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望みをかなえる脳
著者の林先生は脳科学・脳医療の最前線で戦い続け、世界的な業績をあげたドクターです。たとえば、元サッカー日本代表監督のイビチャ・オシム氏を救った「脳低温療法」は林先生の開発によるものです。また、脳科学・脳医療の研究成果からスポーツや勝負で勝つための脳の使い方を提唱、北京オリンピック前に北島康介選手はじめ日本競泳陣に伝授し大きな成果をもたらしました。脳の使い方は一般の人の勉強や仕事にも応用できるそうです。頭が良くなりたい。勉強ができるようになりたい。スポーツ万能になりたい。仕事ができるようになりたい。そんな望みは誰もがもつのではないでしょうか? この本にはその望みをかなえるためのヒントがいっぱい詰まっています! -
カセイフズ
青柳楓は路頭に迷う寸前で、偶然高校の同級生・真加部颯太に助けられた。 “父子家庭専門”の家政夫紹介所で働く真加部はヤクザ顔のせいで子どもから怖がられるため、チームを組める子どもの扱いがうまい人材を探していて、青柳をスカウトする。 助けてくれたお礼に一度だけ組むつもりだったが、ズルズルと家政夫業を続けることになり…? 父子家庭専門『家政夫』バディ誕生!?? 電子限定特典として、描き下ろしマンガ1Pを収録! -
「ない仕事」の作り方
「仏像ブーム」を牽引してきた第一人者であり、「マイブーム」や「ゆるキャラ」の名付け親としても知られるみうらじゅん。とはいえ、「テレビや雑誌で、そのサングラス&長髪姿を見かけるけれど、何が本業なのかわからない」「どうやって食っているんだろう?」と不思議に思っている人も多いのでは? 本書では、それまで世の中に「なかった仕事」を、企画、営業、接待も全部自分でやる「一人電通」という手法で作ってきた「みうらじゅんの仕事術」を、アイデアのひらめき方から印象に残るネーミングのコツ、世の中に広める方法まで、過去の作品を例にあげながら丁寧に解説していきます。 「好きなことを仕事にしたい」、「会社という組織の中にいながらも、新しい何かを作り出したい」と願っている人たちに贈る、これまでに「ない」ビジネス書として話題となり、ロングセラーを続ける本書がいよいよ文庫に。 文庫版オリジナル企画として、「スペシャル対談 糸井重里×みうらじゅん」も掲載。 -
深海の使者
インド洋を横切り、アフリカ大陸を回りこんで大西洋を北上する3万キロの隠密行! 第二次大戦中、五回に渡って行われた遣独潜水艦作戦の全貌を描いた著者最後の戦史小説 太平洋戦争勃発後、連合国側に陸路・海路を封鎖され、日本と同盟国ドイツとの連絡は途絶した。この苦境を打破するため、海軍は潜水艦を単独でドイツに派遣する“遣独潜水艦作戦”を敢行した。 マラッカ海峡を抜けてインド洋を横断し、アフリカ大陸を南下、喜望峰を回りドイツ占領下フランスの大西洋岸の港まで、はるか3万キロを連合国側の厳重な対潜哨戒網をかいくぐって往復するという、過酷極まりない作戦。 伊30、伊8、伊34、伊29、伊52。五次に渡る作戦の中で、無事に日本に帰還したのは第二次の伊8一隻に過ぎなかった。 「文藝春秋」連載中から大きな反響を呼び文藝春秋読者賞を受賞。そして本作が著者最後の戦史小説となった。 解説・半藤一利 -
池上彰のこれが「世界のルール」だ!
平和は終わった! 「イスラム国」からピケティ「21世紀の資本」まで、 大困難の時代に必要な50の知識。 池上さんが「渦中の人」となった朝日新聞問題や 川上量生さんとのスペシャル対談も収録。 「日本が攻撃対象であることを名指しされる時代になりました。 過去ののどかで平和な時代は終わりを告げたかのように見えます。 では、どうすればいいのか。 まずは「敵」を知ることです。 歴史から現代が見えてくるのです。」――「はじめに」より 【目次】 ルール1 組織拡大術――「イスラム国」が急成長したわけ ルール2 トラブル解決法――間違いの謝り方が勝負だ ルール3 ホンネを見抜く――公開情報から推理する ルール4 歴史の勉強法――社会人は教科書「世界史A」を読もう ルール5 究極のリーダー術!?――独裁・中国はどこに行く ルール6 お金、マネー、資本を知ろう ルール7 交渉術、プレゼンテーションを磨け ルール8 ビジネスのカギは科学にあり ルール9 インタビュー術!――「いい質問」をする秘訣 -
私を通りすぎた政治家たち
初公開のメモにもとづく恐怖の政治家エンマ帳。 祖父、父がともに参議院議員という環境に育った著者は、幼少時から多種多様な政治関係者に触れてきた。そうした環境で養われた政治家観をもとに、みずからが接した内外の政治家を取り上げ、忌憚のない筆をふるっています。 政治に携わる人間には、権力に付随する責任を自覚してノーブレス・オブリージュ(高貴なる者の義務)を心得ている「政治家(ステーツマン)」と、権力に付随する利益や享楽を優先して追求する「政治屋(ポリティシャン)」の二種類があります。 こうした観点から戦後日本の政治史で、ベスト5の「政治家」といえるのは、 1)吉田茂、2)岸信介、3)佐藤栄作、4)中曾根康弘、5)石原慎太郎 一方、国益より私益を優先したワースト5の「政治屋」といえば、 1)三木武夫、2)小沢一郎、3)田中角栄、4)加藤紘一、5)河野洋平 「著者はリベラルが嫌いなだけだろう」と感じる向きもあるかもしれませんが、そうではありません。 自民党内のリベラルな人は、いささか無節操で、新聞世論に迎合するだけのタイプの政治家が多かった。それに比べて、同じリベラルでも野党にいる人はちょっと違うタイプの政治家もいました。本書の一章「憎めない政治家たち」に登場するのは、不破哲三、上田耕一郎、大出俊といった、反自衛隊反警察の共産党、社会党左派の論客たち。国会答弁でも、何度もやりあった「天敵の仲」ですが、こういう人たちは思想信条が首尾一貫しており、論敵ではあったけれども、どこかで心が通じ合うものを感じていたとのこと。 こうした佐々節がさえるユニークな政治家論。 -
