南洋のエレアル

南洋のエレアル

2,420円 (税込)

12pt

3.5

太平洋戦争さなかの昭和17年。日本統治下のパラオ・コロール島。小学校教員である宮口恒昭の長男・智也はある事件をきっかけに、パラオ人少年のシゲルと親友となった。だが、父の転勤で智也も隣島へ転校することに。二年が過ぎ偶然再会したふたりは喜び合うが、戦争の冷たく暗い影は、この長閑な南の島々にも迫っていた――。時は流れ、昭和63年末。パラオ共和国独立準備で訪日したシゲルは、天皇の容体悪化が報じられる中、戦後すぐ消息が途絶えた宮口家の人々を捜しはじめるのだが……。日本人とパラオ人の歴史と心の交流、戦争の悲惨さ、そして日本人の未来(エレアル)を問う、感動長篇。

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南洋のエレアル のユーザーレビュー

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    Posted by ブクログ 2023年02月23日

    22戦争と防衛と侵略。21世紀になったら冷戦も紛争も無くなってると思ってた。美しい島々を破壊してその結果としての平和は誰が築くのか。権力者とは何か、考えてしまう。

    0

    Posted by ブクログ 2023年05月26日

    2023.5 戦中の重厚なストーリー。パラオと日本のかかわりについては知らなかった。読んでいて思わず目をそむけたくなるシーンもあり、戦争の無常さを強く感じました。

    0

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