横光利一の作品一覧
「横光利一」の「学研の日本文学」「愛の挨拶 馬車 純粋小説論」ほか、ユーザーレビューをお届けします!
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「横光利一」の「学研の日本文学」「愛の挨拶 馬車 純粋小説論」ほか、ユーザーレビューをお届けします!
視点 表現手段は現代でも新鮮
ありふれていて 忌み嫌われる「蠅」に高所から人間社会を見渡す「神の視点」を与えるという意欲作である。切れ切れのトピックスを単に積み重ねただけで という構成も面白い。馬車をストーリーの舞台にしているので古臭さは否めないが、視点 表現手段は現代でも新鮮なままだと思う。
Posted by ブクログ
横光利一さん、縁がないけど気になってたので手に取った乙女の本棚シリーズ。
死の淵にある妻とそれを看病する夫を描写した物語。
美しく柔らかなイラストのおかげで、文章だけだとどんどん暗く重たくなるストーリーが、一定の愛情と美しさを保って捉えられます。
本人ではどうしようもなく、病による不安や理不尽さからくる妻のワガママとそれに振り回されつつも見捨てられない夫の姿、を現代なら上っ面の愛と本音みたいなイヤミス的なものになりそうなのだが、この作品は上っ面は醜いけど底に愛情が横たわっている、と読める。そう読めるのもイラストの影響大きい。
2024.1.28
15
異世界ファンタジー
ストーリー展開は太古の日本を舞台にした話であるが「異世界ファンタジー」を思わせる自由闊達さに満ちている。しかし現在のラノベと違うのはその文体。ふりがなだらけの独特の単語使いで異世界らしい雰囲気を盛り上げている。しかし 当然のことながらやや読みにくく感情移入もしにくい。