平蔵狩り
第49回吉川英治文学賞受賞作! シリーズ第二弾! 父である「本所のへいぞう」を探すために、京から下ってきた女絵師。 果たして、この女は平蔵の娘なのか。まったく新しい鬼平の貌。 人前には自らの顔を決して見せない火付盗賊改の頭領、長谷川平蔵。 オランダ渡りの秘薬の謎を探り、盗賊を率いる父娘を追う。 ある日、自分の父であるという「本所のへいぞう」を訪ね、京から若い女絵師が下ってきた……。 ハードボイルドの調べに乗せて描く、逢坂版平蔵シリーズ第二弾! 特別対談・諸田玲子 挿画・中一弥 【目次】 「寄場の女」 「刀の錆」 「仏の玄庵」 「平蔵狩り」 「鬼殺し」 「黒法師」 -
子どもがこっちを向く指導法 : 日常の保育がうまくいく45のヒント
※この商品はタブレットなど大きいディスプレイを備えた端末で読むことに適しています。また、文字だけを拡大することや、文字列のハイライト、検索、辞書の参照、引用などの機能が使用できません。 「子どもが落ち着くようになる」「子どもが、いうことをきくようになる」「望ましい生活習慣が身につくようになる」の3つの章で構成。それぞれ日常の保育の中でよく起きる「困った」に解決策を示している。保育の本質に触れながら、「納得!」の解説を収録。より「うまくいく」ためのワンポイントアドバイスも掲載。禁句も収録。 -
子どもがこっちを向く「ことばがけ」 : みんなが笑顔になる45のヒント
※この商品はタブレットなど大きいディスプレイを備えた端末で読むことに適しています。また、文字だけを拡大することや、文字列のハイライト、検索、辞書の参照、引用などの機能が使用できません。 よくある子どもの困った場面を例にとり、つい言ってしまいがちな言葉と、その言葉がどうしてダメなのかを説明し、どう言えばいいのか、どうしてその言葉で子どもは動くのかを解説。日々の保育に役立つ1冊。 -
龍之介始末剣
八丁堀組屋敷近くで例繰方同心が斬殺された。二年前、義憤ゆえに幕臣を襲ったため北町奉行所同心を解任され、今は裏店に〈萬揉事【よろずもめごと】相談所〉の看板をかかげる相楽龍之介は、元上役の定町廻り同心・坂本伊三郎に助けを頼まれ、下手人探索に立ち上がった。南茅場町の湯屋、弾正橋たもとと連続する同心殺し。必死の探索を続ける龍之介だったが、調べの末に浮かび上がったのは、黒薊【くろあざみ】の六蔵と名乗る元武士の一味だった。かつて、無実にもかかわらず弟と朋友を当番方与力に殺された六蔵は、町方への復讐の鬼と化していたのだ。事件の背景を知った龍之介は一味を次第に追い詰め、ついに二人は思川の畔で対峙する。吹き荒れる斬戟の嵐の決着やいかに!? -
無菌病棟より愛をこめて
2010年6月、急性白血病の告知。愛してくれる人がいるから、なるべく死なないように頑張ろう――。仕事の予定も、妻・母としての役割も、すべてを放り出しての突然の入院、抗癌剤治療の開始。辛い闘病生活のなかで家族と友人の絆に支えられ、ユーモアを忘れずに人気ミステリ作家が綴る、たくさんの愛と勇気、温かな涙と笑いに満ちた闘病記。 -
名古屋今昔散歩
「尾張名古屋は城でもつ」と唄われた名古屋城、百貨店や銀行が立ち並ぶ戦前の広小路通、名古屋城のお堀を走る瀬戸線の姿を、明治・大正・昭和初期の絵はがきや古写真を通して楽しむ一冊! 名古屋市のみならず、尾張の清洲や犬山、知多半島、三河の岡崎、蒲郡、豊橋や古戦場も多数紹介。 -
マエストロの恋人
若き指揮者・神崎は、楽員との不和から演奏をボイコットされてしまう。オケでの進退も定まらぬ中、理事長の紹介で音楽指導のため地方の田舎町へ出向く神崎。そこで出会った朗らかなヴァイオリニスト・天美には、食えない裏の顔があった--。 -
リターンマッチ
定時制高校の教壇に立って二十数年、子供たちの変化に脇浜義明は戸惑っていた。かつては「成績は悪いがケンカは強い」のが自慢の、ゴンタクレどもが集まってきたのに、いつからか「成績は悪くケンカも弱い」ひ弱な子らばかりになってしまった。成績で、生活環境で、いままでの人生を「負け続け」てきた彼らに、ひとつでもいい「勝つ」体験を知ってもらおうと、脇浜はボクシング部を創設する。それは彼自身の敗者復活戦でもあった。第26回大宅ノンフィクション賞受賞作。 -
裁判長! ここは懲役4年でどうすか
ワイドショーも小説もぶっ飛ぶほど、リアルで面白いのがナマの裁判だ。しかもタダで誰でも傍聴できる、殺人、DV、詐欺、強姦事件……。突っ込みどころ満載の被告の弁明や、なんとも噛み合わない被告と弁護士、傍聴席に鈴なりの女子高生にハッスルする裁判官、有名漫画家の男気ある証人ぶり、ヒトゴトじゃないと思う切実な事件。「こいつ、絶対やってるよ!」なんて心の中で叫びつつ、楽しく通った傑作裁判傍聴記。自筆のイラスト満載(法廷内は写真撮影不可のため)。 -
ぼくが生きてる、ふたつの世界
ろうの両親の元に生まれた「ぼく」。小さな港町で家族に愛され健やかに育つが、やがて自分が世間からは「障害者の子」と見られていることに気づく。聴こえる世界と聴こえない世界。どちらからも離れて、誰も知らない場所でふつうに生きたい。逃げるように向かった東京で「ぼく」が知った、本当の幸せと は。親子の愛と葛藤を描いた感動の実話。 -
人生を変える読書
