「ムントセラピー」の駄洒落になっているとか。「ムント」はドイツ語で「口」という意味なので「お口でなおしてあげちゃう」と訳すとなんと意味深な…とは筆者談。 「青春に意味はあるか」や「ウソはホントに楽しいか」「発言はむずかしい」など、ふだんは見過ごしてしまうことも筆者ならではの視点で語っている。 例えば、美容院で切った髪の毛を「お持ちかえりになります?」と聞かれれば、以前、包茎手術をする医師へ取材したことを思い出し、「持ってかえる人がいるとしたらどんな人かしら」と気になり、ひとつの物語ができていく…。
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朝の満員電車、そこには七つの人生が息づいている。 たまたま同じ車両に乗り合わせた見知らぬ誰かが、あなたの人生をわずかに変えるかもしれません。 本書は、平日の朝八時二十三分発の各駅停車を舞台にした連作短編形式の群像劇です。腹痛に悶える青年、居場所を探す女子高生、秘密を抱えた再就職志望の男――。一話ごとに主人公が入れ替わり、それぞれの切実な事情が車内という密室で静かに交錯します。 一話がひと駅分の時間で読めるほどコンパクトでありながら、バラバラだった物語が最後の一話で鮮やかに結びつく見事な伏線回収が魅力。日常のすぐ隣にある小さな奇跡と優しさを描き、読み終えた後はいつもの通勤風景が少しだけ愛おしく感じられるはずです。 こんな方におすすめ ・通勤・通学時間に心温まる短編小説を読みたい方 ・最後にバラバラの線が一本に繋がる伏線回収を楽しみたい方 ・日常の何気ない瞬間に宿る希望や感動に触れたい方 終着駅にたどり着くとき、あなたの視界は朝の光で優しく彩られているでしょう。
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婚約者に裏切られ、深く傷ついた警察官のレイチェルは、豪華客船で看護師として働く親友のサラに誘われて、2週間の地中海クルーズに参加した。素敵なディナーや美術品オークションなどで船旅を楽しんでいたが、寄港したリスボンで、同じ船の乗客が何者かに突き飛ばされ、トラックの下敷きになるという事件が発生。レイチェルは船で親しくなった男性が現場から走り去っていく姿を見て不審に思い、サラと協力しつつ、事件を調べ始める。――でも船内で、どうやって捜査すればいいの? 警察官と豪華客船つきの看護師、親友同士の女性たちが謎に挑むコージーミステリ・シリーズ開幕!
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1815年10月、ディーニュのミリエル司教の司教館を、46歳の男ジャン・ヴァルジャンが訪れる。1斤のパンを盗んだ罪でトゥーロンの徒刑場で19年も服役していた。司教は温かく迎え入れる。だが、その夜、司教が大切にしていた銀食器を男は盗んでしまう。翌朝、男を捕らえた憲兵に対して司教は「食器は私が与えた」と言い、残りの銀の燭台も差し出す。男の魂は司教の信念に打ち砕かれる。4年後、男はモントルイユ=シュル=メールで別名を名乗り、工場を営んで成功し、市長になっていた。その工場では、ファンティーヌという女性が働いていた。彼女は、3歳になる娘コゼットをモンフェルメイユのテナルディエ夫妻に預けていた。彼女は父無し子がいることを知られ、解雇された。その後、貧困のため前歯までも売ったファンティーヌは、あるきっかけでジャンに救われる。彼は、コゼットを連れて帰ることを母親に約束する。テナルディエ夫妻は「養育費」と称して母親から金をせびり、大きな借金となっていた。だが、コゼットを迎えに行こうとした矢先、ジャンは、自分と間違えられて逮捕された男のことを警官ジャヴェールから聞かされる。彼はその男を救うことを優先、裁判所で自分の正体を明かす。ジャンはファンティーヌの病室でジャヴェールに逮捕され、ファンティーヌはショックで死んでしまう。
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反町隆史、大森南朋、津田健次郎 トリプル主演で話題沸騰!! フジテレビ系水曜よる10時放送ドラマ「ラムネモンキー」 51歳、元映画研究部。人生迷子の男たちが“あの頃の輝き”を取り戻す―― 青春回収ヒューマンコメディが小説でも楽しめる!! 吉井雄太、藤巻肇、菊原紀介は見た目も性格もバラバラな3人組。 1988年、中学時代は映画研究部でカンフー映画製作に夢中だった彼らも今や51歳。 「こんなはずじゃなかった」とそれぞれに行き詰まりを感じていたある日、「地元・丹辺市の建設現場から人骨発見」のニュースが届く。 37年ぶりに再会した3人は、当時憧れだった顧問の女性教師・通称マチルダの記憶があいまいになっていることと、彼女が行方不明になったことを思い出し――!? マチルダ失踪事件を追うため、人生の迷子たちがあの頃の自分に会いにいく!
