作品一覧 2023/11/03更新 私書箱110号の郵便物 試し読み フォロー 天気が良ければ訪ねて行きます 試し読み フォロー 1~2件目 / 2件<<<1・・・・・・・・・>>> イ・ドウの作品をすべて見る
ユーザーレビュー 私書箱110号の郵便物 イ・ドウ / 佐藤結 ドラマ化にもなった田舎の小さな書店の店主と初恋相手との再会を綴った2018年「天気が良ければ訪ねて行きます」は原作もドラマもとても良かったので、その著者が2004年デビューした作品が翻訳されたというので、忙しい合間に読むため電子書籍を購入しました。 「韓国らしい、でも韓国ドラマ的ではない、主人公た...続きを読むち」と帯に古家正亨氏が推薦しておられるのですが、まさにこの作品を的確に表現されています。 「冬のソナタ」によってもたらされた韓国ドラマブームから私もずっと韓国ドラマを追っかけているおばあさんです。 日本の戦前を思わせるような韓国の家族体系への反骨精神、そして性開放に戸惑う私たち世代に、まだまだ恥じらいのある男女間の恋愛模様を描く韓国ドラマに魅力を感じる私ですが、この作品も、そんな私を満足させてくれた作品でした。相手を大事にするがゆえ、一歩踏み出すのをためらう男性と、そんな関係に不安を感じる女主人公の心模様が丁寧に、著者お得意の季節の移ろいと絡ませながら物語が進むところが特に魅力です。 本作は著者のデビュー作品ですが、今もなお人気のあるロングセラーだそうです。2020年にはエッセイが本国では発売されているそうなので、その作品も翻訳されないかなと密かに待ち望んでいます。 Posted by ブクログ 天気が良ければ訪ねて行きます イ・ドウ / 清水博之 ドラマを既に観ていたので、パクミニョンでありソガンジュンの世界ではあるのだけど、ゆったりと時間が流れるグッドナイト書房の世界観はドラマも原作本も同じ。 この世界観がかなり好きで、これからの冬の季節にまさにぴったり。 Posted by ブクログ 私書箱110号の郵便物 イ・ドウ / 佐藤結 「天気が良ければ訪ねて行きます」に引き続き、文章がとても綺麗。気付いたらすっかり感情移入していて、読書で久しぶりに胸がズキュンとした。後半読む手止まらず。ヘビーリスナーのお爺さんがチャーミング! Posted by ブクログ 天気が良ければ訪ねて行きます イ・ドウ / 清水博之 余韻がいつまでも残る!心の書棚の本が増えた。 翻訳が、丁寧な表現の原文のひとつひとつを大切に伝えてくれている、至高な作品だ。 物語も、ドラマティックでは無いのに、登場人物ひとりひとりのエピソードが深く染みる。メッセージ性もあり、忘れられない。 作家の人柄が出ているのかも知れない。ひとつひとつ、ひとり...続きを読むひとり、それぞれ、あれこれ…どれも丁寧な、一方的な目線でない表現、荒削りな表現は無く、作家が読み手の側で作品に連れて行ってくれる…そんな読書時間だった。 凄い作家だ!もっと読みたい。 Posted by ブクログ 天気が良ければ訪ねて行きます イ・ドウ / 清水博之 すごく暖かい小説。メタファーが少ない本でこんなに虜になれるのは久しぶり。著者の感性豊かさから、情景描写がリアルに伝わってくる。韓国行きたくなった。韓国の田舎に行きたい。 Posted by ブクログ イ・ドウのレビューをもっと見る