本書では、1冊の本と出会うことで、気力・勇気・知恵を得て、 自分を肯定できる、あるいは再発見できる書を、 また精神のあり方や生き方に変化が起こるような、 刺激を与えてくれる書を選んでみました。 また、私自身があれだけ本を読みながら、なぜ愚かなことをしたのか、 その変わらなかった部分や倫理を超えてしまった原因はどこにあるのか、 加えて本を読むことで変わった面と変わらなかった面についても考察してみたのです。 人はいくらでも変わり得るのです。本人さえ諦めていなければ。 それまでの己の精神に新たな風をはらんで、 違う世界を覗くことも不可能ではありません。 本書はそんな本との出会いをしてほしいという、 期待と確信を込めた1冊になりました。 (「まえがき」より抜粋) 無期懲役囚として、 刑期10年以上の者が収容される「LB級刑務所」に服役している著者の読書記録。 獄中で数万冊を読破する「本の虫」の著者が、 読書を通じてたどりついた答えは、 「本で人は変われる」ということ。 本書では、生きるために必要な概念や知識が得られる本を、 意欲や情熱が呼び覚まされる本を紹介。 ビジネスや人間関係を好転させる読書とは、 人生を豊かにする読書とは何か。 全編を通じて、私たちに「どう生きるか」を訴える。 忘れてしまった感動や失いつつある情熱を取り戻し、 自らの可能性を見出すための本を、42冊紹介。 自分だけの珠玉の1冊を、ぜひ本書から見つけてください。 -
奇跡のリンゴ 「絶対不可能」を覆した農家 木村秋則の記録
話題をさらったベストセラーノンフィクション。 絶対に不可能といわれてきたリンゴの無農薬栽培を成し遂げ、ニュートンよりライト兄弟より偉大な発見をした男の感動ノンフィクション。長年の極貧生活と孤立を乗り越えて辿り着いた答えとは? 全てのビジネスマンに読んでほしい名作。 -
能力を磨く AI時代に活躍する人材「3つの能力」
「知的職業」の半分が失業する時代。その危機をいち早く感じ取り、備えることのできる人だけが、生き残る。本書は、来たるAI時代に活躍する人材となるために必要な「能力」とは何であり、その「能力」をどのようにして磨けばよいかを語ったもの。これからのAI時代には、学歴社会で重視された「知識修得力」や「論理思考力」といった能力の価値は急速に陳腐化していく。その代わり、「職業的能力」「対人的能力」「組織的能力」という3つの能力が、AIに代替されない人間だけが発揮しうる高度な能力として、大きな価値を持つようになる。では、この「3つの能力」をどのように身につけ、磨いていくべきか。本書では、これらの能力を支える「6つの力」を明らかにし、その力を高めていく方法を、具体的に述べる。「AI失業」という言葉に漠然とした不安を抱く、すべてのビジネスパーソンに読んでほしい1冊。 ●「AI革命」の嵐は、想像を超えた失業を生み出す ●なぜ、高学歴者に「活躍する人材」が少なくなったのか ●自分の中の「知識」と「智恵」を明確に区別しているか ●AIが苦手な「言葉を使わないコミュニケーション」 ●人間だけにしかできない「究極のマネジメント」とは 他 「いま、世の中を見渡すと、多くの書籍や雑誌が『AI失業』について語っている。AIの導入と普及によって、どのような職業がAIに置き換わっていくか、どのような職業の人間が失業することになるかを述べている。しかし、それらの書籍や雑誌は、これからAIによって、どのような職業が淘汰されるかについては、様々な形で語っているが、では、これからのAI時代において、『淘汰されない人材』となり、さらには『活躍する人材』となるためには、どのような能力を、どのようにして磨いていくべきかについては、あまり語っていない。そこで、本書においては、これから、そのことを語ろう」(本書「序話」より) 新時代のプロフェッショナル論として大きな話題を呼んだ書籍、待望の文庫化! -
「戦う組織」の作り方 リーダーの覚悟が、人と会社をここまで強くする!
近年、「ほめて伸ばす」などという風潮の元、部下を叱れない上司が増えているという。しかし、ワタミは違う。厳しい実力主義を貫き、激しい叱責や、場合によっては降格処分も珍しくはない。だが、職場には活気が溢れ、業績も絶好調を続けているのだ。そして、そんな好業績の中、著者はあえて社長の座を退き会長に就任する。渡邉美樹はなぜ、全盛期に自ら社長の座を退くのか? そこに込められた、組織作りのポリシーとは何なのか? そんなテーマを軸に、渡邉氏の組織、リーダーのあるべき姿に対する思いをすべて吐露してもらったのが本書だ。経営者としてどう組織を創り上げていくのかというグランドデザインから、リーダーを目指す人に求められる能力、そして部下一人ひとりとの具体的な接し方まで、組織の創り方、動かし方を余すところなく語っていく。あなたの組織を「厳しくも活気溢れる」チームにするための秘訣がここに! -
子どもの脳が危ない
不登校の増加、学級崩壊、学校内暴力の再燃、特異な少年非行――今、子どもたちの性格やふるまいが大きく変わってきたのではないか? とすればその原因は何なのか? 著者はこれまでに手がけてきた重大殺人犯の精神鑑定の結果、その多くに、胎児期・乳児期の脳の形成期に生じたと思われる脳の異常を発見した。さらに、その少なからぬケースで、流産予防などの目的で、大量の合成ホルモンが摂取されていた。このことから著者は、最近問題になっている環境ホルモンが、特に胎児・幼児の脳の形成に深刻な影響を与え、それが子どもたちが「キレる」原因の一つとなっているのではないかということを、多くの最新研究を踏まえて考察する。加えて著者は、子どもたちがアニメなどを通して浴びる大量の情報シャワーに対しても脳の働き方への影響という観点から、警告を発している。因果関係が100%証明されてから手立てを講じるのでは遅すぎる。衝撃の報告。 -
