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  • オフィスガールの寝室
    -
    「いつもななめまえから課長をみて、してあげたいなあと思っていたの」そういって裕子はデスクの下へ這いこみ、舌を使い始めた…。誰もいないオフィスが最高に刺激的なラブホテルに! 会社のあの子が、こんな所でこんなことまで! 官能刺激集。

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  • 檻

    4.1
    やくざな世界から足を洗って、今は小さなスーパーを経営している滝野和也。そのスーパーの買収工作をめぐるいざこざから、滝野の野生の血が再び噴き出す。結局は“檻”の中にとどまれず、修羅場に戻ってゆく男の滅びの美学を、鮮烈な叙情で謳いあげた北方ハードボイルドの最高傑作!
  • 火星のプリンセス
    4.0
    「スペース・オペラ」と呼ばれる宇宙冒険物語の代表傑作。すべてはここから発進し、つねにここに戻ってくるスターティング・ポイントでありランディング・ポイント。1912年に発表され、一躍人気を博した本書をもとに、第2作「火星の女神イサス」、第3作「火星の大元帥カーター」が相次いで誕生、ついに10作の火星シリーズとなったSF古典中の古典。主人公カーターの胸のすく活躍は魅力だが、作者の強烈な想像力が描き出した火星の弱肉強食の光景は、不思議な迫真性で現在のわれわれをも驚かす。

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  • 蟹工船・党生活者
    3.9
    海軍の保護のもとオホーツク海で操業する蟹工船は、乗員たちに過酷な労働を強いて暴利を貪っていた。“国策”の名によってすべての人権を剥奪された未組織労働者のストライキを扱い、帝国主義日本の一断面を抉る「蟹工船」。近代的軍需工場の計画的な争議を、地下生活者としての体験を通して描いた「党生活者」。29歳の若さで虐殺された著者の、日本プロレタリア文学を代表する名作2編。

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  • 吸血鬼はお年ごろ(吸血鬼はお年ごろシリーズ)
    3.8
    女子高生の神代エリカ。高校生活最後の夏、エリカの通う女子高のテニス部員たちが、合宿中に喉を噛み切られたような傷を残し、失血状態で惨殺された。吸血鬼の仕業だ、という騒ぎの中、エリカは事件の解明に立ち上がる。実はエリカは「正統な」吸血鬼の父クロロックと人間の母の間に生まれた吸血族の一員なのだ……! 父と共に真相を追うが、犯人によってエリカの親友・みどりがさらわれて!?
  • 虚夢
    4.1
    通り魔事件によって娘の命は奪われた。だが犯人は「心神喪失」状態であったとされ、罪に問われることはなかった。心に大きな傷を負った男は妻とも別れてしまう。そして事件から4年、元妻から突然、「あの男」を街で見たと告げられる。娘を殺めた男に近づこうとするが……。人の心の脆さと強さに踏み込んだ感動作。 (講談社文庫)
  • 熊の場所
    3.6
    猫殺しの少年「まー君」と僕はいかにして特別な友情を築いたのか(『熊の場所』)。おんぼろチャリで駅周辺を徘徊(はいかい)する性格破綻(はたん)者はゴッサムシティのヒーローとは程遠かった(『バット男』)。ナイスバディの苦学生であるわたしが恋人哲也のためにやったこと(『ピコーン!』)。舞城パワー炸裂の超高純度短編小説集! (講談社文庫)
  • 雲は湧き、光あふれて
    無料あり
    4.0
    超高校級スラッガーの益岡が最後の甲子園を前に腰を故障した。監督は益岡を代打で起用し、さらに補欠の俺を代走としてベンチ入りさせると言うのだ。そんな理由で数少ない選手枠を奪っていいのか? 益岡との関係もギクシャクする中、ついに地方大会が始まって…。友情、嫉妬、ライバル心、そして一体感。少年たちの熱い夏を描いた涙と感動の高校野球小説集。
  • グリーンライン
    3.7
    公園で襲われた不幸な夜から7年。そのショックで眠り続けた秋川裕果は突然めざめた。長い眠りからさめたとき、常に安全ゾーンを歩くようにしつけられていた女子高生は25歳になっていた。病院のベッドで、ただ茫然とする彼女の前に現れた刑事の話を聞くうちに、あの夜の記憶が甦ってきた。やがて不審な出来事が起こり始める。時効直前、忘れられていた犯罪が再び目をさます…。
  • 剣狼秋山要助 秘剣風哭
    4.0
    武州に生まれた秋山要助は、江戸の撃剣館に入門し神道無念流の達人となった。しかし博徒の出入りに腕をかしたことから、道場を追われ浪々の身となる。そんな秋山は喧嘩秋山と呼ばれ恐れられていた…。弧剣に生きた男の凄絶な人生を描く。

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  • 紅塵
    4.8
    十二世紀の中国、激しく争った南宋と金との間には平和条約が結ばれ、束の間の安定がもたらされていた。しかし、金に再侵攻の動きがあると知った南宋は、抗金の名将・韓世忠の息子、子温に調査を命じる。子温は女将軍だった母の梁紅玉とともに旅立ち、かつての金との戦いや名将・岳飛の悲劇を振り返りつつ、金に潜入するが……。攻め寄せる六十万の大軍をいかに迎え撃つか!? 南宋と金との戦いを描いた長篇中国歴史小説。
  • サイン会はいかが? 成風堂書店事件メモ3
    3.8
    1巻550円 (税込)
    しっかり者の杏子と、勘の鋭いアルバイト・多絵が働くのは、駅ビルの六階にあるごくごく普通の書店・成風堂。同一書籍に四件の取り寄せ依頼。ところが連絡を入れると、四人が四人ともそんな注文はした覚えがないと……。「ファンの正体を見破れる店員のいる店で、サイン会を開きたい」――若手ミステリ作家のちょっと変わった要望に、名乗りを上げた成風堂だが……。杏子と多絵のコンビが、成風堂を舞台にさまざまな謎に取り組んでいく。元書店員ならではの鋭くもあたたかい目線で描かれた、初の本格書店ミステリ。〈成風堂シリーズ〉短編集第二弾。

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  • 三州吉良殺人事件 新装版
    -
    1巻550円 (税込)
    母・雪江の発案で三河への旅に出かけた名探偵・浅見光彦。旅先の「殉国七士の墓」で出会い、ふたりに説教までした愛国老人が、翌日吉良町の海岸で死体となって発見された。全身には高い崖から転落したと思われる激しい打撲の跡があった。しかし、現場にはそのような断崖はない。となると、まるで「名も知らぬ遠き島より…」と島崎藤村の詩にも歌われた椰子の実のように、死体は別の場所から流れ着いたのだろうか。一体犯行現場はどこなのか!? 一度は警察に疑いをかけられた浅見光彦が、美しい海岸に仕掛けられた完全犯罪と、その背後に隠された悪意に立ち向かう、傑作長編旅情ミステリー!

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  • Thunderbolt Fantasy 外伝小噺
    -
    『Thunderbolt Fantasy 東離劍遊紀(サンダーボルトファンタジー トウリケンユウキ) 最終章』の先着来場者特典として配布された書き下ろし外伝ショートストーリー「Thunderbolt Fantasy 外伝小噺」凜雪鴉(リンセツア)篇/殤不患(ショウフカン)篇を電子書籍化。 電子書籍化にあたって三杜シノヴ(ニトロプラス)・源覚の描き下ろしイラストを追加収録し、表紙もリニューアルしました。 【凜雪鴉篇『骨董問答』】 ある日、魔装具師である廉耆(レンキ)の下へ掠風竊塵(リョウフウセツジン)を名乗る男が訪ねてくる。弟子入りを志願する男を冷淡にあしらった廉耆であったが……。 凜雪鴉と廉耆の出会いを描く外伝ショートストーリーです。 【殤不患篇『流刀縁起』】 修行のため任少游(ニンショウユウ)を時空の彼方へと送り出す渡衰聲(トスイショウ)。そして、いつか辿りつくであろう少年の未来を思い、かつての友が残した日記を開く。 殤不患の少年時代を描く外伝ショートストーリーです。
  • 小説 微熱少年
    4.0
    1巻880円 (税込)
    60年代の少年たちの青春を叙情的に描いた、松本隆の長編小説処女作「やあ暗闇、ぼくの旧い友だち また君と話をしに来てしまったよ」。16ばんめの夏、平凡な高校生の「ぼく」は、バンド仲間と一緒に、ビーチボーイズのヒットナンバーが流れる海辺を訪れ、そこからひとつの物語が始まります。少しだけ年上の少女との出会い、ささやかな冒険、親友との友情、美しくも気まぐれな彼女との恋、日本中を熱狂させたザ・ビートルズの来日公演。さまざまな人との出会いが、少年の心に少しずつわずかな熱をおびさせていきます。60年代に高校時代を過ごした少年たちの淡く切ない青春を、リリカルなタッチで描いた、作詞家・松本隆の処女長編小説です。
  • しろがねの葉(新潮文庫)
    4.4
    1巻880円 (税込)
    銀(しろがね)の光を見つけた者だけが、この地で生きられる――。父母と生き別れ、稀代の山師・喜兵衛に拾われた少女ウメは、石見(いわみ)銀山の坑道で働き始める。山に穿(うが)たれた深い闇に恐れと憧れを抱きながらも、そこに女の居場所はない。熱く慕う喜兵衛や、競うように育った隼人を羨むウメだったが、勢いを増すシルバーラッシュは男たちの躰(からだ)を蝕(むしば)んでゆく……。生きることの苦悩と官能を描く、直木賞受賞作。(解説・北方謙三)
  • ジゴロ
    3.8
    新宿二丁目でギターを奏でるストリート・ミュージシャンのカイ。彼女の美しく切ない歌声に魅せられて、多くの女たちが立ち止まる。そうした女たちの中から、カイは夜な夜な新しい恋人を求め続ける。まるでジゴロのように――。人妻との禁断の逢瀬、年若い少女への恋の手ほどき、命をかけた悦び……。カイをめぐる、女を愛する女たちの激しく狂おしい官能と恋を鮮烈に描く連作短編集。
  • 実録・外道の条件
    4.1
    1巻550円 (税込)
    なにゆえかくも話が通じないのであろうか。丁重な文面であるのにもかかわらず、その文面のなかにときおり顔をのぞかせる強い調子、攻撃的な排他性のごときを改めて強く感じ、その根拠として彼らが標榜しているボランティアという概念について、普段そんなことについてまるで考えたことのなかった私が、この困惑を契機に深く考えるようになってしまったというのは、いったいいかなる因果・因縁であろうか。(「地獄のボランティア」より)芥川賞受賞第1作となった傑作小説集。
  • 十三の墓標
    -
    1巻440円 (税込)
    警視庁の坂口刑事の姉夫婦が、ある日突然幼い娘を残し失踪する。やがて夫婦は、福島、栃木と、別々の場所で遺体となって発見されるが……。姪の記憶の中から出てきた幾つかのキーワードをもとに、坂口は、義兄の出生の秘密や、次々と出てくる〈和泉式部の墓〉の謎に挑んでいく!本格旅情ミステリー。

