消滅世界

消滅世界

小説・文芸
693円 (税込)

3pt

人工授精で、子供を産むことが常識となった世界。夫婦間の性行為は「近親相姦」とタブー視され、やがて世界から「セックス」も「家族」も消えていく……日本の未来を予言する芥川賞作家の圧倒的衝撃作。

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  • カテゴリ
    :
    小説・文芸
  • ジャンル
    :
    小説 / 国内小説
  • 出版社
    :
    河出書房新社
  • 掲載誌・レーベル
    :
    河出文庫
  • タイトル
    :
    消滅世界
  • タイトルID
    :
    539973
  • ページ数
    :
    288ページ
  • 電子版発売日
    :
    2018年08月10日
  • コンテンツ形式
    :
    EPUB
  • サイズ(目安)
    :
    2MB
  • 映画化

    「消滅世界」

    2025年11月28日公開
    出演:蒔田彩珠、栁俊太郎、恒松祐里

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消滅世界 のユーザーレビュー

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感情タグBEST3

    Posted by ブクログ

    頭がおかしくなりそう。(褒め言葉)
    村田沙耶香さん、唯一無二。

    「洗脳されてない脳なんて、この世の中に存在するの?どうせなら、その世界に一番適した狂い方で、発狂するのがいちばん楽なのに」

    0
    2026年09月17日

    Posted by ブクログ

    村田作品三作目。この世界観は『殺人出産』のさらにその先だと思う。相変わらず倫理・道徳観がぶっ飛んでて好きだわ。いろいろ気味が悪く、本当に気持ち悪い…(褒め言葉w)。途中まで、一番は「III」の○○シーンだと思ったけど…。そんなことはなく結末を含め「III」すべてが異様としていて、言葉にならない恐怖(適当な言葉が浮かばない…)なのかな…。下手なホラーよりよっぽど怖い……。
    "消滅"世界とは、わたしたち(読者側)、雨音たち(小説側)どちらかではなく——その両方の世界が消滅し、新たに第三世界(これに付いた名が「消滅世界」なのだと)が誕生したことなのかもしれない…。今まで読んだ村田作品の中で一番だ。

    0
    2026年08月17日

    購入済み

    今日も私を狂わせる

    ホントに同世代ですか?
    聞きたくなるくらい、ココロをかき乱してくる。解説にもあるが、まさにディストピア。爽快ではないのに、再読したくなる。

    #シュール

    0
    2025年07月31日

    Posted by ブクログ

    全体的に気味の悪い作品だった。
    文章から気持ち悪く不気味な世界が伝わってきた。
    異常を異常と認知している間は同じ人間のように感じるが、異常に馴染んでしまった時に「あちらの世界の住民」になったのだと文章から感じた。

    この世界の人間は効率と平等を求める傾向があると感じた。効率が悪いことは不平等なことは変えなくてはならない。非合理的で不平等で、誰かの特別は、求められない。それがこの世界の人間の本能なのかとさえも錯覚した。
    ただAI技術の発展により芸術やコミュニケーションも機会が失われつつある我々の世界も同じなのかもしれない。アナログで描き、アナログの本を読む私もいつかは異常な存在になり果て、発狂してしまうかもしれない。

    これはSFではない。人類の予言書かもしれない。

    0
    2026年09月26日

    Posted by ブクログ

    「普通って何?」と考えさせられる作品です。
    人工授精が当たり前になり、恋愛や結婚、家族の形まで今とは大きく違う世界が描かれています。
    最初は「ありえない」と思うのに、読んでいるうちに何が普通なのか分からなくなってくるのが面白いです。
    独特で少し不気味だけど、読み終わったあとも考えさせられる一冊です。

    0
    2026年09月25日

    Posted by ブクログ

    性の常識が変わった世界。
    ディストピアにしか見えないが、効率や人口調整を考えると良いシステムなのかもしれない。
    読んでいる間、常時頭に変なモヤがかかっているような、不気味な感覚がした。
    文章が上手いのだろう。
    おかしな世界に浸っていたら、あっという間に読み切ってしまった。

    0
    2026年08月31日

    Posted by ブクログ

    性行為が古代の行動と扱われ、繁殖は人口受精は普及されているパラレル世界が背景です。みんなと違って主人公「雨音」はセックスで作られ生まれた子供だった。それを意識しながら「雨音」が成長していく間、正しい人間って疑問したり、愛、結婚、繁殖など人間で作られた社会制度離れを、自分で開き直ったりするという話でした。

    この本を読みつつ、同じような疑問を浮かんでしまうのだろう。今まで知ってきた世界は、人間で成り立っていて、全ルール、規制、制度、習慣なども社会で決められたことだ。とはいえ、現在の世界はやたら脆いと感じてしまう。

    人工知能といった技術の進化が素早く発展しており、これから人間の形はどう変化・進化していくのか気になります。いつかこの本と同じようになるのだろう。

    それはいいかどうか。

    備考↘
    最後の10ページぐらいがヤバすぎて、びっくりしだ。外国人の俺としては、受け入れがたい部分だった。

    0
    2026年08月29日

    Posted by ブクログ

    性的な内容が多くて、合う合わないがありそうな作品。

    村田さんの作品は、絶妙に将来そうなってもおかしくないよな…っていうお話すぎて、結構興味を持って読んでしまう。

    今の日本もAIやアニメのキャラクターと付き合ったり、結婚したりする人が出てきてるし、そう遠くない未来、こういう世界になっていってもおかしくない気がする。

    0
    2026年08月24日

    Posted by ブクログ

    夫婦の間には性愛はあり得ず、こどもは欲しいときに人工授精で妊娠し家族になる。恋愛はあくまでも他の人間やキャラとするもの。
    「なんだコレ」と思ったけど、読んでいるうちに「恋なんて冷めるのだから、家族のベースである夫婦間に持ち込まなければ安泰かも」と納得する自分がいた。子育てに関わる負担感が拭えず少子化が進む今、ⅲのエデンみたいな社会への変化の入り口が見えてるかも。いやー 気持ち悪い読書体験だったわー。子どもちゃんって響きもイヤでたまらない笑(以上褒め言葉)

    0
    2026年08月23日

    Posted by ブクログ

    恐らく誰もが一瞬想像したであろう、合理化に特化した世界を、物語として描いてくれて感謝の気持ちが湧きました。
    どんなに追い求めても、我々はあくまで「途中」でしかないという真実に気付かせてもらいました。どんな時代に生きても「途中」であることに、諦めと安堵の気持ちです。
    村田さんの頭の中はどうなっているのだろう…文章として出力できるのもすごすぎます…。エッセイってあるのかしら…?

    0
    2026年08月21日

消滅世界 の詳細情報

  • カテゴリ
    :
    小説・文芸
  • ジャンル
    :
    小説 / 国内小説
  • 出版社
    :
    河出書房新社
  • 掲載誌・レーベル
    :
    河出文庫
  • タイトル
    :
    消滅世界
  • タイトルID
    :
    539973
  • ページ数
    :
    288ページ
  • 電子版発売日
    :
    2018年08月10日
  • コンテンツ形式
    :
    EPUB
  • サイズ(目安)
    :
    2MB
  • 映画化

    「消滅世界」

    2025年11月28日公開
    出演:蒔田彩珠、栁俊太郎、恒松祐里

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  • 【閲覧できる環境】
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