紅招館が血に染まるとき The last six days

紅招館が血に染まるとき The last six days

968円 (税込)

4pt

3.8

蝶の翅が生えた人型アバターが生息するVR空間〈バタフライワールド〉、通称BW。BWでは非暴力が徹底され、アバター同士が傷つけ合うことは不可能だ。現実生活の辛さからBWに住み続けたいと願うアキは、ログアウトしない者たちが暮らすという〈紅招館〉に、相棒のマヒトと共に向かう。アキとマヒトは、館に宿泊させてもらえることになるが、翌朝、住人の一人がナイフの刺さった死体となって発見される。さらに第二の事件が……。非暴力が絶対のルールの世界で起きる不可解な謎に、重厚なロジックで挑む傑作本格ミステリ!
※本作品は2021年8月に小社より刊行された単行本『Butterfly World 最後の六日間』を文庫化に際し、改題したものです。

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紅招館が血に染まるとき The last six days のユーザーレビュー

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感情タグBEST3

    Posted by ブクログ

    VR空間で起こった殺人事件を描いたミステリー作品で、初めての世界観でした!


    多様性を受け入れようとか、差別や偏見はよくないという世の中だけど、まだまだ自分達って見た目の美しさで人を判断したり、評価したりしてる気がしました…
    また見た目が美しくないからと、自分自身に劣等感を感じてる人も多いだろうな

    0
    2025年02月16日

    Posted by ブクログ

    蝶の翅が生えた人型アバターが生息するVR空間、バタフライワールド。
    バタフライワールド内では非暴力が徹底され、アバター同士が傷つけあう事は不可能だ。
    現実世界から逃避し、バタフライワールド内で暮らし続けたいと願うアキは、相棒のマヒトと共に、ログアウトしない者たちが暮らしているという<紅招館>に向かう

    0
    2025年01月22日

    Posted by ブクログ

    初めの方の世界観の説明のところは結構強引だなぁとは思いましたが、全体的には読みやすくて面白い作品だったと思います。
    紅の謎は察しがついてましたが、VR空間の制約をどう破るのかは自分はわからなかったので最後の解決編はとても楽しく読めました。

    0
    2024年11月22日

    Posted by ブクログ

    暴力が完全に禁止されたVRワールド内で発生した殺人事件のお話。
    本作は私には合いませんでした。SAOとかVRワールドに嗜みがあるせいか、かなり序盤で諸々の謎にあたりがついてしまいました。そのうえで作中人物が堂々巡りとも思える議論を続けるので、なかなかつらい展開でした。

    0
    2024年10月31日

    Posted by ブクログ

    ネタバレ

    VR世界・Batterfly Worldを舞台に、ずっとログアウトせずに暮らすアバター達に会うべく、現実に疲れた少女アキと謎の少年マヒトが訪れる。この世界では非暴力を掲げ傷つけることが不可能なのだが、そこでナイフで刺されて絶命するアバターが発見される。そしてサイバー攻撃によって館から出られなくなる中

    0
    2025年06月22日

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