張競の作品一覧
「張競」の「近代中国と「恋愛」の発見 西洋の衝撃と日中文学交流」「恋の中国文明史」ほか、ユーザーレビューをお届けします!
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「張競」の「近代中国と「恋愛」の発見 西洋の衝撃と日中文学交流」「恋の中国文明史」ほか、ユーザーレビューをお届けします!
Posted by ブクログ
[ 内容 ]
フカヒレの歴史はせいぜい三百年、北京ダックはたかだか百年あまり。
ではそれ以前の中華料理とはどのようなものだったのか?
異民族との交流により中華料理は大きく変貌してきた。
見知らぬ素材やレシピという異文化を中国人は貪欲にとりこんだ。
中華思想も蛮夷の料理は拒まなかったのである。
中華料理のなかにはハイブリッドな中国文化のエキスが濃縮されているといっても過言ではない。
孔子の食卓から開放経済下の新香港料理まで、中国の風土、異文化交流という大きな視野から描きだす、芳醇な中国文化史。
[ 目次 ]
序章 変わる中華料理
第1章 孔子の食卓―春秋戦国時代
第2章 ラーメンの年輪―漢代
Posted by ブクログ
[ 内容 ]
中国の「情」には、日本とは異なる多様な意味が含まれている。
男女の情、人情、親子の情、兄弟の情、友の情など、人間関係の基本的な倫理は、いずれも微妙にニュアンスの異なる「情」ということばで表現されてきた。
この人間関係の情愛をめぐる多様な「情」の観念は、古代から宋、明・清の時代まで、どのようにとらえられ表現されてきたかを、詩歌、小説、思想書を通じて文化史的に明らかにし、中国人のメンタリティーのありかを描く。
[ 目次 ]
第1章 「情」という観念
第2章 詩に詠まれた「情」
第3章 恋の情緒としての「情」
第4章 「人情」まんだら
第5章 友情の虚々実々
第6章 兄弟の情、親子の