アン・ペリーの作品一覧

「アン・ペリー」の「偽証裁判」ほか、ユーザーレビューをお届けします!

作品一覧

  • 偽証裁判 上
    4.5
    1~2巻1,018円 (税込)
    1857年10月、ヘスターは新たな仕事を得た。エディンバラの名家の女主人メアリが夜行列車でロンドンを訪れ、数日滞在したのちに帰宅する予定で、その間の付き添いを請け負ったのだ。彼女は高齢で心臓に持病があり、薬の飲み忘れは命に関わる。経験豊富な看護婦であるヘスターは車中で指示通りに薬を飲ませたが、翌朝、メアリはこときれていた。身に覚えのない殺人の罪で起訴されてしまったヘスターの絞首刑を防ぐには、裁判で無実を証明するしかない。私立探偵モンクは真犯人を見つけるべく捜査を開始する。緊迫感に満ち満ちた傑作法廷ミステリ!

ユーザーレビュー

  • 偽証裁判 上

    Posted by ブクログ

     記憶喪失の元刑事モンクと、看護婦のヘスター、弁護士ラスボーンのシリーズ。
     
     エディンバラからロンドンへ老婦人の付き添いにやとわれたヘスターだったが、列車の中で婦人が急死する。
     ヘスターは、殺人犯として捕らえられ裁判にかけられる。

     19世紀末のイギリスの上流社会を丁寧に描いているのが魅力シリーズなのだが、ヘスターいなくて大丈夫なの??って思った。
     モンクもラスボーンも有能なのだけど、常にヘスターが得てくる情報によるところが大きかったのに、そのヘスターが身動きとれない状態になるなんて。
     しかも、エディンバラでの裁判になって、ラスボーンは弁護ができない。
     四面楚歌の状態でどうなると

    0
    2015年09月13日
  • 偽証裁判 下

    Posted by ブクログ

     記憶喪失の元刑事モンクと、看護婦のヘスター、弁護士ラスボーンのシリーズ。
     
     エディンバラからロンドンへ老婦人の付き添いにやとわれたヘスターだったが、列車の中で婦人が急死する。
     ヘスターは、殺人犯として捕らえられ裁判にかけられる。

     19世紀末のイギリスの上流社会を丁寧に描いているのが魅力シリーズなのだが、ヘスターいなくて大丈夫なの??って思った。
     モンクもラスボーンも有能なのだけど、常にヘスターが得てくる情報によるところが大きかったのに、そのヘスターが身動きとれない状態になるなんて。
     しかも、エディンバラでの裁判になって、ラスボーンは弁護ができない。
     四面楚歌の状態でどうなると

    0
    2015年09月13日
  • 偽証裁判 下

    Posted by ブクログ

    ウィリアム・モンクのシリーズ4作目。
    勇敢な看護師ヘスターが殺人容疑で裁判にかけられます。
    絶望的な状況の中ヘスターの無罪を信じで奔走する敏腕弁護士ラスボーンと私立探偵モンク。
    アン・ペリーの描写は本当に素晴らしい。事件の謎や人間関係から、そこへ時代の空気感や主要人物の性格まで、違和感なく、魅力的に描かれています。
    結末も気になるのは当然だけど、とにかくその過程が面白い。かのナイチンゲールも登場します。本当に胸のすくようなシーンですよ。

    0
    2015年08月28日
  • 偽証裁判 下

    Posted by ブクログ

    歴史ミステリの力作です☆

    19世紀後半のイギリス。
    看護婦のヘスターは、濡れ衣を着せられて逮捕されてしまう。
    スコットランドでの裁判なので、有能な弁護士のラスボーンも、公式に担当することができない。
    元警官で私立探偵のモンクは事情を探るが、なかなか真相は見えて来ない‥
    ヘスターを愛する二人の男達は?

    上巻では、当時の雰囲気や事情をたっぷり書き込み、ヘスターが窮地に追い込まれていく展開でした。
    後半はかなりアクティブに、どんどん事実が明かされていきます。
    当時の上流の女性たちの、礼儀や偏見に押さえつけられているようでいて意外に行動的な面も明らかに。
    かのナイチンゲール女史も、ヘスターの人柄の

    0
    2015年05月25日
  • 偽証裁判 上

    Posted by ブクログ

    力のこもった歴史ミステリです。
    元警官で探偵のウィリアム・モンクのシリーズ。
    「見知らぬ顔」「災いの黒衣」「護りと裏切り」に続く4作目。

    看護婦のヘスター・ラターリィと、弁護士のオリヴァー・ラスボーンの3人で事件に当たるのが特徴です。
    今回は特にヘスターの視点が多いですね。
    女性が主人公のミステリがお好きな人にもお勧めです。

    看護婦のヘスターは、仕事のつなぎに、新聞広告に載っていた仕事を引き受ける。
    エディンバラの名家の女主人メアリがロンドンへ旅行する付き添いに、看護婦が求められたのだ。
    ヘスターは指示どおりに心臓病の薬を飲ませたが、メアリが車中で亡くなってしまう。
    殺人の罪を着せられたヘ

    0
    2015年05月25日

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