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悲しき虎
少女時代、継父にレイプされていた著者が、母親となった今、自身の体験とその傷がもたらす影響、加害者、世界中に存在する悪について、渾身の分析をする。表層的な共感を拒みながら、深い連帯を表現して感動をよび、本国フランスで「フェミナ賞」「高校生が選ぶゴンクール賞」などを受賞し、30言語で翻訳刊行予定の話題作。 -
通史で読み解く自動車の未来―大局を見渡し、戦略を導く
自動車産業はこれからどうなるのか? 経営者に何ができるのか? 経営戦略論の大家が予測する未来 日本企業のケースステディ464ケースを収録した実戦シリーズ3部作 『高収益事業の創り方(経営戦略の実戦(1))』 『企業成長の仕込み方(経営戦略の実戦(2))』 『市場首位の目指し方(経営戦略の実戦(3))』 と、その成果を独習用に落とし込んだ教科書 『実戦のための経営戦略論』。 総ページ数3000頁を超えるこれらの業績を圧縮し、 自動車業界の未来予測に踏み込んだのが本書です。 時機を人より早く捉えたければ、過去事例をベースにした直観的な認識に頼るのがオーソドックスなアプローチです。『実戦のための経営戦略論』では吟味するケースの多様性を大きくとったので、本書ではケースを自動車1つに絞り、その代わり解像度を引き上げながら通史を見渡すことにしました。 ここで時機の在処に関する感性を磨いて、自らの周りに生起する時機に対して感度よく反応できるようになれば、狙いは成就します。(本書より) -
アフターAI 世界の一流には見えている生成AIの未来地図
◆生成AI時代の「ビジネス実装」が、この一冊で見える 生成AIは、もはやバズワードの時代を越え、実装の巧拙が企業価値を左右する段階へと突入しました。 著者のシバタナオキ氏は、投資家としてシリコンバレーを中心に1000社超の生成AIスタートアップを精査し、数十社へ投資してきました。さらに本書には、日本企業の現場で生成AI導入に取り組むトップランナーたちの生の声が収録されています。 * * * 「手触り感あるAI変革の根本がここにある」 - 安野貴博さん(チームみらい党首、参議院議員) * * * ◆本書の3つの特徴 1. 米国最前線のスタートアップ事例をふまえた俯瞰と未来地図 2. 「2つの基礎」「6つの職種」「2つの業種」で整理された、わかりやすい構成 3. 日本の実務家との対話に基づく「リアルな日本企業の生成AI実装」のドキュメント ◆こんな方におすすめ ・最新の海外トレンドと、日本における実践とのギャップを知りたい ・日本企業にとっての生成AIの「最適な使い方」を探している ・経営者や事業責任者として、生成AIの導入判断を迫られている -
青の純度
その「青さ」は、本物か――? 最年少で管理職となり、仕事一筋で駆け抜けてきた編集者・有沢真由子。 五十歳の誕生日を迎え、つかの間の息抜きに訪れたリゾートホテルで、彼女は一枚の絵画と出会う。 ジャンピエール・ヴァレーズ――バブルの時代に煌びやかな海中画で大衆の心を掴み、一方で当時悪質商法が話題にもなった、“終わった画家”。 かつて鼻で笑っていた彼の絵に、不覚にも安らぎを覚えた真由子だったが、ほどなくして都内の外資系ホテルでヴァレーズの原画展が行われるという情報を得る。 なぜ今再び、ヴァレーズなのか? かつての熱狂的ブームの正体とは? 違和感を手繰り、真由子は単身ハワイの地を目指す――。 煌びやかな「バブル絵画」の裏に潜んだ底知れぬ闇に迫る、 渾身のアート×ミステリー大長編! 【著者略歴】 篠田節子(しのだ・せつこ) 1955年東京都生まれ。90年『絹の変容』で小説すばる新人賞を受賞し、デビュー。97年『ゴサインタン』で山本周五郎賞、『女たちのジハード』で直木賞、09年『仮想儀礼』で柴田錬三郎賞、11年『スターバト・マーテル』で芸術選奨文部科学大臣賞、15年『インドクリスタル』で中央公論文芸賞、19年『鏡の背面』で吉川英治文学賞、2020年紫綬褒章を受章した。他の著書に、『夏の災厄』『弥勒』『ブラックボックス』『長女たち』『失われた岬』『セカンドチャンス』『四つの白昼夢』『ロブスター』など多数。 -
大隈重信 民意と統治の相克
本書では、あくまで史料に即して大隈の活動を「検証」することを目指した。その際、大隈と政治的に対立していた人物の史料や、出所の怪しい密偵情報などはなるべく使用を避け、使用する際にはしっかりとした史料批判を経て使用するように心がけた。その上で、本書では、大隈の日本近代史における軌跡を、その挫折や失敗、負の部分までをも含めて明らかにしていきたい。というのも、大隈の栄光だけでなく、そうした挫折や負の部分のなかに、現在の我々にとって新たな発見をもたらしうる材料が含まれていると信じるからである。現代社会のあり方や我々の生き様につながる何かを、本書のなかから見つけていただければ幸いである。(はじめにより抜粋) 第一章 近代西洋との遭遇――佐賀藩士・大隈八太郎 第二章 近代国家日本の設計―明治新政府での活動 第三章 「立憲の政は政党の政なり」―明治一四年の政変 第四章 漸進主義路線のゆくえ-立憲改進党結成から条約改正交渉まで 第五章 理念と権力のはざまで―初期議会期の政党指導 第六章 政党指導の混迷―第一次内閣以後の政党指導 第七章 日本の世界的使命―東西文明調和論と人生一二五歳説 第八章 世界大戦の風雲のなかで―第二次大隈内閣の施政 第九章 晩年の大隈重信―国民による政治と世界平和を求めて おわりに―歴史の「大勢」のなかで -
本のなかの少女たち
子供の頃からの読書体験で、心から共感できる少女の少なさを強く感じていた。しかしま時に納得できる「少女」に出会える喜びもあった―― そう回想する著者・津島佑子自身、自らが「少女」だったと確信を持ってはいないのだ。 「少女」とはいったい誰のことなのか? どのように描かれた「少女」なら実在感を感じられるのか? 自らの作品で「少女」に愛着を抱いて描いてきた作家が、「本のなかの少女 たち」を追ってみることを心に決め、「少女」そのものをテーマに新鮮な切り口で古今の名作を再び繙く。 再読を経て得られた新たな発見、洞察、感動を綴った、誰もが楽しめる読書エッセイ。 -
世界99
小説というものの輪郭が、いわば地球を覗く窓の形が、本書によりまた大きく更新されました。 それはつまり、この本の中で初めて寛げる人がいるということです。 救済と爆弾は同じ姿で在れるのだと気付かされました。 朝井リョウさん(作家) 本当は貴方もわかっていたんだろう? と迫る声が脳内に鳴り響く。 熱に浮かされるようにページを捲る手が止まらない。 これは本型ワクチン。 世界99に誘われ、もう元いた場所へは戻れない。 宇垣美里さん(フリーアナウンサー・俳優) 足元の地面がふいになくなり、 正常と異常の境目が消え失せ、目眩がする。 人間という生き物の滑稽さ、グロテスクさ、美しさ、不思議さが、 この本の中にすべて詰まっている。 岸本佐知子さん(翻訳家) 空子がこの世界で体に蓄積する小さな暴力の音とか、風とか、どれも僕の心に刻まれていきました。 物語で一緒に過ごせた時間は、僕の宝です。 ロバート キャンベルさん(日本文学研究者) この世はすべて、世界に媚びるための祭り。 性格のない人間・如月空子。 彼女の特技は、〈呼応〉と〈トレース〉を駆使し、コミュニティごとにふさわしい人格を作りあげること。「安全」と「楽ちん」だけを指標にキャラクターを使い分け、日々を生き延びてきた。 空子の生きる世界には、ピョコルンがいる。 ふわふわの白い毛、つぶらな黒い目、甘い鳴き声、どこをとってもかわいい生き物。 当初はペットに過ぎない存在だったが、やがて技術が進み、ピョコルンがとある能力を備えたことで、世の中は様相を変え始める。 3年以上にわたる著者初の長期連載がついに書籍化。 村田沙耶香の現時点の全てが詰め込まれた、全世界待望のディストピア大長編! 【著者略歴】 村田沙耶香 (むらた・さやか) 1979年千葉県生まれ。玉川大学文学部芸術文化学科卒。2003年「授乳」で群像新人文学賞(小説部門・優秀作)受賞。2009年『ギンイロノウタ』で野間文芸新人賞、2013年『しろいろの街の、その骨の体温の』で三島賞、2016年「コンビニ人間」で芥川賞受賞。著書に『マウス』『星が吸う水』『ハコブネ』『タダイマトビラ』『殺人出産』『消滅世界』『生命式』『変半身』『丸の内魔法少女ミラクリーナ』『信仰』などがある。 -
ままならぬ顔・もどかしい身体
顔は、身体は、誰のもの? 顔認知研究の第一人者が、アイデンティティとコミュニケーションのジレンマに引き裂かれる顔と身体を対比させながら、ルッキズム、ジェンダー、病や死の受け止め方など、身近な偏見や矛盾について考える。科学的知見を交え、社会問題のヒントを提供するエッセイ。 【主要目次】 1 ガーンな身体(病とどう向き合うか/健康と病の境界/病や死をどう受け止めるべきか) 2 「しびれ」は幻の痛みなのだろうか(痛みという主観的体験/痛みとしびれ/身体感覚の侵食) 3 顔研究者の顔に麻痺が起きる(麻痺による影響/表情の大切さ/表情が感情を作る?/顔を見るとはどういうことか) 4 マスクのもたらす影響を知る(人はなぜイタイ話を求めるのか/コロナ禍での痛み/マスクへの忌避感が小さい日本/顔は重要なコミュニケーションツール/顔処理は変わるのか/ふれ合いの重要性) 5 確率の世界を生きるということ(正常バイアスの恐ろしさ/数値化されることの不安/闘病記と身近な人々からの情報/私の闘病の経緯/数値を持つ人、持たない人) 6 共感をうまく使う、共感に使われない(心を読む能力と、感情を共有する能力/感情を考える/表情を通して感情を研究する/共感性と「心の理論」/共感性と感情の共有と同調と) 7 顔の区別が必要になったわけ(いたるところに顔を発見する脳/相貌失認を再考する/顔を見るためのモデル/顔を見る能力の多様性/区別できる顔は増え続けるのか) 8 ルッキズムとアンコンシャスバイアス(就職活動をルッキズムから考える/人は外見を区別する生物である/アンコンシャスバイアスの存在に気づくことの大切さ) 9 男と女、違いはあるのか(自分への問いから始める心理学/男女の違いを進化から見る/顔だけで男女は区別できるか/男女で色の好みは違う?/社会が男女を作るのか) 10 すべてのジェンダーが解放され、女子大が必要なくなる日が来ますように(男性研究者を優遇しない女子大/男女雇用機会均等法がもたらしたしこり/女性の職業が限られていた時代/女性を二極化する歪んだ社会を生きて/女子大はオワコンか) 11 「かわいい」のマジックはどこにある?(「かわいい」で動物と親しくなる/いつまでもかわいいネオテニー/かわいいマジック、ベビースキーマ/「かわいい」と日本のポップカルチャー/「かわいい」は格下) 12 がんになって五年たちました(自分の身体は誰が管理するのか――身体への気づき/退院直後にやったこと/自分の中のルッキズムとともに) 13 顔と身体を持つことによるもどかしさ、生きること(ナルシストの苦しみは必然なのか/偏見という攻撃にさらされる顔と身体/思い通りにならない人生を知るための顔と身体/顔や身体への執着) あとがき -
