無料マンガ・ラノベなど、豊富なラインナップで100万冊以上配信中!
「いい詩は、その言語を使って生きる民族の、感情・理性のもっとも良きものの結晶化」
詩的世界の多様さ、現実に根ざしつつ生み出された作品の面白さは、時代を超え、今もなお心に響く。
豊潤で余韻に満ちた茨木のり子の名訳で贈る珠玉の詞華集。
【解説】若松英輔さん、斎藤真理子さん
----------------------
隣国の多彩な現代詩人十二人の、発想豊かな六十二篇を、日本を代表する詩人・茨木のり子が編み、翻訳した。
刊行から三十余年。
韓国文学の真髄ともいえる簡潔で奥行き深い言葉できざまれた詩的世界は、時代を超えて心に鮮烈に響く。
----------------------
まったく一種のカンだけを頼りに、五十冊ぐらいの詩集のなかから選びとったものだが、みずから選んだ六十二篇の詩には深い愛着を覚える。
訳す過程で、ハングルにはハングルの豊かさがあり、日本語には日本語の豊かさがあると痛感させられた。(「あとがき」より)
Posted by ブクログ 2024年04月21日
茨木のりこが翻訳・選した韓国詩集です
どの作家にも解説があり、その後に見返してもおもしろいです
一番好きなのは李海任の詩です
敬虔な修道女がしたためていた、信仰と愛の混ざった詩はどれも胸を打ちます
信仰の衝撃を、新雪を踏みしめる足跡に例えたり、旅する海鳥に自由を重ねたり、その眼差しが美しいなと思い...続きを読む
※アプリの閲覧環境は最新バージョンのものです。