パオちゃんの1・2・3
※この商品はタブレットなど大きいディスプレイを備えた端末で読むことに適しています。また、文字だけを拡大することや、文字列のハイライト、検索、辞書の参照、引用などの機能が使用できません。 パオちゃんがひいおばあちゃんの100歳のパーティに行くまでの絵の中に、1から100までの数字がひそんでいます。パオちゃんと楽しくおぼえる勉強絵本の第2弾。 -
やわらかく、考える。
大人気シリーズ第2弾! 本書は、ベストセラーとなった箴言集『こうやって、考える。』の姉妹本です。知の巨人がこれまでに執筆した膨大な著作の中から、「柔軟な視点を養うためのヒント」を150に厳選しました。ガチガチになった頭を解きほぐし、ひらめきとアイデアが溢れ出す1冊! (主な項目)●忙しくても、昼寝をする ●ゆっくり急ぐ ●頭の中のよぶんなものを捨てる ●雑談は発見のタネ ●不幸なときは読書のチャンス ●あてもない旅をする etc. 「本書は、これまでの著作の中から「柔軟にものごとを見るヒント」となるような箇所を抜粋して、一冊の本にまとめたものである。日ごろしていることをほんのすこし変えるだけで、ずいぶん変わってくる。新しいことのように見えても、その実、昔から言われてきた知恵と同じだったりする。こういうヒントが、読者のみなさんに、いくらかでも参考になれば幸いである」(本書「はじめに」より抜粋) -
地名の博物史
地名は、わたしたちの祖先が生み出し、育て、数百年、千数百年にわたって守りつづけてきた貴重な「文化財」である。本書では地名の表記用字に着目し、漢字表記に使われる事物を用いて地名を分類・解説するというユニークな試みを行う。「獣」「身体」「位置」「数」の用字を読み解くなかから、それぞれの地域の豊かな歴史が見えてくる一冊である。 -
仕事に効く! 「孫子の兵法」
疫禍に加え、国際情勢が激動するなど、私たちはこれまでにないほど、不安な時代に生きている。そうした中で、『孫子』は、以前にもまして意義深いものともいえよう。今から2500年ほど前の「春秋時代」に書かれたこの古典は、世界最古の「兵法書」として有名だ。著したのは、呉の国で将軍(軍事部門トップ)として仕えた孫武。勝つために、いかに状況を冷静に見極めて戦略的思考を巡らすかをまとめたもので、孫武は極力少ないリスクで高いリターンを狙うことを理想とし、そのための手段を選ばなかった。本書は、『孫子』に記された特徴的な言葉を取り上げつつ、実際のビジネスの場に置き換えて読み解いている。「戦わずして勝つ」「風林火山」「防御こそ最大の攻撃になる」「部下には今の状況を尋ねよ」「仕事に『ハーフタイム』を設けよう」など、負けない戦略で勝ちグセをつけるための項目が並ぶ。 -
年金の教室 負担を分配する時代へ
「改正」の名のもとに繰り返される給付カットと保険料引き上げ。「これまでのようには年金をもらえないのではないか」「いま保険料を払っても無駄になるのではないか」等、高齢者から若者まで、公的年金に対する不信は募る一方である。しかしそのような不信・不安感の根拠になっている、いわゆる「年金危機説」は多くの誤解に基づいている、というのが、年金学の第一人者である著者の主張である。著者によれば、基礎年金における保険料の徴収ベースを現行の所得から消費支出ベースに切り替える、すなわち年金目的消費税の導入により、給付水準引き下げも、保険料引き上げも不要であり、現在も、将来も、公的年金によって老後の生活設計は確保できる、という。本書では、「積立方式への切り替えや民営化はどこまで有効か」「第三号被保険者問題いわゆる専業主婦優遇批判をどう考えるか」などの争点を整理し、年金問題の全体像を明らかにする。99年改正に準拠した決定版。 -
歴史をいかに学ぶか ブルクハルトを現代に読む
「ナチズムの出現」「不安定な時代を招く大衆の登場」「アメリカ流ビジネス文明の蔓延」など21世紀の問題を予見していた19世紀の歴史家・ブルクハルト。世紀の変わり目に来て、歴史を見直す傾向のなか、バーゼルの異端的歴史家に何を学ぶか? 本書では、進歩史観の生き詰まりにいたる「歴史観の歴史」の概要をつかみ、「歴史の危機とは何か。その克服法はあるか?」という問いを、ブルクハルトとその歴史観の紹介を通して明らかにしていく。近代進歩史観信奉を経て、マルクス流だけでなく自由主義的進歩史観も凋落していった。進歩史観の限界に直面した現代にこそ、「歴史は人間精神の連続体」「人生の教師である」と捉え、「歴史の営みはおぼろげな謎」「未来は知りえないから未来である」という深い懐疑の精神に貫かれた歴史観が、危機の時代を乗りきる指針として価値をもつ。決着に何十年を要する今回の危機に臨んで、21世紀を生きぬく智恵を示す。 -
こうやって、考える。
本書は、東大生のバイブルとして名高い『思考の整理学』の著者が、これまでの著作郡の中から発想力を鍛えるためのヒントを150に厳選して紹介します。専門の英文学のみならず、思考、日本語論など、さまざまな分野で創造的な仕事を続けてきたことから「知の巨人」とも称される著者。「無意識を使いこなす」「着想を古典化する」「思考に休符を挟む」「『まどろみ』の中で考える」「比喩で思考を節約する」など、誰でもすぐに取り入れることができる方法が満載です。発想力と思考力が同時に磨かれる1冊! 「校正などしている間に、おもしろいことに気付いた。引用された短文が、もとの本文の中にあったときとは違った、新しいニュアンスをともなっているのである。引用されることで、味わいが濃縮されるのかもしれない。本書の短いことばたちが、少しでも読者の役に立てば幸いである」(本書「はじめに」より抜粋) -