新版 映画の構造分析
『大脱走』の裏に隠された「父殺し」のドラマとは? 『エイリアン』が反映するのはフェミニズム的メッセージ? 映画に隠された驚くべき物語構造を読み解く、スクリーンから学べる現代思想、精神分析、ジェンダー。大幅増補の決定版映画論。 物語には構造があり、映画にも構造がある。そして映画の構造を知ることが、人間の欲望の構造を知ることにつながる……。『エイリアン』『大脱走』『裏窓』などハリウッド映画の名作を題材にした映画論にして、ラカンやフーコーなど現代思想の入門テキストとして高い評価を受けた旧版『映画の構造分析』に、『君たちはどう生きるか』『ドライブ・マイ・カー』『怪物』『福田村事件』など、近年の話題作を分析した論考を大幅増補した決定版映画論。解説= 春日武彦。 「あらゆる芸術作品は、それについて語られた言葉をも含めてはじめて「作品」として成立していると僕は思っています。僕たちは作品について語ることを通じて、作品にある種の「付加価値」を付与している。(…)だからこそ、美術批評とか文芸批評という分野が存在しているわけです。さまざまな芸術活動の中でも、とりわけ映画は批評の占める割合が多いと僕は思います。(…)集団の創造という点で映画に匹敵するジャンルはありません。」(「あとがき」より) 【登場する作品】──『エイリアン』『大脱走』『北北西に進路を取れ』『ゴーストバスターズ』『裏窓』『秋刀魚の味』『私を野球につれてって』『ゴッドファーザー』『君たちはどう生きるか』『ドライブ・マイ・カー』『ハウルの動く城』『怪物』『福田村事件』『愛の不時着』『秋日和』『三島由紀夫VS東大全共闘』… -
フォース・ウィング
世界42カ国発売、英語圏600万部売り上げた超話題の“ロマンタジー”(ロマンス×ファンタジー)『フォース・ウィング-第四騎竜団の戦姫-』続篇! バスギアス大学の二年の騎手候補生になったヴァイオレット。だが愛するゼイデンは前線へ派遣されてしまい、竜の一頭は眠りから目覚めないでいる。仲間にも大きな秘密を抱えて悩む彼女を待ち受ける試練の数々……。彼女の選択に大陸全体の運命がかかっていた! -
朝のピアノ 或る美学者の『愛と生の日記』
【電子版のご注意事項】 ※一部の記事、画像、広告、付録が含まれていない、または画像が修正されている場合があります。 ※応募券、ハガキなどはご利用いただけません。 ※掲載時の商品やサービスは、時間の経過にともない提供が終了している場合があります。 以上、あらかじめご了承の上お楽しみください。 ノーベル賞作家ハン・ガンが3回読んだ本。日常がシャッターを下ろすように中断されると知った時に残った「愛」の記録。 ノーベル賞作家ハン・ガンが3回読んだ本「しばらく外国にいたとき、この本を1日いちど、3回読んだ。毎日読んでもいい本」ーー日常がシャッターを下ろすように中断されると知った時に残った「愛」の記録。『朝のピアノ』は、キム・ジニョン先生が天に召される三日前、意識混濁状態に入る直前まで、メモ帳に書き留められた生の日記である。不安を抱えながらも、冷静さを保とうと努め、前向きな姿勢を取り続ける。生への執着および葛藤、愛着、賛美、そして周囲へ向ける視線、配慮、感謝、愛。音楽や文学で色付けられ、重厚でいてシンプル。そして最期まで守り続けた、人としての威厳。淡々と綴られているにもかかわらず、この日記は奥深い。 著・文・その他:キム・ジニョン 哲学者/美学者 高麗大学ドイツ語独文学科と同大学院を卒業し、ドイツのフライブルク大学大学院(博士課程)留学。フランクフルト学派の批判理論、特にアドルノとベンヤミンの哲学と美学、ロラン・バルトをはじめとするフランス後期構造主義を学ぶ。小説、写真、音楽領域の美的現象を読み解きながら、資本主義の文化および神話的な捉えられ方を明らかにし、解体しようと試みた。市井の批判精神の不在が、今日の不当な権力を横行させる根本的な原因であると考え、新聞・雑誌にコラムを寄稿。韓国国内の大学で教鞭をとり、哲学アカデミーの代表も務めた。バルト『喪の日記』の韓国語翻訳者としても知られる。 著・文・その他:小笠原藤子 上智大学大学院ドイツ文学専攻「文学修士」。現在、慶應義塾大学・國學院大學他でドイツ語講師を務める傍ら、精力的に韓国語出版翻訳に携わる。訳書にチョン・スンファン『自分にかけたい言葉 ~ありがとう~』(講談社)、リュ・ハンビン『朝1 分、人生を変える小さな習慣』(文響社)、イ・ギョンヘ『ある日、僕が死にました』(KADOKAWA)、ケリー・チェ『富者の思考 お金が人を選んでいる』(小社)など多数。 -
田んぼのまん中のポツンと神社
※この商品はタブレットなど大きいディスプレイを備えた端末で読むことに適しています。また、文字だけを拡大することや、文字列のハイライト、検索、辞書の参照、引用などの機能が使用できません。 「何でこんな場所に!?」 「見ているだけでご利益ありそう」 Xで話題沸騰!待望の写真集化 あなたの田舎にもきっとある 郷愁と不思議に満ちた、田んぼのまん中のポツンと神社=「ポツ神(ポツジン)」を探す旅 日本全国80社以上掲載 田んぼの中にポツンとたたずむ神社を 見たことがあるだろうか。 四方を田んぼに囲まれた神社の領域は 実に不思議な姿形をしており、 子供の頃の冒険心をくすぐるような、 見ているだけで心躍る光景である。 そんな日本各地の「ポツ神」を探し出し、 記録している写真家がいる。 2022年頃からSNSでバズりだし、 1枚に4万以上のいいね!がつくことも。 本書は、そんな田んぼのまん中の「ポツ神」だけをまとめた、日本唯一の写真集だ。 神社ごとの歴史や伝承、地域の特色や作物、農作業など、 「ポツ神」を取り巻く様々な要素についてもできるだけ触れてゆきたい。 -
匣真演義 姫賊 僑燐伝
匣(はこ)に刻まれた一字は己の運命。 その字に従うか、刃向かうか――。 少女は国を「盗」み、世界の命運を一変させる。 新時代の王道中華ファンタジー、ここに開幕。 大陸の中央に巨大な匣「源匣(げんこう)」がそびえるその国は、代々、真族(しんぞく)と呼ばれる者たちが治めていた。 人々はみな生まれた時に、小さな匣を与えられる。 小匣は決して開くことはなく、ただ一つの文字が刻まれているのみである。 だが、この一字こそが己の運命であり、時には持ち主に不可思議な力を与えるという。 大陸一の港町・顎港(がくこう)の路地裏で育った少女僑燐(きょうりん)は、 四人の兄妹と共に育ての親を殺め、彼が頭目を務めていた盗賊団を乗っ取った。 僑燐の持つ一字は、「盗」。 姫賊(きぞく)・僑燐の名が国中に知れ渡るとき、歴史がうねりを上げて動き始める。 構想10年、物語年表は1000年分。謎に満ちた巨大な物語の渦に巻き込まれる! -
K-POPを読む
※この商品はタブレットなど大きいディスプレイを備えた端末で読むことに適しています。また、文字だけを拡大することや、文字列のハイライト、検索、辞書の参照、引用などの機能が使用できません。 気鋭の音楽ジャーナリストから見た、世界を席巻するK-POPの現在地とは? 累計4万部を記録している『BTSを読む』の著者キム・ヨンデが、今度はさまざまなK-POPアーティストにスポットを当て、多角的に分析した一冊。 紹介しているK-POPアーティストは、全10組。人気のBTSやBLACKPINKをはじめ、BTSの弟分のTOMORROW X TOGETHERやNCTなど今を感じさせるグループから、テミン(SHINee)やテヨン(少女時代)のベテラン勢と幅広いラインナップで、日本でも多くのK-POPファンから熱い支持を受けているソロアーティストやグループになります。 10組のアーティストを通して、K-POPのこれまでの歴史、世界を席巻するようになった現在を描き出し、そしてK-POPの未来も展望していきます。 -
メランコリーで生きてみる
世界は不完全で残酷。 だからせめて、悲しみとうまく付き合おう―― 〈メランコリー〉には、現代社会を生き抜くヒントが満ちている。 哲学者アラン・ド・ボトンが、歴史、アート、宇宙、建築、旅……など35のテーマから探るその効能とは? 幸せの押し付けに疲れたすべての人へ送る、深い悲しみに対するなぐさめの書。 「メランコリー」と聞いて、どのような心の状態を思い浮かべるでしょうか。憂鬱、もの悲しさ、気分の落ち込み、ふさぎ込み、哀愁……。これらは誰もが抱く感情でありながら、目まぐるしい現代社会においては重要でないもの、あるいは治療の対象とされ、その効能は見落とされてきました。しかし著者は「メランコリー」こそが、不完全な世界や思い通りにいかない自分の人生とうまく向き合い、よりよく生きるための最善の方法であると言います。 本書では、哲学、歴史、アート、宇宙、性愛、旅、建築、宗教など多様な35のテーマから、「メランコリー」に生きるヒントやその効能をひもときます。 ・人がたくさん集まるパーティーに出かけるよりも、しんとした宇宙や、いろんな国がたどってきた歴史のことを考えるのが好き。 ・ここではないどこかへ行きたいと願いながら、いざ美しい風景を目にすると途端に物悲しさがおそってくる。 ・毎日やるべきことをいっぱいにして自分を追い立てながら、日曜の夜に「自分にはもっと向いている仕事があるはずなのに」と考え込んでしまう。 ・弱っているとき、自分のなかの「内なる批評家」が人生のあらゆることにけちをつけ、不安を煽ってくる。 ひとつでも共感できることがあれば、ぜひ本書を手にとってみてください。 本書の原書は、著者アラン・ド・ボトンも主宰のひとりであり、ウェルビーイングに関する教育・出版活動を行う「ザ・スクール・オブ・ライフ」から刊行されました。 -