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膨大な情報の海で「本当に読むべき本」を見失っていませんか? AIの論理と人間の直感を融合させ、あなただけの「運命の一冊」を確実に手繰り寄せる新時代の読書術。 本書は、年間6万点を超える新刊の中から、ChatGPTを活用した効率的なスクリーニングと、シェア型書店などの現場で生まれる人間的な出会いを掛け合わせた選書メソッドを提案します。単なる効率化としての「タイパ」を超え、人生を劇的に変えるセレンディピティ(偶然の幸運)を意図的に設計する技術を体系化しました。 本書を読めば、本屋で立ち尽くす徒労感が消え、今の自分に必要な本を最短で見つけられるようになります。「ハズレ本」のリスクをAIで最小化しながら、AIには予測できない「心震える未知の知」に出会う喜びを手に入れることができるでしょう。 こんな方におすすめ ・膨大な新刊の中から、自分に最適な一冊を効率よく選びたい方 ・AIを賢く使いこなし、読書の質を圧倒的に高めたいビジネスパーソン ・情報過多な現代で「本当に価値のある本」に出会いたい方 検索と偶然の間に落ちている「人生を変える出会い」を、本書とともに掴み取りましょう。
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帝が呼びかけた「君」は 散る花か、満ちる月か。 愛に生きた定子、国のために生きた彰子。 権勢争いに翻弄されたふたりの后の運命は。 *-*-*-*-*-*-*-*-*-*-*-*-*-*-*-*-*-*-*-* 歴史小説家・秋山香乃の確かな実力を、 この物語を読むことで実感してもらいたい。 ――細谷正充氏(文芸評論家) *-*-*-*-*-*-*-*-*-*-*-*-*-*-*-*-*-*-*-* 時の権力者、左大臣藤原道長の娘・彰子は数え十二で一条帝の中宮として入内した。 だが帝の気持ちは先の中宮である皇后定子に向けられたまま。 関白内大臣、藤原道隆の娘である定子は、失脚した兄の伊周を庇い 落飾したにもかかわらず帝の子を身籠る。 失意の中で彰子が選んだ道とは……。 明るく聡明で美しい定子。 内気ながらも慈愛に満ちた彰子。 運命に翻弄されたふたりの女性の姿を描く華麗なる平安絵巻。
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ギリシア悲劇の最高傑作と評される本作は、詩人ソポクレース(前496頃-前406年頃)によって、前441年から前432年のあいだに書かれたと推定される。 フロイトの「エディプス・コンプレクス」をはじめ、後世に多大な影響を及ぼし、今日まで読み継がれてきた本作のあらすじは、よく知られている。 ――劇の冒頭、オイディプースはテーバイの王として登場する。かつてスピンクスによるテーバイの危機を救った王は、新たに疫病が国を襲った今、神のごとき救い主として市民たちの嘆願を受け、自信にあふれた姿でこれに対処しようとしている。それは劇の最後で、父を殺し、母と交わって恥ずべき子供をつくったことが判明し、わが手で目をつぶし、みずから呪われた身となる男とはあまりにも対照的な姿である。そして、冒頭の姿がオイディプースの「非・真実」、最後の姿が「真実」であり、詩人は「非・真実」と「真実の対照」を示しているように見える。しかし、冒頭の姿はスピンクスを退治した功績によるものである以上、「非・真実」とは言いきれない。ここにあるのは真実を恐れると同時に真実を求めるオイディプース自身に重なる。訳者は言う。 「この劇においてわれわれの心をはげしく揺さぶるのは、真実を恐れて逃げようともがき、かえって真実に引きつけられて破滅するオイディプースの姿である。父を殺し母と交わる定めを告げられたとき、誰がこれを恐れずにいられようか。〔…〕だが真実にたいする恐怖が真実を見失わせるのはオイディプースだけではない。〔…〕われわれの中には暗い未知のものがある。われわれは、自分が何者なのか本当に知っているのか。日常の生活において見せかけ(非・真実)の中で暮らしているのではないか。〔…〕 『オイディプース王』がわれわれの心を揺さぶってやまないとすれば、それはわれわれ自身の中にオイディプースが宿るからにほかならない。」(「訳者解説」より) このあまりも有名な作品には数々の日本語訳があり、文庫版も複数存在している。しかし、1990年に『ギリシア悲劇全集』のために訳し下ろされた名訳が、顧みられないままになっていた。キケロー『国家について 法律について』に続き、碩学が残した貴重な仕事を学術文庫に収録し、後世に継承するべく、ここに刊行する。 [本書の内容] [プロロゴス] [パロドス] [第一エペイソディオン] [第一スタシモン] [第二エペイソディオン] [第一コンモス] [第二スタシモン] [第三エペイソディオン] [第三スタシモン] [第四エペイソディオン] [第四スタシモン] [エクソドス] [第二コンモス] ヒュポテシス(古伝梗概) 訳者解説
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「中学受験は、人生で最初の無理ゲーか?」ゲームのコントローラーをペンに持ち替え、偏差値という名の強敵に挑め! 本書は、ゲーム三昧だった小学四年生の翔太が中学受験という過酷な世界にログインし、個性豊かな仲間とパーティーを組んで第一志望校を目指す成長物語です。難解な問題を「ボス攻略」に見立て、RPG感覚で楽しみながら試練を突破していく姿が、会話形式でテンポよく描かれています。 読者は、受験の厳しさやスランプの乗り越え方を疑似体験でき、「勉強=楽しい冒険」という新しい視点を得ることができます。また、仲間との絆や努力の価値を通じて、目標に向かって突き進む勇気をもらえる一冊です。 こんな方におすすめ ・勉強に苦手意識がある小学生やその保護者の方 ・ゲームが好きで、エンタメ感覚で物語を楽しみたい方 ・中学受験という壁に立ち向かっている、または検討中の方 さあ、君も新しい冒険へログインして、最高の「合格」というエンディングを掴み取ろう!
