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Posted by ブクログ
面白かった~。
短編集なのだから、キリのいいところでやめればいいのに、ページを繰る手が止まらなくて読み終わったのは今朝の6時。
いつもより1本遅い電車で通勤することになってしまった。
中学の時に星新一を読みまくり、高校でフレドリック・ブラウンにドはまりした私にとって、短編小説の一番の醍醐味は、ひとひねりの着地。
長編のプロットではなく、切り取られた断面でもなく、ひねりのある結末。
それを見て、ニヤリ。
この短編集は、どれもこれも読み始めに見えていた景色が、気づくとどんどん変わって行って、この辺に着地するのではという予想はことごとく横滑りしていって、いっそのことすがすがしい。
必ずしも勧善懲悪ではないけれど、不快感はなく、却って気持ちよくだまされているくらい。
「通勤電車」と「生まれついての悪人」が、なかでも面白かった。
特に「生まれついての悪人」は、もう一度最初から読み直して齟齬がないか確認してしまったほど。
家族小説のアンソロジーとかに入っていたら、ショックのあまりトラウマになってしまうかも。
そのくらい折り返し点からの畳み掛けがすばらしい。
作者が仕掛けてくるはずと注意して見れば見るほど、気持ちよくミスリードされてしまう。
ずっしりと読み応えのある長編もいいけれど、すこーんと気持ちよく視点を転換させられる短編で、頭の中が少しほぐれたような気がします。
Posted by ブクログ
リンカーンシリーズのディーヴァーの短編集。
帯に「これぞ、だまされる快感! ドンデン返し16連発!!」ってあったんだけど、やられましたww
ドンデン返しくるかぁって結構構えて読んだんだけど、こっちの想像の上というか斜めをいく展開ですごかった。さすが、ディーヴァーです。
にしてもどの作品に出てくるキャラも、魅力的なのだ。
うん。悪人でも、ただ無慈悲ではなく(狂っている、どこかネジがとんでる、っていうのはあるけど)へんな話、悪事にプライドを持ってる感じなのだ。そして、犠牲者も無力で可愛そうな不運な人というのではなく、どこか居心地の悪さがある。
人は、そんな風に善も悪も、常にその二つのバランスのせめぎ合いで生きている、ということなのかもしれないと、ぼんやり思う。
最高に面白かった。
Posted by ブクログ
読み終わりました。
おもしろかったです。でも、なんとなくクリスマス・プレゼントとは趣きが違う…
悪い人同士の知恵比べみたいな話が多くて、少し胃に来る感じ。
生まれついての悪人は、クラックコカインダイエットで読んでいて、再読してもやっぱりおもしろかったです。
原題はBorn Bad 原題を知ると、さらにぐっときます。
救われない話が多いのですが、ポーカーレッスンは面白くて、映画的でした。老スタントンは、ロバート・デュバルのイメージで。
TVドラマのタイトルも頻出。中でもザ・ソプラノズがよく出てきました…CSIも、ローアンドオーダーも…好きですけどね(笑)なんとなくこそばゆい感じが…
どんでん返しは好きですが、少しどんでんとは違う…?
そんな1冊でした。
クリスマス・プレゼントを先に読んだのですが、こちらの感想を先に投稿。
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