美人までの階段1000段あってもう潰れそうだけどこのシートマスクを信じてる
赴任先は「毛穴が存在しない未来」だった。光速進化のコスメ、肌を磨き上げる黄金ルーティン、世界一の美容整形ビジネス――たちまち美容沼にはまり、自分を“改善”していく著者。さらに医師や元アイドル、コスメブランド創業者へと取材を広げた先に辿り着いたのは――。体験と考察が融合した、ユニークな「美の帝国」滞在レポート。 -
文章を書く人のための 同人誌・ZINE 本文デザイン入門
※この商品は固定レイアウトで作成されています。 ※この商品はタブレットなど大きいディスプレイを備えた端末で読むことに適しています。また、文字列のハイライトや検索、辞書の参照、引用などの機能が使用できません。 ※この電子書籍は印刷出版した底本に基づいて制作しています。 ノンデザイナーに向けた「本文デザイン」の考えかた 小説/雑誌/技術書/シナリオブックなど文字を主に扱う同人誌・ZINEを制作している or したいと考えているノンデザイナーに向けた本文デザインの入門書。装丁のデザインは想像しやすいですが、本文デザインというとなんだか難しそうと考えてしまいがちです。この書籍では、実際に著者がデザインをはじめたころに困ったことや知りたかった情報を「基本の一歩目」ということで、できるだけ簡単に必要な箇所に絞って解説していきます。 6部構成となっており、PART1では主に本文デザインに関する基礎知識を、PART2~4では小説/技術書・ZINE/シナリオブックと、それぞれのテーマごとに組版のコツと見本を、PART5ではデータを本にするとき、必要となってくる印刷の基礎知識を解説します。また、PART6では優れたデザインの実例をご紹介します。 「何から手を付ければいいのかわからない」「なかなか思うようにデザインできない」「かっこいい同人誌のデザインの詳細が知りたい」といった場面でこの本がお役に立てたらうれしいです。 -
詩集 見えないものを探すために ぼくらは生まれた
きみは どんなときも けして 忘れてはいけない 貴く生きることも 大事だが 君が生きている そのこと自体が 貴いんだ ──「固有な実在」より ********** 生きていくために、言葉が必要だった。そんな思いを持つ人にこの詩集を捧げる。 NHK「100分de名著」人気講師がつむぐ、見知らぬ誰かに宛てられた、たましいからの手紙。 ********** 【目次】 目次 告白 秘密のことば 桜葉 ことばの光 意味の光 孤独1 孤独2 隠れた勇者 美しい心 独裁者 郵便配達夫 詩の公理 言葉のことわり 光源 空気1 空気2 自己探究 人生の扉 見えないものを探すためにぼくらは生まれた 死者からの便り 叡知の人 評論家 寂の世界 固有な実在 未来の詩人 小さな定義集 詩の教え 詩のおきて 詩人追放 書く理由 ********** -
源氏物語—生涯たのしむための十二章
紫式部と道長の光と闇 源氏物語に50年間傾倒した著者が、千年読み継がれる物語の秘密に多角的に迫る。 これから読む人もマニアも楽しめる“ありそうで無かった”本格的ガイド本! カラー口絵と本文で、絵画・写真67枚掲載! ・物語の隠れた読みどころを、数多く発掘 ・現代語訳選びのために、それぞれの特長を解説 ・紫式部がなぜ傑作をものしたか、道長との関係の謎を探究 ・平安時代の結婚制度や建物・信仰など、参考情報も満載 ・関連のある文学作品や能、絵画などへと拡がる楽しみ方を提案 ・ゆかりの地を著者の探訪記と写真で案内 ・登場人物の系図、年表、文献一覧、便利な索引付き -
聖と性 私のほんとうの話
ミスヘブン全国1位!数奇な半生を送ったカリスマデリヘル嬢がはじめて明かす宗教2世、男性観、マーケティング、プロモーション術! 日本最高給の風俗嬢のお仕事は「心の接客」だった――。 なぜ男たちは彼女に惹きつけられるのか? 「まりてん」の秘密のすべてがここにある。 とくにいまの世の中では、ネットリンチのように、「やらかしてしまった人」に対するまなざしが厳しすぎると感じています。清廉潔白さばかりを求められる世情ではありますが、人間らしさとは本来、矛盾を抱えてこそのものではないでしょうか。その人間らしさに触れることができる風俗のお仕事(=とくにピロートーク)が私は好きでたまりません。 過去にいろいろなインタビューを受けてこういう話を繰り返していると、記事につくコメントには決まって「この仕事が楽しいなんて病んでる」と書かれます。 そもそも100パーセント心身ともに健康な人間なんているのでしょうか? 病的な部分こそ人間らしさであり、愛おしいのに。その愛おしさは宗教に馴染めなかった自分を肯定してくれるものだからこそ、なおさらなのかもしれません。 (本文より) -
時間移民 劉慈欣短篇集Ⅱ
環境悪化と人口増加のため、政府はやむなく“時間移民”を決断。全世界に建設された200棟の冷凍倉庫に眠る合計8000万人の移民を率いて、大使は未来へと旅立つ……。表題作「時間移民」のほか、宇宙からやってきた“音楽家”が国連本部前のコンサートに飛び入り参加して太陽を奏でる「歓喜の歌」、『三体』でも活躍した天才物理学者・丁儀がクォーク分割に挑む「ミクロの果て」、すべてを見通しているかのような男に警察が翻弄される銀河賞受賞作「鏡」、太陽系の果てへとひとり漂流する少女を全人類がネット経由で見守る「フィールズ・オブ・ゴールド」など全13篇を収録する、劉慈欣の傑作短篇集。 【収録作品】 時間移民 思索者 夢の海 歓喜の歌 ミクロの果て 宇宙収縮 朝(あした)に道を聞かば 共存できない二つの祝日 全帯域電波妨害 天使時代 運命 鏡 フィールズ・オブ・ゴールド -
「複雑系」が世界の見方を変える――関係、意識、存在の科学理論
◤読んだ後、目の前の風景は同じには見えない。◢ ◉極小から無限へと、世界はシームレスに織り上げられる。それを見つめる意識の正体とは? ◉「間質」研究で知られ、複雑性理論の研究でも注目される科学者が、複雑系理論の歴史と面白さをわかりやすく概説。 ◉カオス理論、相対性理論、量子力学といった科学知識に加え、哲学や仏教の知見を縦横に用いて、世界と意識の謎に迫る、知的好奇心を刺激するサイエンス書。 ********** 「わたしが水を飲もうとしてコップを持ち上げるとき、コップを持ち上げているのは宇宙なのだ」 本書を読めば、この文章の意味が腑に落ちる。 ********** 【目次】 まえがき Ⅰ 複雑性 第1章 存在の科学 第2章 秩序、カオス、複雑性の起源 第3章 複雑性の規則と隣接可能性 Ⅱ 相補性とホラルキーあるいは「無限の身体」 第4章 細胞レベル:身体と細胞 第5章 分子レベル:細胞説を超えて 第6章 原子レベル:ガイア 第7章 素粒子レベル:量子ストレンジネス 第8章 すべてのレベル:時空と量子泡 Ⅲ 意識 第9章 「意識のハード・プロブレム」について 第10章 ウィーン学団と科学的経験論 第11章 クルト・ゲーゲルと形式論理学の限界 第12章 形而上学の帰還:根源的認知 あとがき 訳者あとがき 出典に関する注 書誌 参考資料 ********** -
子供の科学完全読本 1924−1945【電子限定カラー版】:大正から昭和へ 100年前から読み直して学ぶ 教養としての科学史
※この商品はタブレットなど大きいディスプレイを備えた端末で読むことに適しています。また、文字だけを拡大することや、文字列のハイライト、検索、辞書の参照、引用などの機能が使用できません。 創刊100周年を記念! 創刊から終戦までの雑誌『子供の科学』を読み直す 膨大なバックナンバーの中から、科学とテクノロジーに強い現代の知の巨人、小飼弾が、日本の科学技術発展に寄与した側面に注目して記事をピックアップ。当時の社会情勢を背景に、どんな意図で、何を解決したくてこの記事が書かれたのか、また、当時の知識人が科学の進歩をどこまで予言できているのかなどを振り返る。 特に戦争が近づいてくる様子、また戦況が厳しくなったことが読み取れる記事は必見。当時の読者の役に立とうと編集された内容は、そのまま世相を反映していることに改めて気付かされる。月刊誌だからこそ世の中の動きが細かに記録されていることにも、現代人として胸が熱くなること必至だ。 ※紙版は早期購入限定「昭和20年12月号デジタルBOOK」セットとなっております。期間内にデジタルBOOKを帯のQRコードから取得することで、戦後間もない貴重な「子供の科学」を全ページ読むことができます!(取得期限:2025年3月8日まで) 電子版では紙版ではモノクロだったページも全ページカラーで掲載(デジタルBOOK特典はありません)。 -
伊礼智の「小さな家」70のレシピ
―住まいは小さな心地よい居場所の集合体と言えるのではないかと思います― まえがきより 豊かに暮らせる小さな家をつくる達人の著者が、 経験をもとに “小さな家のレシピ"をまとめました。 写真と図面を合わせて70の項目があります。 心地よい小さな居場所づくりのアイデアがたくさん詰まっています。 目次 ■レシピ抜粋 小さな家は最大のエコ 小さくして質を上げる 常識的な寸法を疑う 場所を多義的に使う あちこちに居場所を設ける 開口部近傍に心地よさは宿る 敷地目一杯に建てない 対角線( 最大視覚)を活用する 小さくても子供たちが遊びに来やすい家を考える 小さな家こそ、おおらかに暮らす 1坪の標準 小さな家は建具のデザインが効く 小さな家こそ、設計が自由 外観は素材を理解して決める 金物をケチってはいけない 小さな家は心地よさのセンサーが磨かれる 家具も部屋のボリュームに合わせて設計 小さな家は名作が多い 天井に照明を付けず、灯りの重心を低くする p.062 天井は低めに 玄関はコンパクトに 小さな家でも外物置は必要 軒は出せなくても庇はしっかり出す -