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  • スペインの恋人
    -
    ある深夜、ネルのもとに二人の子供が転がりこんできた。かつて住みこみで面倒を見ていた少女とその弟だ。父親の死後、実業家の叔父ラウルに引き取られたが、厳しい叔父に我慢ができなくなったのだという。二人を迎えに来たラウルは、ネルを見下すような態度をとった。ネルの目にはとびきりセクシーな男性に映るものの、彼のほうはネルを、亡き兄のかつての愛人だと思いこんでいるらしい。それから一週間後、ラウルがとんでもない提案をしてきた。姪と甥の世話をしてもらいたいから、彼の家に引っ越してほしいと。
  • ただ、愛のために
    -
    「アメリカ産のドッグフードに、BSEの牛が使われている」。マフィアが流した悪質なデマに、CFディレクター・流葉爽太郎が立ち向かう。広大なアラスカの原野。そこで独り活動を続ける、日本人の女性獣医がCFの主役だ。いくつもの危機を共に乗り越えるうち、二人の心はしだいに近づいていく……。アラスカの大地を舞台に、夢と誇りをかけた闘いが始まる!
  • 転生した剣聖は遊び人としてスローライフを送りたい
    完結
    -
    国の英雄とたたえられた剣聖は、王子に転生した。その名をペンジュラム王国アレグザンダー第一王子。 戦いに明け暮れた前世の反動で、アレグザンダーは「戦わない」「好きなことをして遊び暮らす」決意を固める。反逆のぬれぎぬを着せられて国を追われる羽目になるが、それは彼にとって願ったりかなったりだった。身分がなければ、望み通り、自由気ままに生きることができるからだ。 しかし、宿命は、いやでもアレグザンダーを追ってくる……! ひたすら遊び人をめざす最強主人公の、アクション・ファンタジーコメディ。 ※本作は双月ねむるの個人誌作品の電子書籍版となります。
  • 友達ではいられない 真実の花嫁 I
    -
    フラニー・ブルックスはウエディングドレスのデザイナー。事業をさらに拡大したいと考える彼女は、PR会社の経営者ジャック・ファレルと知り合った。笑顔ひとつですべての女性が足元に崩れ落ちると思っている、とんでもないプレイボーイ。だが、それだけの魅力はたしかにある。だからって、仕事が遅いのを許すわけにはいかないわ!パンフレットを考えてもらうのに商品の写真を渡してから、もう一カ月もたつ。いったいジャックは何をやっているの?怒りにまかせてジャックの家にのりこんだ彼女は、彼が生まれて間もない赤ん坊をかかえて、困っている場面にでくわした。事故で亡くなった兄夫婦の娘を引き取ったのだという。ほうっておけずに、赤ん坊の世話を手伝ったフラニーだったが、“男性と赤ん坊”という取り合わせに、数年前の悪夢のような出来事を思い出した……。
  • ドクターを慕って 富豪一族:知られざる相続人 I
    3.0
    看護師のアリソンはドクターのケインを慕っているが、彼は富豪一族の一員で、雲の上の存在だ。ただ仕事の苦労や悩みを聞いてあげることだけが、彼女にできる唯一の愛情表現だった。ある日、いつもより深刻な顔をした彼を見て、アリソンは自宅に招いて話を聞くことにした。だが、彼を慰めるうちに、純潔を捧げてしまう。気まずさから縁を切られることを覚悟した彼女をよそに、ケインはあまりにも衝撃的な言葉を言い放った。「僕と結婚してほしい。君を妊娠させた可能性もあるから」★富豪一族シリーズ新シーズンが今月よりスタート! 今まで存在を知られていなかった、フォーチュン家の血統を受け継ぐ者たちが次々に発見されます。D.パーマーの『テキサスの恋』新作の冒頭を巻末に掲載しています!★
  • 鈍感力
    5.0
    鋭敏で聡明なことが優れていると言われるが、果たしてそうであろうか? 医師、作家としての経験などを通じて、小さなことでも動じない一種の「鈍さ」が、この先が見えない不透明な時代をたくましく生き抜く源になるのではないか。 恋愛はもちろん、夫婦生活や子育て、職場など……各場面において求められる「鈍感力」とは? 【著者プロフィール】 1933年北海道生まれ。札幌医科大学卒業後、母校の整形外科講師となり、医療と並行して小説を執筆。1970年『光と影』で第63回直木賞受賞し、本格的に作家活動を開始。1980年『遠き落日』『長崎ロシア遊女館』で第14回吉川英治文学賞を受賞。1997年に刊行された『失楽園』は大きな話題をよび、映画化、テレビドラマ化された。2003年には紫綬褒章受章。著書は『鈍感力』『ひとひらの雪』『化身』『化粧』『孤舟』『うたかた』『花埋み』など多数。
  • 二度寝で番茶
    3.9
    向田邦子賞を受賞した「すいか」をはじめ、「野ブタ。をプロデュース」「Q10」などの伝説的ドラマを生みだした夫婦脚本家・木皿泉。二人が家族、愛、自由、幸せ、孤独、個性、笑い、お金、創作、生きること死ぬこと…などについて縦横無尽に語りあう。思わず胸を衝かれる言葉が随所にちりばめられた、珠玉のエッセイ集。
  • 野火
    3.0
    昭和26年「展望」に連載、読売文学賞を受けた。いわゆる「戦後作家」の最も早期の作家として登場した作者は、かつての大戦の歴史的現象の中で精神をどのように試練されたか。戦後文学「野火」には、近代の西欧文学と競おうとする作家の意欲と、大戦で味わった精神の所産の二つが火のような要求となって結晶している。
  • 配達あかずきん 成風堂書店事件メモ1
    3.9
    1巻550円 (税込)
    しっかり者の杏子と、勘の鋭いアルバイト・多絵が働くのは、駅ビルの六階にあるごくごく普通の書店・成風堂。近所に住む老人から渡された「いいよさんわん」という謎の探求書リストや、コミック『あさきゆめみし』を購入後失踪した母を捜しに来た女性に、配達したばかりの雑誌に挟まれていた盗撮写真・・・・・・。杏子と多絵のコンビが、成風堂を舞台にさまざまな謎に取り組んでいく。普通の書店にも謎はいっぱい溢れている!?元書店員ならではの鋭くもあたたかい目線で描かれた、初の本格書店ミステリ。〈成風堂シリーズ〉第一弾。

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  • 覇者の戦塵1931 北満州油田占領
    4.0
    一九三一年北満州で大規模な油田が発見された――もしも日本軍が石油資源を手中にしていたら、第二次世界大戦は勃発したのであろうか? ほんの些細な偶然が歴史の姿を大きく変える!
  • 幕末純情伝~龍馬を斬った女~
    5.0
    剣客たちにおそれられる新選組の沖田総司は、男装の美しい天才女剣士であった。惚れた男、土方歳三のためであれば、ひたすら多くの志士を斬りつづける。ついに狂おしい愛憎の刃は、やがて、「この男が死ねば日本は滅ぶ」とまでいわれた大政奉還の立役者・坂本龍馬に向かう。歳三と龍馬のあいだで揺れ動く女総司の情念を通して解き明かす、めくるめく幕末絵巻。

