恥ずかしながら元総裁かと思って購読しましたが、全然違いました、、、ただ内容は初心者にも分かるよう平易な言葉で丁寧なもの。
総裁に必要な資質はオーラと言われると、結局どこの世界でも同じなのね、とならざるを得ないが。
普通に考えれば日銀が経済政策の失点全ての責を負っている訳でない。著者は共同責任と言って
...続きを読むいるけれども、基本的には政府がその主責を負っており、その中の組織として日銀にも責があるというのが本当の姿だろう。
そういう意味でアベノミクスの3本の矢に金融政策が組み込まれた今の姿はあるべき形だろう、つまりは1本成功しただけでは十分ではない。
やはり政治こそその責任者であり、その政治を選ぶのは国民という民主主義の基本に立ち返る訳です、結局。
しかし「黒田バズーカ」って、、、今の政策が本当に正しいものかは10年後になってみないと分からんですな。