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何か過剰な人たちの闇と光――人が自分から離れていくのはどうしてだろう? 現代に生きる私たち誰もが感じる「心の闇」を解き明かす。
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Posted by ブクログ
太宰治、三島由紀夫、尾崎豊などの有名人に関する記述が面白かったです。素晴らしい作品を残しながらも、絶えず自らの存在の不安定さを感じ、壮絶な最期を迎えたのは、まさに人格障害の光と闇。
「心の病気」と称される様々な症状と、病名、特徴についてまとめられた一冊。病気の兆候や対処を知る事ができ、また読む事で自分の中にもある偏見に気付く。 病気の特徴について、往々にしてマイナスからかプラスからのどちらかしか見られていないことを改めて実感した。例えば尾崎豊。アーティストとしての才能という面、...続きを読む死に際や日常の奇行という面。両面が語られるけれども、常に賞賛か批判か、ゴールが決められて語られている。 病気も様々あるが、必ず両面がある。
興味深い分野なので、面白かった。 今まで知り合った人たちを思い浮かべながら読んだ。 当てはまりそうな人は、やっぱりいますね。 とか言いながら自分もその傾向あるんじゃないかと不安になったりした。 1つ言いたいのは、尾崎豊は全然好きじゃない。
人格障害について非常に分かりやすく書かれた一冊。 症例をあげて分かりやすく各人格障害について記されている。文章も砕けた文体なため読みやすい。また人格障害の光と影についても著名人(尾崎豊,太宰治等)を取り上げていることで理解しやすい。光と影の章では,印象的なものが多かった。人格障害を持つ人の光の部分...続きを読むと影の部分は常に背中合わせであること,人格障害であることの「生きにくさ」を痛感した。 また専門的には,DSM-IVの診断基準やDSM診断についても記述されている為,人格障害について勉強する際の入門書として利用できる。
当時の診断基準と実際に診断した患者のエピソードを交えて人格障害がどのようなものであるかを解説する。 本筋とは関係ないので基本的に例として挙げられた患者は転勤で診断が終わるか受診に来なくなるかなので読者としては気になる。しかし解決した、みたいなエピソードがないのが現実なのかもしれない。 7, 8章の...続きを読む犯罪者、著名人の行動から人格障害の診断を付けられるという話題は内容の展開に当てはまる人を探したという感じであまり好きではない(内容の正誤はわからない)。 特に7章は書かれた当時にセンセーショナルに報道された事件を挙げた印象で人格障害かというよりも時事ネタの感がある。
(境界性)人格障害が何かをざっくりと知ることができる。偏見や差別に傾かないように配慮した丁寧な記述であり、筆者の人の良さを感じた。ただ反社会性人格障害に関して絶望的な記述しかなく臨床での対応がどうなっているのか、よくわからなかった点が不満だった。加えて、尾崎豊、太宰治などの(あえて?)かつての著名人...続きを読むが例としてあげられているが、分析のもととなる情報が果たして正確なのか疑ってしまい、全体の信用性にも影響があるのでは、と感じた。
人格障害はどうしても負の側面に注目されがちだが、一部の人間は才能をいかんなく発揮しているというのがわかる。ただ、人格障害は悪い部分だけではないというコトを主張しすぎて好き嫌いがはっきりわかれる内容ではある。
社会現象としての人格障害を扱っている。 実践的ではないが、歴史的経緯、医療的診断基準を示していて、それはそれでためになる。 著名人の精神分析をもっとやって欲しかったなぁ、という読後感です。
[ 内容 ] 人格障害と診断が可能な人たちのなかには、特異な才能を持った人が一部に存在します。 彼らの多くは生活が破綻し、アルコールや薬物に手を出したり、自殺を何度も試みたり、実際に自殺してしまったり、友人関係や異性関係がいつも不安定だったりします。 その一方で彼らは非常に精力的に創作活動を行い、創...続きを読む造的な仕事をしています。 これらの代表的な人物として、本書では尾崎豊、太宰治、三島由紀夫を取り上げています。 [ 目次 ] 第1章 まず「人格」とは何かを考えてみる 第2章 人格障害(境界性人格障害)の人 第3章 精神科医療と人格障害について 第4章 人格障害の一〇のタイプ 第5章 人格障害の治療の現場から 第6章 人格障害と現代社会の関係 第7章 人格障害の影の部分 第8章 人格障害の光の部分 [ POP ] [ おすすめ度 ] ☆☆☆☆☆☆☆ おすすめ度 ☆☆☆☆☆☆☆ 文章 ☆☆☆☆☆☆☆ ストーリー ☆☆☆☆☆☆☆ メッセージ性 ☆☆☆☆☆☆☆ 冒険性 ☆☆☆☆☆☆☆ 読後の個人的な満足度 共感度(空振り三振・一部・参った!) 読書の速度(時間がかかった・普通・一気に読んだ) [ 関連図書 ] [ 参考となる書評 ]
人格障害の症状や特徴、治療法などが分かる上に、具体的に人格障害だったと思われる有名人(良い例)・犯罪者(悪い例)についての記述もオマケで付いてくる。人格障害にも良い面があるということを知らせようとしている割には、ちょっと突き放した感じの書き方をしている。 人格障害について概要を理解できたのでこの本自...続きを読む体は役に立ったが、著者のことは医者としてはあまり好きになれないという印象を持った。だって症例っつって具体的な患者の話が出てくるけど、全然治してないんだもんこの人。 自分が人格障害かチェックできるような箇所がないから「かもしれない」という人向けではない、というレビューをどこかで見たが、本書を読んで「ああ、コレは俺には関係ない話だな」と思えなかったらその人はちょっとビョーキである。 300円。
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