子供の「脳」は肌にある

子供の「脳」は肌にある

693円 (税込)

3pt

「心」はどう育てたらよいのか――。どんな親でも抱く思いに、身体心理学者が最新の皮膚論を駆使して答える。子供の「心」をつかさどる脳に最も近いのは、じつは肌であった。

...続きを読む

子供の「脳」は肌にある のユーザーレビュー

\ レビュー投稿でポイントプレゼント / ※購入済みの作品が対象となります
レビューを書く

感情タグBEST3

    Posted by ブクログ 2019年02月07日

    スキンシップの重要性を学術的に論じた本。参考文献も巻末に掲出されている。

    ・乳児の時の親の反応のしかたは、3つに分かれ、それは基本的信頼感や成人してからの恋愛スタイルにも影響する。

    ・子供と親とのスキンシップ量と依存心は負の相関をもつ。

    ・柔らかい肌着の有効性。切れやすさ、攻撃性との関連。

    ...続きを読む

    0

    Posted by ブクログ 2017年07月29日

    ◆「心」とはいったい何なのだろうか。
    自分が体験したことから、これは嬉しかった、これは嫌だった、などということを、教訓的な物語にするという形で蓄えられたもの、あるいはそれらがたくさん集まってもう少し大きな物語になったもの、それが「心」だというのである。心はさまざまな体験の結果として、あとから生じてく...続きを読む

    0

    Posted by ブクログ 2015年02月15日

    ものすごく納得させられました。「「心」は大事だと思うけれど、「心」を育てるにはどうしたら良いのかわかりにくい。しかし「心」は体験の結果生じるものだと考えれば、「心」を育てるためには、実はさまざまな体験を豊かに感じとることができる「体」を育むことが大切だということがわかるだろう。」、「幼児に着せる肌着...続きを読む

    0

    Posted by ブクログ 2014年11月24日

    面白い。良書。著者の論理を研究に基づく実験を背景に支えている。育児書にありがちな「〜しましょう」だけではない裏付けがあるので信憑性が出る。いくつか興味深い実験もあったので、私としては信じたい話に裏付けが取れた感じ。恐らくスキンシッププラスαの作用だが、本書では肌は露出した脳である、ということに主眼を...続きを読む

    0

    Posted by ブクログ 2012年07月26日

    とても読みやすい。肌と心、身体、脳。知的活動を支えるからだ。肌着とストレス。「母子のスキンシップを十分にした方が甘えの欲求が十分に充たされ、受け入れてもらえた安心感から自分に自信がもて、依存的になるのを防ぐ」「スキンシップは一生の間必要、でも、乳児期、幼児期、学童期、思春期、青年期、壮年期、老年期と...続きを読む

    0

    Posted by ブクログ 2011年02月14日

    肌に触れることの大切さを実感。卒論テーマにもかぶっていた。子育てをいつかするときは、抱きしめるコミュニケーションも大切にしたいな。

    0

    Posted by ブクログ 2010年12月09日

    新生児のころからスキンシップは、人間形成への重要な要素を含む。正しいスキンシップは、もちろんおんぶに抱っこや、なでなで、こちょこちょ遊びです。負の触合いも…虐待ですね。そうなると人に触られると緊張してしまう大人に。それで苦しんでおられる方もいるとか。そう言う方には、マッサージがお勧めだそう。マッサー...続きを読む

    0

    Posted by ブクログ 2010年05月17日

    乳幼児期のベビーマッサージ、幼少期のタッチケアだけでなく、触れ合うことの重要性が医学的に解明されている内容でとてもよく理解できる内容です。

    0

    Posted by ブクログ 2009年11月02日

    肌に触れるということが、
    子育てにおいてどれだけ大切かということを、
    感覚的にだけでなく、科学的に知ることができ、
    『どんどんスキンシップをはかっていくぞ~。楽しむぞ~。』と
    やる気がみなぎります。

    この本のおかげで、毎日のスキンシップを大切にするようになりました。

    0

    Posted by ブクログ 2009年10月04日

    読みやすいのに科学的な内容もしっかりしていて、良い本。沢山の多角的観点から皮膚・触覚を捉えて引用や説明があり、情報的にも充実している。読むべき1冊。

    0

子供の「脳」は肌にある の詳細情報

閲覧環境

  • 【閲覧できる環境】
  • ・ブックライブ for Windows PC(アプリ)
  • ・ブックライブ for iOS(アプリ)
  • ・ブックライブ for Android(アプリ)
  • ・ブックライブ PLUS for Android(アプリ)
  • ・ブラウザビューア

※アプリの閲覧環境は最新バージョンのものです。

この本をチェックした人は、こんな本もチェックしています

光文社新書 の最新刊

無料で読める 学術・語学

学術・語学 ランキング

山口創 のこれもおすすめ

同じジャンルの本を探す