作品一覧

  • 咲良は上手に説明したい!
    4.4
    1巻1,799円 (税込)
    今一番、熱いお仕事小説誕生! 台風で各路線が運休し、混乱する横浜駅。乗客対応に追われるアルバイト駅員の石川咲良の前に一人の女性――浅倉響が現れる。浅倉の端的でわかりやすい説明によって、乗客たちが納得していく姿に衝撃を受けた咲良は、浅倉と同じ「テクニカルライター(電化製品・精密機器などの取扱説明書を作成する職業)」になるべく、彼女が働く老舗マニュアル制作会社FTCに入社し……。
  • エクアドール
    -
    1巻1,078円 (税込)
    大航海時代、琉球王国で役人を務める元倭寇の眞五羅は、島の防衛に必要な最新鋭の大砲を手にいれるべく、ポルトガル領マラッカを目指す船旅に出る。しかし、マラッカ周辺は3つの国が相争う危険地帯。眞五羅たちも壮絶な戦いに巻き込まれていく。島と大切な人たちを守るため、大砲を手にすることができるのか。手に汗握る冒険歴史小説。
  • 月花美人
    4.4
    1巻2,145円 (税込)
    江戸時代後期、下総のとある藩。郷士の望月鞘音は内職で、傷の治療に使う「サヤネ紙」という製品を作っていた。ある時、幼馴染の紙問屋・我孫子壮介から、その改良を依頼される。町の女医者・佐倉虎峰がサヤネ紙を買っていくのだが、使い勝手が悪いと言っているらしい。しかしそれは「月役(月経)」の処置に使うためであった。穢らわしい用途にサヤネ紙を使われ、武士の名を貶められたと激怒する鞘音だったが、育てている姪が初潮を迎えたことを機に、女性が置かれている苦境とサヤネ紙の有用性を知り、改良を決意する。「女のシモで口に糊する」と馬鹿にされながらも、世の女性を「穢れ」の呪いから解放するために試行錯誤を続ける鞘音。ついに完成した製品を「月花美人」と名付け、販売に乗り出そうというとき、江戸へ参勤していた領主・高山重久が帰国する――。
  • 雪血風花
    4.3
    1巻2,200円 (税込)
    赤穂浪士による仇討ち。世に名高い「忠臣蔵」は主君の無念を晴らす忠義の物語として江戸時代から語り継がれてきた。しかし、その一方で、武士であることに誇りを持ち、同じ志を持つ47人の侍たちの「友情物語」でもある。吉良上野介を斬った男でありながら「赤穂一の粗忽者」として愛された武林唯七を主人公に、涙無しには読めない「友情物語」としての忠臣蔵を新鋭が綴る。
  • 明治乙女物語
    4.4
    1巻866円 (税込)
    選考会で圧倒的支持! 松本清張賞受賞作 西欧化の波が押し寄せる鹿鳴館時代。女高師で学ぶ咲と夏は、学校生活を謳歌していた。ある日、森有礼主催の華やかな舞踏会に出席した二人は爆発事件に遭遇。それは、明治を揺るがす事件の幕開けだった――。東京、横浜、下田を舞台に繰り広げられる青春ミステリー。選考委員の圧倒的支持を得た松本清張賞受賞作。解説・中島京子 *この文庫は、2017年7月刊行の単行本を底本にしています
  • 明治銀座異変
    3.7
    1巻1,527円 (税込)
    敏腕新聞記者と愛嬌たっぷりの“相棒”が、幕末から明治にまたがる謎を追う! 『明治乙女物語』で松本清張賞を受賞した著者の受賞第一作 明治維新前夜――。 妻、幼子とともに馬車に乗っていた一人の英国商人が、横浜で三人の侍に斬殺される事件が起きた。 三人は「攘夷なり!」と叫ぶや逃走し、その行方は杳として知れなかった。 17年後、銀座で一人の馭者が、何者かに狙撃され死亡した。 彼はこときれる前、「青い眼の幼子……」とのみ言葉を発したという。その意味するところは何か? 開化日報記者の片桐は14歳の探訪員見習い“直太郎”とともに、幕末から明治にまたがる謎を追う。 やがて明らかとなる驚くべき事実とは!? 松本清張賞受賞第一作の本格歴史ミステリー

ユーザーレビュー

  • 咲良は上手に説明したい!

    Posted by ブクログ

    何気なく本屋に寄った時に手に取って、パラパラ読んだつもりが気づいたらレジに持って行っていた本。

    私が今まで面白いと思ったことのない、いわゆる『お仕事小説』。基本二転三転が面白いミステリーが好きなので、なんとなくお仕事小説には退屈さを感じ、有名なものでも、好きな作家のものでも、読み切ったことがなかった。

    そんな私だが、面白すぎて途中で「読み終わるのがもったいない…!!」と最後の一章を1ヶ月寝かせるほど夢中で読んだ。

    本書に出てくるお仕事は、テクニカルライター。マニュアル製作などで、『いかに対象に向けてわかりやすく正確に伝えられるか?』を考え文章を練る仕事のようだ。

    マニュアル、取説などと

    0
    2026年04月26日
  • 咲良は上手に説明したい!

    Posted by ブクログ

    ネタバレ

    いや〜面白かった!
    旅行中に、家から持ってきた本が読み終わりそうだったんで、表紙に惹かれ購入したんだけど、買って良かった、出会えて良かった。

    表紙にもなっている女の子、咲良ちゃんが、偶然の出会いから、「未経験歓迎のテクニカルライター」の職に転職をすることから物語が始まります。

    「テクニカルライター」とは、あらゆる製品の説明書や施設内の案内物を書くことが仕事のライターさんです。

    文章って必要なことであっても、ダラダラ書くと読まれない。

    多くの人が、
    新しいものを買っても、説明書をちゃんと読まない。
    お知らせ が新たに掲示されても、気づきもしない。

    そこを「読ませるには?」また、「分かり

    0
    2026年04月25日
  • 咲良は上手に説明したい!

    Posted by ブクログ

    文章ってここまで簡単でも伝わるんだとビックリ
    でも、ダラダラ書いてあるものって読む気がうせますもんね
    言いたいことをハッキリと!
    大事なことですね

    0
    2026年04月22日
  • 咲良は上手に説明したい!

    Posted by ブクログ

    初めて読む作家さんだったがとても読みやすい文体でスルスルと読めた。
    テクニカルライターがどんな職業なのか覗き見できる小説。
    物語中にこの文章をより伝わりやすいものになるにはということが出てくる。視点が多ければ多いほどいろんな可能性に気づき、それを反映できるというのが学びだった。新人の咲良と共に熟考できる小説。読んでいて楽しかったので第2弾も期待したい。

    0
    2026年04月18日
  • 咲良は上手に説明したい!

    Posted by ブクログ

    長いこと仕事をしていると、この人の言ってること、わかりやすい!と思う人に出会うことがある。反対に、主語もなく何をいいたいのかわかりにくい人も。
    この本は、相手にわかりやすい伝わりやすい文章を書くために役立つチップス満載のお仕事小説。
    駅でアルバイトしていた咲良は、ダイヤ乱れのトラブル時にさっそうと現れた女性に心奪われる。正確には彼女が書いた文章に。
    そこから彼女の職場に転職し、テクニカルライターとしての道を歩み始める。
    どう構成すれば読み手に伝わるか。どういう言葉を使えば誤解なく正しく伝わるか。

    特にそういう仕事をしていない人でも、ちょっとしたときにでも役立ちそうなノウハウが読み取れるのでぜ

    0
    2026年04月19日

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