西洋絵画入門! いわくつきの美女たち
※この商品はタブレットなど大きいディスプレイを備えた端末で読むことに適しています。また、文字だけを拡大することや、文字列のハイライト、検索、辞書の参照、引用などの機能が使用できません。 絵画に描かれた「いわくつきの美女」や、様々なエピソードをはらんだ「いわくつきの美女絵画」など、280点の西洋絵画を紹介し、どんな「いわく」があるのかを解説する、他とはひと味違う西洋絵画の入門書。 神話の女神から、キリスト教の聖女、寓意像の美女に、詩や文学に登場するヒロイン、王侯貴族の寵姫(ちょうき)や貴婦人、そして高級娼婦まで、様々なバックストーリーに彩られた「美女たちの名画集」。 ■CHAPTER 1 神話画、神々と美女たちの物語~美を巡る神と人の物語 [コラム] ルネサンスに復活する神話画の美女 ■CHAPTER 2 宗教画、キリスト教の聖女たち~その美しさは魂ゆえに [コラム] 聖書にはない聖母マリアの物語 ■CHAPTER 3 寓意画、美女にたとえられしもの~美しきアレゴリーのひみつ [コラム] 寓意像は女神から様々な象徴へ ■CHAPTER 4 物語画、語り継がれる美女たち~描かれたヒロインたちの運命 [コラム] 運命の女、ファム・ファタール ■CHAPTER 5 肖像画、美女たちのプロフィール~貴婦人から高級娼婦まで [コラム] 肖像画に描かれた美女たちの歴史 -
移民・難民たちの新世界地図―ウクライナ発「地殻変動」一〇〇〇日の記録―
厳寒の森に「移民兵器」として放たれるクルド人家族、鉄の棺桶のような船で地中海に漕ぎ出すアフリカの人びと、徴兵を逃れて雪の山に消えるウクライナの青年たち……。秩序が崩れ落ちる欧州に出現した“パラレルワールド”を往還しながら、圧倒的な取材力で「新世界」のリアルを可視化する第一級の現場報告。 -
オードリーのオールナイトニッポン in 東京ドーム 公式余韻本
※この商品はタブレットなど大きいディスプレイを備えた端末で読むことに適しています。また、文字だけを拡大することや、文字列のハイライト、検索、辞書の参照、引用などの機能が使用できません。 250点以上の写真と1万4千字の密着レポート、若林×星野源の対談、春日×フワちゃん、オードリーがリスナーの質問メールに答える企画も収録。オープニング、トークゾーン、ひろしのコーナー、プロレス、DJプレイ、ラップ、死んやめ、エンディング、漫才……。全コーナーの興奮と感動の余韻に浸ってください! ※このコンテンツは固定レイアウトで作成されており、タブレットなど大きなディスプレイを備えた端末で読むことに適しています。また、文字列のハイライトや検索、辞書の参照、引用などの機能が使用できません。 -
Fライフ増刊 T・P本~アニメ「T・Pぼん」と藤子・F・不二雄の世界
「T・Pぼん」最新アニメ&原作完全大特集 ●Netflixシリーズアニメ「T・P(タイムパトロール)ぼん」総力特集 ・キャラクターデザイン・佐藤雅弘 描きおろしピンナップ ・ノンクレジットOP映像ピンナップ ・監督・安藤真裕/脚本・柿原優子/メインライター・佐藤大インタビュー ・種崎敦美/若山晃久/黒沢ともよ/宮野真守/大島ミチルスペシャルコメント ・シーズン1&シーズン2全話総覧 ・レア資料満載・キャラクターメカニック図鑑&背景美術図鑑 ・最新グッズ情報 ●生誕90周年のすべてが見渡せる! 藤子・F・不二雄 “タイムマシン”大年表 ●同行者の新証言で綴る! 藤子・F・不二雄WORLD旅行記 ●原画で味わう、「T・Pぼん」緻密な描き込みとこだわり原画ギャラリー ●「T・Pぼん」大好き! Wインタビュー: 山崎貴/ヤマザキマリ ●特別寄稿:上田誠/瀬名秀明/松岡茉優/切通理作 ●原作深掘り企画:もっと知りたい!「T・P」探偵団 ●作品横断特別企画:ドラえもん・SF短編・キテレツ大百科・チンプイほかタイムトラベル系F作品くらべる図鑑 ●恒例巻末企画:マイベストFアンケート -
サド侯爵の呪い 伝説の手稿『ソドムの百二十日』がたどった数奇な運命
フランス革命のどさくさにまぎれ、バスティーユ監獄から盗み出された世紀の問題作『ソドムの百二十日』。マルキ・ド・サドが紙を貼り継ぎ、獄中で密かに綴った小説の直筆原稿はいくども歴史から消える危機に直面しながら、無名の好事家、性の革命家やシュルレアリスムのパトロン、エロティカ蒐集家などの間を渡り歩き、持ち主の生涯を狂わせてきた。 手稿が当局の目を避けるように歴史のはざまをたゆたっている頃、手紙や直筆原稿を扱うビジネスがヨーロッパで成熟していく。パリの切手専門店で珍しい「気球便」と出合い魅了されたレリティエという男は、猛然と手紙類の蒐集を始めた。さらには伝統的な直筆原稿市場に乗り込み、ビジネスの拡大を画策する。 21世紀に入り、フランス政府は国外に持ち出されていた『ソドムの百二十日』を買い戻して国宝に指定する計画を進めていた。交渉がまとまるその直前、フランス政府の鼻先を掠めて手稿を手に入れたのが、レリティエだった。そしてこの『ソドムの百二十日』手稿が、フランス全土を揺るがす事件の震源となる── 手稿をめぐる歴史的な狂騒を、エロティカ蒐集家・芸術パトロン・手稿ディーラー・サドの子孫といった個性的な人物たち、「直筆原稿市場」形成秘話、手稿投機会社とフランス政府の対立などが彩る。 -
ママが死んでよかった
「ねえ、おっぱいが大きくなるのを止める方法はないの?」 私はママにおそるおそるたずねた。 「あのね、ネッティちゃん、子どものままでいたいんだったら、あるのよ、一つだけ。秘密の方法が。それはね……カロリー制限っていうの」 全米200万部超、世界35カ国以上で翻訳される世界的ベストセラー。『I’M GLAD MY MOM DIED』がついに邦訳に。 日本ではNHK教育テレビ(Eテレ)で放送されていた「サム&キャット」のサム役でおなじみのアメリカの女優、ジェネット・マッカ―ディによる凄絶な自伝的告白。子役としてのキャリアと、2013年に亡くなった虐待母との衝撃的な関係を明かす内容に全米をはじめ、世界が驚愕している。 発売後、ハードカバーと電子書籍の両方でニューヨーク・タイムズ紙のノンフィクション部門のベストセラー第1位となり、発売初週に20万部以上を売り上げた大ベストセラーに。 -
こうして世界は誤解する――ジャーナリズムの現場で私が考えたこと
――「BBC」「CNN」「ニューヨークタイムズ」からは見えない「リアル」―― 911、イラク戦争、そしてアラブの春…… オランダで「最も影響力のある国際ジャーナリスト40人」に選ばれた著者が 中東特派員の5年間で考えた、今を生きる人のための「メディアリテラシー」 オランダで話題騒然となったベストセラーがついに邦訳! 1998-2003年のあいだ、私は「報道特派員」として中東に滞在した。 スーダンの紛争、9・11テロとその後につづくイラク戦争、 長期独裁政権が続くエジプトやシリア、そして永遠に思われる泥沼状態のエルサレム。 世界中から"注目"を浴びる最前線にいながら、月日とともに 実感したのは「自分が真実を伝えていない」ということだった。 国際的な西欧のメディアはいつも同じ情報源から得たネタを流す。 特派員の私は本部が用意した原稿を読むためにカメラの前に立つ。 視聴者の「見たいもの=ステレオタイプ」にそぐわない記事は却下され、 そして反対意見を取材しようにも、独裁政権下では誰もが口を閉ざし、嘘をつく。 しかし、取材をうけることのない一般の人々は、いつも西欧のことを敵視していたり、 あるいは紛争や弾圧の恐怖におびえたりする人ばかりではない。 私たちと同じような楽しみや悩みを持ち、ジョークを言い合い、 多種多様な生活をおこない、そして誰にも語れない物語を持っている。 私たちが触れる情報は、いったいどこまでが真実なのか? 報道をするとは、その役割とは、どういうことなのか? 2012/1/19~1/21著者ヨリス・ライエンダイク氏が来日!私たちに求められる「メディアリテラシー」とは何かを語る! -
お姫様と名建築
正しいお姫さまになるために―― 食う寝るところに住むところ。 お姫さまが「お姫さま」たるために最も大切なものは何でしょうか? それは案外「住むところ」かもしれません。 お姫さま達はどのような建物に住んでいたのでしょうか。 そこでどのように生きたのでしょうか。 住んでいたところを知るというのは、彼女の生涯を知るということです。 ヴェルサイユ宮殿で贅沢を謳歌したマリー・アントワネットは、37歳でギロチン台の上に散りました。 ジョゼフィーヌはナポレオンとの離婚後、マルメゾン城で薔薇を育てました。 カトリーヌ・ド・メディシスは、夫の愛人ディアーヌ・ド・ポアチエからシュノンソー城を取り上げました。 広い中国を支配した西太后は引退後、紫禁城の北西を自分好みに美しくカスタムしました。 グラームス城には、魔女裁判にかけられて処刑されたジャネット・ダグラスの亡霊がさまよっています。 名建築の中で恋をし、裏切られ、支配し、支配され、閉じ込められ、処刑され…懸命に生きたお姫さま達の生き様とは。 乙女のカリスマ・嶽本野ばら氏が物語る、全く新しいお姫さま論。 お姫さまとお城、宮殿、寺院、教会建築との繋がりを巡る30+αの物語が、ファッションデザイナーのayumi.氏のイラストによって鮮やかに描写されます。 ふたりの美学が貴方の中の少女を呼び覚まします。 お城に住むからお姫さまなのではなく、お姫さまが住んでいるからお城なのです。 -
死を生きる 訪問診療医がみた709人の生老病死
外科医から70歳近くで訪問診療医となった著者が見てきた、700人超の生老病死。自分が死ぬということを認識しないまま亡くなる患者がいかに多いか。一方で、自らの人生に深く根差した死を実現する人もいる。多死社会のなかで、いかに自分の老いと死にきちんと向き合っていくか、豊富な実例をもとに考察する。 -
ルポ年金官僚―政治、メディア、積立金に翻弄されたエリートたちの全記録
