佐藤結のレビュー一覧

  • 私書箱110号の郵便物

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    ネタバレ

    前に読んだ #天気が良ければ訪ねていきます。が良すぎてまたイドウさんの作品を読んでみました。

    ちょっと不器用な、大人なのに、青春のような甘酸っぱのある愛の物語

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    2025年10月17日
  • 私書箱110号の郵便物

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    韓国イ・ドウ作家のベストセラー。
    初版は2004年だそう。

    世間のルールを守り、脱線しないよう真面目に生きている内向的な性格のジンソル(30歳女)はラジオ局の構成作家。
    誰に媚びることもなく堂々としていて、仕事もできてユーモアも持っている、だけど実は心に小さなしこり(友人の恋人に10年以上片思い)がある有能ディレクターで詩人のイ・ゴン(33歳男)
    二人が出会い、お互い惹かれつつも
    ちょっとした誤解や嫉妬ですれ違い、お別れするもやっぱり忘れられずすったもんだの末また結ばれるというドラマみたいな恋愛小説。
    30代って、特に女性は自分の将来に漠然とした不安や焦りを抱える時期だと思う。好きな人ができ

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    2025年01月31日
  • 私書箱110号の郵便物

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    すごく好きな本に出会ってしまった。
    古家さんは韓国らしくも韓ドラ的でないと評していたけど、私にとっては韓ドラ的で、視覚でこのお話を確認したくて、どうかドラマ化が実現してほしいと思った。
    言葉ひとつひとつが身に沁みて、自分でもわからないうちに、どういうわけなのかわからない涙が何度も滲み出て、読んでいて本当に気分がよかった。
    私が韓ドラに求めているそれだった。

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    2024年06月24日
  • 私書箱110号の郵便物

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    ドラマ化にもなった田舎の小さな書店の店主と初恋相手との再会を綴った2018年「天気が良ければ訪ねて行きます」は原作もドラマもとても良かったので、その著者が2004年デビューした作品が翻訳されたというので、忙しい合間に読むため電子書籍を購入しました。

    「韓国らしい、でも韓国ドラマ的ではない、主人公たち」と帯に古家正亨氏が推薦しておられるのですが、まさにこの作品を的確に表現されています。

    「冬のソナタ」によってもたらされた韓国ドラマブームから私もずっと韓国ドラマを追っかけているおばあさんです。

    日本の戦前を思わせるような韓国の家族体系への反骨精神、そして性開放に戸惑う私たち世代に、まだまだ恥

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    2023年11月26日
  • 私書箱110号の郵便物

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    「天気が良ければ訪ねて行きます」に引き続き、文章がとても綺麗。気付いたらすっかり感情移入していて、読書で久しぶりに胸がズキュンとした。後半読む手止まらず。ヘビーリスナーのお爺さんがチャーミング!

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    2023年11月07日
  • 私書箱110号の郵便物

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    本の帯に書いてあった通り…
    韓国ドラマよりもリアルで、胸が苦しくなって、暖かくなって、最高にキュンキュンした。
    恋愛したくなるお話。

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    2025年10月01日
  • 私書箱110号の郵便物

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    中盤まではよくある関係性のラブストーリーで、恋愛の現役を過ぎた私には懐かしくも少し退屈に感じられましたが、起承転結の転のあたりでググっと面白くなり、最後まで駆け抜けることができました。読後感が温かく、いつかまた丁寧に読み返したくなるような心に残るフレーズがいくつもありました。およそ20年前の作品ですがあまり違和感もないので、孤独感だっり平穏を求めるあまりなかなか恋愛に踏み出せない感覚は変わっていないか、益々強くなっているのかなと思いました。

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    2025年05月25日
  • 私書箱110号の郵便物

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    ラジオ局で働く30代男女の不器用な恋愛模様。
    著者の本は「ゆっくり大切に読みたい本」と言われていて本作は韓国で20年以上前に出版されたが今も愛されているというのに納得。
    夜眠る前にゆったりと読んだ。
    文章が美しく登場人物それぞれの感情が心にそっと静かに響く。

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    2025年02月22日
  • 私書箱110号の郵便物

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    「天気が良ければ訪ねて行きます」から。
    トレンディドラマのようなオシャレな恋愛小説。
    ラジオ局・構成作家など馴染みのないもので入り込みにくかったけれど、少しずつ愛を育む感じは良かった。

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    2024年10月31日