君の名前で僕を呼んで

君の名前で僕を呼んで

1,045円 (税込)

5pt

「あとで!」乱暴で無愛想でそっけなくて冷淡なその響きは、オリヴァーについて真っ先に思い出す言葉だ。十七歳のあの夏、エリオがオリヴァーと過ごした日々は、鮮やかな記憶として今も消えずに残っている。毎年、夏休みになるとエリオの家に滞在する若い研究者のひとりでしかなかった彼の最初の印象は、好きになれるかもしれないし、大嫌いになるかもしれない男だった。しかし、すぐにエリオは彼から目が離せなくなり、話ができれば幸せに、よそよそしい態度をとられれば傷つくようになって──。切なくも甘いひと夏の恋を描いた青春小説。

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君の名前で僕を呼んで のユーザーレビュー

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感情タグBEST3

    Posted by ブクログ

    青春小説で言い表せない、私にとって至高の一冊だった。まず、自殺願望や殺意すら湧く片想いの心理描写に、溺れるように引き込まれる。純文学的で好みは別れそうだが、この繊細で赤裸々な心理描写ほど小説の極みだと。エリオの心に四六時中駆け巡る思慕が、痛々しいほど生で綴られていく。

    映画だと軽薄に見えるオリヴァ

    0
    2025年08月30日

    Posted by ブクログ

    切ない。二人が溶け合ってる感じがタイトルになってて良い。お父さんが素敵すぎて現実的ではないと思う。ほんと最後トドメの一撃感あって辛くなった。

    0
    2025年08月10日

    Posted by ブクログ

    「放っておけば自然に治るものを、もっと早く治すために心の一部をむしり取ってしまえば、三十歳になる頃には心が空っぽになり、新しい相手と関係を始めようとしても相手に与えられるものがないことになる。」

    喪失と経過の向き合い方に正解が無いのが分かる。あるのはただパラレルのみで、干渉できない実感が首を絞める

    0
    2024年07月13日

    Posted by ブクログ

    一読目 2021.4.27

    二読目 2024.7.14
    一読目の時、読感としては少し気持ち悪さが残っていた。それは性描写が沢山あり、エリオの考えてるぐちゃぐちゃな感情のすべてが分かってしまうことから来たものだと思ってた。

    それは感覚的なものであっても間違ってはなかった。けど、今回そう感じたこと

    0
    2024年07月14日

    Posted by ブクログ

    映画では情景綺麗だな。音楽いいな。この世界観好きだなって感じてた。それもそのはずで原作ではこれでもかってくらいエリオの言葉(心情)が出てくるけど、映画ではそれがほとんどない。そもそもエリオは心の中ではキャパオーバーなんじゃないかってぐらいの情報量で溢れているのに、言葉に出すのはほんの少しだけ。だから

    0
    2024年04月12日

    Posted by ブクログ

    映画とともに、じっくりと味わえる物語。美しくて泣きそうになる。どのページを開いても異世界にビューンと連れていってくれる。現実逃避もの。

    0
    2023年12月15日

    Posted by ブクログ

    先に映画を見てから読んだ。ティミーエリオ実はこんなに感情ぐちゃぐちゃやったんやな。
    わかる〜〜〜〜〜( ; ; )って思う場面ばかりで読んでる私も情緒不安定になったよ。

    君の名前で僕を呼ぶこと、私は凄く素敵なことだと思った。
    実際好きな人を思い浮かべながら自分の名前でその人を呼ぶ振り?をしてみた

    0
    2023年11月09日

    Posted by ブクログ

    “君と一緒にいるとき、他には何もいらない。君がいてくれたら、僕は自分を好きになれる。君と一緒にいるときの自分を好きになれる。世の中に真実というものがあるとしたら、それは僕が君といるときに存在するんだ。”

    0
    2023年06月19日

    Posted by ブクログ

    この物語を表す最適な表現が見つからない自分の語彙力の無さ、知性の低さに悲しくなる
    美しい以上の言葉でなんと表現すればいいか分からない。“オリヴァー前“と“オリヴァー後“

    0
    2023年04月20日

    Posted by ブクログ

    お気に入りの一冊です。
    文からチェレステ色がいっぱいに広がってくるのがたまらない。色彩豊かでとっても好きです。

    0
    2023年04月08日

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