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二人の女vs.二人の殺し屋、夜明けまでの死闘! 通報で森の別荘を訪れた女性保安官補ブリンを、殺し屋の銃撃が襲った。現場で出会った女を連れ、ブリンは深夜の森を走る。無線はなく、援軍は望めない。二人の女対二人の殺し屋。暁の死線に向け、知力を駆使した戦いが始まる。襲撃、反撃、逆転、再逆転――その結末は? 天才作家が腕によりをかけて描いた超緊迫のサスペンス。国際スリラー作家協会最優秀長篇賞受賞作。2012年週刊文春ミステリーベスト10第8位。
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Posted by ブクログ
「次から次へと」 まさにジェットコースターだ そしてこのジェットコースターが長い ぐったりするぐらい長い ようやくスピードが収まってやっと終わりかと思った途端に急加速「次から次へと」どころじゃない「次から次から次から次からあーもういい加減にせい!」だ 追いつ追われつ、追うものを追うもの現れ、追う...続きを読むものを追うものを追うものが逆に追われって『追撃の森』過ぎるだろ!ってなんだ『追撃の森』過ぎるだろって まぁどうせ 一番犯人ぽい奴が犯人じゃなくて、一番犯人ぽくない奴が犯人なんだよ でもディーヴァーは一番犯人ぽい奴が犯人じゃないと思わせておいてやっぱ犯人でしたーってパターンもあるし、一番犯人ぽくない奴が犯人と思わせておいてやっぱり犯人じゃないと思わせておいてやっぱりそのまんまやないか!というパターンもあって、やっぱ一番犯人 あーもう! あーもう!(二回)
大転換の連続 どんでん返し ハラハラドキドキ 余韻を残した 素晴らしい結末 最高 でも 女性は恐ろしい
通報で、森の別荘を訪れた、保安官補ブリンを、殺し屋の銃撃が襲った。ブリンは、現場で出会った女をつれて、深夜の森を走る。襲撃、反撃、逆転。知力を尽くした戦いがはじまる! すごい、の一言!息もつかせぬ、スリル!かなり長い作品だが、時間を忘れて、ストーリーに、のめり込んでしまった。ただ、あえていうなら、登...続きを読む場人物の性格が、冷たい感じで、どのキャラにも、感情移入できない。アクションの要素が強く、あまり、余韻は残らない。
女性警官が深夜の森林をひた走るスリリングな作品。 ジェフリー・ディーヴァーの久々のノン・シリーズです。 ブリン・マッケンジーは、ウィスコンシン州の女性保安官補。 家庭でくつろいでいた夜、通報で一人、別荘地に向かうと、夫婦の遺体が! 殺し屋二人に追われ、夫婦の友人の女性ミシェルと共に、広大な森林公園...続きを読むを逃げ回ることになる。 これといった装備も、携帯もないまま、いかにして闘うか。 殺し屋の正体は? 警察や夫は、いつ事態に気づくのか‥? 8割が一晩の出来事で、すぐ緊迫した状況になり、引き込まれます。 ブリンは優秀で隙がないタイプだが、仕事中毒気味。バレリーナのような体型だそう。 造園師のスティーヴンと再婚していて、最初の結婚で出来た息子ジョーイには、問題行動が起きています。 それを知り始めた夫との間にも、亀裂が‥ おしゃれで若いミシェルは何かと足手まといになるのですが、一緒に逃げ回るうちにふと、心を打ち明けたりします。 殺し屋ハートは職人気質で、相棒のルイスと組むのは今回が初めて。 ハートに比べれば素人同然のルイスのいい加減さに苛立ちを抑えつつ、追いつ追われつのブリンの賢さに自分に似たものを感じ始めます。 このへんも読みどころ。 どんでん返しは、ディーヴァーなら期待しますよね。 そのへんも抜かりなく。 ただ、最後までスリル満点かと思うと~そうじゃない!というどんでん返しになっていたりする。 ブリンの家庭の問題は、じわじわと。 ブリンの物語という意味では、全体を通してじっくりしたペースになっているようです。 結末もあまり親切な書き方ではないので、ぱーっと夢中で読み進んじゃうと、何が起きているのか、わからないままになる読者もいるかも? 誰が嘘をついているのか、どこは嘘ではありえないのか?だまされないで! 最初の印象ほど悪くない人もいるけど。 正体を上手くごまかした悪人もいる。 ネタばれになっちゃうんで~書くのが難しいけど‥ けっこうハッピーエンド‥☆ 翻訳もスピード感が出ているのは良いと思います。 ただ訳語が硬めで、とくに叫喚とか蛙鳴はないんじゃない‥? 2008年の作品。 2012年翻訳発行。 ディーヴァーの傑作を★5つとするなら★4かなという気もするんだけど‥ 全体の水準で4.5以上はいってるよね~ということで、5つに。
「別の結末を読んでみたい」 解説の言葉がぴったり。 もちろん、これもいい。でも他でも… と欲張りたくなる、いいストーリー展開とキャラ。 どんでんがえしは期待を込めるけど、今回も、意表をつく。 ああ、うまいな。 今回もどっぷりと、森の中で、一緒に時間を過ごせた。 ありがとう。
