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Posted by ブクログ
自分の子供に怯え、暑い暑いとイライラしながら日々を過ごす麻美。文章から、こんな女の人と知り合いたくないなと思わせるような設定で、週に3回、違う男を部屋に連れ込み、セックスをするという。子供も夫もいながら、まだ、女としての欲望が捨てきれない部分が呆れを通り越して気持ち悪い。そして、身体に異変が現れ始める。尻からひも状の得体の知れないものが出て、皮膚にはブルーベリー状のコブができ始める。そして、精神錯乱で疾走してしまった。第2章は、麻美の妹、奈美が語り手。姪、姉を失い、混乱する中、姉の夫と関係を持つ。もう、めちゃくちゃだが、「はーぶの庭」が出てきた辺りから、宗教味もあり、不気味である。家庭事情を根掘り葉掘り聞いてくるはーぶの庭の従業員かつ、同じマンションのご近所さん。変死体が見つかり、とうとう、自分の夫まで、バラバラに切り刻まれて見つかった。身体に現れる異変と、精神がおかしくなったはーぶの庭の従業員の娘。これらはすべて、「虫」のせいなのか。虫に蝕まれる記述も気色悪く、人が段々狂っていく様子もリアルで、気持ち悪い。気持ち悪さ、グロさ、官能満載のお腹いっぱいになる小説。
Posted by ブクログ
複数の男性とフリーセックスを楽しむ主婦を中心に、彼女と関係を持った男性たちが次々と不審な死を遂げていく。
体中にブルーベリーのようなぶつぶつが出来て死んでしまう謎の現象は一体なんなのか。病なのか、事件なのか。
タワーマンションで繰り広げられる女同士のどろどろとした愛憎劇が生々しくて、思わず嫌な笑みがこぼれてしまう。
作中に出てくるタイトルにある「孤虫症」がこの物語の元凶なのか、はたまた寄生虫は全て妄想で隠蔽された殺人事件なのか最後まで読まないとわからない。
じわじわと虫が這うのを感じさせる文章のいやらしさで、眉間に皺を寄せながら読み終えた。
読み終わってからの恐怖は、この「孤虫症」がフィクションではないことだ。
寄生虫としての意味と、親が不明な虫としての意味のダブルネーミングでつけられたタイトル。
母娘で巡る因果もうねうねと這っていてなんとも気持ち悪くて面白かった。
Posted by ブクログ
月、水、金と別の若い男たちとフリーセックスを楽しむ主婦。ある日、月曜日の男が謎の死を遂げたことを唐突に知る。立て続けに、月に一度ほどの頻度で不倫関係にあった地元の同級生も死んでしまう。
【感 想】
ただのセックス依存症の主婦が、相手の男たちに病気だかをばら撒いてしまう話だと思った。ただ、2章を読んで分からなくなった。…そして3章。
この作品は最後にひっくり返すのではなく、徐々に予想のつかない結末に導かれる。登場人物同士に妬み嫉みが渦巻く、どろっどろのストーリーですごく面白く怖かった。ただその怖さのジャンルが、ゾッとする、どうしても苦手なものだった
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