小宮信夫の作品一覧
「小宮信夫」の「あぶないばしょはどっち? 遊んで学べる防犯絵本(池田書店)」「子どもは「この場所」で襲われる(小学館新書)」ほか、ユーザーレビューをお届けします!
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Posted by ブクログ
本文の中に「人は、犯罪にあったのはその人がたまたま運が悪かっただけだと捉えてしまう」というようなことが書かれていたけど、犯罪にあった人たちがたまたま運が悪かった訳ではなくて、犯罪にあっていないことが運が良かったのだと感じる。
ニュースを見るたびに、自分も被害に合う可能性がある。どうしたら防げるのかをいつも考えていました。
その答えがこの本の中にありました。
事件にあったことがない人がたまたま防げていたのではなく、犯人に犯罪の機会を与えることをしていなかったのだと、目から鱗が落ちました。
犯人は児童心理のスペシャリストで、実際の犯罪に至るまでに、色々な児童に声をかけて失敗して学んでいるのだそうです。
ここでは失敗する、この声かけではついてこないなど…
実際に犯罪を犯す前段階なので、声かけだけだと犯人にとってリスクが低い。
犯人に声をかけようと思われないためには、犯行を起こしやすい場所にいかない、子供にも声をかけられたときの警戒心・対処法を教えておく。
そして、個人でその場所を避けるのはもちろんのこと、地域全体でその知識を共有して危険な場所をなくしたり声かけをしたりと、みんなで同じ意識を持てば犯罪はもっともっと減らしていける。
犯罪に対して犯人が捕まっているのは1割ということを知って、野放しになっている犯人がたくさんいるという事実を知りました。
この本や犯罪機会論という犯罪予防が多くの人に伝わって、みんなで子供たちを守れる社会にしていけたらと願わずにはいられません。