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柳原郁夫は独立して自分のビジネスを始めたいと考えるが、妻の裕子からは強く反対され、計画を断念する。それから1年後、今度は妻の裕子が女性起業家養成塾を立ち上げ、多くの参加者を集め成功を収める。その後、裕子の様子に変化が見られ、医師から中程度のアルツハイマー型認知症と診断される。徐々に彼女は出不精になり、階段やエスカレーターの使用を避けるようになる、外出時は郁夫が付き添ったが、ショッピング中の混乱や物忘れが頻繁に起こり、裕子は自身の行動に戸惑いを見せ始める。そして、優しい性格だった裕子は次第に激しい怒りから物を投げたり、時には包丁すら手に取るようになってしまう。家族は彼女を守り、耐えることが続いたが、年月の経過と共に関係が次第に複雑になっていった。その後、施設に入居したが、その生活中に裕子の体調が急変し、膵臓がんが発見された。余命宣告を受けた彼女は在宅看護を受けながら最後の日々を家族と穏やかに過ごすが、徐々に体力が衰えていく。それでも息子・祐の支えもあり、裕子は一時的に生き生きとし、病気を忘れたように見えたが、緩和病院への転院前夜に、裕子は家族に見守られながら静かに息を引き取った。郁夫は妻を悼みながら、裕子のことを思い出の中で大切に抱きしめる。
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沢口靖子主演! フジテレビ系・月曜よる9時放送 ドラマ『絶対零度~情報犯罪緊急捜査~』 待望の新章を完全ノベライズ化! 今度の敵は、“真犯人の正体が見えない”情報犯罪 新時代の刑事ドラマに、ページをめくる手が止まらない!! 高度化する情報犯罪に立ち向かうため、総理大臣と内閣官房副長官の直轄チームとして警視庁内の各課から精鋭が集められた「情報犯罪特命対策室(DICT)」。そこに生活安全課から配属された二宮奈美。地域密着型の捜査、目の前の人と向き合うことを信条に、姿の見えない「情報犯罪」と対峙していく。特殊詐欺やサイバーテロなど、高度に発達した情報技術を悪用した犯罪は、複雑に組織化され、逮捕されるのは末端の実行役ばかり。記憶力と観察眼を武器に、情報の断片を拾い集めていく奈美。なぜ彼女はDICTに選ばれたのか。やがてDICTがたどり着く国家存亡を脅かす危機とは……? 予測不能な、まったく新しい『絶対零度』の新シリーズが、幕を開ける―――
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井原西鶴の処女作であり、当時のベストセラーになった出世作。好色一代男とは、色道の探求に生涯を賭けて悔いなき男という意味だ。その主人公である一代男こと世之介は、巨万の富を擁する上方町人の二世として生まれ、七歳にして恋を知り、六十歳には女護島遠征に船出したまま行方知れずになるが、それまでの五四年間を、一年を一章にする構成で五四章にまとめた好色一代記である。世之介は地方も含めてさまざまな場所に出向き、さまざまな遍歴をするが、主要な舞台は公許の廓(くるわ)で、粋(すい)という「遊興の美学」を描くことが西鶴の意図であった。巻末には西鶴全集の翻訳で知られる暉峻康隆氏による「解説」を収めた。なお「プライム」とは「グリンプス」とは異なり、古典のほぼ全巻の現代語訳を言う。
