太田直子の作品一覧
「太田直子」の「EXTRA LIFE なぜ100年間で寿命が54年も延びたのか」「字幕屋は銀幕の片隅で日本語が変だと叫ぶ」ほか、ユーザーレビューをお届けします!
- 作者をフォローする
- フォローすると、この作者の新刊が配信された際に、お知らせします。
無料マンガ・ラノベなど、豊富なラインナップで100万冊以上配信中!
「太田直子」の「EXTRA LIFE なぜ100年間で寿命が54年も延びたのか」「字幕屋は銀幕の片隅で日本語が変だと叫ぶ」ほか、ユーザーレビューをお届けします!
Posted by ブクログ
子どもが死ななくなった。
天才 X ネットワーク、データ
1968年 カラハリ砂漠 狩猟採集民クン人の年齢 相対的に年上年下はわかる
平均寿命35年と想定 青年期を乗り越えれば60代までは難しくはない
17世紀 ロンドンも同様に35歳
18世紀 天然痘 オスマントルコに赴任した貴族から伝わった人痘接種で改善
免疫学の父 イギリス人 ジェンナー 牛痘接種で死亡率低下のデータ
19世紀 アメリカで接種法律化 公的機関WHOへ発展 1979年天然痘根絶
工業化の最初の数10年 寿命低下 地図データ分析で上下水道が原因
牛乳のパスツーリゼーション(低温殺菌) 水道水の塩
Posted by ブクログ
寿命の延び(=ゼロ歳の平均余命の延び)は乳幼児死亡率の劇的減少(20%→1-2%)で起こった。20世紀の前半まで子供の何割かが大人になる前に死んでいた。その子供たちがほぼ成人になり生殖して子供を作る、この部分で人口爆発が起こった。本書はこの事実をメインに据えながら、それをもたらした、あるいは補完したイノベーションを8つ取り上げる。
第1章 平均寿命の測定ーそもそも原初、寿命はなぜ短かったのか、それを記録し平均寿命という概念ができる。そこから平均寿命の差は乳幼児死亡率の差であることがわかる。
第2章 人痘接種とワクチンー乳幼児はなぜ死んだのか。これは端的に感染症が原因だ。特に天然痘が重大