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  • バベル島
    3.6
    イギリス・ウェールズ北西部。彼の地の伯爵は長年「バベルの塔」建設に取り憑(つ)かれていた。60年の歳月をかけて完成した日、悪夢の惨劇が――。(表題作) 残業の夜、男は急停止したエレベーターに閉じこめられてしまう。中にはもう一人、髪の長い女が。そのビルには幽霊が出るという噂があって……。(「上下する地獄」) 鮮やかなプロットが光る単行本未収録作11編。
  • 晩夏に捧ぐ 成風堂書店事件メモ2
    3.4
    1巻550円 (税込)
    駅ビルの書店で働く杏子のもとに、かつての同僚・美保から一通の手紙が届いた。長野に戻り、地元の老舗書店に勤める彼女からの手紙には、勤務先の「まるう堂」こと宇津木堂書店に幽霊が出るようになり、店が存亡の危機だということが書かれていた。ついては名探偵のアルバイト店員を連れて助けに来い、というのだ。気が進まぬながらも多絵を連れて、信州へ赴いた杏子だったが、そこで彼女たちを待ち構えていたのは、二十七年前に弟子の手によって殺されたという、老大作家の謎だった……!元書店員ならではの鋭くもあたたかい目線で描かれた、本格書店ミステリ。人気シリーズ番外編。

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  • 巴里の空の下オムレツのにおいは流れる
    3.8
    下宿先のマダム特製のオムレツ、仕事後の夜食で食べたグラティネ…1950年代のパリで歌手として暮らした著者による、半世紀以上にわたって読み継がれる料理エッセイの名著、昭和の大ベストセラー。 ★食いしんぼう必読 ★読み継がれて半世紀以上!  ★昭和のレトロ感あふれる料理エッセイの大ベストセラー 「今夜はオムレツよ」 戦後まもなく渡ったパリで、 下宿先のマダムが作ってくれたバタたっぷりのオムレツ。 レビュの仕事仲間と夜食に食べた熱々のグラティネ―― 一九五〇年代の古きよきフランス暮らしと 思い出深い料理の数々を軽やかに歌うように綴った、 昭和の料理エッセイの金字塔。 ◎解説=犬丸一郎/堀江敏幸 【新装版】 【この本に登場する料理の数々】 各種オムレツ|ヴェベールの卵|人参のサラダ|クレソンとビーツのサラダ|サラダ・ニソワーズ|プレ・ココット(トリ料理)|ブイャベーズ|ラタトゥイユ|リエージュ風のこうし|ノルマンディー風じゃがいも|ミラノ風スパゲティソース|ブルギニヨン|フォンデュ|グラティネ|ポトフ|ブイヤベーズ|ベーコンと豆のスープ|スタッフドトマト|雪卵|パエリャ…… 【著者略歴】 1922年、東京生まれ。米国留学を経てフランスに渡り、51年、パリでシャンソン歌手としてデビュー。世界各国の舞台に出演し、帰国後は歌手、エッセイストとして活躍した。料理エッセイの元祖とも言われる1963年刊行の本書で日本エッセイスト・クラブ賞を受賞、ベストセラーに。その他著書に、姉妹編である『東京の空の下オムレツのにおいは流れる』や、没後編まれた『バタをひとさじ、玉子を3コ』(ともに河出文庫)等がある。2010年、逝去。
  • 火野正平 若くなるには、時間がかかる
    4.5
    子役からキャリアをスタートし、名脇役の地位を獲得した火野正平。現在66歳の火野さんが、自転車に乗って日本各地を旅する番組「にっぽん縦断こころ旅」(NHKBSプレミアム)で再びブレイクしています。いつまでも若々しくあり、かつ年齢相応の成熟感もある火野さん。彼の「絶妙な年の取り方」の秘密はどこにあるのか。好きな物、嫌いなもの、生い立ち、恋とスキャンダル、家族に至るまで、初めて本人が語りおろした一冊。
  • #140字小説2 - 「1話30秒」の意味が分かるとゾクッとする話 -
    -
    1巻550円 (税込)
    SNSで話題の“超”短編小説、待望の2巻! 恐怖、笑い、感動、涙、そしてドンデン返し―― わずか140字で展開される圧巻のドラマに、大人も子供もハマること間違いなし! X(旧Twitter)で発表された人気作から厳選した作品に加え、書き下ろし140字小説も収録しています。 ※小学校高学年以上から読めるように、小学5年以上の学習漢字と読み方にふりがなを振っています。 【著者プロフィール】 方丈海(ほうじょう・かい) 作家。 X(旧Twitter)を中心としたSNSに、140字以内で完結する超短編小説を投稿している。 2020年7月から活動を始め、X(旧Twitter)のフォロワー数は11万人を超える(2023年9月現在)。 140字という短い中で、意外なオチを展開するスタイルが特徴。 ジャンルはミステリー、怖い話、感動する話、笑える話やパロディまで多岐にわたり注目を集めている。 著書に、『#140字小説 - 「1話30秒」の意味が分かるとゾクッとする話 -』(小社刊)、『いずれ死ぬ君のために』(KADOKAWA)がある。 X(旧Twitter) @HOJO_Kai Instagram @hojo_kai TikTok @hojo_kai note https://note.com/hojo_kai/
  • ふたりのフィアンセ
    2.0
    婚約パーティに現れた見知らぬイギリス人。彼が私のフィアンセなんて!■アンジェリックは幸せだった。バスの事故で失った記憶は戻らないけれど、パリでウエイトレスとして働くうちに、すてきな恋人ができた。画家の彼が、アンジェリックをモデルに描いた肖像画も有名になり、とても高い評価を得ている。そして今日は、エッフェル塔での婚約パーティだ。ところがふたりがケーキカットをしようとしたその瞬間、ミロ・ケインと名乗る見知らぬ男が進み出た。アンジェリックはすでにミロと婚約しているのだと言う。あなたなんか知らないわ。そう言い張るアンジェリックに、彼はふたりが一緒に写っている、たくさんの写真を見せた。イギリスへ戻ろうと言うミロにアンジェリックは……。
  • ぶたぶたと秘密のアップルパイ
    3.7
    イラストレーター・森泉風子は、不思議な会員制喫茶店への特別招待券を手に入れた。そこでは、誰にも話せない秘密をひとつ、店員に話さなくてはいけないというのだ。その店員というのが……見た目は可愛いぶたのぬいぐるみだが、中身は心優しき中年男・山崎ぶたぶただった。客たちはみな、ここで心の荷物を下ろし、新しい人生へと踏み出す勇気をもらってゆく――。
  • ぶたぶたのいる場所
    4.1
    海辺の瀟洒(しょうしゃ)なリゾートホテルには、知る人ぞ知る神出鬼没のホテルマンがいた。見た目はかわいいぬいぐるみだが、中身は頼りになる敏腕執事(びんわんバトラー)。お客が困っていると、何処(いずこ)からか現れ、疾風(はやて)のように去ってゆく――。その姿を目撃した者は、幸せになれるという伝説があるのだ。今日も新たなお客がやってきて……。とっても不思議で心温まる、超人気シリーズ!
  • マラコット海淵
    -
    ……見よ、潜水函の窓ごしに、この世のものならぬ、青白い燐光を発してひかるその海底には、古代フェニキアのそれとよく似た壮大な建築物の遺跡が、まるで夢のように、はるか彼方までつづいていたのだ。…「これこそ、大西洋の底ふかく沈んだと伝えられるアトランティス大陸の首都の遺跡にちがいない!」マラコット博士は息をはずませて叫んだ。ホームズの産みの親ドイルが、その博学と想像力のすべてを注いで書き上げたSF古典。