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若き日の有吉佐和子が、実際に花街を取材して書き上げた渾身の一作。 陰りを見せ始める花柳界の問題を鋭く示しながら、 当時の煌めきをユーモラスに活写した“幻の快作”が、 66年の時を経て初の文庫化! 【内容】 1950年代、東京の花街。 置屋「綾津川」の女あるじ・綾千代のもとに、 正体不明のイタリア系アメリカ人・フランチョリーニから、 芸者遊芸ブロードウェイ公演の話が舞い込んだ。 綾千代はライバル・亀千代とタッグを組み、 芸妓組合での根回しや渡航の金繰りに奔走するが、徐々に暗雲が立ち込める。 売れっ妓・千々代と花奴、 縁あってフランチョリーニの秘書となった 国際電話交換手の能村勢子とその同僚・横井新也、 日本舞踊の家元・梶川猿寿郎らが巻き起こす騒動と恋のさや当て――。 混迷を極める“ゲイシャガール・ダンシング・ティーム”は、 果たしてアメリカへ行けるのか!? 〈解説〉岩下尚史(作家・國學院大學客員教授)
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最高到達点!!! 著者単行本売上第1位(弊社調べ) 本屋大賞ノミネート作品! 超話題沸騰!! ミステリ界が唖然、呆然、絶賛! 島田荘司「これを超える作が現れることはないだろう」 綾辻行人「ああびっくりした」 有栖川有栖「まるで本格ミステリのテーマパーク」 法月綸太郎「綱渡りのどんでん返し」 560ページ一気読み! ミステリファン必読の書!! 雪深き森で、燦然と輝く、硝子の塔。 ミステリを愛する大富豪の呼びかけで、 ゲストたちが招かれた。 この館で惨劇が起こる……。 館の主人が毒殺。 ダイニングでは血塗れの遺体。 血文字で記された十三年前の事件。名探偵・碧月夜と 医師・一条遊馬が謎を追う。 散りばめられた伏線、 読者への挑戦状、 驚愕のどんでん返し。 2022年本屋大賞ノミネート作であり、 知念実希人史上、最大ベストセラー作! 【目次】 プロローグ 一日目 二日目 三日目 最終日 エピローグ 『硝子の塔の殺人』刊行に寄せて 島田荘司
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フジテレビ系木曜よる10時放送ドラマ「愛の、がっこう。」 フジテレビ系連ドラ初主演の木村文乃がラウール(Snow Man)と共演し話題沸騰!! 高校教師とホスト――出会うはずのない不器用な2人が織りなす 禁断の純愛物語が小説でも楽しめる!! 小川愛実・35歳は私立ピエタス女学院に勤務する高校教師。 生徒たちの反抗や理不尽な保護者に悩みながら、 恋人・川原洋二との将来にも不安があり、心のどこかで “こんなところから逃げ出したい”と願いつつ日々をやり過ごしていた。 ある日、愛実は教え子が悪徳ホストにのめり込んでいると聞き、 ホストクラブ「THE JOKER」で働くカヲル・23歳と出会う。 家庭で愛情を受けられず、学校にもほとんど通っていないカヲルに、 愛実は漢字の読み書きや社会の仕組みを教える秘密の“個人授業”を始めるが……。 次第に距離を縮めていく愛実とカヲルだが、 非難や憎しみ、嫉妬が容赦なく2人を襲い――!?
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気力を喪うひと、生きる理由が分からなくなるひと、 そして惑う母、辛い父に捧ぐ、 懐かしくて真っさらな日本人の物語 時は、たった今の令和の時代への渡り廊下のような一夜。 平成の終わりだけが告げられ、次の時代が令和となることはまだ分からないという平成29年、西暦2017年の12月だ。翌々年の5月には令和の世となる一歩前である。 場所は古都の没落した家、そこで始まった何気ない夜に、百年を見渡す物語が、思いがけず隠れていた。蔵の財産をすべて捨てるというユニークな直接行動をとる祖母が、ほんとうは日本人と日本社会の闇と格闘する日々を重ねてきた。それを29歳、みずからも苦しみのただ中に居る男子の手で明らかにする姿を、意識の流れと呼ぶべき手法も用いて劇的 に、哀切に、そして平易に、語り尽くす。 深まる闇の時代を一体どうやったら生きられるのか。 胸に染み入るその答えがここにある。 百年を見渡す日本にしかない物語。 待望の文庫化!
