作品一覧

  • 天気が良ければ訪ねて行きます

    天気が良ければ訪ねて行きます

    小説・文芸

    4.5
    1巻1,650円 (税込)
    ソウルでの生活に疲れ切ったヘウォンは、ひと冬を故郷で過ごそうと、山と湖に囲まれた片田舎のバス停に降り立った。隣の空き家は、いつの間にか小さな本屋になっていた。「グッドナイト書店」。店主のウンソプにとってヘウォンは、初恋の人だった。彼女が戻ってきたことで、静かな冬の生活が変わっていく……。 外は冷たい銀世界が広がり、グッドナイト書店の中は温かく穏やかな時間が流れる。ふたりの間には、雪の結晶のように、ひとつふたつと少しの重たさも感じさせずに、愛情が舞い落ちていく。ゆっくりと溶けていく痛みと孤独。やがて明らかになる過去の秘密とは――。 傷つくことを恐れる人、傷つくことに疲れた人。それぞれが再び人生を歩み始めるまでの、心温まる愛の物語。
  • 私書箱110号の郵便物

    私書箱110号の郵便物

    小説・文芸

    4.3
    1巻2,420円 (税込)
    コン・ジンソルはFMラジオ局で働く構成作家。改編にともない、番組の新ディレクターとなったイ・ゴンと仕事をすることに。局内での評判は悪くないが、初顔合わせの段階からペースを狂わされ、人付き合いの苦手な彼女は当惑する……。丁寧な情景描写、人物の内面を繊細に描く文体で「ゆっくり大切に読みたい本」と韓国で評されるイ・ドウの処女作、ついに刊行。ソウルの地名が多数登場し、読むと街を散歩したくなる小説でもある。 ★古家正亨氏、推薦 (ふるや・まさゆき MC/DJ/韓国大衆文化ジャーナリスト) 「懐かしいソウルの風景。自然と思い浮かぶ、慌ただしいスタジオでのやりとり。“30代の大人”が繰り返される日常に求めたもの。ラジオ局を舞台に“言葉”の担い手が不器用に、静かに紡ぐ、セピア色にときめくラブストーリーに胸打たれた」

ユーザーレビュー

  • 天気が良ければ訪ねて行きます

    Posted by ブクログ

    もう一度観たいと思っていたドラマの邦訳本があると知って。

    「グッドナイト書店」を舞台に、登場人物たちのあたたかい言葉や思いやり、そして静かな愛が描かれる。
    書きとめたい素敵な文章がたくさんあり、ゆっくりと時間をかけて読んだ。ゆっくり読みたいと思える本は、いい本だなって思う。

    『よく目が覚めて、よく食べて、よく働いて、
    休んで、そしたよく眠れたら、それが素敵な人生』

    0
    2025年11月22日
  • 天気が良ければ訪ねて行きます

    Posted by ブクログ

    読み始めから心が暖かくなる、お気に入りの本になりました。たくさんの短い章で構成されていますが、特にその終わりにあるフレーズや文が印象的で、たくさん書き留めておきました。また冬から春にかけて読み返したくなる一冊です。

    0
    2025年11月01日
  • 私書箱110号の郵便物

    Posted by ブクログ

    ネタバレ

    前に読んだ #天気が良ければ訪ねていきます。が良すぎてまたイドウさんの作品を読んでみました。

    ちょっと不器用な、大人なのに、青春のような甘酸っぱのある愛の物語

    0
    2025年10月17日
  • 天気が良ければ訪ねて行きます

    Posted by ブクログ

    ネタバレ

    ソウルでの生活に疲れ切ったヘウォンは、ひと冬を故郷で過ごそうと、山と湖に囲まれた片田舎のバス停に降り立った。隣の空き家は、いつの間にか「グットナイト書店」という名の小さな本屋になっていた。店主は幼なじみのウンソプ。彼にとってヘウォンは、初恋の人だった。彼女が戻ってきたことで、静かな冬の生活が変わっていく・
    傷つくことに疲れた人と傷つくことを恐れる人…
    ふたりが背負ってきた過去を、温かい言葉と静かな愛で分かち合いそれぞれが再び人生を歩み始めるまでの、ひと冬のラブストーリー

    とってももすきな作品でした。

    0
    2025年10月17日
  • 私書箱110号の郵便物

    Posted by ブクログ

    韓国イ・ドウ作家のベストセラー。
    初版は2004年だそう。

    世間のルールを守り、脱線しないよう真面目に生きている内向的な性格のジンソル(30歳女)はラジオ局の構成作家。
    誰に媚びることもなく堂々としていて、仕事もできてユーモアも持っている、だけど実は心に小さなしこり(友人の恋人に10年以上片思い)がある有能ディレクターで詩人のイ・ゴン(33歳男)
    二人が出会い、お互い惹かれつつも
    ちょっとした誤解や嫉妬ですれ違い、お別れするもやっぱり忘れられずすったもんだの末また結ばれるというドラマみたいな恋愛小説。
    30代って、特に女性は自分の将来に漠然とした不安や焦りを抱える時期だと思う。好きな人ができたとき、突っ走っていいのか、踏みとどまるのかすごく悩む。
    ジンソルはこれまで恋愛に消極的に生きてきたのに、ゴンにどんどん惹かれていって、なんと自分から告白しちゃうんだけど(大人しそうなのに時として大胆なことするタイプ)逆にゴンは10年以上友人の恋人に片思い中の奥手くんで、新しい恋の一歩が踏み出せない。てか、かなり強引に踏み出してるけど最後の一線を越えられない(笑)

    ジンソルはそんなゴンにじれったさを感じていて、その上片思いのエリに対するゴンのある行動を見て、嫉妬と絶望感を抱き離れることを決意。
    あっさり会社も辞めて田舎の一軒家に引っ越し(決断力すご)
    それからなんだかんだあって、まぁ、結局はくっつくんだけどね。
    私が一番印象に残ったのは、ゴンのおじちゃんがジンソルを呼び出していろいろと人生論を語るところ。
    このおじいちゃんがものすごくいい味出してて、その後亡くなっちゃったときはマジで泣きました。
    友人や同僚たちとのエピソードもよかったし、ゴンが詩集を刊行したときのジンソルへのメッセージがまた素敵で〜。
    小説の中には放送局がある汝矣島や、ジンソルのアパートがある麻浦区、ゴンの実家の梨花洞と東大門まで続く城郭。ソヌとエリ(片思いの人)の茶房【雨が降る日は入口が開く】(屋号が好みすぎ〜)がある仁寺洞などなど、馴染みのあるソウルの街並みをまるで自分が一緒に歩いてるみたいに想像しながら読めたのが最高に楽しかったな〜。
    次にソウルに行くときは聖地巡りするぞ〜!
    余談ですが、イ・ドウさんの前作『天気が良ければ訪ねて行きます』を訳してくださった清水博之さんは麻浦でカフェをされていてその屋号が【雨乃日珈琲店】っていうんです。
    雨つながりだ〜〜って勝手にこっそりシンクロニシティを感じニヤついてるw

    余談その2 : 訳者さんのあとがきに、ネット上では想定キャストとしてハン・ジミンちゃんとイ・ジュニョク。
    ソ・ヒョンジンとコン・ユらの名前が上がっていて、訳者さんはシン・ヘソンちゃんとイ・ドンウクさんを思い浮かべていたそう。
    ちなみに私はイム・スジョンちやんとキム・ソノ想定で読んでました(笑)

    0
    2025年01月31日

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