企業遺伝子 「最強の経営」をいかに実現するか
環境が変化しても勝ち続け、生き残る企業はどこが違うのか? 本書では、企業文化・倫理を構成し、企業の命運を握る情報単位――企業遺伝子のマネジメントに迫る。いかにすれば、理念と経営戦略を統合し、現場活動に浸透させることができるか。また、現場の問題意識を全社で共有できるのか。トヨタの「緊張!」・ホンダの「夢!」・GEの「恒常的革新」という遺伝子はどのように育ち、何をもたらしているのか。一方、大企業病を引き起こす遺伝子はどのようにして増大していくのか。そしてベンチャースピリッツを持った遺伝子はどのような環境で発現するのか。具体的なケースから企業遺伝子の性質と構造を浮き彫りにする。リ・ドメイン&リ・モデル、戦略マップの活用、コーポレート・ウェイの確立、コンピテンシーの分析、コンセプト思考、ナレッジマネジメントの効果的運用など、企業内の情報を価値に結実し、体質を変革する「最強の経営」の実践法を伝授する。 -
勝者の思考法
スポーツは公正にして公平な監視下での争い。勝ちと負けしかないその世界で、常に勝ち続ける者たちがいる。では勝者と敗者の境界線は、どこでどのように引かれるのか? 「勝っているときこそ選手を代える」「教えないことこそ指導」など、逆説的な言葉にこそ勝者の真理はある。逆に敗者が口にする言葉とは、「時期尚早」「前例がない」「あいつはおれが育てた」……。著者は言う。こうした思考の違いは、Jリーグ理念に基づくサッカー日本代表の成長と、それと対照的なプロ野球の人気衰退にも関係している、と。本書では、野茂、イチロー、長谷川滋利やトルシエ、森祇晶、三原脩など一流の選手・指導者と日本シリーズON対決などの名勝負の分析を通して、強い組織と強い個人の作り方を提示する。著者はNHK「サンデースポーツ」他で、人気上昇中のスポーツジャーナリスト。本書はその著者初の書き下ろしである。スポーツの名将・名選手に学ぶ「勝つ!」思考。 -
クロワッサン特別編集 体のツボの大地図帖
※この商品はタブレットなど大きいディスプレイを備えた端末で読むことに適しています。また、文字だけを拡大することや、文字列のハイライト、検索、辞書の参照、引用などの機能が使用できません。 ※電子版では、紙の雑誌と内容が一部異なる場合や、掲載されないページや特別付録が含まれない場合がございます。 ※本ムックはカラーページを含みます。お使いの端末によっては、一部読みづらい場合がございます。 その不調は心の疲れのサインかも、ツボ押しで体も気持ちも楽になる。 重要なツボが集まる背中を、ひとりで効果的に刺激する方法。 そもそもツボとは何ですか? なぜ効果があるのですか? 痛み、美容、不調などに効果あり 体のツボ、全身の地図帖。 あらゆる不調に効く、覚えておきた20のツボ。 覚えておきたい20のツボの探し方、押し方。 20のツボと併用で不調を解消する探し方、押し方。 うまく使い分けて効果を実感、3つのツボの刺激法 【痛み・こり】腰痛、膝の痛み、肩こり、五十肩、寝違え、頭痛、こむら返り、歯の痛み、胃の痛み 【更年期に多い不調】冷えのぼせ、冷え性、ほてり、ホットフラッシュ、PMS、月経痛 効果を引き出す知っておきたいツボのミニ知識 【疲れやすい】精神的な疲労、消化器が弱い人の疲労感、ふだんの疲れ対策、下半身が冷えたりする人の疲労感 【かぜ】ひき始め、鼻づまり、咳、喉の痛み 【食欲がない】胃の不快感、食欲不振、食べすぎ・胃のもたれ 【不安・あせり・不眠】不安、イライラ感、睡眠異常 【便秘・下痢】便秘、下痢、便秘と下痢を繰り返す 【尿の悩み】なかなかでない・残尿感がある、頻尿・膀胱炎、尿量減少 【肌荒れ・くすみ】吹き出物、くすみ、肌荒れ、抜け毛、むくみ 【不快感】天気痛、疲れ目、ムズムズ脚症候群 手足の指先を押すうちに、自律神経が整います。 -
犬の日本史 人間とともに歩んだ一万年の物語
洋の東西を問わず、人間にとって最も身近な存在であった犬。犬が唯一の家畜であった縄文時代から、犬狩で追放された平安時代、「犬合わせ」すなわち闘犬が盛んであった鎌倉時代、犬追物がブームになった室町時代、南蛮犬が珍重された戦国時代、「犬公方」まで登場した江戸時代、軍用犬が初めて本格的に組織された近代まで、人間と歩んだ一万年の物語を時代に沿って明らかにしていく。さらに、「犬を食う人、人を食う犬」「海外からやってきた犬」「霊力・呪力・超能力をもつ犬」「犬の先祖は肉食獣」など、日本史上の犬にまつわるユニークなエピソードを多数掘り起こす。また、犬と人の共通の敵・狂犬病の歴史や、立耳・巻尾の理想的な日本在来犬の保存をめぐる話など、犬好きにとってこれだけは知っておきたい情報も満載。犬との関係は日本人の自然観をも映し出すという視点から、上っ面のペットブームに終始しない、日本における犬と人間社会との交流を丹念に描き出す一冊。 -
日本の雇用をどう守るか 日本型職能システムの行方
年俸制や業績給、専門職制や契約雇用制等の導入により、日本型雇用システムは「市場指向型」「流動型」へと本当に変化していくのか。著者は、アメリカ、ドイツのモデルとの比較を通して、日本独自の能力主義である職能システムを核とする日本型システムは、情報・金融産業が経済の主導権を握る現在においても、その優位性を失っていないことを論証する。本書の構成は以下の通り。 〈主な内容〉●序章「『雇用危機』の正体」 ●第1章「雇用システムの構造と機能」 ●第2章「『市場型』システムとは何か」 ●第3章「日本型能力主義──職能資格制度」 ●第4章「日本型システムの高パフォーマンス」 ●第5章「機能低下はなぜ起こったのか」 ●第6章「内部労働市場と職業別労働市場」 ●第7章「日本の雇用はどこへ向かうのか」 戦後最悪の失業率という危機的状況の背後にひそむ問題の本質を見抜き、雇用を守るために真に必要な「漸進的」改革と選択を問う。 -