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  • 三毛猫ホームズと炎の天使
    3.0
    崩落事故で洞窟に閉じ込められた男女七人。闇に包まれ薄まっていく酸素に全員が意識朦朧とし始めたとき、何者かが過去に犯した殺人の告白をする。間一髪のところで全員無事救出されたが、あの告白が誰のものなのかは謎だった。やがて七人のうちの一人が刺殺される。さらに別の一人もひき逃げに遭い落命する。二つの事件の接点に気づいた片山刑事と妹・晴美は、ホームズとともに真相を追うが……。国民的大人気シリーズ第55弾!
  • 冥界転生
    完結
    -
    史上屈指の剣豪×最凶の謀略内閣×陰陽師の末裔 数奇な運命で集いし光と闇の異才が、激突する! 〈あらすじ〉 最強の陰陽師・安倍晴明の血を引く一族に生まれた女子高生、明知凛は日ごと大きくなる顔のあざに悩まされていた。政治家であり神主でもある父は、それは世に憎悪が渦巻き何かが起きる際に現れる「さらら姫」に関係すると言う。 時を同じくして、失政が続き内閣支持率は史上最低のなか貧困に喘ぐ国民の憎悪や怒りを一身に集める総理大臣のもとに、地獄の下にある冥界と地上界を結ぶ間道・将門の首塚を抜け出た平清盛が現れ、その体を乗っ取ってしまう。 清盛は生前の野望を果たすために「霊力」を集め、北条義時、井伊直弼など史上屈指の謀略に長けた傑物を冥界から次々呼び寄せることで、独裁者への道を突き進む。 その過程で、明知凛が冥界の者に敵対する陰陽師の力を持っていることが露見してしまう。さらに、数奇な運命で両者に繋がっていた宮本武蔵、柳生十兵衛、沖田総司、謎の陰陽師などが集い、激しい戦いが繰り広げられることに。 果たして憎悪や怒りといった人の想念から生じる「霊力」は、清盛と陰陽師のどちらに利するのか。歴代屈指の剣豪たちの勝負の行方は……。 映画化『もしも徳川家康が総理大臣になったら』、舞台化『もしも彼女が関ヶ原を戦ったら』著者による、歴史×政治×ミステリーの新感覚エンタテインメント最新作!
  • 夫婦岩殺人水脈
    -
    城ヶ島に漂着した段ボール詰めの男の死体。容疑者・山脇健介は島根で、焼殺体となって発見された。駆け出しのフリージャーナリスト・烏丸実果は、9年前、神戸の強盗殺人事件で死んだ男と山脇が同一人物であることを突き止めた。誰が山脇を二度殺したのか? 真相を目前にした実果に“夫婦岩のアリバイ”が立ちはだかる!
  • 夜市
    4.1
    妖怪たちが様々な品物を売る不思議な市場「夜市」。ここでは望むものが何でも手に入る。小学生の時に夜市に迷い込んだ裕司は、自分の弟と引き換えに「野球の才能」を買った。野球部のヒーローとして成長した裕司だったが、弟を売ったことに罪悪感を抱き続けてきた。そして今夜、弟を買い戻すため、裕司は再び夜市を訪れた――。奇跡的な美しさに満ちた感動のエンディング! 魂を揺さぶる、日本ホラー小説大賞受賞作。
  • 余命10年
    完結
    4.9
    全1巻550円 (税込)
    第6回静岡書店大賞 映像化したい文庫部門 大賞受賞作 20歳の茉莉は、数万人に一人という不治の病にかかり、余命が10年であることを知る。笑顔でいなければ周りが追いつめられる。何かをはじめても志半ばで諦めなくてはならない。未来に対する諦めから死への恐怖は薄れ、淡々とした日々を過ごしていく。そして、何となくはじめた趣味に情熱を注ぎ、恋はしないと心に決める茉莉だったが……。涙よりせつないラブストーリー。 カバーイラスト・loundraw
  • 螺旋の手術室(新潮文庫)
    3.9
    純正会医科大学附属病院の教授選の候補だった冴木真也准教授が、手術中に不可解な死を遂げた。彼と教授の座を争っていた医師もまた、暴漢に襲われ殺害される。二つの死の繋がりとは。大学を探っていた探偵が遺した謎の言葉の意味は。父・真也の死に疑問を感じた裕也は、同じ医師として調査を始めるが……。「完全犯罪」に潜む医師の苦悩を描く、慟哭の医療ミステリー。『ブラッドライン』改題。
  • VIMANA
    -
    1~2巻550~660円 (税込)
    宮崎県の日南市で、それまで知られていない、超古代のものと思われる文字が発見される。学会では全く相手にされていなかったが、一説によると、それは古代に海に沈んだとされているレムリア文明のものではないかという話だった。大学でオカルト研究会に入っている、小百合と健一とさやかの三人は、その謎の古代文字を実際に見てみるべく、夏休みを利用して、宮崎県の日南市を訪れる。すると、そこで三人は思いがけない事件に巻き込まれていくことになるのだった……。 宮崎県日南市で発見される、超古代の宇宙船。五十万年前の世界から訪れたタイムトラベラー。そして、かつて火星に存在していた超文明と、古代地球文明との戦い。 こちらはKindleから既に出版している『VIMANA』シリーズの1~6を一冊にまとめたものになっています。一冊ずつ購入していくよりも、かなりお得になっています。
  • Rのつく月には気をつけよう
    3.9
    湯浅夏美と長江高明、熊井渚の三人は、大学時代からの飲み仲間。毎回うまい酒においしい肴は当たり前。そこに誰かが連れてくるゲストは、定番の飲み会にアクセントをつける格好のネタ元だ。今晩もほら、気持ちよく酔いもまわり口が軽くなった頃、盛り上がるのはなんといっても恋愛話で……。ミステリーファン注目の著者が贈る傑作グルメ・ミステリー!
  • ウィステリアと三人の女たち(新潮文庫)
    3.8
    大きな藤の木のある、壊されつつある家。真夜中に忍び込んだわたしは、そこに暮らした老女、ウィステリアの生を体験する。かつて存在した愛を魔術的に蘇らせる表題作。思いがけぬ大金を得、デパートで連日買い物を続ける女性の虚無を描く「シャンデリア」。いくつかの死、失った子ども、重なり合う女たちの記憶……研ぎ澄まされた言葉で紡がれる、美しく啓示的な四作を収録した傑作短編集。
  • 孤独と不安のレッスン
    4.0
    「ニセモノの孤独」と「後ろ向きの不安」は人生を破壊し、「本物の孤独」と「前向きな不安」は人生を広げてくれる。つらくなったら、誰かに何かをあげる、あなたを支えるものを作る―人気演出家が綴る「ひとり」を生きるための練習帳。
  • なみだ研究所へようこそ!―サイコセラピスト探偵 波田煌子
    3.4
    ここはメンタル・クリニック〈なみだ研究所〉。新米臨床心理士として働くぼくは、波田煌子(きらこ)に悩まされていた。貧相な知識にトボけた会話。でもなぜか患者の心の悩みをズバリと言い当て、病を治してしまう。本当に彼女は伝説のセラピストなのか?そして今日もあの不思議な診療が始まった…!
  • 京都上七軒あやかしシェアハウス
    3.5
    三ヶ月前、突然『人ではないもの』が見えるようになってしまった琴子。 外に出るたびにあやかしたちに驚かされ怯える日々が続き、とうとう家から出るのさえ怖くなり引き籠り生活になってしまった。 ある日買い物に出かけた先で出会った伊織の誘いで、あやかしと人間の共存を支援するシェアハウスで働くことに。 そこでの生活で琴子は、あやかしは恐ろしいだけの存在じゃないと知っていく…。 京都の上七軒にある不思議なシェアハウスを舞台に起こる人間とあやかしの温かな人情物語。 ■著者 烏丸紫明(からすま・しめい) 2013年に別ペンネームにて作家デビュー。 2019年に烏丸紫明の名でキャラ文芸・ライト文芸ジャンルにて活動開始。 ほかの著書に、『神戸異人館の(自称)ジェームズ・モリアーティ』(一迅社)など。 本作は三作目である。 ■カバーイラスト しきみ
  • まいまいつぶろ
    4.2