100年安心は、まやかしなのか、不安を煽ったのは、誰か──。 2025年、国民の5人に1人が後期高齢者になる。この国の年金制度はどうあるべきなのか。その解は、年金官僚たちの壮絶な攻防のドラマの中にちりばめられている。 *** 私は「年金ブーム」の1年半ほど、ほぼ毎号、『週刊ポスト』の年金取材に明け暮れた。徹夜もしょっちゅうだったが、20代後半という若さ、知識を吸収する喜びがあり、記者としての手ごたえを感じた時期だ。私の記者人生の〝青春〟であった。 ただし、いくらメディアが激しく批判をしたところで、法律が大きく修正されることはなく、順調に成立した。社会保険庁は解体に追い込まれたが、それで国民生活が良くなったのか、今もって実感がない。 恥を忍んで言えば、「マクロ経済スライド」が人口減少、平均余命の延びによる調整に過ぎないことを、私は本書の取材で初めて理解した。制度の本筋とずれた所を、懸命に掘り下げていたのである。年金取材にどっぷり浸かった私ですらそうだから、一般国民が知るよしもないだろう。 2005年に『週刊文春』に移籍してからも、編集部は私に、年金の記事を数多く担当させてくれた。年金は、私にとって〝背骨〟のような取材対象であり続けた。 本来、私は記者として何を報じるべきだったのか。こうまでメディアを、私を、惹きつける年金とは一体何なのか──。それを解き明かし、ノンフィクション作品として世に問いたいと決意したのが、本書執筆の動機である。 -
「やさしさ」の免罪符 暴走する被害者意識と「社会正義」
能登半島地震 表現・出版へのキャンセル ALPS処理水海洋放出 原発再稼働 ワクチン… 情報災害はなぜ再び繰り返されるのか? 被害者を護る「優しさ」を掲げて行動すれば 当事者の現実と乖離しても「正しい」のか? 救われるべき弱者・被害者を決めているのは誰? 身勝手な「社会正義」と安易な優しさを免罪符に掲げた風評加害者は流言蜚語は拡散を続ける。 国内にはびこるメディア、活動家、政治家らデマゴーグ 中・韓・北・露など国家規模の風評加害と我々はどう闘うべきか。 『「正しさ」の商人』で注目の気鋭、最新刊。 <目次> 第1章 被害者文化という侵略者 「絶対的弱者性」は免罪符になるのか 「社会運動」は何を達成すれば終わるのか ファクトよりも感情が正当化される 善と悪、敵と味方の二元論で語る危うさ 「被害者文化」に蝕まれる「社会正義」・他 第2章 処理水海洋放出と情報災害 被災地の声を踏みにじった「社会正義」 「フクシマ」神話とオリエンタリズム 東京新聞は「なぜIAEA考査に触れないか」 権力監視は「事実を伝える」ことより優先・他 第3章 海外からの加害行為 国連広報センターが処理水へのフェイクを拡散 北朝鮮に踊らされた韓国社会 東京五輪に向けられた非常識な偏見と捏造情報 伊達市及び市議会に「偏見差別の拡散」を糾す 「被曝の世界チャンピオン」独公共放送の悪辣・他 第4章 風評加害との対峙 『「食べて応援」は自殺行為』をめぐって 「日本の基準値は安全とは言えない」のか 「汚染」呼ばわりに加担し続ける国会議員達 「根拠を示せ」と朝日新聞記者からの挑発 「被曝で鼻血」を訴えつつ、病院にも行かない人々・ 他 第5章 「やさしさ」は福島のためか 海洋放出で炙り出された「立場」と「本音」 公教育の場で平然と広がる「嘘と偏見」 声を聞くべき弱者と、対応されるべき被害 災禍の中で宗教が果たすべき役割とは・他 第6章 はずれた予言がもたらすもの 「宗教の代替」と化した「社会正義運動」 先鋭化していく歪んだ正義感 ターゲットを変えて繰り返される「予言」 メディアの暴走を誰が止めるのか・他 終章 能登半島地震と情報災害 能登地震での印象操作を糾す 忘れるな!「デマは人を殺す」 政府と外務省による誤情報への反撃 田中角栄の言葉と社会への希望・他 -
縄文の世界を旅した初代スサノオ 九鬼文書と古代出雲王朝でわかる ハツクニシラス【裏/表】の仕組み
1万年以上前、大洪水による古代文明の洗い直しのとき、 世界最古の調和文明「初国(縄文)を知らしめせ」との 創造神(造化三神)の命を受け、 初代スサノオは、勇躍、大海原を渡って行ったのだ! 初代スサノオにより五代文明が興った。 その中で、注目すべきはシュメール(中国での呼び名は「夏の国」)だ。 その文明を継承したインドのドラヴィダ族の子孫が、 日本に渡り古代出雲王朝を築く。 スサノオを長とする縄文人たちこそが、 当時の人類の霊的指導者、 すなわち「長老民族」だった。 その最古の地球文明を「初国」と言った。 初国の縄文人たちは、 海を移動する海洋民族でもあったのだ。 日の元(『日本書紀』や『常陸国風土記』における日高見国)こそが、五色人の母国であり、世界文明の発祥地。この初国を知らしめるのが長老民族の霊的な役割。 その天命をユーラシア大陸において引き継いだのは、『九鬼文書』に登場する「野安押分(ノア)」。ノアは白人の祖先であるアーリア人種であり、スサノオの子孫でもあった。 アーリア人種と非アーリア人種の2つの系統が、世界をつくっていく。非アーリア系民族とは、月読命(ツキヨミ)の子孫たちであり、月氏族となり、クシャーナ王朝、ヘレニズム文明、インダス文明、ドタヴィタ族へとつながっていく。 -
時は立ちどまらない~東日本大震災三部作
追悼 山田太一さん 「魂の話をしましょう。魂の話を!」 「キルトの家」 震災から1年。 旅先で震災に遭遇した若い男女と 独り暮らしの老人たちの物語。 「時は立ちどまらない」 3年後。 津波で被害を受けなかった一家と 家族を失った一家の鎮魂の物語。 「五年目のひとり」 五年後、 震災の記憶を引きずる男が 亡き娘の面影を追うファンタジー あの大震災を前にフィクションに何ができるか? を考え続けた著者の、最晩年の傑作三作品を収録。 【著者紹介】 山田太一(やまだ・たいち) 1934年東京浅草生まれ。脚本家・作家。 早稲田大学を卒業後、松竹大船撮影所入社。木下惠介監督に師事。1965年脚本家として独立し、テレビドラマの世界で数多くの名作を書く。 1983年「ながらえば」「終りに見た街」などで第33回芸術選奨文部科学大臣賞、同年「日本の面影」で第2回向田邦子賞、1985年第33回菊池寛賞、1988年『異人たちとの夏』で第1回山本周五郎賞、1992年第34回毎日芸術賞、2014年『月日の残像』で第13回小林秀雄賞、同年朝日賞などを受賞。 2023年11月29日永眠。 -
松本清張の昭和史
社会派推理の開拓のみならず、小説、ノンフィクション、古代史、現代史など、領域を自在に超えた執筆活動を展開し、「国民作家」の名をほしいままにした松本清張。その膨大な仕事のなかでも、自らの同時代史に取り組んだ『昭和史発掘』『日本の黒い霧』は重要な柱といえる。清張は、軍部をはじめとする国家権力、二・二六事件で蹶起した将校たちにどのような眼差しをむけていたか。占領期に起きた不可解な事件をいかに捉えていたか。没後30年を経て、清張史観はいかに評価されるべきか。松本清張から「時代の記録者」としてバトンを託された著者が清張史観の核心を平易な文体で伝える。阿刀田高、加藤陽子各氏との対話を収録。 -
インターネットは言葉をどう変えたか
顔文字、絵文字、アスキーアート、スラング、ミーム…… 気鋭の〈インターネット言語学者〉が軽妙な語り口で紡ぐ、 言葉とコミュニケーションの現在地! 本書は気鋭の〈インターネット言語学者〉が鋭い分析をユーモラスに語った、デジタル時代の新たな言語学への情熱あふれたガイドブックである。 大文字の“LOL”が小文字の“lol”になる過程でどう定義や意味が変化したか、日本で生まれた絵文字がなぜ世界で市民権を得たのか、年代によって句読点の使い方が違うのはなぜか、オンライン上での会話で語尾を伸ばすのはどうしてか(「はい~」「よろしくー」)……など、SNSやチャットなどで使われる、一見無秩序でカオティックな言葉の中にあるパターンや一定のルールをひも解き、人間の言語全般についての理解を深めていく。 また、手紙や印刷機、電話といったインターネット以前のメディアが言葉に与えた影響、方言などの共同体特有の言語とネットワークの関係、スペルチェックなどのソフトウェアがもたらす言葉の変容など、進化しつづけるテクノロジーと言語の変化との関連をさまざまな角度から紹介。 言語は人類にとって最も壮大なオープンソース・プロジェクトであり、インターネットはその言語に急速かつ興味深い方法で変化をもたらしている。オンラインコミュニティ上でおこなわれる会話は、次々に新しいスラングや専門用語を生み出し、目まぐるしいスピードで広まっていく。「弱いつながり」を多く生み出すことで言語の変化を早め、それがハッシュタグや面白動画がバズる現象にもつながっていると著者は述べる。 言葉とコミュニケーションの変容を見つめ、言語が持つしなやかな強さと柔軟さ、そしてなによりも言葉というものの面白さと興味深さを実感できる、革新的で希望にあふれた一冊! -
サルと哲学者―哲学について進化学はどう答えるか―
『変身』のグレーゴル・ザムザは虫になっても本人のままなのか。『罪と罰』のラスコーリニコフはなぜ老婆を殺して罪悪感を覚えたのか。自己同一性や道徳の起源など人類永遠のテーマについて著名な哲学者や思想家が答えを出してきた。それは現代自然科学からみたときどれくらい正しいのか。スウェーデンの新鋭が読み解く。 -
Over the Moon~わたしの人生の小さな物語
秘蔵写真も!デビュー50周年を迎えた伊藤蘭の初エッセイ集 2023年9月1日にデビュー50周年を迎えた伊藤蘭。 シャイだった子供時代、キャンディーズとしてデビューしてから現在に至るまでを、41編のエッセイで振り返ります。 幼少期やデビュー前の貴重な写真や、キャンディーズのスーさん、ミキさんとのプライベート写真、本書のために撮り下ろした思い出の衣装も必見! わたしのA面(Work)とわたしのB面(Private)の2部構成で、仕事のこと、家族やメンバーとのことなどを綴ります。 どんななかでも前向きに、ユーモアを忘れずコツコツと――。 クスっと笑えて、ときにジーンとし、なんだか元気になれるエピソードが満載です。 -
私書箱110号の郵便物