比べず、とらわれず、生きる
禅の世界においては、「過去」も「未来」も存在しません。あるのは「今」という一瞬だけです。過ぎ去った過去に心をあそばせることなく、未だ来てもいない未来に心を奪われることなく、ただ「今」という一瞬を丁寧に生きる、それが「命を大事にする」ということです。心がざわざわして落ち着かない。そう感じて過ごしているなら、生活の中に、禅の考え方を取り入れてみてください。「日日是好日」「一期一会」……本書で紹介する考え方や暮らし方、振る舞い方といった毎日の習慣を実践することで、心が静まってくるのを感じられるはずです。『幸せは、なるものではなく、感じるもの』を改題。 -
通貨の興亡 ドル時代の終焉
19世紀後半以降、世界史上で初めて成立した通貨体制は、ポンドを決済通貨とする金本位制であった。しかし第一次世界大戦後、ポンドはドルとの熾烈な為替戦争に敗れ、その座を譲る。そして、第二次世界大戦後のIMF体制の成立と共に、ドルは世界経済を支える基軸通貨となる。1971年のニクソン・ショックをもって、パックス・アメリカーナの時代は実質的に終わる。しかし拡大至上主義にとらわれたアメリカはその後もドルを撒き散らし、国内の貯蓄率はますます低下、対外債務は拡大の一途をたどる。ドルの暴落により世界大恐慌に陥るという悪夢は、もはやいつ起こってもおかしくないと著者は論ずる。本書では、大胆にして鋭い予測で定評のある著者が、通貨興亡100年の歴史を克明に分析。ユーロとドルの可能性、そして世界経済の新たな枠組みを展望する。 -
社会起業家 「よい社会」をつくる人たち
「社会起業家」とは、「医療、福祉、教育、環境、文化などの社会サービスを事業として行う人たち」である。社会的使命をもった事業を起業したり、既存の組織に属しながら行き詰まった社会的事業を活性化したり、また、非営利組織をプロとして運営するなど、その活動スタイルは様々である。このような人たちの存在は、90年代後半にまずイギリスで紹介された。マクロ公共政策と手厚い社会保障を柱とする従来型福祉国家に替わって、自立型福祉システムを構築し、社会を活性化する存在として注目されたのである。いま日本でも、単なるボランティアや経済的利益だけを追求する起業家とは違う「社会起業家」が現れはじめた。荒廃したコミュニティの再生、高齢者介護の新サービスなど、自らの事業に対する使命感、卓抜した創造力、そして強力なリーダーシップを発揮して「よい社会」を目指す彼らの活動を通して、21世紀を担う新しい生き方・働き方を提案する。 -
堺─海の都市文明
かつて「東洋のベニス」と呼ばれ、中世世界随一の栄華を誇った国際貿易都市・堺。日明貿易や南蛮貿易の交易拠点となることで、アジア世界とヨーロッパ世界を遭遇させ、新たな世界史をつくり出した。千利休をはじめとする「茶の湯」文化を生み出すなど高度な文化を持った自治都市・堺。この「黄金の都」はいったいどのような都市だったのか? なぜ突然歴史の表舞台から消えたのか? 堺商人たちの莫大な富はいかにして失われたのか? 本書は、経済的な繁栄を失い、文化活動も停滞し、最先端の技術を持ちながら衰退の道を辿った堺の「黄金の日々」とその後の運命を描き出す。 【目次より】●アジア海域の時代と日本 ●どのようにして巨万の富を築いたか ●金持ち都市の富のゆくえ ●成熟都市・堺の衰退 ●近代に何が受けつがれたか アジアとヨーロッパの接点として栄えた中世の「黄金の都」堺。その盛衰にわれわれは何を学ぶかを考える一冊である。 -
心の不思議を解き明かす ユング心理学入門Ⅲ
神経症や分裂病のような心の病はどうして起きるのか。又、人はなぜナチスのような恐ろしい思想の虜になるのか。さらに、錬金術の本に描かれた不思議な絵は何を意味しているのか。本書は不思議な心の現象について、ユング心理学の眼を通して解明する。「心的エネルギー論」では、精神病とは心的エネルギーが無意識の中へおいやられ、空回りしている状態だという。すなわち治療とは、心的エネルギーの自然な流れを戻すことである。又、分裂病というのは元型的イメージが強く、自我が乗っ取られてしまった状態であるという。それらの分析は、ユング自身が分裂病的体験と闘う中で発見した独自の理論である。さらにユングはナチスのような妄想に人々が熱狂するのは、人間が持つ元型的イメージのなせる業であるという。それらの深い洞察は、精神的な病理を抱える現代人の魂に、希望と救いをもたらしてゆく。どの解説書よりもわかりやすいと好評のシリーズ完結編である。 -
無意識への扉をひらく ユング心理学入門I
「無意識」「コンプレックス」「元型」「夢分析」……。目には見えない「心」の領域に新たな学問の地平を切り開いたユング。しかし、その複雑多彩な思想を言葉の定義だけで理解することは難しい。例えば、「影とは自我によって否定された部分である」とか、「アニマとは男性の心の女性的部分だ」というような従来の解説だけでは本当に分かったことにはならないだろう。本書では、「心・魂・精神の違いは?」「自我とはどれくらい意識的か?」「夢とシンボルの関係は?」など、様々な概念の関わりや、ユングの父母体験から、フロイトとの訣別といった、ユング心理学が生まれる背景までを、易しく解きほぐしている。さらに著者は、ユング派が陥りやすい過ちとして、例えば、鳩の夢は平和の象徴である、といったようなステロタイプの論を否定している。独自の理論と体験談を交えた入門書の決定版である。中学生、高校生からでも読める三巻シリーズの第一弾である。 -