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首相暗殺事件を扱った20万部超のベストセラー『暗殺』で 注目の柴田哲孝が、現代日本に警鐘を鳴らす! 日本の領土を侵蝕する中国の魔手! 北海道の広大な土地買収、 尖閣諸島海域への中国船侵入、 繰り返される領空侵犯――。 すべては一人の政治家の 不審死から始まった! 中澤晃一前衆議院議員、死亡―― フリーライターの太田はテレビの画面に目を留めた。 中澤は父の跡を継ぎ政治家になったが、酒での失態で職を失い、 失意のうちに非業の死を遂げたのだ。 彼の死を待っていたかのように、活発化する中国資本の土地買収。 「日本が危ない」と言い続けていた中澤の言葉を思い出し、 太田は取材を開始する。 日本の領土の危機に警鐘を鳴らすクライシスノベル! (『チャイナ インベイジョン 中国日本侵蝕』改題)
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作品に投影された、体験にもとづく多様性と身体性、アメリカへの批判精神。 従軍体験がもたらしたナイーヴな身体性と意外な成育歴から見えてくる多様性が、ヘミングウェイ作品の核をなしていた! 『老人と海』『敗れざる者たち』『移動祝祭日』『日はまた昇る』の4作品に、気鋭の翻訳家・アメリカ文学者が、ファンも驚愕し納得する独自の視点から光を当てる。特異な幼少期を送り、死線をくぐり抜けた彼だからこそ持ちえた、多様性への共感や深い倫理観、自然への畏敬の念。それらは、揺れる人格とセクシュアリティに悩んだヘミングウェイの意外な一面と共振する。その「弱さ」や「ナイーヴィティ」こそが、アメリカ文学を変える傑作を生み出す源だったと著者はいう。新たな解釈や読み解きから、ヘミングウェイ作品の現代性を詳述、いまこそ読むべき作品の本質を提示する。 2021年10月に放送されたNHK「100分de名著 ヘミングウェイ スペシャル」テキストに描き下ろし1章を加えた「別冊 100分de名著 集中講義」シリーズ最新刊。著者は2025年度・朝日新聞「文芸時評」欄を担当するなど、文学作品の読み解きの新しさに定評がある。その切れ味と深い説得力が発揮された、知るだけでなく「面白く読める」解説書。
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聖人の亡骸が眠る地への巡礼に加わったフィデルマ、そこで心臓をひと突きされた修道女の死体が見つかり捜査することに……「祝祭日の死体」。ラーハン王国で催される大祭を訪れたフィデルマとダロウの修道院長ラズローンが、エールの飲み比べ競争の最中に死んだ闘士の事件に挑む「夜の黄金」。ドーリィーとして殺人および窃盗の罪で告発されている少年の弁護を引き受けたフィデルマが真相に迫る「撒かれた棘」など全5編を収録。法廷弁護士にして裁判官、アイルランド全土を旅する修道女探偵フィデルマが、事件を鮮やかに解決する。短編集第6弾。/【目次】祝祭日の死体/狗のかへり来りて……/夜の黄金/撒かれた棘/尊者の死/訳註/解説=♪akira
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桜丘高校を卒業して7年。夏樹たちは久しぶりに6人揃って花火大会へ行くことになり……? ビーンズ文庫『告白予行練習 東京サマーセッション』のその後を描く、社会人になった彼らのストーリーが単行本で登場!
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筒井康隆、やっぱりヤバい! 読む者すべてを虜にする底なしの想像力 「100分de筒井康隆」(2025年1月3日放送)が待望のムック化! 日本の「SF御三家」と称され、90歳を迎えた今もなお精力的に作品を世に送り続ける、文学界のスター筒井康隆。SF、スラップスティック、言語実験、精神分析、そして超虚構――小説という形式の限界に挑み、進化を重ねてきたその軌跡をたどる。 熱烈な筒井愛に溢れる4名の豪華著者陣による解説に加え、そこから続けて読みたい作品リストを特別コラムとして収載。その魅力にとりつかれた筒井マニアだけでなく、初めて作品に触れる読者も底なしの“筒井沼”へと叩き込む、筒井康隆ガイドの新定番がここに登場! 【内容】 第1章 革命と内宇宙のリズム――『脱走と追跡のサンバ』(中条省平) 第2章 拡張と回帰の物語――「七瀬シリーズ」(池澤春菜) 第3章 夢と虚構の純文学へ――『エロチック街道』(菊地成孔) 第4章 超虚構の到達点――『虚航船団』(大森望)
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リアルで力強く、驚くべき知性と社会性を持った動物たちの世界――今こそ「本当のシートン動物記」に出会う、大人のための新訳・決定版! シートンの作品が好評を博したのは、動物たちの生態をありのままに生々しく描いたからだった。作品の根幹にあるテーマは人間と野生生物の共存であり、これは21世紀に生きるわれわれにとってもきわめて大きな関心事である。そして、シートンが描くのは「動物たちとのふれあい」などといったきれいごとではない。動物たちは、弱肉強食を基調とする自然界のきびしい摂理のなかに生き、恋の鞘当てもあれば不倫もあり、腹黒い策略もあれば失脚した者の煩悶もあり、新たな生命への讃歌もあれば老いへの恐怖もあり、とにかく人間よりも「人間くささ」に満ちている――。
