詩のこころを読む

詩のこころを読む

小説・文芸
1,089円 (税込)

5pt

いい詩とは、ひとの心を解き放つ力をそなえているばかりか、生きとし生けるものへのいとおしみの感情をも誘いだしてくれます。詩人である著者が、その心を豊かにしてきた詩の宝箱の中から忘れがたい詩の数々を選びだし、情熱をこめて語ります。ことばの花々にふれてみなさんは、きっと詩の魅力にとらえられるでしょう。

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詩のこころを読む のユーザーレビュー

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感情タグBEST3

    Posted by ブクログ

    「あらためて私の好きな詩を、ためつすがめつ眺めてみよう、なぜ好きか、なぜ良いか、なぜ私のたからものなのか、それをできるかぎり検証してみよう、大事なコレクションのよってきたるところを、情熱こめてるる語ろう」

    この「はじめに」がすごく好き。大学生の頃この文章に出会って、自分も好きな本について記録していきたいなと思ったのを覚えている。一時期は好きな詩を貯めていたりもしたなあ。やめちゃったけど、またやりたい。

    司書になって再読した。茨木のり子さんが選んだいろんな詩やその鑑賞を改めて読むのは楽しかった。ああ、すてきだなあとうっとりする詩もあれば、身につまされるような詩もあり、ちがう見方を提示してくれる詩にも出会った。癒され、叱咤され、気づかされた。小学生に紹介したいと思える詩もあった。「練習問題」とか。

    「自分の思いを深く掘り下げてゆくと、井戸を掘るように掘り下げてゆくと、地下を流れる共通の水脈にぶちあたるように、全体に通じる普遍性に達します。」

    は、初めて読んだときから忘れられない言葉で、子どもの本を評価するときの一つの大切な軸なんだろうと思う。

    全体を通して強く思ったのは、この詩人たちのように、自分の感受性をちゃんと守っていきたいということだった。

    0
    2026年08月04日

    Posted by ブクログ

    すごく美味しいものをちょっとずつ食べているような感じで読んだ 石垣りん「くらし」に今の自分を重ね合わせた
    多感な時期に読みたかった

    0
    2026年06月06日

    Posted by ブクログ

    Audibleにて
    詩人による詩の解釈は洞察が深く、解説文さえ詩のようだった。
    一度の聴取では具体的なフレーズは覚えられなかったが、確実に感受性が涵養された気がする。

    0
    2026年04月08日

    Posted by ブクログ

    詩のこころを読むのは大変なことです。作者の優しい言葉と丁寧な介添によって、私の未熟な目には読みにくい文章の羅列に映ったその詩を見事、鮮明に立ち上がらせその豊かな情操に胸を打たれた。

    0
    2026年03月26日

    Posted by ブクログ

    セレクトされてる詩の一つ一つが もちろん 初見であり 強烈でもあるのだが、 平場の文自体がとてつもなく詩的。人間の一生を順に並べて章立てしている構成も素敵だし 何よりも章のタイトルが素晴らしい。谷川俊太郎 が セレクトした詩集 も 読んでみたいものだが それより先に エッセイを漁ってみようと思う。

    0
    2026年01月05日

    Posted by ブクログ

    詩の入門書としてまず読みたい。詩とは何かという問いに分かりやすく答えてくれるているような。例に出されている詩が本当に素晴らしく、何度でも読みたいし子供にも大人にもお薦めしたい。

    0
    2025年11月06日

    Posted by ブクログ

    茨木のり子自身の詩は書かれていないものの、多くの詩人の詩を自分で解説したものである。したがって、詩の入門書としては最適であり、これらの詩で気に入ったら改めてその詩人の詩集を読むことができる。

    0
    2025年11月03日

    Posted by ブクログ

    詩人による、好きな詩とその検証

    素敵な詩と、美しく優しく様々なものやことの本質を端的に示す解説
    詩や詩人、表現や人生の在り方など、自分の興味を広げさせられる

    0
    2025年08月08日

    Posted by ブクログ

    ひたひたと 沁みます。
    思いがあふれるのに、うまく言葉にできない。
    生きていたらそんな季節にぶつかってしまうことってありますよね。

    「詩のこころを読む」 茨木のり子

    そんな時、気がつけばまたこの本を読みかえしてしまいます。
    若年者向けの詩の入門書という位置づけのアンソロジー。
    子供の頃に読み、大人になって買いなおして今でも時折戻ってきてしまう本。
    生きるじたばたを、優れた詩人たちが見事に言葉にすくい上げています。ゆっくりと胸を打つ、親しむべき作品の数々。

    最近ふとまた読みかえしました。
    私たち愚かだけど愛すべき「人」への、著者の温かい視線を感じました。

    多感な子供時代にこの小さな宝箱のような本に出会えてよかったです。

    0
    2025年08月08日

    Posted by ブクログ

    詩は難しい。詩を読む時の考え方の指南だったり、一緒に読んでくれる頼もしいパートナーだったり、茨木のり子さんとの楽しい読書時間を味わえる一冊。出てくる詩は難しいものも、なぜだか言葉が刺さって泣けてくるものも。そして茨木のり子さんが解説に選ぶ言葉の秀逸さ。なんて濃厚な一冊だろう。

    0
    2024年12月29日

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