内田隆三の作品一覧
「内田隆三」の「社会学を学ぶ」「ミシェル・フーコー [増補改訂]」ほか、ユーザーレビューをお届けします!
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「内田隆三」の「社会学を学ぶ」「ミシェル・フーコー [増補改訂]」ほか、ユーザーレビューをお届けします!
Posted by ブクログ
内田はこの著作の中で自身の社会学の学びの歴史を重ね合わせながら、歴代の社会学者やそれへの影響者を中心に社会学の「本質的なこと」へと導く。
内田は、序章で大学院の時代を思い返し、自分がなしていることにどのような意味があるのかを指導教官に聞く場面が描かれている。そこで、その指導教官は「内田君、二十代は本質的なことが大事だよ。」とつぶやくのである。
内田は序章以後、デュルケーム、パーソンズ、ウェーバー、マルクス、レヴィ=ストロース、フーコー、ルーマン、ボードリヤール、柳田國男、ベンヤミンの行ってきたことを述べていく。各章の共通の問いとして「本質的なこと」とはなにかという問いが各章の深層に流れている。
Posted by ブクログ
さて、僕は社会学専修課程にいるわけです。
大学に入る前から、心に決めていたので、惰性、ということでもあるのですが。
(そのころは、「ハゲの社会学」をやろうと考えていました。はげということが逸脱としてラベリングされ、あまつさえ医療化されるプロセスについて、メディアにおける表現を通じて研究しようかと)
社会学に進学して
社会学史、だの
社会学概論、だのあるわけですが
意味わからん。だから、解説書をよんでみます。
社会学を学ぶ
ジャンル: 本・雑誌・コミック > その他
ショップ: 楽天ブックス
価格: 756円
社会学概説の本というのはたくさん出てい
Posted by ブクログ
著者自身が社会学を学んできた歩みを振り返りつつ、パーソンズやルーマン、フーコー、柳田國男らの投げかけている問題について考察をおこなっている本です。
著者は、ルーマンの社会学が主体を超越的な審級にすることをしりぞけていたことを指摘する一方、システムの存在自体を超越的な審級にしてしまっているのではないかという批判がありうると述べています。またフーコーの権力分析についても、それが安易なイデオロギー批判に陥る危険性と、単純なテクスト分析に陥ってしまう危険性に挟撃されていることを明らかにし、あくまで内在的な観点からの権力批判の道を見いだそうとしています。
こうした著者の問題意識は、最終章であつかわれ