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デビュー作の絵本『あおぞらリボン』がベストセラーとなった陽子と、新聞記者の晴美は親友同士。 共に幼いころ親に捨てられ児童養護施設で育った過去を持つ。 ある日、「真実を公表しなければ、息子の命はない」という脅迫状とともに、陽子の息子が誘拐された。 「真実」とは一体何なのか。そして犯人は……。巻末に絵本『あおぞらリボン』(文・みなとかなえ 絵・すやまゆうか)を収録。
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Posted by ブクログ
犯人が明かされてもそこで終わらないのが湊かなえ小説。 この小説は、児童養護施設で育った2人の話。お互い自分の本当の親を知らずに生まれ、大人になる。 誰しも自分のルーツを知りたい、という欲望がきっとある。だが、そこには知らなければ良かったことがあるのも事実。 真実を知った時、人は果たして受け入れること...続きを読むができるのだろうか。 親の犯した罪を子どもが償う必要はない。だけれども、被害者の親族からは妬みを買う。 親の罪とは一体何なのだろうか。家族とは。 切っても切り離せない、そんな関係が家族にはあるのだろう。それがある種リボンなのかもしれない。
最後の最後でひっくり返るとは。繋がってるようで繋がってなかったものが最後の最後で繋がった。真実を公表するという自分にとって苦しいことを覚悟をもって行う勇気も凄い。しかし、あのようなことがなければ本当に正しい真実も隠れたままであったことも事実。この境遇はどう受け止めればよいのだろう。
一気読みしてしまった。湊かなえさんやっぱり大好き。この作品、読んだような読んでないような気がしたけど、全然先が読めず楽しめた。いつもの湊かなえさんのイヤミス感はあまりなかったけど、ラストのどんどんでん返しには驚いた。昔読んだにしても、あまり印象に残った記憶はないから、あまり刺さらなかったんだろう。で...続きを読むも今は、とても刺さった。数年違えば刺さるものも違う、それが読書のおもしろいところ。最近ほんとに湊かなえにハマっているので、しばらく湊かなえ連続で読もうかと思っている
境遇、まさにその通り、最後のどんでん返しが面白かったです! 自分の生い立ちってホントに自分のルーツになってるんですね!晴美と陽子それぞれの求める自分と周りへの愛情、2人の信頼関係、色々と考えさせられました!
面白くてあっという間に読み終わった 今回はちょっと心が温まるお話 こういうのも好き カケラを読んじゃってから久しぶりに湊かなえさんの沼にはまって、抜け出せない…久しぶりに何読んでも面白い
絵本が有名となった陽子さんの子供が誘拐された……彼女は犯人のFAXを参考に何故誘拐されたのかを考える。 生まれてすぐ預けられた彼女の出自が関係しているのか。それとも、政治家の夫の活動が関係しているのか。親友の晴美さん、政治の支援家岩崎さんなどを頼りながら探していく、、、 そして、彼女は結論にたど...続きを読むり着くんだった。しかし、最後にどんでん返し……。想像できない結末だった。 陽子さん、晴美さんの2視点で語られる面白さ。しかし、最後に少し物足りなさも感じたため、☆4
それぞれ別の児童養護施設で育った、親友の高倉陽子と相田晴美。 陽子の息子が誘拐され、脅迫状が届く。 「真実を公表しろ」という犯人は何者なのか、陽子は新聞記者の晴美に打ち明け、ともに行動する。 陽子、晴美と二人の視点で交互に綴られ、緊迫感はいや増す。 この作品は。ドラマのための書き下ろしだそうで、濃密...続きを読むな人間ドラマとなっている。 親の罪は子供も背負わなければならないのか、重たい問いかけがあるが、愛する人への信頼が爽やかな読後感となる。
一気読み、二日間の通勤で。 独特の作風、言い回し。ついつい先を急いで読みたくなった! 内容はネタバレになりやすいので割愛笑
息子の誘拐から始まる、一瞬も目が離せないミステリーでした。本当の母親を探すという目的が、いつの間にか過去の深い闇を暴き出していく展開に、文字通り一気読みしてしまいました。湊かなえさんの作品らしく、読みやすさは抜群。しかし、その先に待っていた「真実」の衝撃は凄まじく、読後にはタイトルである『境遇』とい...続きを読むう言葉の重みが、胸に深く突き刺さりました。
幼い頃に出会った晴美と陽子。境遇の似た二人の絆と、ある誘拐事件を軸に物語は進んでいく。 序盤から登場人物それぞれに違和感があり、「誰が何を隠しているのか」を考えながら読める作品だった。 ただ、真相や展開については比較的予想しやすく、個人的には大きな驚きはなかった。誘拐事件の真相についても途中であ...続きを読むる程度見えてしまった印象。 決してつまらないわけではない。最後まで一気に読めるし、物語としてもよくまとまっている。 ただ、湊かなえ作品として読むと少し物足りなかった。自分がこの作者に期待する「人間の闇」や嫌な感情のぶつかり合いがやや控えめで、読後の衝撃も少なかった。 面白かったが、評価としては星3。
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