中国・台湾・香港
大中華主義を標榜し、「一つの中国」を譲らない中華人民共和国。李登輝総統の指揮下、民主化と驚異的な経済発展を遂げ、「二つの中国」を求める中華民国台湾。その間に位置し、変換後、繁栄から急速に衰退に向かう香港。グローバル化が進むなかにあって、今なお共産党一党独裁体制に固執する中国に崩壊の予兆が見え始めた。「二つの中国」は21世紀のアジアに新たな関係を築くことができるのか? 中国研究の第一人者が、建国五十年の「新しい国」の軌跡を検証し、リアルな視点で「二つの中国」の現実と未来を展望する。 【目次より】●「三つの中国」から「二つの中国」へ ●中国が当面する課題 ●人民中国の半世紀 ●香港の終焉 ●台湾の発展 ●アジアのなかの中国 ●世界のなかの中国 ●日本にとっての中国 ●「多元的中国」への展望 「台湾の主張」は受け入れられるのか? 「多元化」と「中華統一」の対決続く「二つの中国」の行方を明らかにする。 -
体にあらわれる心の病気 「原因不明の身体症状」との付き合い方
検査では異常が見つからない「痛み」「だるさ」「耳鳴り」など。これらの症状に悩む人々は内科、整形外科と各科をたらい回しにされたり、また、自らドクターショッピングを繰り返すことが多い。その結果、周囲の人との関係も悪化し、それによりますます症状がひどくなるという悪循環に陥りがちである。これらの病状は「身体表現性障害」として捉えることで、効果的な治療を行うことができるとして、著者はこれまで数多くの臨床に携わってきた。本書ではまず、「自律神経失調症」「心身症」など、これらの症状につけられることの多い病名を分類・評価した上で、日本ではまだ耳慣れない病名である「身体表現性障害」について解説していく。治療において目指すことは、「症状をなくすこと」ではなく、「症状に振り回されない生活を取り戻すこと」であると著者はいう。実際に苦しんでいる人の役に立つだけでなく、体と心のメカニズムを理解する上でも興味深い一冊。 -
宗教の力 日本人の心はどこへ行くのか
落日の光景に浄土往生のイメージを重ね、路傍の石仏や小さな神を愛で、日本人は、古来より豊かな宗教心を育んできた。しかし、世俗化とニヒリズムに覆われた現代の社会で、もはや宗教の言葉は、人々の心に届かなくなっている。この大いなる空虚の時代を、我々はいかによく生き、よく死ぬか。本書は、無常観・霊魂信仰の問題から、臓器移植・宇宙時代の死生観といった問題まで、山折宗教学・日本学のエッセンスを、叙情豊かに語った講演集である。本書の目次は以下の通り。 ●第1部 〈日本人の心の原型〉宗教心を失った日本人/なぜキリスト教は日本に根づかなかったのか/「たたり」に見る日本人の霊魂信仰 ●第2部 〈自然への信仰〉中世日本人は自然をどう見たか/「小さき仏」への愛情/芭蕉が見た落日/宇宙に開かれる神秘体験 ●第3部 〈生と死を問う〉宇宙時代の死生観/移りゆく時代の宗教の力/あらためて問われる「生老病死」 -
アメリカ・ユダヤ人の政治力
アメリカ経済に未曾有の繁栄をもたらしたクリントンは、「アメリカ史上、最もユダヤ人贔屓の大統領」と称されている。また、次期大統領候補である民主党のゴアも、副大統領候補として初めてユダヤ人を指名した。アメリカ・ユダヤ人は、アメリカの政治に対して、過去、どのような影響力を及ぼしてきたのだろうか? 著者は、「闇の勢力として政治を操り、国家を支配するユダヤ人」という言説は、ユダヤ人迫害を正当化するための、つくられたイメージにすぎない。しかし、彼らはとりわけ民主党政権に対し、その政策決定過程において重要な役割を行使してきたと指摘する。ユダヤ人は類いまれなる「政治の民」となることによって、アメリカ社会で生き延びることができたのである。本書では、政治家育成システム、集票・集金活動、ユダヤ人団体によるロビー活動、メディアとの関わりなどの多角的な視点から、その政治力の実像を検証する。 -
アメリカ・ユダヤ人の経済力
ユダヤ人はなぜアメリカでビジネスに成功したのか? 彼らはアメリカ経済にどれほどの影響力を持っているのか? 遅れてきた移民として憎悪されたユダヤ人。彼ら自身が自らの経済的成功の存在を否定したため、その実態は今まで知られてこなかった。本書は、彼らの底知れぬ経済力を金融、流通、マスコミ、不動産、建設などの多岐にわたる客観的な調査から明らかにする。 【目次より】●金融支配の神話――大恐慌の時代 ●「経済の暗黒大陸」に固めた地歩――百貨店・新聞・広告業 ●主要産業となった映画産業――東欧系ユダヤ人の出現 ●今日のユダヤ人大富豪――その財力と実像 ●不動産投資こそ富の源泉――ユダヤ移民の天職 ●あらたな事業で富を築く――マスコミ・小売業 ●今日のユダヤ系投資銀行――受け継がれるユダヤ人脈 ●ウォール街のユダヤ人――金融ビジネスの創造者たち。巷間囁かれている〈陰謀説〉を排し、ユダヤ人とその経済力の実像を丹念に描き出す。 -
内務省
明治六年(1873)初代内務卿大久保利通のもとに創設されて以来、敗戦後の昭和二十二年(1947)十二月アメリカ占領軍によって解体されるまで、大蔵省と並び立って霞ケ関に君臨した名門官庁・内務省の実像。当時「政策は大蔵省、政府は内務省」といわれて絶大な権力を誇った内務省は、現在の総務省、国土交通省、厚生労働省、警察庁をあわせた巨大な権限をもちながら、きわめて簡素な行政機構と効率的な地方行政を実現していた。「国の国たるゆえんのもと」として明治国家に不可欠の行政機構だった内務省が、なぜ占領によって解体されたのか。その実力ゆえに今日も評価の揺れる「怪物官庁」の実態を、行政機構研究の第一人者が冷静な分析によって明らかにする。序章・内務省の亡霊、第一章・内務省解体、第二章・大久保利通以来の名門、第三章・府県知事というもの、第四章・警察、第五章・社会行政など、終章・ふたたび、内務省とは何だったか。 -
