境遇

境遇

小説・文芸
693円 (税込)

3pt

デビュー作の絵本『あおぞらリボン』がベストセラーとなった陽子と、新聞記者の晴美は親友同士。
共に幼いころ親に捨てられ児童養護施設で育った過去を持つ。
ある日、「真実を公表しなければ、息子の命はない」という脅迫状とともに、陽子の息子が誘拐された。
「真実」とは一体何なのか。そして犯人は……。巻末に絵本『あおぞらリボン』(文・みなとかなえ 絵・すやまゆうか)を収録。

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境遇 のユーザーレビュー

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感情タグBEST3

    Posted by ブクログ

    犯人が明かされてもそこで終わらないのが湊かなえ小説。
    この小説は、児童養護施設で育った2人の話。お互い自分の本当の親を知らずに生まれ、大人になる。
    誰しも自分のルーツを知りたい、という欲望がきっとある。だが、そこには知らなければ良かったことがあるのも事実。
    真実を知った時、人は果たして受け入れることができるのだろうか。

    親の犯した罪を子どもが償う必要はない。だけれども、被害者の親族からは妬みを買う。
    親の罪とは一体何なのだろうか。家族とは。
    切っても切り離せない、そんな関係が家族にはあるのだろう。それがある種リボンなのかもしれない。

    0
    2026年04月16日

    Posted by ブクログ

    最後の最後でひっくり返るとは。繋がってるようで繋がってなかったものが最後の最後で繋がった。真実を公表するという自分にとって苦しいことを覚悟をもって行う勇気も凄い。しかし、あのようなことがなければ本当に正しい真実も隠れたままであったことも事実。この境遇はどう受け止めればよいのだろう。

    0
    2026年02月08日

    Posted by ブクログ

    一気読みしてしまった。湊かなえさんやっぱり大好き。この作品、読んだような読んでないような気がしたけど、全然先が読めず楽しめた。いつもの湊かなえさんのイヤミス感はあまりなかったけど、ラストのどんどんでん返しには驚いた。昔読んだにしても、あまり印象に残った記憶はないから、あまり刺さらなかったんだろう。でも今は、とても刺さった。数年違えば刺さるものも違う、それが読書のおもしろいところ。最近ほんとに湊かなえにハマっているので、しばらく湊かなえ連続で読もうかと思っている

    0
    2026年01月24日

    Posted by ブクログ

    珍しくイヤミスではない作品だけど、作品の中でちょこちょこ2人の絆と愛を感じられて、私個人としては温かな気持ちになってよかった。もどかしさもたまに感じてたけど、それもほほ笑ましく思ってた。
    ただ、勘違いで事件を起こしたのは、ありきたりでもあり晴子の考えが浅はかで、ちゃちく感じてしまった。
    ハッピーエンドで終わったのは良かったけど、ミステリーとして尻すぼみな感じだった。
    でも嫌な気持ちにならず終わったからそれもたまにはよし。
    境遇って、環境や教育や出会った人や出来事や、そのすべてを含むと思うけど「運命」と呼ぶように避けられないものなんだよなぁ…。それをいかに楽しめるかがもしかしたら大事なのかもしれない。

    0
    2026年09月25日

    Posted by ブクログ

    境遇、まさにその通り、最後のどんでん返しが面白かったです!
    自分の生い立ちってホントに自分のルーツになってるんですね!晴美と陽子それぞれの求める自分と周りへの愛情、2人の信頼関係、色々と考えさせられました!

    0
    2026年04月02日

    Posted by ブクログ

    面白くてあっという間に読み終わった
    今回はちょっと心が温まるお話
    こういうのも好き
    カケラを読んじゃってから久しぶりに湊かなえさんの沼にはまって、抜け出せない…久しぶりに何読んでも面白い

    0
    2026年03月14日

    Posted by ブクログ

    おもしろかった〜!
    まさかのすぎる犯人、、、、
    同じような育ち方だと共通点があるから距離が縮まって仲良くなるのあるあるだなと思ったけど、、、
    同じ育ちで共感できることが多いからこそ、どちらかが抜きん出てしまうと、片方は不公平だなって感じて友達でいられなくなってしまうのかな

    0
    2026年02月22日

    Posted by ブクログ

    絵本が有名となった陽子さんの子供が誘拐された……彼女は犯人のFAXを参考に何故誘拐されたのかを考える。

    生まれてすぐ預けられた彼女の出自が関係しているのか。それとも、政治家の夫の活動が関係しているのか。親友の晴美さん、政治の支援家岩崎さんなどを頼りながら探していく、、、

    そして、彼女は結論にたどり着くんだった。しかし、最後にどんでん返し……。想像できない結末だった。



    陽子さん、晴美さんの2視点で語られる面白さ。しかし、最後に少し物足りなさも感じたため、☆4


    0
    2026年01月18日

    Posted by ブクログ

    息子の誘拐から始まる、一瞬も目が離せないミステリーでした。本当の母親を探すという目的が、いつの間にか過去の深い闇を暴き出していく展開に、文字通り一気読みしてしまいました。湊かなえさんの作品らしく、読みやすさは抜群。しかし、その先に待っていた「真実」の衝撃は凄まじく、読後にはタイトルである『境遇』という言葉の重みが、胸に深く突き刺さりました。

    0
    2026年03月27日

    Posted by ブクログ

    聴了。
    湊かなえ作品的には伏線がそんなに無い気がして、スッキリ感は他の作品に比べると弱め。イヤミス度合いも最後のひっくり返しがマイルドなのでイヤミス感も弱め。、

    0
    2026年10月07日

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