魔法を描くひと

魔法を描くひと

小説・文芸
2,145円 (税込)

10pt

「私の人生の主は私。何ものにも、簡単に委ねてやるもんか」
20世紀初頭にアメリカで創業し、世界中から愛されるアニメーション会社となったスタジオ・ウォレス社。1937年、レベッカは類稀な画力でウォレス社に入社を認められたものの男性ばかりの社内で実力を評価されない日々が続く。それでも仲間と協力し作品創りに励むが、第2次大戦の影が忍び寄ってくる……。
時を隔てた現在、ウォレス日本支社で働く契約社員の真琴は、偶然見つけたデザイン画から、素晴らしい才能を持ちながら歴史から忘れ去られた「彼女」たちの人生を知る――。

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  • カテゴリ
    :
    小説・文芸
  • ジャンル
    :
    小説 / 国内小説
  • 出版社
    :
    KADOKAWA
  • 掲載誌・レーベル
    :
    角川書店単行本
  • タイトル
    :
    魔法を描くひと
  • タイトルID
    :
    20116556
  • 電子版発売日
    :
    2025年02月07日
  • コンテンツ形式
    :
    EPUB
  • サイズ(目安)
    :
    5MB

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魔法を描くひと のユーザーレビュー

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感情タグBEST3

    Posted by ブクログ

    良い、読後感。
    装丁が素敵で、絵本のワンシーンみたい。
    表も裏表紙も読みながら、じっくりと眺めてまた読み耽る…を繰り返して。

    自由の国アメリカ

    0
    2026年02月11日

    Posted by ブクログ

    素晴らしくよかった。二つの時代をつなぐ、お仕事もの、シスターフッド、女性のライフスタイル。最後にかけての盛り上がりに爽快感すら。

    0
    2026年01月31日

    Posted by ブクログ

    読み終えてから感情の行き場に困るような、読んでいる時は苦しいけど、読んで良かったと思える物語だった。
    「女性だから、採用しない。採用しないから、女性が増えない。女性は無能だから女性が増えないと思われる。女性の意見に耳を貸してもらえなくなる。」悲しいループ。女性だからと抑圧され、女性だからと厳しい目にさらされ、四人で作ろうとした作品さえも、生きている時は日の目が見ることはなかった。
    現代に生きる真琴も、「子なし独身女vs妊娠子連れ女」「非正規雇用vs正規雇用」の構図に頭を悩ませる。
    今は、逆に「多様性」と言いすぎて、「女性率を上げないと」と、企業に登用されたり、大学にも女性枠があったりと女性優位の世の中になってきていると言われる。そんな意見に対して、「男性が今まで履いていた下駄を脱いだだけ」という女性側の意見も見られる。このご時世に、考えざるを得ない命題だ。

    0
    2026年01月01日

    Posted by ブクログ

    戦争、性差別、労使の反発といった逆境の中で、自分たちの意思が伝わる映像作品を作るという信念だけは貫いた、1940年代のアメリカの女性アニメーターたち4人のストーリー。
    性差別により、実力に反して自分たちの発言力もない中で追い討ちをかけるように労使対立によるリストラの陰が彼女たちを待ち受ける。それを乗り越え、自分たちが思い描いたプロジェクトがようやく認められつつある中で、戦争により制作会社は政府からの戦争プロパガンダに基づいた作品作りしかできなくなり、お蔵入りとなってしまう。

    そのような中であるきっかけで、約50年後の日本で、当該のアメリカ制作会社にあこがれを持つ女性アニメーターが、彼女たちが表立って発表はできなくとも、誰かに届くように倉庫に隠していた彼女たちの作品を見つけ出し、ようやく日の目を見ることとなる。

    どのような逆境下でも、自分が信じることを貫き通せば、それが世間からすぐには認められなくとも、簡単に心が折れずに進んでいけるという勇気をもらえた。

    0
    2025年05月06日

    Posted by ブクログ

    4人のミューズが醸しだした物がたり。ふたつの地、ふたつの時を越えて描き続けた人びとに心を揺すぶられた。

    0
    2025年04月22日

    Posted by ブクログ

    ウォルトディズニーの会社になぞらえた、架空の会社、架空の人々、戦前戦中戦後を生きたアニメーションに携わる女子4人。第二次世界大戦、ストライキ、赤狩りに翻弄される時代を生き抜いた4人。僅かな痕跡しかない4人の業績を現代の同じ会社女子が解き明かしていく過程が面白い。大変な時代だったなと思うと同時に女性の地位がとてつもなく低くて不安定だった時代。
    ディズニー映画好きだから、たいへん興味深く読めました。
    映画題名も微妙に変えてあるから、これは白雪姫、これはバンビのことか?これはファンタジアだな?と想像するのも楽しい。
    ただ漫画映画の素晴らしさを文字にするのはホントに難しいんだなとは思いました。ちょっと前に「ピアノマン」を読んで音楽描写の素晴らしさに感心したところだったので余計に。
    バンビもファンタジアもピノキオも見てるから言いたい事は判りますけれども。そこだけ残念。でもそれ以外は感動できます!

    0
    2025年03月28日

    Posted by ブクログ

    レベッカも真琴も性別や時代に影響を受けて生きづらい人生だけど、信頼できる人たちに会えて、それが財産だなと思う。
    女性だからすごいじゃなくて、属性に捉われず生み出されたものがすごいって評価されるべきって件に同意。
    でも結局「未来を切り開いた女性たちがいた」って括られちゃうんだよね。それが悪いとも思わないけど、少し居心地の悪さは感じる。

    0
    2025年11月16日

    Posted by ブクログ

    1940年代のアメリカで性差別と戦い乍ら、自分たちの作品を手がける女性アニメーター。伝説の彼女らに憧れる派遣のアニメーター真琴。
    過去と現代の二つのストーリーをディズニーで働くアニメーターの目を通して描いている。アメリカの物語が凄く良かった。

    0
    2025年10月21日

    Posted by ブクログ

    男女差別、正社員と非正規社員の格差、戦時中の人種差別など、色々詰め込まれていて、途中で話が長いなと感じた。同じ女性でも、立場が違うと何もかもが違う。性別に関係なく、頑張って成果を上げた人が正しく評価される社会になってほしい。

    0
    2025年04月16日

    Posted by ブクログ

    あまり考えた事なかったけれど、アメリカでは戦時中にもアニメーション映画って作られてたんだ。男尊女卑は国境関係ないね。スタンドバイミーの映画製作会社版な印象。女から生まれて女を見下すって変な話。その発言も男に対する差別なんだけど。
    戦争は誰のためにもならない。終戦の喜びが原爆投下の絶望を上回る程に。
    ファンダジーな内容を想像して読み始めたけど、かなりリアル世界。時代が前後しながらも読みやすい構成だった。

    0
    2025年03月20日

魔法を描くひと の詳細情報

  • カテゴリ
    :
    小説・文芸
  • ジャンル
    :
    小説 / 国内小説
  • 出版社
    :
    KADOKAWA
  • 掲載誌・レーベル
    :
    角川書店単行本
  • タイトル
    :
    魔法を描くひと
  • タイトルID
    :
    20116556
  • 電子版発売日
    :
    2025年02月07日
  • コンテンツ形式
    :
    EPUB
  • サイズ(目安)
    :
    5MB

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