    口がまわらず、誰にも言葉が届かない。歩いた後には尿を引きずった跡が残るため、まいまいつぶろと呼ばれ、蔑まれた第九代将軍・徳川家重。常に側に控えるのは、ただ一人、彼の言葉を解する何の後ろ盾もない小姓・兵庫だった。「もう一度生まれても、私はこの身体でよい。そなたに会えるのならば」――。二人の絆を描く、落涙必至の傑作歴史小説。
  • ふくふく書房でお夜食を
    4.2
    元料理人の書店主が贈る心あたたまる物語。  古びた商店街にある小さな書店「ふくふく書房」。店を切り盛りするのは元料理人の夏郎とその娘の成、そして看板犬のフクコと猫の大福だ。書店の営業時間は夜八時までだが、閉店後ごくごくたまに、店前に灯りがつき食欲をそそるいい香りが漂い始める――。  同棲中の婚約者の浮気現場を目撃してしまった女性に、女手ひとつで育てあげた娘が巣立ち寂しさを覚える母親。  困りごとを抱える人々が訪れるのは、書店兼食事処という夜の小さな休憩場所。寡黙な店主が作る夜食と娘が作るデザートが、疲れた心を癒やし、明日への元気をくれる。心あたたまる感動の物語。
  • 放浪大名 水野勝成―信長、秀吉、家康に仕えた男―(新潮文庫)
    3.8
    1巻737円 (税込)
    十六歳での初陣から七十五歳で参陣した島原の乱まで六十年、戦国の乱世を鑓一本で駆け抜けた水野勝成。刈谷城城主の父から勘当された勝成は、豊臣秀吉から知行を授かるが、諍いを起こし逃亡するはめに。西国を放浪する勝成は、佐々成政、黒田孝高、小西行長ら名だたる武将に仕えるが……。敵から「鬼日向」と恐れられた勝成が、福山藩十万石開祖の名君として称えられるまでを描く歴史小説。(解説・木村行伸)
  • 愛されなくても別に
    値引きあり
    4.2
    第42回吉川英治文学新人賞受賞作! 祝デビュー10周年! 時間も金も、家族も友人も贅沢品だ。 息詰まる「現代」に風穴を開ける、「響け! ユーフォニアム」シリーズ著者の代表作! 遊ぶ時間? そんなのない。遊ぶ金? そんなの、もっとない。学費のため、家に月8万を入れるため、日夜バイトに明け暮れる大学生・宮田陽彩。浪費家の母を抱え、友達もおらず、ただひたすら精神をすり減らす――そんな宮田の日常は、傍若無人な同級生・江永雅と出会ったことで一変する!
  • 京都お抹茶迷宮
    3.8
    【電子版巻末には花守先生によるカバー用イラストをそのまま収録!】 京都にある零細出版社・太秦出版社に事務員として勤め始めて三年目の大庭小依(おおば・こより)。ある日、食中毒で倒れた先輩編集者の代理で、作家・皆月豊(みなづき・ゆたか)との打合せ場所に資料を渡しにいったところ、はんなり京男子な皆月のマイペースぶりに巻き込まれ、いつの間にかこの企画の担当編集を引き継ぐことに。初担当となる本は、京都のお抹茶に関する面白い逸話を探しながら人気の名所やお店を巡り、お抹茶スイーツやお点前を楽しむという紀行エッセイ本『京都お抹茶迷宮(仮題)』だ。 編集者としての初仕事にはりきる小依だが、皆月と共に取材を続けるうちに「千利休の孫・宗旦」と「白狐の恋」にまつわる不思議な抹茶の逸話を耳にする。そして、その逸話に沿うかのように、「狐の子孫」と言われる一族が営む茶舗で事件が発生して……!?
  • オブ・ザ・ベースボール
    3.8
    1巻544円 (税込)
    「道化師の蝶」で第146回芥川賞を受賞した円城塔氏のデビュー作が登場。ほぼ一年に一度、控えめに見ても百人を下ることのない人間が空から降ってくる町、ファウルズ。単調で退屈な、この小さな町に流れ着き、ユニフォームとバットを身につけ、落ちて来る人を「打ち返す」レスキューチームの一員になった男の物語。奇想天外にして自由自在な文学空間。表題作は文學界新人賞受賞。
  • 拳銃と十五の短篇
    値引きあり
    4.8
    うわべは優雅な村人であった亡父の形見の6連発拳銃。母の心臓に、雷に打たれたようにある6つの小さい深い穴。さりげない筆致と深く暖かな語りのうちに、生きることへの声援をおくる三浦哲郎の鮮やかな短篇連作の世界。野間文芸賞受賞。
  • 学校ともだち
    3.8
    ※この商品はタブレットなど大きいディスプレイを備えた端末で読むことに適しています。また、文字だけを拡大することや、文字列のハイライト、検索、辞書の参照、引用などの機能が使用できません。 第六学級B組でのあたらしい学年を記念して、オヅ先生の提案で始められた学級日誌。終わりゆく世界のなかで夢み、成長する少年たち。たがいに傷つけあい、いやしあう学校ともだちの一年間を、彼ら自身のことばで綴る珠玉作。
  • 獅子王アレクサンドロス
    3.6
    紀元前4世紀、わずか10年余でギリシアからインドに及ぶ大帝国を築き上げたアレキサンダー大王。その少年時の師は哲人アリストテレスであった。いかなる劣勢、いかなる謀略にも屈しなかった最強の武将の真の姿とは? 勇気と知性と一途な夢をもって駆け抜けた波瀾の生涯を圧倒的スケールで描く長編小説。
  • アイスクリン強し
    値引きあり
    3.6
    西洋菓子は開化の夢――。 明治の築地居留地近く、甘い香り漂う風琴屋(ふうきんや)。今日もまた、お菓子目当ての若様たちが集って嵐が巻き起こる! お江戸が東京へと変わり、ビスキット、アイスクリン、チヨコレイトなど西洋菓子が次々お目見え。築地の居留地で孤児として育った皆川真次郎は、念願の西洋菓子屋・風琴屋を開いた。今日もまた、甘いお菓子目当てに元幕臣の警官たち「若様組」がやってきて、あれやこれやの騒動が……。キュートな文明開化(スイーツ)物語。
  • 霧惑い 古道具屋 皆塵堂
    3.5
    宇右衛門が若い頃に修業に行った蝋燭屋で一緒に働いていた男。伝兵衛は後に自分の店を本所に持ったが、宇右衛門と同様、今は息子に継がせて隠居。やはり本所の中之郷横川町に家を借りて、気ままな暮らしをしていた。宇右衛門とはずっと交流があり、今回も一緒に酒を飲んだが、宇右衛門と別れた後、帰り道で何者かに殺されてしまった。 日本橋の室町にある木綿問屋・河内屋の一人娘で、かなり大事にされている箱入り娘。十六歳。実際に結構な美人と思われる。 日本橋の大伝馬町にある小間物問屋の息子。お雪に一目惚れし(ちらりと横顔を見ただけ)、縁談を申し込むが最上屋から相手にされない。お雪への想いが募り、知らず知らずのうちに生霊としてお雪の寝所に現れる。
  • ギンイロノウタ(新潮文庫)
    3.5
    極端に臆病な幼い有里の初恋の相手は、文房具屋で買った銀のステッキだった。アニメの魔法使いみたいに杖をひと振り、押入れの暗闇に銀の星がきらめき、無数の目玉が少女を秘密の快楽へ誘う。クラスメイトにステッキが汚され、有里が憎しみの化け物と化すまでは……。少女の孤独に巣くう怪物を描く表題作と、殺意と恋愛でつむぐ女子大生の物語「ひかりのあしおと」。衝撃の2編。
  • クロイツェル・ソナタ 悪魔
    4.1
    嫉妬のため妻を殺した男の告白を通して、惨劇の理由を迫真の筆に描き、性問題に対する社会の堕落を痛烈に批判した『クロイツェル・ソナタ』、実在の事件に自身の過去の苦い経験を交えて懺悔の気持をこめて書いた『悪魔』。性的欲望こそ人間生活のさまざまな悪や不幸、悲劇の源であるとして、性に関するきわめてストイックな考えと絶対的な純潔の理想とを披瀝した中編2作。
  • 青春の蹉跌
    4.2
    生きることは闘いだ。他人はみな敵だ。平和なんてありはしない。人を押しのけ、奪い、人生の勝利者となるのだ――貧しさゆえに充たされぬ野望をもって社会に挑戦し、挫折した法律学生江藤賢一郎。成績抜群でありながら専攻以外は無知に等しく、人格的道徳的に未発達きわまるという、あまりにも現代的な頭脳を持った青年の悲劇を、鋭敏な時代感覚に捉え、新生面を開いた問題作。

