九十九書店の地下には秘密のバーがある
  • 完結

九十九書店の地下には秘密のバーがある

682円 (税込)

3pt

訳あって入社二年で会社を辞め、自身をなくしていた長原佑。ある日訪れた書店で、謎めいた女性店主から“仕事を探しているのなら、今夜この店にもう一度来て”と告げられる。再訪した佑が案内されたのは、書店地下を改装した秘密のバー。そこで店主のトワコさんから言い渡された、思いがけない〈仕事〉とは――。夜ごと悩みを抱えた人が訪れる、小さな書店とバーの日々。大人気「珈琲店のタレーランの事件簿」シリーズの著者が贈るミステリー。

...続きを読む

九十九書店の地下には秘密のバーがある のユーザーレビュー

\ レビュー投稿でポイントプレゼント / ※購入済みの作品が対象となります
レビューを書く

感情タグBEST3

    Posted by ブクログ 2023年11月30日

    祐は仕事でミスを繰り返し上司に怒られる日々が続く。自信を無くして生きることも辛くなってしまい会社を辞めた。
    その後就職活動が上手くいかぬ中、祐はたまたま立ち寄った九十九書店で店主トワコに誘われ店で働くことになる。
    九十九書店は昼間は書店、夜はバーの顔を持っていて、バーに持ち込まれた相談事を解決するた...続きを読む

    0

    Posted by ブクログ 2020年08月10日

    人は失敗しながら多くのことを考え成長して行く。
    周りの人から見れば大したことでなくても、本人にとっては耐えられない悩みになることもある。
    そんな時に受け止めてくれる場所や人がいる(できる)と、心の底から感謝したい気持ちになる。
    この本は、自分で立って歩くための「居場所」とは何かを教えてくれる物語。
    ...続きを読む

    0

    Posted by ブクログ 2020年06月20日

    会社を辞めて自信を喪失していた佑は、九十九書店の不思議な店主、トワコさんの下でバイトを始める。
    トワコさんが夜に開くバーにやってくる困っている人たちを助けるために、トワコさんが佑に一見不思議な仕事を言い渡し、その人たちが本当に幸せだと感じることが何かに気づかせていく。
    4話からなるが、どれも気持ちが...続きを読む

    0

    Posted by ブクログ 2019年04月28日

    巻末に各話の関連書籍が挙げられているけれど、本自体に絡ませるのではなく、筋書きを絡ませるという薄めの扱い(オマージュ的)。タレーランの美星さんや、ビブリアの栞子さんと比べると、トワコさんの年齢のせいか、(年齢を重ねたがゆえの?)少し強めの性格のせいか、魅力は低めであまり入り込めず。「2nd TASK...続きを読む

    0

    Posted by ブクログ 2018年12月02日

    書店の地下に秘密のBARっていう仕掛けは面白いけど、物語的に書店がある必然を感じなかった。あとトワコさんが主人公に「仕事」をかす動機もいまいち弱い。ちょっと中途半端な感じは否めない作品だったかな。

    0

    Posted by ブクログ 2024年03月28日

    九十九書店、内装の描写が好きです。小さな書店、憧れます。

    小説の内容は。
    2年で会社を辞めて、仕事に自信を失い実家に戻った25歳の佑。地元の書店に入ったことがきっかけとで、ちょっと訳ありな店長トワコさんに、書店の地下併設されたBARでちょっと変わったお仕事を頼まれます。訪れる人の悩みを解決しながら...続きを読む

    0

    Posted by ブクログ 2021年05月01日

    1話目でいきなり、そんなことに??この2人のことは伏線?と思ったら違いました。
    そして、個人的には3話目が一番好き。
    4話目もそうなるか!だったけど、あのお父さんの気持ちはちょっとよくわからない。。
    タラーレンの作者さんの作品、面白かったです。

    0

    Posted by ブクログ 2019年01月25日

    秘密ではないバーで、ちょっとねじれた糸をほぐしていく短編集。
    どれもライトでサクッと読める。
    仕事に疲れたときに読むと効くかも。

    0

    Posted by ブクログ 2019年01月22日


    自信を無くした主人公が、不思議なバーで任される“仕事”をこなしながら、癒され人生を進んでいく話。

    動く気力すらない時期があっても、そこで終わりではないね。

    完全な悪人がいないのがよかった。
    どの視点で見るかで印象は変わるものだから、ある人にとってはダメなヤツでも、他の人にとっては大事な人だった...続きを読む

    0

    Posted by ブクログ 2019年01月06日

    本屋の裏家業は、バーで探偵?
    なんか展開が強引な気がしつつも、
    立ち直ろうとする主人公に引きずられて、
    良かった。

    0

九十九書店の地下には秘密のバーがある の詳細情報

閲覧環境

  • 【閲覧できる環境】
  • ・ブックライブ for Windows PC(アプリ)
  • ・ブックライブ for iOS(アプリ)
  • ・ブックライブ for Android(アプリ)
  • ・ブックライブ PLUS for Android(アプリ)
  • ・ブラウザビューア

※アプリの閲覧環境は最新バージョンのものです。

この本をチェックした人は、こんな本もチェックしています

ハルキ文庫 の最新刊

無料で読める 小説

小説 ランキング

岡崎琢磨 のこれもおすすめ

同じジャンルの本を探す