コン・ジンソルはFMラジオ局で働く構成作家。改編にともない、番組の新ディレクターとなったイ・ゴンと仕事をすることに。局内での評判は悪くないが、初顔合わせの段階からペースを狂わされ、人付き合いの苦手な彼女は当惑する……。丁寧な情景描写、人物の内面を繊細に描く文体で「ゆっくり大切に読みたい本」と韓国で評されるイ・ドウの処女作、ついに刊行。ソウルの地名が多数登場し、読むと街を散歩したくなる小説でもある。 ★古家正亨氏、推薦 (ふるや・まさゆき MC/DJ/韓国大衆文化ジャーナリスト) 「懐かしいソウルの風景。自然と思い浮かぶ、慌ただしいスタジオでのやりとり。“30代の大人”が繰り返される日常に求めたもの。ラジオ局を舞台に“言葉”の担い手が不器用に、静かに紡ぐ、セピア色にときめくラブストーリーに胸打たれた」 -
イラストでよくわかる! 音読指導の新常識
音読は、学校教育においてずっと行われてきました。 特に小学校では毎日宿題にされているところも多いと思います。 しかし、「音読の方法や意義」をきちんと子どもに伝えている教師の方はどれくらいいるでしょうか? 本書を読むと、音読指導に関するあらゆることを知ることができます。 ・音読指導の意義 ・子ども達がやる気を出す音読指導の方法 ・音読を通して子ども達を育てる方法 ・具体的な音読指導の技術 ・明日からできる音読活動の方法 ・音読から黙読へと移行していく指導の方法 ・音読を基盤としながら朗読を指導する方法 これらを、わかりやすい平易な言葉で、なおかつイラストとともに紹介しています -
スタンダップコメディ入門
ミンストレル・ショーからクリス・ロックまで、 知られざる一大エンターテインメントの180年史! わかりあえない他者とわかりあうため、 社会の矛盾と差別に抗うために、 変わりゆく社会と分断のなかでコメディは一体何を表現してきたのか? アメリカを拠点に世界中の舞台で活躍し、フジロックのメインステージにはMCとして出演、2021年フォーブス・アジアの選ぶ「世界を変える30歳以下の30人」にも選出されたスタンダップコメディアン、Saku Yanagawaによるスタンダップコメディの入門書! アメリカのエンターテインメントの源流であり、スタンダップコメディの先駆けとなったミンストレル・ショーから、専門劇場であるコメディ・クラブの誕生、テレビからインターネットへの変遷まで、「笑い」からアメリカ文化と歴史をひも解いていきます。 近年、SNSでの炎上やそれに伴うキャンセル・カルチャー、人種やジェンダーの差別といったあらゆる分断が顕在化していますが、本書では日本人・アジア人ならではの視点と、異国の地で10年以上ステージに立つ現役のコメディアンとしての立場から、学術的な見地を用いて「コメディが表現してきたこと」を解説しています。 ロビン・ウィリアムズ、エディ・マーフィ、ジム・キャリー、ウーピー・ゴールドバーグなど、スタンダップコメディアンとしてキャリアをスタートさせた著名人は多いものの、日本ではあまり馴染みのないスタンダップコメディについて、その定義や基礎知識、アメリカにおけるその受容と成り立ちの歴史を紹介し、スタンダップコメディとは何かに迫る内容です。 巻末付録としてスタンダップコメディ年表および、用語辞典を収録。スタンダップコメディを深く理解するための情報が詰まった、入門書かつ決定版となる一冊です。 -
ビザンツ、オスマン、そしてトルコへ
※この商品はタブレットなど大きいディスプレイを備えた端末で読むことに適しています。また、文字だけを拡大することや、文字列のハイライト、検索、辞書の参照、引用などの機能が使用できません。 EU加盟やクルド問題、ギリシャとの確執など、トルコが抱える諸問題はなぜ生まれ、どうなっていくのか。重層する歴史の縦軸を自在にたどって解き明かし、その行く末に思いを馳せる。トルコ知識人らのインタビュー13篇も収録。 【目次】 まえがき 目次 第一部 トルコの今──変わりゆく思考 第一章 「第三のキリスト教」への接近──共生への回帰の使者 第二章 現代のコンスタンティノープル──過去とつながる現在 第三章 我々は何者なのか──揺らぐ「中央アジアの祖先」伝説 第二部 トルコから消えたギリシャ人──歴史が変えられた日々 第四章 トルコとギリシャ 骨肉の相克 第五章 破綻した同胞愛 第六章 永遠の祖国トルコ 第三部 「ビザンツ」と「オスマン」が残した課題──様々な「他者」たち 第七章 クルド人 第八章 アルメニア人 第九章 アレヴィー派 第四部 未来への模索──モザイク国家の真の価値 第一〇章 キリスト教とトルコ共和国 解放の時と永遠の絆 第一一章 一〇〇年目、「トルコ人」としての「幸せ」は 関連年表 主要参考文献 奥付 -
ジェネレーティブAIの衝撃
すべてが変わろうとしているこの時代に、あなたがジェネレーティブAIの波に乗るための1冊 ★ 仕事の80%が変わる、未来を切り開く革新的技術へのガイドブック ★ 東京大学 松尾豊教授、パナソニック コネクトCEO 樋口 泰行氏、カーネギーメロン大学金出 武雄教授、伊藤穣一氏、杉山 恒太郎氏、Microsoft小田 健太郎氏、HIKKYさわえみか氏など、一流の専門家たちへのインタビューを収録 今、世界はジェネレーティブAIの時代へと突入し、80%の仕事が変化の波に飲まれようとしています。ビジネスの未来を決定づけるこの重大なチャンスを逃すことなく、あなたも早速この新世界に足を踏み入れてみませんか? 本書は、世界が注目する次世代のAI技術、ジェネレーティブAIについて、基本概念からビジネスへの応用、AI活用の倫理までを1冊に凝縮。ChatGPTをはじめとするジェネレーティブAIが文章だけでなく、画像や動画の生成まで可能にするこの驚異的な領域を詳細に解説。 ジェネレーティブAIとは何か、それが社会や産業にどのような影響を及ぼすのか、そしてこれからどう対応すべきなのか。AIの出現によって人間が「人間とは何か」を再認識する時代に、多面的な考察を提供します。 また、日本企業の最前線にも焦点を当て、パナソニック コネクト社が全社員にChatGPTを導入した具体的な事例や、樋口社長のインタビューも掲載。ジェネレーティブAIの実際の活用法を具体的に示し、その可能性を身近に感じていただけます。 すべてが変わろうとしているこの時代に、あなたがジェネレーティブAIの波に乗るための1冊。新世界への道しるべとなることでしょう。 -
Row&Row
漕げよ、漕げ(ロウ・アンド・ロウ)、 あなたの舟をーー 夫婦の歪みと「再生」を高解像度で描く、デビュー30年にして到達した恋愛文学の極致。 東京の広告代理店に勤める43歳の涼子は、3歳年下で美容師の夫・孝之と結婚して13年。毎日の生活にうっすら不満を抱えつつ、表面的には凪いだ日々を送っていた。ところが、20代の美登利を美容院のアシスタントとして招き入れたことで少しずつゆらぎが生まれて......。気づかぬうちに"深い川"に隔てられた二人は再び漕ぎ寄ることができるのか? 夫婦、そして、男と女の心理を細密に描き出した傑作長編。週刊誌「サンデー毎日」の人気連載がついに単行本化! -
できるPower Automate for desktop
※この商品はタブレットなど大きいディスプレイを備えた端末で読むことに適しています。また、文字だけを拡大することや、文字列のハイライト、検索、辞書の参照、引用などの機能が使用できません。 ◇-------------------------------------------◇ プログラミング不要! 面倒な繰り返し作業を自動化しよう ◇-------------------------------------------◇ 「Power Automate for desktop」はパソコン上の作業を自動化できるマイクロソフトのアプリです。Windows 11が搭載されたパソコンに標準インストールされており、プログラミング言語を使ってコードを記述する必要がないため、費用をかけず手軽に仕事の生産性を高めたい方にはぴったりのツールです。 本書は「基本編」と「活用編」の2部構成となっており、基本編では基礎的な操作方法や、実践的なフローを作成する際には欠かせない「変数」「繰り返し処理」「条件分岐」についてひと通り解説。書籍後半の活用編ではExcelでの請求書作成や、Webフォームへの一括入力などの業務を例にフローの作り方を解説しています。また、第5章では便利なアクションと、その使用例を掲載。Web上のデータの取得や、Excelシートの内容の書き換えなど、実務で即応用していただける汎用性の高い内容を厳選しています。 使いこなしのヒントや一歩進んだテクニックも満載で、Power Automate for desktopで自動化を実現するノウハウがギッシリつまった1冊です。 ◇本書で解説している自動化の例 ・Excelに入力された内容を元に、取引先ごとの請求書を作成する ・Excelの売上データをWebフォームへ入力する ・Webページ上のデータを取得し、Excelに貼り付ける ・フォルダー内のファイルを順番に開いて操作する ・Excelワークシート内で検索や置換を行う ・Webページをスクリーンショットし、フォルダーに保存する ・Excelのシートを印刷する ・ユーザーによる入力や判断を組み合わせたフローの作り方 ◇本書はこんな人におすすめです ・これまで業務の自動化に取り組めていなかった人 ・手っ取り早くかつ手軽に仕事の効率を上げる方法が知りたい人 ・RPAやリスキリングに興味がある人 ◇目次 <基本編> 第1章 Power Automate for desktopの基本を学ぼう 第2章 業務の自動化に必要な基本操作を覚えよう <活用編> 第3章 Excelの作業を自動化しよう 第4章 Webフォームへの入力を自動化しよう 第5章 業務シーン別のテクニックを覚えよう -
明るい夜
