作品一覧

  • 私書箱110号の郵便物
    4.4
    1巻2,420円 (税込)
    コン・ジンソルはFMラジオ局で働く構成作家。改編にともない、番組の新ディレクターとなったイ・ゴンと仕事をすることに。局内での評判は悪くないが、初顔合わせの段階からペースを狂わされ、人付き合いの苦手な彼女は当惑する……。丁寧な情景描写、人物の内面を繊細に描く文体で「ゆっくり大切に読みたい本」と韓国で評されるイ・ドウの処女作、ついに刊行。ソウルの地名が多数登場し、読むと街を散歩したくなる小説でもある。 ★古家正亨氏、推薦 (ふるや・まさゆき MC/DJ/韓国大衆文化ジャーナリスト) 「懐かしいソウルの風景。自然と思い浮かぶ、慌ただしいスタジオでのやりとり。“30代の大人”が繰り返される日常に求めたもの。ラジオ局を舞台に“言葉”の担い手が不器用に、静かに紡ぐ、セピア色にときめくラブストーリーに胸打たれた」
  • 小学館ジュニア文庫 PUI PUI モルカー ストーリーズ ~モフモフなおはなし、あつめました~
    -
    1巻880円 (税込)
    【ご注意】※お使いの端末によっては、一部読みづらい場合がございます。お手持ちの端末で立ち読みファイルをご確認いただくことをお勧めします。 とってもかわいいモルカーたちが小説に! ここはモルモットが車になった世界。 くりくりの目ととことこ短い手足で走る、癒し系の“モルカー”たちが、元気にくらしています。 渋滞にまきこまれたり、強盗にあったり、ネコを助けたり、ゾンビに追いかけられたり・・・忙しい毎日。 のんびり屋さんのポテト、こわがりなシロモ、好奇心旺盛なアビーなど、たくさんのモルカーたちがPUIPUI活躍するお話です。 脇をかためる、パトモルカーや救急モルカーなども大活躍します! ※この作品はカラー版です。 ※電子版にはシールが付きません。 ※対象年齢:低学年から。

ユーザーレビュー

  • 私書箱110号の郵便物

    Posted by ブクログ

    ネタバレ

    前に読んだ #天気が良ければ訪ねていきます。が良すぎてまたイドウさんの作品を読んでみました。

    ちょっと不器用な、大人なのに、青春のような甘酸っぱのある愛の物語

    0
    2025年10月17日
  • 私書箱110号の郵便物

    Posted by ブクログ

    韓国イ・ドウ作家のベストセラー。
    初版は2004年だそう。

    世間のルールを守り、脱線しないよう真面目に生きている内向的な性格のジンソル(30歳女)はラジオ局の構成作家。
    誰に媚びることもなく堂々としていて、仕事もできてユーモアも持っている、だけど実は心に小さなしこり(友人の恋人に10年以上片思い)がある有能ディレクターで詩人のイ・ゴン(33歳男)
    二人が出会い、お互い惹かれつつも
    ちょっとした誤解や嫉妬ですれ違い、お別れするもやっぱり忘れられずすったもんだの末また結ばれるというドラマみたいな恋愛小説。
    30代って、特に女性は自分の将来に漠然とした不安や焦りを抱える時期だと思う。好きな人ができ

    0
    2025年01月31日
  • 私書箱110号の郵便物

    Posted by ブクログ

    すごく好きな本に出会ってしまった。
    古家さんは韓国らしくも韓ドラ的でないと評していたけど、私にとっては韓ドラ的で、視覚でこのお話を確認したくて、どうかドラマ化が実現してほしいと思った。
    言葉ひとつひとつが身に沁みて、自分でもわからないうちに、どういうわけなのかわからない涙が何度も滲み出て、読んでいて本当に気分がよかった。
    私が韓ドラに求めているそれだった。

    0
    2024年06月24日
  • 私書箱110号の郵便物

    Posted by ブクログ

    ドラマ化にもなった田舎の小さな書店の店主と初恋相手との再会を綴った2018年「天気が良ければ訪ねて行きます」は原作もドラマもとても良かったので、その著者が2004年デビューした作品が翻訳されたというので、忙しい合間に読むため電子書籍を購入しました。

    「韓国らしい、でも韓国ドラマ的ではない、主人公たち」と帯に古家正亨氏が推薦しておられるのですが、まさにこの作品を的確に表現されています。

    「冬のソナタ」によってもたらされた韓国ドラマブームから私もずっと韓国ドラマを追っかけているおばあさんです。

    日本の戦前を思わせるような韓国の家族体系への反骨精神、そして性開放に戸惑う私たち世代に、まだまだ恥

    0
    2023年11月26日
  • 私書箱110号の郵便物

    Posted by ブクログ

    「天気が良ければ訪ねて行きます」に引き続き、文章がとても綺麗。気付いたらすっかり感情移入していて、読書で久しぶりに胸がズキュンとした。後半読む手止まらず。ヘビーリスナーのお爺さんがチャーミング!

    0
    2023年11月07日

新規会員限定 70%OFFクーポンプレゼント!