作品一覧

  • Find Me
    完結

    Find Me

    小説・文芸

    4.2
    全1巻1,067円 (税込)
    【世界的ベストセラー小説「君の名前で僕を呼んで」続編‼】 息子のエリオに会うため、ローマへと向かう列車に乗っていたサミュエル。 途中の駅で乗車して来た息子と同年代の女性・ミランダと出会う。 彼女の積極的で歯に衣着せぬ物言いに、戸惑いつつも……。 一方、ローマからパリに移り、クラシックのピアニストとしての才能を開花させていたエリオ。 音楽と向う日々を送っていたが、とある演奏会でふた回りも歳の離れた弁護士のミシェルと出会うことに。 ユーモアたっぷりで優しいミシェルに、惹かれ始めていく…。
  • 君の名前で僕を呼んで

    君の名前で僕を呼んで

    小説・文芸

    4.4
    1巻1,045円 (税込)
    「あとで!」乱暴で無愛想でそっけなくて冷淡なその響きは、オリヴァーについて真っ先に思い出す言葉だ。十七歳のあの夏、エリオがオリヴァーと過ごした日々は、鮮やかな記憶として今も消えずに残っている。毎年、夏休みになるとエリオの家に滞在する若い研究者のひとりでしかなかった彼の最初の印象は、好きになれるかもしれないし、大嫌いになるかもしれない男だった。しかし、すぐにエリオは彼から目が離せなくなり、話ができれば幸せに、よそよそしい態度をとられれば傷つくようになって──。切なくも甘いひと夏の恋を描いた青春小説。

ユーザーレビュー

  • 君の名前で僕を呼んで

    Posted by ブクログ

    ネタバレ

    前に最初の10分で見るのをやめていた同名の映画、あらためて最初から集中して観た。あんまり良かったので、ジェームスアイボリー監督の脚本はどんな原作を元にしているのか、気になって本を購入(原著のほうが安かったので原著)。読み始めたら止まらなくて、1週間で一気に読んでしまった。

    延々と続く17歳の少年エリオの思慕の独白。
    恋する相手と一緒に過ごしたイタリアの小さな街の昼と夜の2週間、最初で最後のローマ旅行(別れへ向けての駆け落ち)、そして彼は自分の人生から消え去り、夏の数週間は置物のようになってしまっても、想いは消えない。15年後に思い立って彼を突然訪問したときも、40代手前になった彼の手にそばかすがたくさんできているのを見て、その一つ一つに口づけしたいと思うほど恋焦がれている。彼が死んだ時、自分も一緒に存在しなくなると告白するほどに。

    一方のオリバーは、自分の思い描く理想の人生を歩むことを決めた。その選んだ人生のことを彼は「パラレルライフ」と呼ぶ。二人の息子と妻のいる幸せな家庭、順調な人生。エリオのことを自分の名で呼ぶことはなかった。しかし、本当はあの夏のことを忘れているわけではないだろう。オリバーの人生のほうが大変だ。少なくともエリオは一つの自分を生きているわけだから。

    君は自分で、自分は君になる。恋ってそういうもんだよね。
    物語最後のエリオの言葉が切ない。いつかその恋が成就しますように。

    0
    2026年09月01日
  • 君の名前で僕を呼んで

    Posted by ブクログ

    ずっと前に表紙とタイトルに惹かれて買ったけど、途中で読むのをやめてしまっていたので再読。

    映画より小説の方が好きだった。映画はイタリアの情景とティモシーシャラメがめちゃいいけど、映画と小説は別物って感じ。
    小説の自分の気持ちを一から百まで教えてくれるエリオの感じの方が好き。ずっと色々考えてる感じが自分の思考の中みたいで好きだった。

    比喩に富んだ文章の表現が美しくて大好き。
    特に好きだったところ3つ。

    「あの目を長く見つめていることはできないけれど、どうしてできないのかを知るには、それでも見つめつづけないといけない。」

    「一緒にいないときは、他人といるときの彼が僕といるときと同じ人間でいるかぎり、彼が何をしていようが平気だった。外出しているときのオリヴァーが別人でありませんように。僕が見たことのない人間になりませんように。僕たちと一緒にいるときと別の人生を送りませんように。」

    「彼は知ってもいい、見てもいい、彼が非難したいなら非難してもいい一一世界じゅうに言わずにいてくれるなら。といっても今は君が僕の世界なんだけど。君があきれて軽蔑したまなざしを向けてきたって構わない。だけどオリヴァー、面と向かって話したとき、君の冷たい表情と向き合うくらいなら、僕は死んだほうがましだ。」

    僕は君で、君は僕なんだよ
    なんて素敵な感覚なんだろうか。

    0
    2026年07月17日
  • Find Me

    購入済み

    安心しました♡

    君の名前で僕を呼んで  映画を観て、映画の中のエリオの涙するシーン・・・屋根裏部屋で 帰らないで とオリバーにしがみついていた時、駅のホームで別れた後、迎えに来てくれた母の車の中、エンディングの暖炉の火を見つめていた時・・・見る度に息が詰まるような悲しい気持ちでした。
    その続きを、この本で知ることができてとても幸せな気持ちになりました。
    お互いが自身のことをお互いに話して、聴いてくれる。そんな優しい関係でいてくれて安心しました♡

    #癒やされる #共感する #ハッピー

    0
    2026年01月13日
  • 君の名前で僕を呼んで

    Posted by ブクログ

    青春小説で言い表せない、私にとって至高の一冊だった。まず、自殺願望や殺意すら湧く片想いの心理描写に、溺れるように引き込まれる。純文学的で好みは別れそうだが、この繊細で赤裸々な心理描写ほど小説の極みだと。エリオの心に四六時中駆け巡る思慕が、痛々しいほど生で綴られていく。

    映画だと軽薄に見えるオリヴァーだが、本書の後半では、彼の葛藤や優しさが伝わる。父の言葉もより説得力があり、原作読んで良かったと実感。

    十二年後のシーンがすごい。愛の頂点に至って別れた二人にしかできない会話が聞ける。最後の一行まで容赦なく心に響き渡ります。

    0
    2025年08月30日
  • 君の名前で僕を呼んで

    Posted by ブクログ

    切ない。二人が溶け合ってる感じがタイトルになってて良い。お父さんが素敵すぎて現実的ではないと思う。ほんと最後トドメの一撃感あって辛くなった。

    0
    2025年08月10日

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