君の名前で僕を呼んで

君の名前で僕を呼んで

1,045円 (税込)

5pt

「あとで!」乱暴で無愛想でそっけなくて冷淡なその響きは、オリヴァーについて真っ先に思い出す言葉だ。十七歳のあの夏、エリオがオリヴァーと過ごした日々は、鮮やかな記憶として今も消えずに残っている。毎年、夏休みになるとエリオの家に滞在する若い研究者のひとりでしかなかった彼の最初の印象は、好きになれるかもしれないし、大嫌いになるかもしれない男だった。しかし、すぐにエリオは彼から目が離せなくなり、話ができれば幸せに、よそよそしい態度をとられれば傷つくようになって──。切なくも甘いひと夏の恋を描いた青春小説。

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君の名前で僕を呼んで のユーザーレビュー

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感情タグBEST3

    Posted by ブクログ 2024年04月12日

    映画では情景綺麗だな。音楽いいな。この世界観好きだなって感じてた。それもそのはずで原作ではこれでもかってくらいエリオの言葉(心情)が出てくるけど、映画ではそれがほとんどない。そもそもエリオは心の中ではキャパオーバーなんじゃないかってぐらいの情報量で溢れているのに、言葉に出すのはほんの少しだけ。だから...続きを読む

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    Posted by ブクログ 2023年12月15日

    映画とともに、じっくりと味わえる物語。美しくて泣きそうになる。どのページを開いても異世界にビューンと連れていってくれる。現実逃避もの。

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    Posted by ブクログ 2023年11月09日

    先に映画を見てから読んだ。ティミーエリオ実はこんなに感情ぐちゃぐちゃやったんやな。
    わかる〜〜〜〜〜( ; ; )って思う場面ばかりで読んでる私も情緒不安定になったよ。

    君の名前で僕を呼ぶこと、私は凄く素敵なことだと思った。
    実際好きな人を思い浮かべながら自分の名前でその人を呼ぶ振り?をしてみた...続きを読む

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    Posted by ブクログ 2023年06月19日

    “君と一緒にいるとき、他には何もいらない。君がいてくれたら、僕は自分を好きになれる。君と一緒にいるときの自分を好きになれる。世の中に真実というものがあるとしたら、それは僕が君といるときに存在するんだ。”

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    Posted by ブクログ 2023年04月20日

    この物語を表す最適な表現が見つからない自分の語彙力の無さ、知性の低さに悲しくなる
    美しい以上の言葉でなんと表現すればいいか分からない。“オリヴァー前“と“オリヴァー後“

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    Posted by ブクログ 2023年04月08日

    お気に入りの一冊です。
    文からチェレステ色がいっぱいに広がってくるのがたまらない。色彩豊かでとっても好きです。

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    Posted by ブクログ 2023年02月01日

    映画を観た時よりも、題名の意味が理解できた気がした。読んだ後、しんどくて胸の詰まるような思いがなかなか消えなかった。
    エリオの、悲しみが来る前に悲しみを予期しておく気持ちがよくわかるし、だからこそ父親の言葉にはっとさせられて救われた気がした。自分もエリオの父のような事を言える大人になりたいと思った。...続きを読む

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    Posted by ブクログ 2022年09月24日

    映画にはまったので、読んだ。
    映画をみたあとよむと、映画の一つ一つの場面の深さをしれる。なるほど・・・。みたいな。
    にしてもこれも自伝的な話なのかな。
    十代後半の賢い男の子が、恋に落ちる話。
    賢い者同士がとっっっても人を好きになるって、こういう感じ。
    会話が抽象的でとても良い。
    男同士だから、、こう...続きを読む

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    Posted by ブクログ 2022年08月31日

    ひたすらに美しい。
    17歳だからこその純粋で繊細な感情。
    エリオから見たオリヴァーや周りの人、景色などの描写がとても好き。
    この本にもっと早く、できれば学生の時に出会いたかった。

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    Posted by ブクログ 2022年05月22日

    夏のイタリアにいる気分になれた
    エリオとオリヴァーの会話は思慮深く、自分の生活や会話とは程遠く読んでいて学ぶものが多かった

    エリオが日記に、オリヴァーが夢で言ったことを夢とは書かずに記録して、未来の自分がそれを読んだ時一瞬でも現実だと思いたい という場面が特に好き
    記憶は自由自在だからこそ自分の記...続きを読む

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