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柳原さん、開高さんらが描いたアンクルトリスに込められた「人間らしさ」こそが、どんな時代にあっても人間が忘れてはならない、欠かすことのできない本質である (サントリーHD会長 佐治信忠〈特別寄稿〉「人間らしくやりたいナ」より) アンクルトリスのモデルはいない、しかし、強いて探すとすれば、それは私自身のような気がする。私の思っていた事、私のするくせ、私の見たものがアンクルトリスのストーリーの中に、動きの中に、背景の中に出ていたかもしれない。きっとそのうちに私もアンクルトリスみたいにハゲ頭になるだろう、私のモデルはアンクルトリスなのです。 (巻末エッセイ 柳原良平「私はアンクルトリス」より) 「人間」らしくやりたいナ――昭和三三年、柳原良平、開高健、山口瞳、そして酒井睦雄が生み出したアンクルトリス。サントリーの前身・寿屋宣伝部で、数多くの伝説的広告を作り上げた熱く賑やかな日々を描く。多彩な人物のエピソードから広告論、イラストレーション論まで。イラスト37点収録。 〈特別寄稿〉佐治信忠〈巻末エッセイ〉山口瞳
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60歳代で橘家圓蔵一門に橘家玉蔵として復帰。芸歴25年俳歴35年の著者が喜寿までの俳句を初出版。 「出囃子に襟元正す初鏡」「初鏡形見の帯の結び癖」を冒頭句に、橘家圓蔵師匠との落語家としての巡業の旅の句、そして花柳流の名取の和服の「花衣着初めに弾じく躾糸」父母への思い「涅槃西風匂ひ薄れし父母の部屋」「花疲れ連れ添ひ乗れるワンメーター」などの句、句会での吟行の旅の句、粋人としての「五月雨や店を畳むと女文字」「漱石忌躓き飛ばす猫の皿」「餅二つ喉を通過の寿」の俳諧味ある傘寿の著者の160句の初句集。出版/喜怒哀楽書房 【目次】 序 岡部恒田 新年(十二句) 春(三十二句) 夏(三十八句) 秋(三十四句) 冬(四十四句) 跋 夏目芝雀 あとがき 【著者】 橘家玉蔵 本名:由川満。昭和20年満州奉天生まれ、東京都荒川区の下町育ち。専修大学商業学部卒業。在学中落研を創設、初代会長。七代目橘家圓蔵師匠に入門。 昭和45年落語家廃業、製版業に従事。昭和48年花柳流名取。平成17年八代目橘家圓蔵一門にフリーの落語家として復帰、橘家玉蔵として活動。 句歴/平成元年俳誌「雨上」古川沛雨亭主宰に師事。平成16年城北俳句会創設幹事のち会長として都築智子先生に師事。平成28年「和の会」内藤潮南先生に師事。「雨上」「木の花」「和の会」同人。俳号玉寿郎、玉蔵。現在由川玉蔵。
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イギリスの植民地だった第一次大戦後のインドを舞台にした物語。英国人女性アデラはインド在住の治安判事で婚約したロニーのもとを訪ねてくる。二人はインド人医師アジズや哲学者ゴッドボール、英国人教授フィールディングらと近しくなる。だがある時、アジズの提案でマラバー洞窟へ出かけ、アジズとアデラは二人だけで洞窟に入ることに。アデラは原因不明の錯乱状態になって洞窟から出てきて、性的暴行を訴え、ついにアジズを告訴する。裁判の経過とともに、英国人とインド人との軋轢が高まっていく。最終的には和解にたどり着くが、それには長い道のりが必要だった。英国の作家フォースターの代表作。
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1980年から愛され続けて45年! 大人気シリーズ「夫は泥棒、妻は刑事」待望の第25弾! 月夜に学校の寮を抜け出した16歳のゆかり。 逃げ込んだ駅の待合室で謎の女性と出会う。 そこへ彼女の追っ手らしき男たちが! ふたりはとっさに隠れるも、女性が発作で倒れてしまう。 ゆかりは命を救うため、走り出した追っ手の車を体を張って停止させた! 後日、女性の正体は学校の支援者だったと教師から聞かされたゆかりは、彼女に養子として引き取られることに。 しかし、その裏にはある思惑があってーー!? プロローグ 1 隙間 2 奇妙な死 3 失われた一夜 4 命の問題 5 闇の道 6 教師 7 〈哀愁〉の夜 8 昔の縁 9 謎の死 10 砂場 11 追われる 12 予告 13 頼りがい 14 崩れた壁 15 裏庭 16 壁の背後 17 狙われた椅子 18 覚悟 19 捨て身 20 掘る 21 時の廃墟 22 発掘 エピローグ
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死を告知された患者と、介護する家族の心構えを、簡潔な質疑応答のかたちでまとめた必読の書。 「どうして私が」という当惑と悲しみをいかに克服するのか。