ジブリアニメで哲学する
こんな見方もあったのか! 人気哲学者が教える、新しい「アニメの楽しみ方」。ジブリアニメには、映画を観た人たちに、「あれは何を意味していたのだろう?」と深く考えさせる不思議な魅力がある。それは宮崎駿監督が、人間にとって重要なテーマを描いているからにほかならない。本書では、そんな宮崎駿監督の10作品中に出てくる「風」「森」「城」「海」などの主要なモチーフを哲学し、作品に隠されたメッセージに迫りつつ、私達の生きる現実世界の本質を解き明かしていく。思考の楽しみに気づかせてくれるとともに、思わずジブリアニメを観返したくなる1冊。 【目次より】●「飛行石」とはなんだったのか? (『風の谷のナウシカ』) ●トトロに会えるのはどんな人? (『となりのトトロ』) ●アシタカが腕に呪いをかけられた理由(『もののけ姫』) ●なぜ千尋は神隠しにあったのか? (『千と千尋の神隠し』) ●なぜ津波が美しく描かれているのか? (『崖の上のポニョ』) -
説得の法則
力ずくでも、情でもない。情報の威力で武装した〈最強の説得〉とは!? 無理強い、詭弁では人を動かせない。説得の成否を分かつのは、押しの強さでも情でもなく、「情報」の使い方である。相手の翻意をうながす決定的な情報とは何か? 困難な状況を乗り切り、一つの目的を貫徹させる交渉術とは? 欧米との丁丁発止、歴史に残る究極の説得など、数々の具体例から説得の「法則」が明らかになる。本書の構成は、●序章 「実践的説得の技術」 ●第1章 「説得とは何か」 ●第2章 「科学的説得の技術」 ●第3章 「説得の達人たち」 ●第4章 「説得の現場」 ●第5章 「デジタル時代の説得術」である。著者が実際に、技術分野の日米交渉でかけひきをした経験のほか、松下幸之助の巧みな説得術や南極研究家・西堀栄三郎の破天荒な体当たり説得術など、説得の成功例を豊富に取り上げる。データと情報の威力を知り尽くした著者が解き明かす、成功する説得の〈実践法〉。 -
子どもが育つ魔法の言葉
世界37カ国で愛読され、日本でも累計270万部を超えるベストセラーとなった子育てバイブルが電子書籍で待望の登場! 子育てでもっとも大切なことは何か、どんな親になればいいのかというヒントがこの本にあります。親は、子どもにとって、人生で最初に出会う、最も影響力のある「手本」なのです。子どもは、毎日の生活の中で、よいことも悪いことも、親から吸収していきます。本書は、よい子を育てるために親が知っておかなければならない知恵が、誰もが共感できるシンプルな言葉で綴られています。「けなされて育つと、子どもは、人をけなすようになる」「見つめてあげれば、子どもは、頑張り屋になる」「認めてあげれば、子どもは、自分が好きになる」「和気あいあいとした家庭で育てば、子どもは、この世の中はいいところだと思えるようになる」など、子育ての不安を解消する魔法の言葉がいっぱいです。自信を持って子どもに向き合えるようになるに違いありません。 -
池上彰の新聞ウラ読み、ナナメ読み
朝日新聞の人気辛口コラム「池上彰の新聞ななめ読み」を特別編集! 新聞はどんなときに過ちを犯すのか。政府や政治家の権力を監視しているのか。難解な話題をどのようにやさしく伝えているのか。各紙の報道はなぜ異なるのか……。新聞の読み方を変えれば、世の中の見方も変わる――。新聞のウラのウラまで知り尽くした著者が、ネットの時代だからこそ身に付けておきたい「新聞の読み方」を事例を挙げて紹介。『池上彰の新聞活用術』から抜粋し、新規原稿を加えて文庫化。【目次より】●第一章 新聞が過ちを犯すとき ●第二章 新聞は権力を監視しているか? ●第三章 難しい話をやさしく伝えているか? ●第四章 新聞記者の仕事に注目! ●第五章 新聞にしかできない報道がある ●第六章 鋭い分析と検証で真相に迫る ●第七章 新聞の使命を問う ●第八章 新聞が伝えない理由 ●第九章 新聞はどれも同じじゃない……いまも私は新聞の読み比べを続けています。読み比べることで、一紙だけを読んでいてはわからないことへの理解も深まります。(中略)「新聞はこう読むと面白い」「報道の背景には、こんな事態が存在している」「読ませる文章とはどういうものか」等々の観点から文章を書いています。読者のあなたに多角的な新聞の読み方を知っていただき、世の中の理解に少しでもつなげていただけたら、こんな嬉しいことはありません。――「はじめに」より -
日本人だけが知らない「本当の世界史」
日本は世界に誇るべき「近代文明」を有しているのに、なぜ永遠に“敗戦国”のままなのか? ――それは、国際政治の掟(ルール)を形づくる「本当の世界史」を知らなさすぎるからだ。本書は新進気鋭の憲政史家が、古代ヨーロッパから十字軍、ウェストファリア体制、反近代の衝動、第一次・第二次世界大戦の「総力戦」の真相をひもときつつ、日本人に「世界史観」を根本から改める覚悟を迫った一冊。「戦争はなくせないとの思想が『文明』をもたらした」「ヨーロッパ公法にすぎない国際法の実態」「アメリカは国際法を理解できない」「聖戦論に回帰した第一次世界大戦」「終戦記念日はアメリカの総力戦開始の日」――“歴史の本質”が武器であり、支配の道具である事実を説いた、学校では絶対に教えられない「世界史」講義。日本はなぜ、敗戦国の立場を自ら強化し続けるのか? 正しい歴史認識こそ最大の武器である! 『歴史問題は解決しない』を改題。
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