小宮信夫の作品一覧
「小宮信夫」の「あぶないばしょはどっち? 遊んで学べる防犯絵本(池田書店)」「子どもは「この場所」で襲われる(小学館新書)」ほか、ユーザーレビューをお届けします!
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「小宮信夫」の「あぶないばしょはどっち? 遊んで学べる防犯絵本(池田書店)」「子どもは「この場所」で襲われる(小学館新書)」ほか、ユーザーレビューをお届けします!
Posted by ブクログ
本文の中に「人は、犯罪にあったのはその人がたまたま運が悪かっただけだと捉えてしまう」というようなことが書かれていたけど、犯罪にあった人たちがたまたま運が悪かった訳ではなくて、犯罪にあっていないことが運が良かったのだと感じる。
ニュースを見るたびに、自分も被害に合う可能性がある。どうしたら防げるのかをいつも考えていました。
その答えがこの本の中にありました。
事件にあったことがない人がたまたま防げていたのではなく、犯人に犯罪の機会を与えることをしていなかったのだと、目から鱗が落ちました。
犯人は児童心理のスペシャリストで、実際の犯罪に至るまでに、色々な児童に声をかけて失敗して学んでいるの
Posted by ブクログ
女性用トイレが消えていく信じられない時代。トイレで起きてきた残虐な事件をじぶんごととして捉えないひとたちの認識のために、子どもや女性の安全が軽視されている。安全なトイレ、危険なトイレを解説されていた小宮信夫さんのネット記事にて“犯罪機会論”を知った。主に犯罪機会論そして景色読解力についての記述がほとんどで、鉄道についての記述はそれほど多くない。しかし、理不尽な社会を生き抜く手助けのひとつにはなりそうだ。犯罪が起きやすい場所を瞬時に見分けることはすぐには難しいかもしれない。それでも傍観者ではいたくないのだ。
(また、176ページの“原則に例外で反論するのはルール違反だ”のあたり、「それな!」とし
Posted by ブクログ
実際の事件現場を示しながら、どのような場所が危険であるかを非常にわかりやすく解説してあり、新たな視点からの防犯を説いた一冊。
人ではなく場所に注目し、犯罪の機会をいかになくすか、付け入る隙を与えないかが世界的の防犯スタンダードになっており、人に注目した防犯(不審者に注意)は時代遅れなだけでなく、逆に犯罪のリスクを高めることになるというのは目から鱗だった。
日本はこれまで治安が良かったため、人に注目した古い防犯意識が常識であったが、物騒な事件が毎日のように発生している昨今、早急に防犯意識をアップデートする必要があると思う。特に日本ではモールなどで小さな子どもをほったらかしにしているような光景
Posted by ブクログ
犯罪者の動機に焦点を当てる犯罪原因論が主流の日本に対し、アメリカ等では犯罪の起きやすい場所などに焦点を当てる犯罪機会論が主流。人は誰でも犯罪に繋がる動機の種は持ちうる。それが実行に移されるかどうかの確率は、機会があると高まってしまうというもの。
犯罪機会論に基づく防犯は、より現実的かつ合理的な方法だと思った。
確かに、不審者に気を付けろとか、知らない人についていくなとかは具体的現実的ではない。犯罪者は不審者とわかる格好はしてないし、子どもを巧みに騙して連れて行くもの。防犯ブザーなんかも、犯罪が既に起きてしまったときの対応な上、実行出来るか不安がある。
つまり、犯罪が起きやすい場所【入りやすく、