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Posted by ブクログ 2011年07月07日
「躁」という精神状態のイメージが変わる本。
それは上機嫌で溌剌としたものだけでなく、攻撃的だったり、うまいこと言って人を騙したりする。意外にも人の迷惑になることが多い。
少し前まで「人格障害」という言葉がそういう困った人に当てはめられてきたが、躁状態との峻別が難しいとのこと。
ネットのおもしろい人を...続きを読む
Posted by ブクログ 2018年10月13日
DVTで小田原の病院に入院した時、縄ちゃんが差し入れてくれた本。読んでいなかったが、某クレージー野郎の事件で読んでみる。「うつ」は先が読めるし自覚症状もあるので治療しやすいが、「躁」と「人格障害」は自覚がないので治療に難渋するというのは、最近とても感じていたこと。プロである精神科医にとっても同じこと...続きを読む
Posted by ブクログ 2010年04月10日
鬱というのはよくスポットがあてられているけれども
その対称にある「躁」は見過ごされがちで
病気とも認識されにくい そして厄介やと思った。
鬱は「心の風邪」ならば 躁は「心の脱臼」らしい。
あーなんかあの芸能人とかも躁の傾向大ありやなー なんて思いながら
鬱だとか 人格障害や認知...続きを読む
Posted by ブクログ 2010年11月10日
鬱より怖い、躁。
たくさんの事例が載っているのですが、だんだん気味が悪くなってきて読むのがつらくなってくる……
躁の特徴に当てはまる人がたまにメディアを騒がせてますが、そういうのを見るとどうしようもない「イタイ」感覚に陥る。
わたしの「なんか怖い」センサーにビンビン反応する。
自分もどっかで「そっ...続きを読む
Posted by ブクログ 2015年01月18日
うつ病に対して取り沙汰されることの少ない躁病について書かれた本。
過去に起こった事件の犯人を躁病という観点から紹介する項目は、それはちょっとこじつけなのでは…?と思ったところもあったけど、中島らもや有吉佐和子のエピソードは面白かった。あとゴリラ少女については思春期の黒歴史の一幕としてほっといてやれよ...続きを読む
Posted by ブクログ 2013年03月24日
うつ病は結構ポピュラーな病気として取り上げられていますが、うつ病と相反する症状を呈する躁病や躁状態に光が当たることは少ない。‥ということで春日先生、躁に焦点を当てました。題名にもあるように精神の正常と異常を考える上で躁は興味深いということらしいです。
春日先生は、うつ病が「心の風邪」と表現されるなら...続きを読む
Posted by ブクログ 2013年08月10日
「うつ」に対しあまり話題にならない「躁」について書かれた本。
「躁」について精神科医の視点で書かれており、リアルな感じが伝わってくる。
「躁」についての一定の知識は得られる。
ただ、犯罪などを例に「躁」と関連付けて書かれている部分は、著者の推論であり、しっかりした根拠のあるものではないことに注意は必...続きを読む
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