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※この商品はタブレットなど大きいディスプレイを備えた端末で読むことに適しています。また、文字だけを拡大することや、文字列のハイライト、検索、辞書の参照、引用などの機能が使用できません。 ローカルブックスは、誰もが楽しく本をつくるプロジェクトです。 札幌在住の作家・升井純子さんは、自身の介護の経験を通じて、ヤングケアラーと呼ばれている、家事や家族の世話などを日常的に行っている子どもや若者に眼差しを向けています。 この小説は、こうした状況に置かれている子どもや若者へ向けて、さらにはヤングケアラーという存在を多くの人に知ってもらいたいという思いで書いたそうです。 物語を読んでいくと、家族の枠組みや捉え方が大きく変化している状況の中で、人と人がどのように寄り添い支え合って生きていけばいいのか、それを改めて考えてみたくなります。 そしてどんな状況にあっても、必ずどこかに希望があり、一歩を踏み出すことができるという、升井さんがこの小説に込めたやさしい心にそっと触れる瞬間があるはずです。
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詐欺師、ラウンジ嬢、暴力団、トー横キッズ。Z李氏が2023年3月に刊行した小説「飛鳥クリニックは今日も雨」は、こうした”歌舞伎町の住人たち”が登場する長編小説。上巻、中巻、下巻の三部作として書き下ろされ、累計5万部のベストセラーとなった。 2年の時を経て、このたび同作を上巻・下巻の2冊に再編集し、文庫として発売。 上巻には、Z李氏が「リハビリ所」と称する某施設で手書きで執筆した書下ろしの短編小説を収録している。
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12歳の少年テッドは、姉のカットといとこのサリムとともに、巨大な観覧車ロンドン・アイに乗りに出かけた。チケット売り場の長い行列に並んでいたところ、見知らぬ男がチケットを1枚だけくれたので、サリムだけがたくさんの乗客に交じって、観覧車のカプセルに乗りこんだ。だが一周して降りてきたカプセルにサリムの姿はなかった。閉ざされた場所からなぜ、どうやって消えてしまったのか?──「ほかの人とはちがう」頭脳で大人顔負けの推理を駆使する少年テッドが謎解きに挑む! カーネギー賞受賞作家が贈る、清々しく胸を打つ長編ミステリ。/解説=千街晶之
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昭和36年のテレビ草創期、中央放送協会(CHK)でプロデューサーとなった大杉日出夫の計らいで、ミュージカル仕立て、生放送のミステリドラマの脚本を手がけることになった風早勝利。四苦八苦しながら脚本を完成させ、ようやく迎えた本番。アクシデントを乗り切り、さあフィナーレという最中に主演女優が刺殺体となって発見された。現場は衆人環視下の放送中のスタジオ。駆け出しミステリ作家・風早と那珂一兵が、テレビ局内の殺人事件の謎解きに挑む。『深夜の博覧会』『たかが殺人じゃないか』に続く、“昭和ミステリ”シリーズ完結篇。/解説=小山正
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私たちは映画に魔法をかける 『戦場のコックたち』『ベルリンは晴れているか』著者が放つ、 才能や評価で悩んだことのある、すべての人へ贈る物語 圧巻のエンターテインメント長篇! 【あらすじ】 1980年代のハリウッド、圧倒的に男性優位な映画界で もがき奮闘する特殊造形師のマチルダ。 現代ロンドンで、ある出来事をきっかけに 自分の才能を見失い葛藤する CGクリエイターのヴィヴ。 映画の特殊効果に魅せられた二人の人生が 一本の映画を通じて繋がり合う。 創作者の情熱と苦悩を、リアルかつ力強く描いた直木賞候補作。 文庫化にあたり、2024年にアカデミー賞〈視覚効果賞〉を受賞した 『ゴジラ-1.0』などについて熱く語った「文庫版あとがき」を収録。 単行本 2022年4月 文藝春秋刊 文庫版 2025年3月 文春文庫刊 この電子書籍は文春文庫版を底本としています。
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ミステリ作家やミステリファンに熱い支持を受ける“葉村晶”が帰ってきた──! タフで不運すぎる女探偵・葉村晶。 吉祥寺のミステリ専門書店〈MURDER BEAR BOOKSHOP〉でアルバイトとして働きながら、〈白熊探偵社〉のただ一人の調査員として働いている。 「さよならの手口」(2014年4位)、「静かな炎天」(2016年2位)、「錆びた滑車」(2019年3位)、「不穏な眠り」(2021年10位)と「このミス」上位常連の人気シリーズ、5年ぶりの書き下ろし長編が文庫で登場です。 「鼻からポタポタと血を垂らしながら考えた。いったいどこのどいつだ、わたしを殺そうとしているのは……。 心当たりは、ありすぎるほどあった」(本文より) 葉村晶も五十代に突入し、老眼に悩まされるお年頃。 魁皇学園の元理事長でミステリのエッセイストとしても名を馳せた乾巌、通称カンゲン先生に、<秘密厳守>で「稲本和子」という女性の行方を捜してほしいと頼まれた晶。 彼女の一人娘は学園の理事だったが、本屋で万引きしたとして留置中に急死していた……。 高級別荘地の<介護と学園地区構想>など、さまざまな思惑が絡み合い、 やがて誰もが予想のしない結末へ! 前回の書き下ろし長編「静かな炎天」は「このミス」2位、「読書芸人」のカズレーザーさんや、のんさんも絶賛、2020年には、NHK総合で「ハムラアキラ~世界で最も不運な探偵~」として連続ドラマ化もされています。 クールでドライでシニカルで、唯一無二の強烈な魅力を放つ葉村晶が、緑の古い小型車“毒ガエル”を駆って真実に迫ります。