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  • 手のひらの京(新潮文庫)
    3.9
    京都に生まれ育った奥沢家の三姉妹。長女の綾香はのんびり屋だが、結婚に焦りを感じるお年頃。負けず嫌いの次女、羽依は、入社したばかりの会社で恋愛ざたといけず撃退に忙しい。そして大学院に通う三女の凜は、家族には内緒で新天地を夢見ていた。春の柔らかな空、祇園祭の宵、大文字焼きの経の声、紅葉の山々、夜の嵐山に降る雪。三姉妹の揺れる思いを、京の四季が包みこむ、愛おしい物語。(解説・佐久間文子)
  • 特選 THE どんでん返し
    3.6
    “どんでん返しの神様”がここにいる。本格推理もクライムノベルも時代小説もジャンル不問!全編新作、仰天でのけぞる出来! 都市で漂流を続ける少女たちにとって、衣食住をめぐんでくれる“神様”とは? 自殺の名所で発見された女子高校生の死因を探る「僕」に協力者が現れた。河川敷で死体を発見した若者。だが彼には通報をためらうだけの理由が。事件のショックで記憶を失ってしまった被害者。催眠療法で記憶を戻すと……。儲け命の札差に五両を借りに来た御家人と、辻斬り事件に関係はあるのか。五編のどんでん返しをご賞味あれ。
  • 冥土めぐり
    3.7
    子供の頃、家族で行った海に臨むホテル。そこは母親にとって、一族の栄華を象徴する特別な場所だった。今も過去を忘れようとしない残酷な母と弟から逃れ、太一と結婚した奈津子は、久々に思い出の地を訪ねてみる…。車椅子の夫とめぐる“失われた時”への旅を通して、家族の歴史を生き直す奈津子を描く、感動の芥川賞受賞作。
  • 夢の痕 古道具屋 皆塵堂
    3.5
    古道具屋皆塵堂は、小僧の峰吉で回っている。自在な客あしらい、目利きの確かさ、道具の修繕は職人並みの腕前、と釣り好きで店になかなかいない店主の伊平次に代わって、皆塵堂を切り回している。曰くつきの古道具を手に入れても、峰吉は幽霊を見ないから平気だ。向かいの油屋の小僧参太は、峰吉と違い、幽霊が見える。よその店の古道具の憑きものを見ては、いつも震えさせられている。 それが悔しくてたまらない参太は、一度くらい峰吉に幽霊を見せて、震え上がる姿を見てみたいと思う。幽霊話を仕入れては、峰吉に幽霊を見せようとするが、実際に見て怖い思いをするのはいつも参太ばかり。 そんな参太をご隠居の清左衛門たちも応援にまわる。大人の巳之助、茂蔵、円九郎がとっておきの幽霊話を引っさげ、峰吉に怖い思いをさせる刺客としてやってくるのだが……。 参太のまわりに集まってくるのは、夢がらみの幽霊譚。 夢はお告げか、誰かが救いを求める声か? 職人のじいさんが隠した櫛が気になって成仏できないばあさん。隠し先を峰吉は見破ろうとするが? 二階からあるいは草むらから自分の姿も見える夢を見る菊次郎、誰が夢を見せようとしているのか?  幸ちゃんとしか覚えていない幼なじみの夢を見る円九郎。やっと町名を思いだした円九郎は、峰吉と向かうが、蕎麦打ちに行き詰まり、首を吊ろうとしていた男と出くわした。 ……などなど。他人の夢の話はつまらない、とうそぶきながらも、峰吉は、夢の謎を解く鍵を見つけていく。 皆が期待する峰吉が震え上がる日は来るのか?
  • ラインマーカーズ ~The Best of Homura Hiroshi~
    4.1
    人気歌人・穂村弘 唯一の自選ベスト版歌集。 1990年に歌集『シンジケート』でデビューして以来、 短歌、エッセイ、評論、絵本、翻訳と、 日本のカルチャー・シーンのただ中を疾走してきた歌人、穂村弘。 2003年の刊行からロングセラーを続けてきた 自選ベスト版歌集が、 歌集未収録連作「ピリン系」 「手紙魔まみ、教育テレビジョン」を加えて 文庫化された。 日本の短歌シーンを一変させただけではなく、 後続する世代の小説・演劇・詩・俳句・川柳・歌詞などに 決定的な影響を与えた穂村ワールド全開の 「ラインマーカーまみれの聖書」を、 今すぐポケットに入れて、旅に出よう。 解説は歌人、瀬戸夏子氏。
  • 藁化け 古道具屋 皆塵堂
    3.5
    幽霊が見えて、数々の幽霊話を解決してきた太一郎の幼馴染みの巳之助は、浅草の道具屋の若旦那の太一郎とは対照的に、鬼も逃げ出すいかつい風貌で怪力の持ち主だ。なぜか深川の皆塵堂には、昔から出入りしていて、力仕事に重宝されている。 長屋のかみさん連中に魚を売る、気ままな棒手振りで、まるで女っ気がなかった巳之助は、札差の大店大和屋の、とびきりの美人女中お志乃に一目惚れ、なんとか嫁さんにもらいたいと願う。 誰がどうみても、お志乃は高嶺の花。皆塵堂の主、伊平次たちも面白がって、呪い話で手に入った藁人形を巳之助に手渡し、四日の内に次々交換して、お志乃さんにふさわしい価値ある贈り物に替えてみせることができたら、材木商鳴海屋のご隠居清左衛門にかけあってもらい、みんなで背中を押そう、と巳之助をけしかける。 藁人形がはたしてどこまで化けるのか、巳之助の涙ぐましい奮闘がはじまる。 そうこうするうちにも、皆塵堂には、次々と怪異話が舞い込んで……。 皆塵堂シリーズきっての強力キャラ、自称江戸一の猫好き、棒手振りの巳之助が巻き起こす一世一代の「わらしべ長者」奮戦記!
  • サマーゴースト
    4.0
    夏の間、郊外の飛行場跡地で線香花火を灯すと、自殺した女の幽霊“サマーゴースト”が現れるという。そんな都市伝説を聞いた高校3年の友也は、自殺系サイトで知り合った高校生の涼とあおいとともに、その幽霊に会いに行く。彼らは幽霊に「死ぬって、どんな気持ちですか?」と聞いてみたかった。それを聞くべき理由があったから。しかし、彼女からは衝撃の事実を聞かされ…。10代からイラストレーターとして活動し、近年はアニメ、作詞、小説、漫画、と多彩なクリエイティビティを展開する俊英・loundraw。その初監督の劇場アニメーションを、脚本を担当した乙一がノベライズした少し不思議な夏の青春長編!
  • まぶた
    3.9
    15歳のわたしは、高級レストランの裏手で出会った中年男と、不釣合いな逢瀬を重ねている。男の部屋でいつも感じる奇妙な視線の持ち主は?──「まぶた」。母のお気に入りの弟は背泳ぎの強化選手だったが、ある日突然左腕が耳に沿って伸ばした格好で固まってしまった──「バックストローク」など、現実と悪夢の間を揺れ動く不思議なリアリティで、読者の心をつかんで離さない8編を収録。
  • 紀州のドン・ファン 美女4000人に30億円を貢いだ男
    3.8
    とんでもない男がいた!幼いころから「美人と付き合いたい」と願い続け、そのためには大金持ちになるのが近道と、鉄屑拾い、コンドーム訪問販売、金融業など様々な商売を経て、裸一貫から成り上がった男の痛快自伝。商売が上手くいくコツ、金持ちになるための心構え、女性を口説く技から、75歳になってクスリいらずの生涯現役法まで、すべてを赤裸々に語った!文庫書き下ろし
  • 九十九神曼荼羅シリーズ 百夜・百鬼夜行帖1 冬の蝶
    続巻入荷
    4.3
    モノが魂を持って動き出す!怒り狂う怪物、奇跡を起こす妖精。時を超え、姿を変えて現れる不思議のかずかず。オリジナルのファンタジー&ホラー作品を配信する電子絵ものがたり「九十九神曼荼羅(つくもがみまんだら)シリーズ」。そのシリーズ内時代劇シリーズ「百夜・百鬼夜行帖(ももよ・ひゃっきやぎょうちょう)」第一章の壱は「冬の蝶」。 文政年間の江戸。<おばけ長屋>に住む盲目の美少女祈祷師・百夜のもとに、薬種問屋・倉田屋の手代・佐吉が持ち込んだ事件は、「冬なのに倉田屋の裏庭に蝶が飛ぶ」という面妖な話。百夜は、祝詞や真言だけではどうにもならないような強い怨霊を、亡魂の力を借りて祓う御霊使(かむいつかい)でもある。その天賦の力で数々の怪現象や難事件を解決していく百夜。江戸の町に起きた怪異を綴る事件簿「百鬼夜行帖」の第一番に記録された“怪”の正体とは。
  • 正義の行方
    4.2
    文化庁芸術祭賞大賞、ギャラクシー賞選奨を受賞、映画化も決定した映像ドキュメンタリーの名作を書籍化。芥川の名作『藪の中』のような、圧倒的な読書体験。 1992年2月21日、小雪の舞う福岡県甘木市の山中で、二人の女児の遺体が発見された。 現場に駆け付けた警察官が確認したところ、遺体の服は乱れ、頭部には強い力で殴打されたことを示す傷が残っていた。 二人は、約18キロ離れた飯塚市内の小学校に通う一年生で、前日朝、連れ立って登校している最中、何者かが二人を誘拐し、その日のうちに殺害、遺棄したものと見られた。 同じ小学校では、この3年3ヵ月前にも同じ1年生の女児が失踪しており、未解決のまま時が流れていた。 福岡県警は威信を懸けてこの「飯塚事件」の捜査にあたることになる。わずかな目撃証言や遺留物などをたどったが、決定的な手がかりはなく、捜査は難航する。そこで警察が頼ったのが、DNA型鑑定だった。遺体から採取した血液などをもとに、犯人のDNA型を鑑定。さらに、遺体に付着していた微細な繊維片を鑑定することによって、発生から2年7ヵ月後、失踪現場近くに住む久間三千年が逮捕された。 「東の足利、西の飯塚」という言葉がある。栃木県足利市で4歳の女児が誘拐され、殺害された足利事件は、DNA型鑑定の結果、幼稚園バスの運転手だった菅家利和さんが逮捕・起訴され、無期懲役判決が確定したが、発生から18年後にDNA型の再鑑定が決まり、再審・無罪への道を開いた。 その2年後に起きた飯塚事件でも、DNA型鑑定の信頼性が、問題となった。 DNA型、繊維片に加え、目撃証言、久間の車に残された血痕など、警察幹部が「弱い証拠」と言う証拠の積み重ねによって久間は起訴され、本人否認のまま地裁、高裁で死刑判決がくだり、最高裁で確定した。 しかも、久間は死刑判決確定からわずか2年後、再審請求の準備中に死刑執行されてしまう。 本人は最後の最後まで否認したままだった。 久間は、本当に犯人だったのか。 DNA型鑑定は信用できるのか。 なぜこれほどの短期間で、死刑が執行されたのか。 事件捜査にあたった福岡県警の捜査一課長をはじめ、刑事、久間の未亡人、弁護士、さらにこの事件を取材した西日本新聞幹部に分厚い取材を行い、それぞれの「正義」に迫る。 「ジャーナリストとして学んだことがあるとすれば、どこかひとつの正義に寄りかかるんじゃなくて、常に色んな人の正義を相対化して、という視点で記事を書くという考えに至ったんです」(西日本新聞・宮崎昌治氏) いったい何が真実なのか。 誰の「正義」を信じればいいのか――。
  • 晩夏のプレイボール
    3.8
    野球を続けがたい現状に抗い、「夏の甲子園」を目指して野球に打ち込む者たち――。高3の夏、肩を壊した元エース・真郷と、過去にトラウマをもつ現エース・律は、心ひとつにして甲子園を目指していた…。(「練習球」)戦力不足に悩む彰浩と信吾の前に現れた転校生の有一は、無口で不器用だが、誰よりも才能豊かなピッチャーだった…。(「このグラウンドで」)他、「夏の甲子園」をめぐるドラマを描いた、10の傑作短編。
  • アインシュタイン講演録
    1.0
    今世紀最大の科学者アインシュタインは、1922年の末日本を訪れ、約1ケ月半にわたって各地で講演し、熱狂的な歓迎をうけた。この本は、アインシュタインが日本の学生に語った私はいかにして相対性理論を創ったかなど生々しい苦心談や講演、アインシュタイン自身が筆をとった日本感想記、さらに岡本一平の漫画と文章で構成されている。アインシュタインがいかに親しみ深く謙虚で、子供のような好奇心と茶目気を失わない愛すべき人物であったかを生き生きと描いた唯一の記録。 (※本書は1986/6/1に発売し、2022/1/7に電子化をいたしました)
  • 新しい詩とその作り方
    -
    力を創れ! 新しくなれ! 掘れ! そして汲め! 強いエッセンスを探れ! 著者は、世にあふれた「詩の作法」を書くことを嫌い、ありのままの自然や事物、事象をとらえ、魂の根源をみつめることが、新しい詩を書く力になると語る。萩原朔太郎、北原白秋、佐藤春夫、正岡子規、山村暮鳥、佐藤惣之助、日夏耿之介……ボードレール、ヴェルレーヌ、デーメル、モレアス、フォール、グールモン、ダンセニイ、メーテルリンク、レニエ、ツルゲーネフ、ソログープ、クラブント、イエーツ、ヴェルハーレン、バリモント、マリネッティ……。叙情詩、叙事詩……耽美派、象徴派、ロマン派、キュビスム、未来派……。あらゆる詩をのみ込み、伝統を破壊しながら、新たな詩を生み出そうとする著者の熱情がほとばしる。 序文 萩原朔太郎。 (※本書は2018/3/23に発売し、2022/3/10に電子化をいたしました)
  • かけら
    3.2
    かつて同じアイドルの追っかけをしていた三人もはや三十八歳。涼子は奥様モデルとして活躍、紀子は家庭を守り、理恵は仕事に邁進していた。だがそれぞれが今の生活に物足りなさを感じ始めた時、恐怖の扉が開いた――。ストーカー、借金地獄、失踪事件…巻き込まれてゆく女たちの運命は?