〈大きな悲しみが、私を守ってくれる〉 『ショウコの微笑』<a href= https://www.akishobo.com/book/detail.html?id=949" >『わたしに無害なひと』</a>の気鋭のベストセラー作家、初の長編小説 ---------------------- 夫の不倫で結婚生活に終止符を打ち、ソウルでの暮らしを清算した私は、九歳の夏休みに祖母と楽しい日々を過ごした思い出の地ヒリョンに向かう。 絶縁状態にあった祖母と二十二年ぶりに思いがけなく再会を果たすと、それまで知ることのなかった家族の歴史が明らかになる……。 家父長制に翻弄されながらも植民地支配や戦争という動乱の時代を生き抜いた曾祖母や祖母、そして母、私へとつながる、温かく強靱な女性たちの百年の物語。 ---------------------- 日が昇る前に大切なあの人に伝えておきたいことがあった。 明るくなったら、言えなくなりそうだから……。 2021年〈書店員が選ぶ“今年の小説”〉、第29回大山文学賞受賞。 ---------------------- 【目次】 ■明るい夜 ■あとがき ■日本の読者の皆さんへ ■訳者あとがき ---------------------- 「ものがたりを読む」ことの楽しさや喜びをお届けする新シリーズ〈ものがたりはやさし〉第1弾。 -
1日1アイデア 1分で読めて、悩みの種が片付いていく
「月曜日の憂鬱をなくす」「運動を習慣化する」「天気の次の雑談の話題」……アイデアとは、自分の心の中の願望が実現するきっかけです。1日1分、1ページずつ読むだけで仕事と人生が毎日楽しくなっていく! 本書で紹介する主なアイデア ・アイデアとは、すべてのお悩みを軽くするためのもの ・イライラをしずめる方法は「両足とも宙に浮かす」 ・ドラえもんの新道具を考えるとやりたい仕事が見つかる ・眼鏡屋の店長に教わった、人を感動させるアイデア ・センスが良くなる方法は、買い物に失敗すること ・フロスピックの先端はなぜ尖りすぎているのか ・月曜日の憂鬱をなくす方法 ・ガチャガチャ自販機という大発明に学ぶヒント ・田舎者は大ヒット商品を考える才能がある ・雑談で、天気の話の次は何を話せばいいか ・人を元気づけるには「手伝いを頼む」 他 -
鹿狩りの季節
鹿狩り帰りの車の血痕と雪の翌朝の少女失踪事件は田舎町の平和な仮面を剥ぐ大きなうねりとなる―― 1985年11月、ネブラスカ州ガンスラム。鹿狩りの季節を迎えた田舎町で、女子高生ペギーが失踪した。当初は家出と見られたが、弟マイロは不審に思い、周囲に聞き込みをする。やがてペギーに好意を抱いていた知的障害のある青年ハルが鹿狩りの帰りに血が付いたトラックに乗っていたことから疑惑の目を向けられる。ハルの無実を信じて事件を調べる保護者代わりの中年夫婦、姉の行方を追うマイロ、何かを隠している町の人々とハル……様々な思惑の果てに浮かぶ真実とは? アメリカ探偵作家クラブ賞最優秀新人賞受賞作。 -
平櫛田中回顧談
岡倉(天心)先生は「諸君は売れるものをお作りになるから売れないので、売れないものをお作りになれば必ず売れる」と言われた。どうもえらいことを言われる先生だなと思って、それが強く心に残った。――本書より 【目次】 刊行にあたって 平櫛弘子 1 生いたち 2 大阪と中谷一家 3 奈良と森川杜園 4 東京に出る 5 禾山和尚 6 長安寺の生活 7 茶屋町の生活 8 米原雲海と山崎朝雲 9 岡倉天心と日本彫刻会 10 岡倉天心の思い出 11 日本美術院の再興 12 上野桜木町の家とその頃の諸作 13 二児を失う 14 色々の天心像 15 素材と用具と伝統技法の復活 16 帝展参加と《霊亀随》 17 肖像彫刻 18 鏡獅子の制作 19 六代目尾上菊五郎の手紙 20 第二次鏡獅子の制作と弟子達 21 美術学校に勤めた頃 略年譜 解 説 -
沖縄のことを聞かせてください
この島で流れた涙と、この先も流れる歌のために。 「島唄」の三十年、沖縄を生きる十人との対話。 「ヤマトの人間がこの曲を発表していいのだろうか?」 音楽家・宮沢和史が沖縄戦の生存者から聞いた話に衝撃を受け、迷いながらも制作・発表した「島唄」。空前のヒットとなったこの歌は、沖縄の景色と宮沢自身の運命を大きく変えていくことになった。 それから30年、「自分はどんな顔をしてこの歌を歌い、沖縄を語っているのだろう」―― その葛藤を抱えながらも沖縄の島々のことを真摯に学び関わり続けた歳月と、音楽家として計り知れない影響を受けたその歴史や文化への思いを今こそ綴る。 また、「自分の目からは見えない沖縄の姿について話を聞き、沖縄のこれまでとこれからを考えたい」と、20代〜90代まで、それぞれの場所で「沖縄」を生きる10人との対談を収録。 日本“復帰"から50年という節目に「沖縄を語る、この先の言葉」を探す、宮沢と沖縄の対話の書。 1 本人エッセイ(紙書籍版での分量:約150ページ) 沖縄でのシングル発売で火がつき、全国的な大ヒットとなる一方で批判も浴びた代表曲「島唄」から30年。ヤマトの音楽家として沖縄と関わり続ける歳月の中で考えてきたこと、ヤマトと沖縄の近現代を通じて変わらぬ非対称性な関係性に対する思い、沖縄の歴史や芸能文化への尽きせぬ愛情を語った、全10章のエッセイ。 2 対談パート(紙書籍版での分量:約300ページ強) 「自分から見た沖縄の姿を発信するのではなく、さまざまな形で『沖縄』を生きる人々との対談を通して、自分の知らなかった彼らの個人史や、沖縄の歴史の中における思いを知りたい」と、沖縄で生まれ沖縄で活動する人、現在は沖縄を離れた人、生まれ育ってはいないが自らの沖縄ルーツを深く考える人など、20代から90代までの10人と対談。 [対談] ※取材順 具志堅用高(元ボクシング世界王者) 「沖縄人お断り」の時代を生きた人たちのために 山城知佳子(現代美術家) 経験し得ない記憶、語られなかった声を聴く 大工哲弘(八重山民謡歌手) 沖縄の“来たるべき言葉"はどこにあるのか 又吉直樹(お笑い芸人、作家) 記憶と生活に流れ込み、歴史と接続する「沖縄」 中江裕司(映画監督) 野田隆司(桜坂劇場プロデューサー) 「土地から生えている文化」とどう向き合うか 島袋淑子(元ひめゆり学徒隊員・ひめゆり平和祈念資料館前館長) 普天間朝佳(ひめゆり平和祈念資料館館長) 戦争の記憶と何度でも「出会い直す」場所として 平田大一(演出家) 「斜めの景色」を提示し、土地の尊厳を取り戻す 西由良(「あなたの沖縄 コラムプロジェクト」主宰) 個人史が出会うところにある「対話の可能性」を信じて 表紙写真:野村恵子 歴史・文化記述監修:前田勇樹、濱地龍磨、栫大也、古波藏契、秋山道宏 ブックデザイン:加藤賢策、守谷めぐみ(LABORATORIES) -
韓国現代詩選〈新版〉
「いい詩は、その言語を使って生きる民族の、感情・理性のもっとも良きものの結晶化」 詩的世界の多様さ、現実に根ざしつつ生み出された作品の面白さは、時代を超え、今もなお心に響く。 豊潤で余韻に満ちた茨木のり子の名訳で贈る珠玉の詞華集。 【解説】若松英輔さん、斎藤真理子さん ---------------------- 隣国の多彩な現代詩人十二人の、発想豊かな六十二篇を、日本を代表する詩人・茨木のり子が編み、翻訳した。 刊行から三十余年。 韓国文学の真髄ともいえる簡潔で奥行き深い言葉できざまれた詩的世界は、時代を超えて心に鮮烈に響く。 ---------------------- まったく一種のカンだけを頼りに、五十冊ぐらいの詩集のなかから選びとったものだが、みずから選んだ六十二篇の詩には深い愛着を覚える。 訳す過程で、ハングルにはハングルの豊かさがあり、日本語には日本語の豊かさがあると痛感させられた。(「あとがき」より) -
南洋のエレアル
太平洋戦争さなかの昭和17年。日本統治下のパラオ・コロール島。小学校教員である宮口恒昭の長男・智也はある事件をきっかけに、パラオ人少年のシゲルと親友となった。だが、父の転勤で智也も隣島へ転校することに。二年が過ぎ偶然再会したふたりは喜び合うが、戦争の冷たく暗い影は、この長閑な南の島々にも迫っていた――。時は流れ、昭和63年末。パラオ共和国独立準備で訪日したシゲルは、天皇の容体悪化が報じられる中、戦後すぐ消息が途絶えた宮口家の人々を捜しはじめるのだが……。日本人とパラオ人の歴史と心の交流、戦争の悲惨さ、そして日本人の未来(エレアル)を問う、感動長篇。 -
ネット広告クリエイティブ“打ち手”大全 広告運用者が知るべきバナー&LP制作 最強の戦略 77
※この商品はタブレットなど大きいディスプレイを備えた端末で読むことに適しています。また、文字だけを拡大することや、文字列のハイライト、検索、辞書の参照、引用などの機能が使用できません。 自動化が常識となった時代に、ネット広告で成果を上げる施策=“打ち手”を提案! 「最近、成果が出なくなった……」 「バナーのキャッチコピーやデザインラフを考えるのが苦痛」 「ランディングページを改善しろと言われても、どうすればいいの?」 ネット広告で成果を上げるための要素としては、一般に「入札」「ターゲティング」「クリエイティブ」の3つが挙げられます。このうち入札とターゲティングについては、GoogleやFacebookなどの広告媒体が備える機械学習(AI)による自動化が進んでいます。 その結果、運用担当者が各広告媒体の管理画面でやれることが少なくなり、設定の細かな調整によって他社に差をつけることが難しくなりました。一方で、バナーとランディングページ(LP)をはじめとしたクリエイティブの重要性が高まり、それら自体の良し悪しと、高い頻度で制作・更新してテストや改善を繰り返す、いわばクリエイティブを“運用”することが成果を大きく左右するようになっています。 本書はこうした動向を踏まえ、コンサルタントとしてネット広告運用の最前線に立つ2人の著者が、バナーとLPの制作において成果に直結する“打ち手”を余すところなく紹介。 日々ネット広告に取り組むマーケターや運用担当者に向け、あらゆる広告媒体と商材で通用する本質的なノウハウやテクニックを提供します。実務で困ったときに本書を開けば、成果につながるヒントが必ず見つかるはずです。 <本書は以下のような方におすすめです> ・ネット広告の成果に伸び悩みを感じている、すべての運用担当者 ・バナーのキャッチコピーや構成案を日々考えることに負担を感じている方 ・LPを改善する必要性を感じているが、何から始めていいのか分からない方 ・クリエイティブを効率的に量産するための実践的なノウハウを知りたい方 ・バナーやサイトの納品だけでなく、成果まで求められているデザイナーやWeb制作者 <本書の構成> Chapter 1 前提と方針:アフター自動入札における広告運用 Chapter 2 コピーライティング:コンバージョンのために考えるべきこと Chapter 3 バナー:デザインは重要。でも成果はもっと重要 Chapter 4 ランディングページ:あきらめずにテストを続けた者が勝つ Chapter 5 媒体別攻略:鉄板ターゲティングで高効率を狙え -