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THE KITE RUNNER by Khaled Hosseini, 2003 ●推薦・鴻巣友季子 「いちど地に墜ちた凧(カイト)はもう二度と空を飛べないのだろうか? そんなはずはない。つぐないは待ってくれる。あなたに駆けだす勇気さえあれば」 世界800万部突破 52ヵ国語に翻訳 120週連続でNYタイムズ紙ベストセラーIN! 1975年、アフガニスタン。僕は、僕を最も愛してくれた君を裏切った。 最高に感動するエンタメ名著、堂々復刊! 平和な時代のアフガニスタン。裕福な家に生まれた僕は、召使いのハッサンと兄弟のように育つ。父の愛に飢えていた僕にひたむきに尽くすハッサン。1975年の凧合戦の日、「君のためなら千回でも!」と凧を追いかける彼を、僕は裏切り、人生を破壊してしまう。最も愛してくれた人なのに…。そして2001年911テロ直前の米国で、僕は一本の電話を受ける。それは償いの旅の始まりだった。世界800万部、52ヵ国語に翻訳! 感動の名著復刊! ●解説・町山智浩 「本作で最も大きなフィクションは使用人の息子ハッサンである。アミールと兄弟のように育つ彼は実在しない。彼はホッセイニが祖国アフガニスタンに残してきた人々、特に少数民族ハザラ人を象徴させて創造したキャラクターだ」町山智浩(解説より抜粋) ●絶賛の声! 「獰猛な残酷さと、救いのある愛の物語」NYタイムズ紙 「『風と共に去りぬ』のような、驚くべきデビュー作」ピープル誌 「ロシア侵攻前の栄光の時代からタリバンの恐るべき支配に至るまで、アフガニスタンが感動的に描かれている」エンターテインメント・ウィークリー誌 ※本書は、二〇〇七年十二月にハヤカワepi文庫より刊行された同名作品を加筆修正し、復刊したものです。
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◆俳句界に問う一書 「俳句」とは偶発的な何かでしかないが、同時に一つのフォルムでもあるだろう。本書はこの偶発性とフォルムをめぐる種々の考察である。端的に言えば、本書はフォルムという可能性とその究極的な不可能性についての著作である。 (「フォルムとその語り─序にかえて」より) ◆目次 フォルムとその語り─ 序にかえて I 俳句と俳句以後 不可知について─ 純粋俳句論と現代 高野素十と「俳句以後」の時代 預言者の沈黙─ 草田男におけるイソップ 月はなぜ笑ったか─ 永田耕衣論 歌謡と戯れ─ 阿部完市論 明晰さについて─ 能村登四郎の俳句と方法 身体(性)というアノマリー─ 葛原妙子、正木ゆう子、阿部完市 終わらない日常のための終わらない俳句─ 俳句甲子園の行方と俳句の終わり II 多言語化する俳句 多様性について 世界俳句/国際俳句というパズル 俳句の多言語化とその無秩序の行方─ フルガー、バス、鈴木六林男 オーストラリア誌コルダイトポエトリーレビューにおける俳句特集について 後書き 刊行にあたり
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「百舌」シリーズの逢坂剛が放つ、 至高のエンターテインメント、ついに完結! 新選組副長・土方歳三は箱館で落命した――はずだった。 頭部に被弾し記憶を失った土方は、内藤隼人と名を変え、 彼を慕う時枝ゆらとともにアメリカ西部へと渡る。 隼人は自らの命を狙う元新撰組隊士・高脇との 決闘の末、谷底に落下した。 瀕死の隼人を救ったのはトウオムア(黒い月)と名乗る謎の女性。彼女の目的は一体? そして隼人の行方不明により、ゆら、ピンキー、ボナーらにも、 大きな転機が訪れる。 サムライたちの旅路は、ついに終着点へ! 書き下ろし短篇「死者の手札」を特別収録。
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「実はね、見たことがあるの。UFO」。1977年、中学2年生のヒロキは映画館のチケット売り場でひとりの女性と出会う。それは彼にとっての初恋だった。〈イージー・ライダー〉〈ジョーズ〉〈卒業〉そして〈未知との遭遇〉。数々の映画とともに描かれる淡い恋の物語(「宇宙に願いを」)。 久しぶりに故郷の岩国に帰った私は、年も格好も1973年のあの頃のままの親友2人に出会う。夏の日差しの元、釣り竿を持った彼らと錦川の岸辺から狙うのはネラミ(オヤニラミ)だ(「幻夏」)。 1972年、中学1年の夏休み。当時開通したばかりのバイパス道路を40km歩こうと計画を立てたモリケン。親友のノッポとムラマサに加え、不良のモゲも同行したいという。かくして4人での徒歩冒険旅行が始まった(「俺たちのロングウォーク」)。 1970年代の山口県岩国市を舞台にした3編を収録する郷愁あふれる青春小説集。 解説・西上心太(文芸評論家)
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