時間移民 劉慈欣短篇集Ⅱ

時間移民 劉慈欣短篇集Ⅱ

小説・文芸
2,420円 (税込)

12pt

環境悪化と人口増加のため、政府はやむなく“時間移民”を決断。全世界に建設された200棟の冷凍倉庫に眠る合計8000万人の移民を率いて、大使は未来へと旅立つ……。表題作「時間移民」のほか、宇宙からやってきた“音楽家”が国連本部前のコンサートに飛び入り参加して太陽を奏でる「歓喜の歌」、『三体』でも活躍した天才物理学者・丁儀がクォーク分割に挑む「ミクロの果て」、すべてを見通しているかのような男に警察が翻弄される銀河賞受賞作「鏡」、太陽系の果てへとひとり漂流する少女を全人類がネット経由で見守る「フィールズ・オブ・ゴールド」など全13篇を収録する、劉慈欣の傑作短篇集。
【収録作品】
時間移民
思索者
夢の海
歓喜の歌
ミクロの果て
宇宙収縮
朝(あした)に道を聞かば
共存できない二つの祝日
全帯域電波妨害
天使時代
運命
鏡
フィールズ・オブ・ゴールド

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  • カテゴリ
    :
    小説・文芸
  • ジャンル
    :
    SF・ファンタジー / SF(海外)
  • 出版社
    :
    早川書房
  • タイトル
    :
    時間移民 劉慈欣短篇集Ⅱ
  • タイトルID
    :
    1750991
  • ページ数
    :
    432ページ
  • 電子版発売日
    :
    2024年12月18日
  • コンテンツ形式
    :
    EPUB
  • サイズ(目安)
    :
    2MB

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時間移民 劉慈欣短篇集Ⅱ のユーザーレビュー

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感情タグBEST3

    Posted by ブクログ

    一気読みしてしまった。SFの短篇っていいですね。なんか、好き勝手詰めたい放題みたいで、お得な気分です。
    三体にも出てきた丁儀ってなんか、主人公にはなれないけど、派手な人だなぁって思いました。

    0
    2026年08月06日

    Posted by ブクログ

    ・時間移民
    ・思索者
    ・夢の海
    ・歓喜の歌
    ・ミクロの果て
    ・宇宙収縮
    ・朝(あした)に道を聞かなば
    ・共存できない二つの祝日
    ・全帯域電波妨害
    ・天使時代
    ・運命
    ・鏡
    ・フィールズ・オブ・ゴールド

    劉慈欣の小説を読むと、中国の文芸らしい「壮大なほら話」さが満載で、楽しい。
    「一日千秋」とか「白髪三千丈」とか、とにかく表現のスケールがでかいやつね。
    素粒子から無限の宇宙まで、私達の世界はこんなにも可能性を秘めていた。

    作者は丁儀が好きなのね。
    と言っても名前が同じだけで、同じ世界に住んでいる人ではないけれど。
    反転する宇宙を体験する丁儀や素粒子になってしまった丁儀。
    ぽんぽんと立て続けに丁儀が出る短い作品が三作。
    ここ、楽しかったゾーン。

    『時間移民』を読んで、フレドリック・ブラウンの『血』を思い起こしてしまった。
    もし最後のオチが「私達は、あなた達の言葉で言うところの、カブから進化した植物人です」なんて言うセリフだったらどうしようって…。
    もしそんな落ちならパクリ以外の何物でもないが、当然『時間移民』のオチは、もっと哲学的なものだった。

    『朝に道を聞かば』は、科学者とは…と突き詰めたときの、一つの答えなのだろう。
    でも私は、QuizKnockの須貝さんの「すべての真理を知っても誰にも伝えられないのなら、知らなくていい。自分の研究が次の世代に繋がって真理に続いていくのなら、自分がその結果を知らなくてもいい。科学ってそうやって進歩してきたのだから」という言葉に感銘を受けたので、丁儀には一歩立ち止まって考えてみてほしかった。
    そしてスティーヴン・ホーキングだけが排除されたことの意味。

    そういえば『歓喜の歌』にはリチャード・クレイダーマンが出てきたので、脳内で『渚のアデリーヌ』が止まらん。

    『全帯域電波妨害』は、ミノフスキー粒子のせいでレーダーがし使えなくなったガンダムの世界のように、電波を使えない世界での戦争を描く。
    結局は白兵戦なのね。

    『フィールド・オブ・ゴールド』はケン・リュウが好きそうな話だなあと思って読んだのだけど、アメリカでは彼が翻訳したものがアンソロジーで紹介されたらしい。

    直接この本を読んでの感想ではないけれど、ケン・リュウの『紙の動物園』や劉慈欣の『フィールド・オブ・ゴールド』を読んだとき、自分の命が尽きた後にも何かを繋いで残していこうという気持ちの強さが、したたかな中国という国と重なった気がした。
    最近のアメリカや日本のように目先の得ばかりを考えるのは、実は脆弱な思考なのではないかと思っている今日この頃。
    自分ではない人たちに、何を残せるのか。

