犯罪は「この場所」で起こる

犯罪は「この場所」で起こる

ビジネス・実用
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犯罪を「したくなる」環境と、「あきらめる」環境がある――。物的環境の設計(道路や建物、公園など)や人的環境(団結心や縄張り意識、警戒心)の改善で犯罪を予防する方法を紹介。

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犯罪は「この場所」で起こる のユーザーレビュー

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感情タグBEST3

    Posted by ブクログ

    、「通り物発想」と割と近いものだと思います。人との結び付きが軽視され始めて妖怪は姿を消して、犯罪も増えた。そんな感じ!
    妖怪のことは書いてないけどね!
    機会がなければやらなかった。魍魎を思い出します。誰でも加害者被害者になり得る。

    0
    2009年10月04日

    Posted by ブクログ

    職場で捨てられそうになっていたこの本。手に取って読んでみたが、確信をつくものが数多く書かれており、感銘した。海外での施策等、日本にしかいないとわからないままのものも掲載されており知識の上積みに役立った。

    0
    2025年06月07日

    Posted by ブクログ

    [ 内容 ]
    門が閉まっていれば入らなかった―大阪小学校内児童殺傷事件の公判で、加害者はこう述べたという。
    従来、犯罪対策は、犯罪者の人格や劣悪な境遇(家庭・学校・会社など)に犯罪の原因を求め、それを除去しようとすることが中心であった。
    しかしながら、このような処遇プログラムは結局再犯率を下げることができなった。
    こうした「原因追及」の呪縛を解き、犯罪の予防に新しい視点を与えるのが、「犯罪機会論」である。
    本書では、どのような「場所」が犯罪を引き起こすのか、また、物的環境(道路や建物、公園など)設計や、人的環境(団結心や縄張り意識、警戒心)の改善を通して、いかに犯罪者に都合の悪い状況を作りだし、予防につなげることができるのかを、豊富な写真と具体例で紹介する。

    [ 目次 ]
    第1章 機会なければ犯罪なし―原因論から機会論へ(欧米の犯罪対策はなぜ成功したのか 新しい犯罪学―犯罪をあきらめさせるアイデア)
    第2章 犯罪に強い空間デザイン―ハ-ド面の対策(「防犯環境設計」で守りを固める
    監視カメラが見守る、監視カメラを見張る)
    第3章 犯罪に強いコミュニティデザイン―ソフト面の対策(「割れ窓理論」で絆を強める 被害防止教育の切り札「地域安全マップ」の魅力)
    第4章 犯罪から遠ざかるライフデザイン―もう一つの機会論(立ち直りの「機会」をどう与えるか 非行防止教育で「対話」と「参加」を促す)

    [ POP ]


    [ おすすめ度 ]

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    共感度(空振り三振・一部・参った!)
    読書の速度(時間がかかった・普通・一気に読んだ)

    [ 関連図書 ]


    [ 参考となる書評 ]

    0
    2010年06月29日

    Posted by ブクログ

    犯罪は、発生する機会を与えることで起きてしまう。
    だから機会をいかに与えないかという点にフォーカスし、アメリカ、イギリスなどの例を踏まえて、どう犯罪を起こさせない社会をデザインしていくかについて述べられている。
    日本と異なり、海外では犯罪の機会論に基づき、対策する法制度がしっかりと敷かれていた。
    日本では、まだまだ実現が現実的でない事例もある中、地域での活動が重要であると感じた。

    0
    2023年09月13日

    Posted by ブクログ

    犯罪を防ぐために、その原因追及や犯人プロファイリングに偏重するのではなく、犯罪が起こりうる環境について考え、犯行に都合の悪い状況を作っていこうという話。

    「入りやすく見えにくい」場所が犯罪の温床。ネットもそう。

    割れ窓理論。落書きやら放置チャリやらが散見されるようなとこは、心理的バリアが弱いので犯罪が起こりやすいとか。

    警官の裁量権行使のとこはビジネスにも通ずる。ガイドラインとして指針となる価値が明示してないとダメ。

    海外の事例の細かい部分は読み飛ばしながらも、面白い要所はたくさんある一冊。

    0
    2011年09月18日

    Posted by ブクログ

    日本では犯罪が起きるととかく「犯人の精神状態は」とか「犯人の不幸な生い立ちが云々……」と精神主義で語られる。しかし犯罪が起きやすい環境というものがあり、そういう環境を作らないのが大事だ、という本。決して監視カメラをそこら中に付けるとか、植え込みを丸坊主にするとかいう話ではなくて、コミュニティの力と犯罪予防の教育と更正を大切に考えている本。

    0
    2009年10月04日

    Posted by ブクログ

    ネタバレ

     「犯罪者」と「非犯罪者」とに実は明確な差異はなく、悪意や犯意を持った者がいても犯行を可能とする機会を得られなければ犯罪は起きず、逆に、悪意や犯意を持たない者であっても偶々そういう機会に恵まれてしまったら犯罪は起きてしまう。ならば、犯罪者一人一人を分析して犯罪の芽を摘もうとするよりも、犯罪を起こさせ易くするような機会や場所を潰すことこそが、効率的に犯罪を防止することができる、というのが著者の主張である。
     実は、私はこの本が出る十年も前に、全く同じことを語った本を読んでいた。京極夏彦氏の魍魎の匣 (講談社ノベルス)である。
     この作品では、登場人物の陰陽師は、動機とは「世間を納得させるためにあるだけのもの」であり、あくまで副次的なものとし、犯罪行為を行わせるのは、そう仕向けるナニモノカ、つまりは魍魎や通り物と呼ばれる「妖怪」だと言う。そこで次に登場する本が悪魔のささやき (集英社新書)だ。
     この本では、そのナニカを「妖怪」ではなく「悪魔」に例えている。そして言う。悪魔はただ「ささやく」だけ、と。
     人間は常に、やじろべえのように善悪の境を行ったり来たりしている。悪魔や魍魎のささやきに負ければ悪事をし、勝てば踏み止まる事ができる。
     ささやきに負けぬよう精神を鍛え、ささやきに負けた人間がいても犯罪が起きないよう地域住民が地元を監視し必要とあらば整える。人々が自他共に管理ができるようになれば、犯罪は起き難くなるのではないか、と私は考える。

    0
    2012年03月04日

    Posted by ブクログ

    ネタバレ

    犯罪というと犯罪心理学からのアプローチが多い印象があるが、本書は「犯罪を可能にする、可能にしにくい環境」という点から述べられている。
    犯罪心理学的な考え方では予防がしにくいため、まずは環境を整えることで未然に防ごうという考え方には同意。
    大学の先生だけあって書き方が論文調で、英米の取り組みと日本の比較、日本に転用するとしたらどのようにできるかということが丁寧に書かれている。

    ・伝統的な犯罪学は、「原因」をキーワードにして事後対策を重視。新しい犯罪学は、「機会」をキーワードにして事前対策を重視。

    ・「割れ窓理論」:割れた窓ガラスが放置されているような場所は、犯罪者は警戒心を抱くことなく侵入することができ、さらに「見つかっても通報されないだろう」などと思って犯罪を実行しやすいということ。

    0
    2012年03月20日

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