無料マンガ・ラノベなど、豊富なラインナップで100万冊以上配信中!
Posted by ブクログ 2019年06月05日
史料に基づいて歴史を考察する、その「歴史感覚」を伝授する本。
第1章 有名時代劇のもと史料・・・宮本武蔵、忠臣蔵の真実とは。
第2章 歴史家は何をどう読む?・・・東京大学史料編纂所の歩みと
史料に関する仕事。編纂とは?史料の読み方。
第3章 新しい史料を発掘する・・・全国各地に残る史...続きを読む
Posted by ブクログ 2019年06月05日
日本史の資料は様々ある中で、一級・二級・三級…とそれぞれカテゴリー分けで分別されているらしい。
やはり大学の教授が書いた本、めちゃくちゃ分かりやすい。
色んな史跡や博物館などに展示されている古文書等の資料は膨大な数過ぎて
展示してあるのものはほんの一部にすぎないし
全てデータベース化していこうと思う...続きを読む
Posted by ブクログ 2014年01月19日
東京大学史料編纂所の教授で著書も多数ある著者さまの、史学入門書というか、史学の心得を説いた本。
史学とは何ぞやという初心者の方にも分かりやすく「です・ます調」で書いてあるので読みやすい。これから史学を学びたい学生さんは勿論、すでに学んでいる方々にも初心を思い出すのに良いと思う。
ウィキペディアやネ...続きを読む
Posted by ブクログ 2011年04月12日
[ 内容 ]
現在、われわれが知りうる歴史というのは、史料から復元されたものであり、かつ史料からしか復元されえないものです。
現代に生きるわれわれは、織田信長の肉声を聞くことも、関ケ原の戦いを目撃することもできません。
すべては、残された史料をもとに、歴史家たちによって紡ぎ出された「歴史」なのです。...続きを読む
Posted by ブクログ 2019年02月04日
歴史の痕跡である史料とは何か?
ヨーロッパの中世史は好きだし、日本史だってまぁまぁ興味がある。
歴史上の有名な出来事について、いろいろな事が起こったことを知っている。
昔から映画やテレビで時代劇を見るし、扱う時代によっては今でも大河ドラマを見る。
気に入ったものが見つかれば、歴史小説や時代劇だって読...続きを読む
Posted by ブクログ 2013年07月18日
古本で購入。
東京大学史料編纂所教授による日本史入門書。
史料を巡るあれこれを述べていくわけではあるけど、テーマになっているのは「如何に歴史に親しみ、自分なりの歴史を見る眼を持つか」。
教科書の丸暗記的知識ではなく、歴史の中で生きてきた人々のことを考えるのは楽しいよ、ということを著者は言う。...続きを読む
Posted by ブクログ 2009年10月04日
著者には品位がある。想像の翼を広げず大風呂敷を抑制する。、そこに文献史料学者としての矜恃がある。取り上げている史料は片々たる物であり、大きな史実が発掘される訳でもない。だが、何気ない1次史料からどのようにして一つの史実が引き出されるかが解説され、十分に面白い。著者自身の研究の過程を基にして近世文献史...続きを読む
※アプリの閲覧環境は最新バージョンのものです。