子どもは「この場所」で襲われる(小学館新書)

子どもは「この場所」で襲われる(小学館新書)

990円 (税込)

4pt

あなたの防犯常識では子どもを守れない!

「暗い道は危ない」「怪しい人に気をつけて」…と子どもに教えていませんか。そうすると子どもは「明るい道」「普通の人」なら安全と思いこんでしまいます。子どもを狙う犯罪者は、好みの子どもを見つけるために明るい道を好みます。また、身なりも普通です。こういう教え方では、子どもを逆に危険に近づけてしまうのです。避けるべきは「危ない人」ではなく、犯罪が起こりやすい「危ない場所」。危ない人かどうかは外見ではなかなかわかりませんが、危ない場所かどうかは判断する基準があります。それは明るい暗いとは関係ありません。
本書は、日本人で初めてケンブリッジ大学大学院で犯罪学を学んだ防犯のスペシャリストで、「地域安全マップ」の考案者でもある著者が、「危険な場所」を見分けて子どもを犯罪から遠ざける方法をわかりやすく解説します。この本をお読みになれば、普段何気なく子どもを遊ばせている近所の公園や空き地、学校や塾への通学路が危険かどうかがすぐにわかります。
親、祖父母、教師の方々必読の一冊です!

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子どもは「この場所」で襲われる(小学館新書) のユーザーレビュー

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感情タグBEST3

    Posted by ブクログ

    本文の中に「人は、犯罪にあったのはその人がたまたま運が悪かっただけだと捉えてしまう」というようなことが書かれていたけど、犯罪にあった人たちがたまたま運が悪かった訳ではなくて、犯罪にあっていないことが運が良かったのだと感じる。

    ニュースを見るたびに、自分も被害に合う可能性がある。どうしたら防げるのか

    0
    2024年11月27日

    Posted by ブクログ

    場所に着目して犯罪に遭う可能性を減らすと言うのは目から鱗で面白かった。外から見える家の壊れたところをすぐに修理して花壇には犯罪者が嫌う花を植え続けようと思った。
    地域安全マップも子供と作りたい

    0
    2024年07月15日

    Posted by ブクログ

    実際の事件現場を示しながら、どのような場所が危険であるかを非常にわかりやすく解説してあり、新たな視点からの防犯を説いた一冊。

    人ではなく場所に注目し、犯罪の機会をいかになくすか、付け入る隙を与えないかが世界的の防犯スタンダードになっており、人に注目した防犯(不審者に注意)は時代遅れなだけでなく、逆

    0
    2023年04月12日

    Posted by ブクログ

    犯罪者の動機に焦点を当てる犯罪原因論が主流の日本に対し、アメリカ等では犯罪の起きやすい場所などに焦点を当てる犯罪機会論が主流。人は誰でも犯罪に繋がる動機の種は持ちうる。それが実行に移されるかどうかの確率は、機会があると高まってしまうというもの。
    犯罪機会論に基づく防犯は、より現実的かつ合理的な方法だ

    0
    2020年09月01日

    Posted by ブクログ

    ■心理的に「見えにくい」二つのパターン
     ・荒廃した場所(管理が行き届いていない場所)
      ~割れ窓理論
     ・不特定多数の人が集まったり,行き交う場所
      ~他人への関心が分散
    ■「傍観者効果」
     ・皆が気付いていて誰も何も言わないということは,たいしたことはないのだろう
    ■「責任拡散論」
     ・自分

    0
    2015年12月20日

    Posted by ブクログ

    防犯について、子どもに間違った知識を植え付けてしまっていました

    暗い道、知らない人、そんなことに気をつけてと言ったところで子供には見分けなんてつけられない

    危ない人ではなくて危ない場所を見分ける力を養うことが大切、犯罪学という学問ではそれが世界標準で、日本は完全に遅れている、と言うことがわかりま

    0
    2024年08月06日

    Posted by ブクログ

    よくチェックしている本屋さんでは現在夏休みというのもあって、子供の安全本を取り揃えている。
    その中の一冊である本書によると、どうやら我々が子供の頃に習った防犯対策は、実は危険性が高いとのこと。昔の常識は今の非常識…。早速、脳内アップデートに取り掛かろう。

    ・暗い道
    ・人通りの少ない道
    ・死角のある

    0
    2024年08月03日

    Posted by ブクログ

    犯罪機会論
    弾丸(犯罪の動機)は誰もが持っており、引き金を引く機会を与えないようにする

    •人ではなく場所を見極める(入りやすく見えにくい場所)
    •犯罪を起こさせない環境作りの大切さ
    •地域の繋がり、行動が防犯に役立つ

    防犯の考え方について目から鱗だった。

    0
    2021年07月31日

    Posted by ブクログ

    確かに明らかな不審者って、ほんとに犯罪犯すジャンルの人ではないかもしれない。
    人間に欲望がある以上、人は誰しも犯罪を犯す要素を持っており、その大きさとタイミングが合えば犯罪に至る。欲望の大きさは傍目では分からないため、タイミング(機会や環境)を正しく捉えることで犯罪被害を減らそうという考え。
    その通

    0
    2018年04月03日

    Posted by ブクログ

    犯罪機会理論と言うのは参考になりました。
    また、不審者に対して注意すると言うことがいかに難しいかも理解できました。見るからに怪しそうな人なんて分かりません。更には、防犯ブザーや護身術も、しなくて良いと言う訳ではないですが、車にはねられてからどう受け身をとるか考えているようなものというのも納得です。危

    0
    2025年01月08日

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