問題は、躁なんです~正常と異常のあいだ~

問題は、躁なんです~正常と異常のあいだ~

693円 (税込)

3pt

“国民病”の「うつ」と比べて、知られざる「躁」。たとえばそれは常識では理解し難い奇妙な言動や、不可解な事件の裏に潜む。その奥深い世界を、初めて解き明かした一般書。

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問題は、躁なんです~正常と異常のあいだ~ のユーザーレビュー

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感情タグBEST3

    Posted by ブクログ 2011年07月07日

    「躁」という精神状態のイメージが変わる本。
    それは上機嫌で溌剌としたものだけでなく、攻撃的だったり、うまいこと言って人を騙したりする。意外にも人の迷惑になることが多い。
    少し前まで「人格障害」という言葉がそういう困った人に当てはめられてきたが、躁状態との峻別が難しいとのこと。
    ネットのおもしろい人を...続きを読む

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    Posted by ブクログ 2018年10月13日

    DVTで小田原の病院に入院した時、縄ちゃんが差し入れてくれた本。読んでいなかったが、某クレージー野郎の事件で読んでみる。「うつ」は先が読めるし自覚症状もあるので治療しやすいが、「躁」と「人格障害」は自覚がないので治療に難渋するというのは、最近とても感じていたこと。プロである精神科医にとっても同じこと...続きを読む

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    Posted by ブクログ 2010年04月10日

    鬱というのはよくスポットがあてられているけれども

    その対称にある「躁」は見過ごされがちで

    病気とも認識されにくい そして厄介やと思った。

    鬱は「心の風邪」ならば 躁は「心の脱臼」らしい。

    あーなんかあの芸能人とかも躁の傾向大ありやなー なんて思いながら


    鬱だとか 人格障害や認知...続きを読む

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    Posted by ブクログ 2010年11月10日

    鬱より怖い、躁。
    たくさんの事例が載っているのですが、だんだん気味が悪くなってきて読むのがつらくなってくる……

    躁の特徴に当てはまる人がたまにメディアを騒がせてますが、そういうのを見るとどうしようもない「イタイ」感覚に陥る。
    わたしの「なんか怖い」センサーにビンビン反応する。
    自分もどっかで「そっ...続きを読む

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    Posted by ブクログ 2009年10月04日

    2008/4
    心の病として取り上げられるのが鬱に関してのものが多いが、それと同様、また場合によってはそれ以上に問題があるのが躁という現象がある。ただ、これは活動にプラスになることもあるので、一概に否定はできないが、躁という状態についてももう少し考える必要があると警鐘を鳴らしている。

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    Posted by ブクログ 2009年10月04日

    自分も躁なんじゃないか?
    正常な人間なんていないんじゃないか?
    周りの少し変な理解できない滑稽な人が
    もしかしたらこの病気なんじゃないか・・
    そう思えてきました。

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    Posted by ブクログ 2015年01月18日

    うつ病に対して取り沙汰されることの少ない躁病について書かれた本。
    過去に起こった事件の犯人を躁病という観点から紹介する項目は、それはちょっとこじつけなのでは…?と思ったところもあったけど、中島らもや有吉佐和子のエピソードは面白かった。あとゴリラ少女については思春期の黒歴史の一幕としてほっといてやれよ...続きを読む

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    Posted by ブクログ 2013年03月24日

    うつ病は結構ポピュラーな病気として取り上げられていますが、うつ病と相反する症状を呈する躁病や躁状態に光が当たることは少ない。‥ということで春日先生、躁に焦点を当てました。題名にもあるように精神の正常と異常を考える上で躁は興味深いということらしいです。
    春日先生は、うつ病が「心の風邪」と表現されるなら...続きを読む

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    Posted by ブクログ 2013年01月14日

    躁病の患者さんがもつ異様さは、実際に患者さんを見てすごく感じたし、本書で語られていることはすっと入ってきた。軽躁と人格障害の境、人格障害とハイテンションの境がやはり曖昧、異様!なのはたしかなんだけど。
    私も夜に考え事をすると躁傾向があるので気をつけたいと思ったよ。

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    Posted by ブクログ 2013年08月10日

    「うつ」に対しあまり話題にならない「躁」について書かれた本。
    「躁」について精神科医の視点で書かれており、リアルな感じが伝わってくる。
    「躁」についての一定の知識は得られる。
    ただ、犯罪などを例に「躁」と関連付けて書かれている部分は、著者の推論であり、しっかりした根拠のあるものではないことに注意は必...続きを読む

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