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  • 考える、書く、伝える 生きぬくための科学的思考法
    値引きあり
    3.8
    お笑い芸人で小説家の又吉直樹が世の中の不思議を探る教養バラエティ「ヘウレーカ」で、たびたび招かれるのが、大阪大学医学部病理学教授・仲野徹先生。専門は「いろんな細胞はどうやってできてくるのだろうか」学。ベストセラー『こわいもの知らずの病理学講義 』の著者でもあります。 ご当人は「めざすはお笑い系研究者」と述べていますが、ノーベル賞を受賞した本庶先生の愛弟子としても有名です。 その仲野先生が、自ら実践してきた「学び方を身につける」ための方法論を初めて披露します。 大阪大学「学問への扉」仲野ゼミを舞台に、大学1年生14人に行った講義は、わかりやすくかつ実践的。仲野先生は、論文、プレゼンなどの指導とともに、学びの頂点である「発想」や「考える」技術を教えていきます。それは、生きるために欠かせない一生使える力です。 コロナ禍で始まった15回のゼミ。オンラインでつながった学生14人が、仲野先生の講義でどう成長していくかも実感でき、何が成長の要因かも見えてくるでしょう。 さらに、論文やプレゼンは医学と健康をテーマにしています。ゼミ生とともに正しい情報のとり方や選択の仕方も楽しく学べます。 仲野先生が、「教育とは、学校で学んだことをすべて忘れたあとに残るものである」というアルバート・アインシュタインの名言を現実のものとするゼミを開講。 「ようこそ、『学問への扉 仲野ゼミ』へ! あなたも受講するつもりで、いっしょに楽しんでください」
  • 超解読! はじめてのヘーゲル『精神現象学』
    値引きあり
    3.8
    予備知識なしに、重要哲学書がわかる「超解読」シリーズ第1弾! 「小説みたいにおもしろい」。メルロ=ポンティがこう語ったという、『精神現象学』。自然、自己、他者、共同体、神などに関するさまざまな人類の経験を経ながら、主人公である「意識」はいかに成長していくのか。近代社会に生きる人間の「欲望」の本質は何か。ヨーロッパ哲学史上、最も重要にして最も難解なヘーゲルの主著を、おなじみのコンビがわかりやすく読み砕く。 【著者紹介】 竹田青嗣(たけだ せいじ) 1947年生まれ。早稲田大学政治経済学部卒業。明治学院大学国際学部教授を経て、現在、早稲田大学国際教養学部教授。哲学者、文芸評論家。著書に、『現象学入門』(NHKブックス)、『人間の未来』(ちくま新書)、『ハイデガー入門』『完全解読ヘーゲル『精神現象学』』(共著)『完全解読カント『純粋理性批判』』(いずれも講談社選書メチエ)などがある。 西 研(にし けん) 1957年生まれ。東京大学大学院総合文化研究科修士課程修了。和光大学現代人間学部教授を経て、現在、東京医科大学教授。哲学者。著書に、『実存からの冒険』『哲学的思考』(ともにちくま学芸文庫)、『ヘーゲル・大人のなりかた』(NHKブックス)、『哲学のモノサシ』(NHK出版)、『完全解読ヘーゲル『精神現象学』』(共著、講談社選書メチエ)などがある。 【目次】 まえがき――自由のゆくえ 緒論 第一章 意識 第二章 自己意識 第三章 理性 第四章 精神 第五章 宗教 第六章 絶対知 おわりに
  • 文章力―かくチカラ
    3.9
    読まずにはいられない、放ってはおかれないという気持を読む人に与えるもの、それがおもしろさである。文章は、おもしろくなくては話にならない−。外山滋比古が、文章修業で学んだことを具体的にわかりやすく講義する40章。 (※本書は2010/12/1に株式会社 展望社より発売された書籍を電子化したものです)
  • 明治風物誌
    3.0
    西南戦争後の夜空に出現した西郷星、ペスト大流行と鼠供養の塚、團十郎人気と贋者たち、焼芋と明治文学、白秋「東京景物詩」にみる瓦斯燈の詩情、落書きのため借家を追われた青木繁、コックリさんと小波お伽噺。サーカス、野球、人力車、競馬、水族館、赤帽、バナナ、半熟玉子、軽気球、凌雲閣、新聞広告など、九十七の主題によって明治を語り、懐古した本書は、その静かな滋味あふれる語り口で、偉人文人たちの逸話を披露しつつ、事物の考証を通して市井生活のささやかな詩情にも光を当てる。 (※本書は2007/8/1に発売し、2022/05/17に電子化をいたしました)
  • 昨日のパスタ
    3.3
    ベルリンのアパートを引き払い、日本で暮らした一年は料理三昧の日々でした。春はそら豆ご飯を炊いたり、味噌を仕込んだり。梅雨には梅干しや新生姜を漬けて保存食作り。秋は塩とブランデーで栗をコトコト煮込み、年越しの準備は、出汁をたっぷり染み込ませたおでんと日本酒で。当たり前すぎて気がつかなかった大切なことを綴った人気エッセイ。
  • 源氏姉妹(新潮文庫)
    値引きあり
    4.0
    源氏物語、それは高貴さに美貌と知性を兼ね備えた主人公、光源氏と肉体関係を結んだ女性たちが織りなす、「姉妹(シスターズ)」のお話。天性の床上手だった夕顔、体の相性ばっちりのセフレ朧月夜、幼女の頃にさらわれた紫上、義理の母なのに関係を持った藤壺……。エロティックな濡れ場や姉妹の心情を肉付けし、源氏のセックス依存と背徳を浮き彫りに。古典を現代的に再構成した刺激たっぷりのエッセイ。(解説・高橋源一郎)
  • 聡乃学習
    3.6
    トーベ・ヤンソンや石井桃子さんの暮らしから「ひとりで暮らすこと」を考える。迫り来る老いに備え、ホットヨガや健康体操教室に参加し、憧れの山歩きに挑戦したり趣味の俳句を楽しむ。そして、長く一緒に暮らした愛猫を看取る……。無理せずに、興味のあることに飛び込んで、学びを得ながら、軽やかに丁寧に送る日々を綴るエッセイ集。
  • 亜愛一郎の狼狽
    4.0
    人けのない宮前空港で、折からの驟雨にずぶ濡れになって、約二時間も佇んでいる中年男がいた。宮前署の羽田刑事だ。彼はまもなく到着予定の旅客機を待っていた。この機の離陸直前、何者かが爆破を予告したのだ。ふと目を転じた羽田は、写真機のそばを動き回る三人の男に気がついた。中でも、長身の美青年の奇妙な動きが……。隙のない服装と端麗な顔立ち、だが、その挙動は常におどおどして落ち着きがない。ユニークな名探偵亜愛一郎が次々と難事件に挑戦する傑作事件簿!
  • 怨 誰かに話したくなる怖い話
    -
    あなたもきっと見てしまう……。 止まらない恐怖、54の戦慄実話! 天井から鮮血が雨のように降り注ぎ…「こんな顔を見ないで」。 そのときおまえは死ぬんだよ…「絵のなかの七人が振り返ると」。 赤いマニキュアの爪、そして大量の髪の毛…「弁当に腐った人を入れてしまって」。 何気ない日常にこそ恐怖は潜み、いつも出番を待っている――。 かつてナムコ・ナンジャタウン(現ナンジャタウン)に寄せられた膨大な数の霊体験実話から、恐怖が止まらない54話を厳選収録!
  • 探しものは北欧で
    3.9