    0
    2026年05月17日

    Posted by ブクログ

    短編集
    どれも読み応えがあった
    「朝に道を聞かば」がとても好き
    他にも「鏡」と「フィールズ・オブ・ゴールド」も良かった
    「フィールズ・オブ・ゴールド」が最新の作で、現在は長編を書き続けていると訳者あとがきにあったので、いずれ読めるであろうそちらも期待

    (図)

    0
    2026年03月23日

    Posted by ブクログ

    劉慈欣の骨太短編集。
    毎度、このアイディアだけで長編いけちゃうんじゃないの?と思うような、豊富な想像力と大きなスケールの短編が多くてとても満足できた。
    「朝に道を聞かば」「思索者」「鏡」「フィールズ・オブ・ゴールド」がとても好き。とくに思索者の男女の距離感はよかったなあ。三体のときは、程心と雲天明の関係性がなんかキモくて、劉慈欣って恋愛書くのめちゃくちゃ苦手なのか?って思っていたけど、この短編読むとただロマンチストなんだなと思った。
    あと「天使時代」のイータ博士が強キャラ感強くて良かった。

    0
    2025年12月31日

    Posted by ブクログ

    科学の力は想像力をここまで広げるか、それとも作者の類稀なる想像力が科学をここまで魅力的にするのか、
    いずれにせよ劉慈欣の作品は単なるsf作品の枠を超えてエンタメ作品としての最前線を突き進んでいることは確かだ。

    0
    2025年09月03日

    Posted by ブクログ

    教養と科学的思考と想像力で、人はここまで考え、創ることが出来るのか。
    彼とその作品群は、現代文明の到達点のうちの一つだと思う。

    0
    2025年08月21日

    Posted by ブクログ

    全編面白かった。流石の劉慈欣。
    訳者の大森望もあとがきで言っているが、過去30年余りにわたって書かれた作品のうち邦訳されていなかったものが収録された作品集であるのに、ハズレと感じるものが1つもないのが劉慈欣という作家の凄まじさを感じる。
    特に気に入ったのは『時間移民』、『全帯域電波妨害』『鏡』『フィールズ・オブ・ゴールド』
    2018年の『フィールズ・オブ・ゴールド』以降書き続けているという新作長編が出版され、邦訳される日を心待ちにしつつ、積んじゃってる球状閃電と白亜紀往事を読もうと思う。

    0
    2025年02月16日

    Posted by ブクログ

    Netflixドラマにもなった「三体」の劉慈欣先生の短篇集。
    「時間移民」「思索者」「夢の海」「歓喜の歌」「ミクロの果て」「宇宙収縮」「朝に道を聞かば」「共存できない二つの祝日」「全帯域電波妨害」「天使時代」「運命」「鏡」「フィールズ・オブ・ゴールド」の13作品を収録。

    SF×哲学の「時間移民」「共存できない二つの祝日」「朝に道を聞かば」
    SF×戦争の「全帯域電波妨害」「天使時代」
    SF×科学の「宇宙収縮」「思索者」「ミクロの果て」
    三体を感じる「夢の海」「歓喜の歌」
    ・・・などなどSFといってもいろんなタイプの作品があり、1つ1つの作品で違った世界観に一気に引き込んでくれるものばかりで、どの作品もSFの醍醐味でもある未知の世界との接触のようなワクワク感があり本当に楽しめました。短篇集1の【円】を読めていなかったので読みます。

    個人的には「共存できない二つの祝日」「思索者」「宇宙収縮」「フィールズ・オブ・ゴールド」あたりが好きでした。

    本当におすすめです。

    0
    2025年02月11日

    Posted by ブクログ

    劉慈欣の短編集。圧倒されっぱなしです。ほんにあんたはすごい。長編書かずにいっぱい短編書いてください。その一つひとつに新しいSFが感じられると思うとたまりません。
    今回もほんとに面白かったのですが、「歓喜の歌」。国連が崩壊しようとしている時に宇宙からの音楽が世界を救います。各国首脳が心揺さぶられる中で日本の首相だけが「人類にとってこの音楽は馬の耳に念仏かもしれませんよ」とひとりズレている。おかしかったですね。日本ってそんな国と思われてるんですね。

    0
    2025年02月01日

    Posted by ブクログ

    お気に入りは『思索者』『ミクロの果て』『朝に道を聞かば』
    当たりの短編集!既刊4冊の中では1番ノって読めた印象
    ただ当方の知識が少ない戦争ものが2作あるのでその辺は読みづらかった

    0
    2026年03月24日

時間移民 劉慈欣短篇集Ⅱ の詳細情報

  • カテゴリ
    :
    小説・文芸
  • ジャンル
    :
    SF・ファンタジー / SF(海外)
  • 出版社
    :
    早川書房
  • タイトル
    :
    時間移民 劉慈欣短篇集Ⅱ
  • タイトルID
    :
    1750991
  • ページ数
    :
    432ページ
  • 電子版発売日
    :
    2024年12月18日
  • コンテンツ形式
    :
    EPUB
  • サイズ(目安)
    :
    2MB

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