場所
父は労働者階級出身だった。 十二歳で学校を辞めさせられてから、農場で雇われ、その後は工場に勤務、母と結婚してからは小さな町で店をもった。フランス語の綴りもままならず、ずっと知識階級に引け目を感じていた人生だった。一人娘が学校で優秀な成績を収め、特に国語に秀でていることが分かってからも、娘が図書館に行ったり、家で本を読むのを嫌がった。そんな父も、娘がエリート出身の男と結婚して孫が産まれてからは、少しずつ娘が仲間入りを果たした知識階級へのコンプレックスとうまく折り合いをつけていったが――。 フランス人女性として初めてノーベル文学賞を受賞した著者が、自分よりも上の階級に行こうとする娘へのわだかまりを抱える父を見つめる自伝的小説。1984年、ルノードー賞受賞。 -
完全解読ヘーゲル 『精神現象学』
読める わかる 知の高峰を「読み平らげる」新シリーズ第1弾 人だれしもが抱く「ほんとうの生き方」への憧れは、近代において、どのようなかたちをとりうるか。魂の通じ合いとしての恋愛。社会変革を目指す革命。道徳的生き方、芸術と学問による自己表現――『精神現象学』は、近代社会における人間の生と社会の在り方の「可能性」を、深く洞察した希有の書だ。難解で鳴るヘーゲルの文章を徹底的に解読し、これまでになく平易かつ明快な言葉で、思想の新たな可能性を開く。 [本書の特色] ●原典の訳文に忠実に ●その上でより平易に、わかりやすく ●解読度を【A】から【D】で表示 ●「章頭解説」で各章を簡潔に要約 ●難所難所に解説を配す ●巻頭・巻末解説で著作のトータルな理解が可能に -
『ニューヨーク・タイムズ』のドナルド・キーン
知らなかった「キーンさん」がここにいる! 同時代のカワバタ、ミシマの話から「超大国日本論」、そして美味しい料理屋の紹介まで、本邦初訳の27編。 これらは、ドナルド・キーンという類い希な日本文学者が、アメリカの読者に向かって日本をどう紹介したかを示すとともに、アメリカがどんな時に日本について知りたいと思ったか、日本文化を理解しようとしたかを示す、もう一つの戦後日米文化史でもある。 目次より 〈書評〉谷崎潤一郎『蓼喰ふ虫』E・サイデンステッカー訳 〈書評〉大岡昇平『野火』アイヴァン・モリス訳 〈エッセイ〉日本文学の翻訳について 〈エッセイ〉大歌舞伎、初のニューヨーク興行 〈エッセイ〉戦後、日本人は変わったか? 〈投稿〉編集主幹へ――日本の選挙を分析する 〈書評〉コルタサル『石蹴り遊び』 〈エッセイ〉日本文学者という「専門家」の告白 〈エッセイ〉川端康成のノーベル文学賞受賞 〈エッセイ〉ミシマ――追悼・三島由紀夫 〈エッセイ〉超大国日本の果敢ない夢 〈エッセイ〉大都会東京の「素顔」 など -
ドナーで生まれた子どもたち 「精子・卵子・受精卵」売買の汚れた真実
私は、母と「誰かの精子」の間に生まれた―― 不妊治療と生殖ビジネスの深い闇を、当事者が暴く。 人間の倫理を問う、出色の科学ノンフィクション。オーストラリアの著名ジャーナリストである著者は、27歳のとき、自身がドナーによる精子提供で生まれたことを知り、生物学上の父親を探す調査を開始した。 いまやドナーによる懐胎(DC)は世間の認識以上に広く浸透しているが、その実情は世間の想像以上に異様で、多くの問題をはらんでいる。 DC児たちにドナーが誰かを知る権利は保証されていないため、持っているかもしれない遺伝性の疾患や、いるかもしれないきょうだいの存在、あるいはその数を知るすべはない。 本書は「第三者の生殖細胞から誕生した人間」について、また「人間を繁殖させること」について、DCの当事者が10年という歳月をかけて綴ったものである。 母の不妊治療医ヤン・カルバート自身が精子ドナーだと知り、 これまでに世界各地から75人の異母兄弟を見つけたジョーイ・ホフマンによる国連でのスピーチより: 「自分が大量生産された人間というモノのひとつに思えてきます。(中略) どうかお願いです。これからは子どもたちの基本的な権利や利益を、優先リストの最下位に置くのではなく、最優先にするように努めてください」 -
ダニエルズのランニング・フォーミュラ 第4版
国内外でミリオンセラーを記録している世界最高のランニング・トレーニング本の最新版が登場! 体力をつけたい、レースで結果を出したい、シリアスなトレーニングに復帰したい。その目標を達成するプログラムが、ここにはある。種目別プログラムは800mからマラソン、トライアスロンまでをカバー。それぞれ、スピード、有酸素性能力、持久力といった能力の養成に最適な強度で作成されている。また、トレーニングを強度別の練習時間で記録することを提唱。目指すのは、最高の結果を最小負荷で手に入れる、効率的なトレーニングだ。 最新版となる本書では、対象の種目は拡充しつつ、プログラムは応用しやすくアップデート。VDOTによるペース設定を細かく説明したほか、「RunSMART プロジェクト」によって得られた新たな知見、練習メニューも、随所に追加した。 【目次】 PartI フォーミュラを理解する 第 1 章 ランニングの成功を決める要素 第 2 章 トレーニングの原理とテクニックのポイント 第 3 章 生理学的能力のプロフィールとトレーニングのプロフィール 第 4 章 トレーニングのタイプと強度 第 5 章 VDOT 第 6 章 環境に応じたトレーニング ・ 高地トレーニング 第 7 章 トレッドミルトレーニング 第 8 章 体力向上のトレーニング 第 9 章 休養と補助的トレーニング PartII フォーミュラを応用する 第 10 章 1シーズンの構築 第 11 章 800mのトレーニング 第 12 章 1,500mから2マイルまでのトレーニング 第 13 章 5kmと10kmのトレーニング 第 14 章 クロスカントリーのトレーニング 第 15 章 15kmから30kmまでのトレーニング 第 16 章 マラソンのトレーニング 第 17 章 ウルトラトレイルのトレーニング 第 18 章 トライアスロンのトレーニング Appendix タイムとペースの換算表 Appendix タイム一覧 INDEX(索引) -
NO SIGNAL 街を出て、大自然の中で暮らすことを選んだ10人の生き方
※この商品はタブレットなど大きいディスプレイを備えた端末で読むことに適しています。また、文字だけを拡大することや、文字列のハイライト、検索、辞書の参照、引用などの機能が使用できません。 ノルウェーの無人島で灯台守として暮らす、ギリシャの廃村で新しい人生を始める、 フィンランドのツンドラで犬と生きる、イランで古のペルシャ騎士の生活を守る、 モンゴルの少数民族とともにトナカイの遊牧をする、アメリカで完全な自給自足を目指す── 本書に登場する10人の多くは、都会で働いたり学んだりしていたものの、あるとき、自然とともに暮らすことを決意する。忙しない現代社会から脱出し、人の生活圏から遠く離れた辺境の地や、インフラも整わない山や無人島、廃村へと移り住んだ。 ガスも水道も電気も通っていない場所で、夢にまでみた孤高の日々を送る、満ち足りた日々。 ソローに触発された著者は、北はフィンランドから南はアルゼンチンまで、彼らを訪ね歩き、ともに暮らし、それぞれの紆余曲折と、願い通りの日々を送る今を、美しい写真と文章にまとめた。 -
氷の木の森
その華やかで美しい旋律は、凄惨な死を引き寄せる。 音楽の都で出会った孤高の天才バイオリニストと、純真無垢なピアニスト。 相反する彼らを待ち受ける悲しき運命とは……。 音楽×ミステリ×ファンタジーの傑作、待望の邦訳。 すべての音楽家の故郷であり聖地であるエダン。 この平和な都市のはずれで惨たらしい殺人が起きた。 その中心にいたのは孤高の天才バイオリニスト、アナトーゼ・バイエル。 そして、数多の音楽家を魅了し、その命を奪ってきた罪深きバイオリン〈黎明(れいめい)〉。 稀代の音楽家と伝説の名器、そして、導かれた者しかたどり着けない『氷の木の森』。 数奇な運命がもたらすのは世にも美しい旋律か、残酷な死の呪いか―― 世代を超えて愛される韓国ファンタジーの名作! -
拝啓人事部長殿(サイボウズ式ブックス)
トヨタを3年で辞めた若手人事が、 「どうすれば日本の大企業の閉塞感をなくせるのか?」という問いを掲げ、 その回答を手紙形式でまとめた全524Pに及ぶ力作。 著者は、サイボウズ人事労務部所属。 noteに投稿した「僕はなぜトヨタの人事を3年で辞めたのか」が400000PVを獲得するなど話題となり、日経COMECOキーオピニオンリーダーに就任するなど、いま注目の若手人事。 ●目次抜粋 【序章】ぼくはなぜ、トヨタの人事を3年で辞めたのか 【1章】会社を成り立たせている10のしくみ ー「一律平等」と「多様な個性」のあいだで 【2章】なぜ「会社の平等」は重んじられるのか? ー1930年代(戦前)~1950年代(戦後)「青空の見える労務管理」 【3章】なぜ「会社の成長」は続いたのか? ー1960年代~1980年代(高度経済成長期)「ジャパン・アズ・ナンバーワン」 【4章】なぜ「会社の変革」はむずかしいのか? ー1990年代~現在「3つの社会問題」と、日本社会の「会社依存」 【5章】現地現物レポート ーあたらしい競争力の獲得を目指す12企業 《採用》富士通 《契約》タニタ、ANA 《時間・場所》ユニリーバ・ジャパン、ヤフー、みずほ銀行 《配置/異動》ソニーグループ 《報酬/評価》 NTTデータ 《健康(安全配慮)》味の素 《コミュニケーション/風土》コンカー 《育成》ソフトバンク 《退職》良品計画 【6章】サイボウズ人事制度の変遷レポート ー情報の民主化が、しくみと風土を変えていく 【7章】会社をインターネット的にする ーデジタルネイティブからの提案 【終章】ぼくはなぜ、この手紙を書いたのか?
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