    毎年のように訪れている北欧の国々ーフィンランド、スウェーデン、デンマーク、 ノルウェー、アイスランド(とエスト ニアもちょっとだけ)。 建築、デザイン、ダンスをきっかけに始まった旅がいつしか 北欧の味やファッションにも魅せられ、町歩きから島へ、森へと旅する場所も広がっていく。 名物イベントで夏のスウェーデン人を観察、デンマークの"母"の家で過ごす時間、 フィンランドじゃない国でサウナに目覚めた話。 ノルウェー人いい人伝説、自分史上最高のシナモンロール体験など、 ちょっとディープな北欧の旅。
  • 誰かに話したくなる怖い話
    -
    あなたの隣にも、ほら…。 身の毛もよだつ48の最恐実話 毎晩街灯の下に佇む母子の目的は?…「この子にあげてください、その目」。 教室で始まった怪談話に次々人が加わり…「とっておきの恐い話」。 いるなら出ておいでと言ってしまったばかりに…「墓地での肝試し」。 ナムコ・ナンジャタウン(現ナンジャタウン)で、かつて恒例だった「怖い話コンテスト」。 そこに全国から寄せられた膨大な数の霊体験談から、とびきり怖い話を厳選収録。 48の最恐実話! 第一章 きわめつけの超怖い話 第二章 怨霊がひそむ歪んだ空間 第三章 心に染み入る怖い話 第四章 恐怖へ誘う魔のスポット 第五章 世にも不思議な怖い話
  • テレーズ・デスケイルゥ
    3.3
    ボルドの荒涼たる松林を吹きぬける烈風にそそのかされたように、なぜ、と問われても答えられぬ不思議な情熱に誘われて、テレーズは夫を殺して自由を得ようとうするが果せず、しかも夫には別離の願いを退けられる……。情念の世界に生き、孤独と虚無の中で枯れはててゆく女テレーズを、独特の精緻な文体で描き、無神の世界に生きる人の心を襲う底知れぬ不安を宗教的視野で描く名作。
  • 天体議会 プラネット・ブルー
    4.0
    ※この商品はタブレットなど大きいディスプレイを備えた端末で読むことに適しています。また、文字だけを拡大することや、文字列のハイライト、検索、辞書の参照、引用などの機能が使用できません。 水蓮との友情。兄との確執。自動人形と噂される謎の少年との不思議な出会い。そして少年たちをのせた船は、南へと出航したのか。兄を想う少年・銅貨をめぐって、星の少年たちの孤独を描いた、長野まゆみの"星の王子さま"。
  • 霊 誰かに話したくなる怖い話
    -
    今宵何かがやって来る……。 おぞましさに血も凍る50の怨恨実話 貸したものを返してください…「午前3時20分の恐怖メール」。 だから絶対に出てはいけない…「死を招く非通知電話」。 肩を揺さぶられて目を覚ますと…「目に見えない何かがいる!」。 死してなお彷徨い続けるものたちが、次に狙うのはあなたかもしれない――。 かつてナムコ・ナンジャタウン(現ナンジャタウン)に寄せられた、膨大な数の霊体験実話から、怖すぎて一人では読めない50話を厳選収録。 第一章 身の毛もよだつ戦慄の実話 第二章 怨霊の潜む歪んだ空間 第三章 地も凍る死者からのメッセージ 第四章 冥界につながるミステリー・スポット 第五章 闇にうごめく霊魂の恐怖
  • 私たちは幽霊を見た!
    -
    全国から寄せられた霊体験談から選りすぐった、48の怖い実話。 夜中にふと目がさめたら気をつけて。 天井からぶら下がる血だらけのワンピースの女…「首吊り屋敷の二階、左端の窓に」 深夜に病院に呼び出された医療機器営業マンが見たもの…「冥界につながるエレベーター」 僕だけに聞こえた断末魔の叫び声…「あの声を聞いてよく無事でいたな」 クローゼットの扉の隙間からじっと見つめる目…「そう、きみ、見えちゃうのか…」 第一章 開かれた霊界への道 第二章 冥界からの不気味な警告 第三章 怨霊の棲む空間 第四章 身の毛もよだつ怖い話 第五章 音もなく忍び寄る恐怖
  • アリスへの決別
    -
    少女アリス・リデルの生まれたままの姿を撮影していたルイス・キャロルは、その合間に不思議な未来の話をはじめる…。暗黒の検閲社会を描く表題作をはじめ、低IQ化スパイラルが進行する日本社会の暴走を描く「リトルガールふたたび」、夢と現実の中間にある“亜夢界”を舞台に、人間と登場人物との幸福な共存を力強く謳う中篇「夢幻潜航艇」など、SF的想像力で社会通念やカルト思想の妥当性を問い直す傑作中短篇7本収録。・アリスへの決別・リトルガールふたたび・七歩跳んだ男・地獄はここに・地球から来た男・オルダーセンの世界・夢幻潜航艇●山本弘(やまもと・ひろし)作家。元「と学会」会長。日本SF作家クラブ会員。1956年京都府生まれ。1978年『スタンピード!』で第1回奇想天外SF新人賞佳作に入選。1987年ゲーム創作集団「グループSNE」に参加。作家、ゲームデザイナーとしてデビュー。2003年『神は沈黙せず』が第25回日本SF大賞の、また2007年発表の『MM9』が第29回日本SF大賞の候補作となり、2006年の『アイの物語』は第28回吉川英治文学新人賞ほか複数の賞の候補に挙がる。2011年『去年はいい年になるだろう』で第42回星雲賞を受賞。
  • イブの憂鬱
    3.7
    29歳を迎えた真緒の日々は、ブルー一色。年下の男との恋は遊びに終わり、結婚に逃げ道を求め見合いをしても見事に失敗。その上、会社ではリストラの対象にされて。恋も仕事も、すべてが中途半端。そんな真緒の背中を押すのが3度の離婚を乗り越え今また新たな恋に燃える母と、シングルマザーの道を選ぶ大学時代の友人さつき。30の大台を目前に、自分の足で一歩を踏み出そうとする真緒の一年。
  • 忌み子の姫は夜明けを請う 四ツ国黎明譚
    -
    第11回ネット小説大賞受賞作! 二百年前、謎の霧により陽も月も失った四ツ国。金冥国の公女・暁華(ぎょうか)は、「霊胎姫(れいたいき)」なるものを探す命で国を追放されてしまう。その旅路で再会したのは、かつて禁忌の宮で幽閉されていた青年・俊耿(しゅんこう)。暁華は彼の変わらぬ美貌に驚きながらも共に旅することを提案。永劫の夜、跋扈する夢魔、そして運命に抗う旅がはじまる……!
  • 蔭桔梗
    3.9
    紋章上絵師の章次のもとに、かつて心を寄せあっていた女性から、二十年前と同じ蔭桔梗の紋入れの依頼があった。あの時は事情があって下職に回してしまったのだが、それは彼女が密かな願いをかけて託した紋入れだった……。微妙な愛のすれ違いを描き直木賞受賞作となった表題作はじめ、下町の職人世界と大人の男女の機微を、しっとりと描いた十一編の物語を収録する、珠玉の短編集。
  • シネマティク恋愛論
    3.0
    【渡辺淳一文学賞創設記念電子化!】肉体に刻みこまれた愛の深さ『愛の嵐』。妻子ある男と人妻の恋『恋におちて』。男を追いすぎた年上の女の悲劇『夏の嵐』。妻が夫以外の男に揺れる時『終着駅』。愛の不毛の行きつく果て『情事』――。14の名作映画をテキストに、さまざまな愛のかたちを論じ、恋のこころを説くエッセイ。恋愛における心と肉体の問題や、男と女の違いなど、その本質に著者が鋭く迫る。

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