ジェフリー·デイーヴァー。森の中の別荘で夫婦が殺された。通報を受けた女保安官が殺し屋と鉢合わせし、夫婦の友人である女と森へ逃げ込み、殺し屋はそれを追う。 罠をかけたり、かかったりしながらの逃亡劇は予定調和感があるが楽しめる。あとがきで書いてあるとおり、女保安官と殺し屋の一種のシンパシーについてもう少...続きを読むし触れてほしかった。
ミステリー・サスペンスに登場するアメリカの舞台は、ニューヨークをはじめロスやシスコ、ちょっと外れてもシカゴやフロリダがお馴染みのところ、この物語は、ウィスコンシン州ケネシャ郡の森と湖、多分一生自分には行くことのない場所で繰り広げられる命がけの追いかけっこ。 ほとんどが暗い森の中で、文字通り山あり谷あ...続きを読むりの、主人公プリンと殺し屋ハートの先の読み合いとトラップのかけ合い。 ハラハラドキドキして、先を読まずにいられない。 最初の別荘襲撃事件の真相は、ほとんどサイドストーリー化していて、最後の章でやっと謎解きが進むが、途中全く気にならないほど追撃場面に引き込まれていた。 プリンの家族の物語は、やや消化不良だけど、全体として映像的な面白さは満点。
追うものと追われるもの。そこにはスリルと緊迫感が満ち溢れ、騙し騙されの攻防が小気味良く展開してゆく。 たった一晩の出来事なのに、こんなに色々な事が起こるのか、と驚嘆する。 また、善人かと思った人物が実は違ったり、その逆もあったりと、いわゆるどんでん返し的な仕掛けもディーヴァーならではという感じ。 だ...続きを読むからこそ、エピローグ的な後日談のこの終わり方には不満足だ。
緊迫した生き残りゲームがほとんどのページを占めている。 保安官補の女性と殺人犯の知恵比べのサバイバルが読みどころかな。 偶然二人組みになった逃げる側と追う側、見方を変えれば、逮捕する側とされる側、警官と殺人犯、という組み合わせ、時間とともに理解が少し深まって二人の関係が次第に変化していく、このところ...続きを読むはありかもしれないが、一夜の出来事にしても、暗い森の長い追跡は少し飽きる。 * * * 人里はなれた森林の中の別荘で夫婦が殺される。保安官補のブリンは現地に行き、生き残った女(ミッシェル)と出会う。 二人組みの犯人が追跡してくるが、二人は湖岸の森を抜けて逃げていく。 連れて逃げていく女優崩れの女は足手まといになるし、何かとぐずり続ける。 やっとたどり着いた窪地に止まったキャンピングカーは、ほっとする隙もなく、麻薬製造の一味だった。この一味にも狙われる。 そこで追いつかれた犯人たちの銃撃で一味は殺され、ブリンは生き残った少女を保護する。 隙を見て逃げるが、今度は子ども連れの難行。 ブリンはありえないほどの困難の中で、さまざまな智恵で犯人をまくが、この智恵比べが読みどころ。 * * * 一気に読めばそれなりに面白いが、少し時間が空くと、まだ逃げているのかと思うほど、悪条件が次々に降りかかり、追いつ追われつの果てしない物語に思える。 ただ、そこは実力派というか、ブリン組の人物像、ブリンの家庭や仕事場の事情、犯人達の目的などもあって、興味をひく部分もある。 被害者の夫婦はなぜ殺されなくてはならなかったのか。 ブリンとともに逃げることになった女の真の顔が見えてくるところなど面白い。 だが今回はあまり魅力は感じなかった。 こういう、少しゲームっぽい筋書きは長いと緊迫感が少し薄くなる。 娘はまだ確信がなさそうにしていた。ブリンは罪悪感には複雑なDNAがあることを知っている。毒性を持つものにかならずしも純粋種である必要はない。しかしミシェルは、ブリンの言葉に多少の慰めを見出したようだった。「時計の針を巻き戻せたらいいのに」 それって毎日の祈りじゃないの、とブリンは思った。 こういうところは好きな部分で、つい次の作品に手を出す。 「逃げる」ということで、面白かった映画を思い出したが題名を忘れた。ただ逃げる、どんどん逃げる映画だったが、なぜか面白かった。 ついでに「ジェリー」という映画も思い出した。 砂漠に入った二人の若者が道に迷い、歩き続けていく、二人がついに独りになってしまっても歩く、ただそれだけで、恐怖や孤独感が、すばらしい風景の映像とともに伝わってきた。 事件や出来事の経過を伝えるだけでなく、何か響くものがあってほしい。この作品を読みながら、ストーリーをたどるだけでは面白みがないという感じがした。
殺し屋vs保安官補の手に汗握る一夜の対決 ノンシリーズであるが、登場人物の設定がしっかりしているので物語にグイグイ引き込まれる。一晩の出来事を追う側、追われる側と視点を巧みに変えて、緊張感が途切れることなく描く手腕はさすが。ディーヴァーならではのどんでん返しもしっかり用意されていて期待を裏切らない...続きを読む。しかもノンシリーズだからのこその意外な展開!?殺し屋好きとしては、プロフェッショナルで粋なハートの活躍がもっと見たかった!
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