深い作品一覧

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  • なぜ、セブンでバイトをすると3カ月で経営学を語れるのか?実践ストーリー編
    4.5
    ※この商品はタブレットなど大きいディスプレイを備えた端末で読むことに適しています。また、文字だけを拡大することや、文字列のハイライト、検索、辞書の参照、引用などの機能が使用できません。 なぜ、セブン-イレブンは一日の売り上げがライバル店より平均12万円も高いのか? その秘密はアルバイトやパートも含む「全員参加経営」にあり! セブン-イレブン流経営学を学ぶために第一弾「新装版・入門編」に引き続き、図解でビジュアル化した事例が満載の「実践ストーリー編」が登場です。 【目次】 ◆第1章 セブン-イレブン流「仮説力・演出力」をつける 01 仮説力に必要なのは「疑問力」 02 仮説力には「妥協しない心」が大切 03 仮説とは「思い」を伝えること 04 仮説は常に「顧客の立場で」考える 05 「素人の仮説力」はプロをしのぐ 06 機会ロスを「見える化」する 07 演出力で「売る力」を高める 08 演出力で「五感に響く売り場」をつくる 09 仮説力と演出力で「横の連携」を生む 10 「顧客こそ」が最大の競争相手 ◆第2章 セブン-イレブン流「伝達力・対話力・接客力」を磨く 11 伝達力の基本は「平易な言葉」を使う 12 標語は「話し言葉」にいい換える 13「数字の力」を使うと伝達度が増す 14 顧客との「対話」なしではものは売れない 15 接客は「される」立場で行う 16対話力は「話術」ではない 17 顧客でも「対話」を求めている 18 顧客との対話は「情報源」 19 全員で情報を「共有」する 20 「もう1人の自分」から自分を見る ◆第3章 セブン-イレブン流「挑戦力・自己成長力」を高める 21 「一見不可能に見える高い目標」で殻を破る 22 「挑戦した失敗」は次につながる 23 失敗を新たな挑戦のチャンスにする 24 「自分を守ろうとする心理」に屈しない 25 「○○のせい」にして逃げない 26 「ブレイクスルー思考」で壁を突破する 27 「短時間」に集中するほうが力がつく 28 「聞く力」を高める 29 自主性で成長を引き出す 30 「仕事の筋肉」を鍛える ◆第4章 セブン-イレブン流「上司力・マネジメント力」を学ぶ 31 リーダーは「よきティーチャー」になるべし 32 「よきティーチャー」は自覚を促す 33 教育とは「気づき」を与えること 34 「答え」を出せる人間こそがリーダーになれる 35 手本を示し「暗黙知」を共有する 36 若手アルバイトは「ほめて伸ばす」 37 メンバーの「一体感」をいかに生み出すか 38 「1人」は「みんな」のために 39 「全員参加経営」を実現する 40 「奉仕型リーダー」が全員の力を引き出す
  • その「つぶやき」は犯罪です―知らないとマズいネットの法律知識―
    3.5
    思わずブログに綴った悪口、正直に書いた店のクチコミ、良かれと思って拡散させた噂話、気軽にしたSNSのタグ付け……これらが全て「犯罪」だとしたら! 誰もが気軽に「発信」できる時代には、誰もが知らぬうちに加害者や被害者になる。著作権侵害、名誉毀損、個人情報漏洩、虚偽広告など具体的な相談事例を元に、自分や会社を守るための知識を弁護士が徹底解説。インターネットを使う全ての現代人に必読の一冊。
  • その名は町野主水
    3.0
    慶応四年の戊辰の戦役に際し、会津藩の町野主水は、同藩士の佐川官兵衛、長岡藩の河井継之助らとともに北越戦線で壮絶な戦いを重ねるが、図らずも死すべき命を生き長らえる。会津開城後、民政局取締として若松に残った主水は、心ない新政府の施策に対し、会津の名誉回復へ向けて静かに心を燃やしつづけた。そして、貧窮する旧藩士の救済、無念の死を遂げた多くの戦死者の埋葬、慰霊をはじめ、戦後、荒廃した会津の復興に奔走する。“武士”の心を保ち、時に強引ともいえる剛直な言動から「最後の会津武士」と称された、稀代の人物の激しい生きざまを描く力作歴史長編。
  • 日本とシナ 一五〇〇年の真実
    3.0
    聖徳太子が送った隋への国書、「シナ絶対論」をめぐる江戸・漢学者の論争、近現代以降の幾度の戦争……。靖国参拝問題や尖閣諸島など、激動の予感がこれからも漂う時代に、「反日」と「覇権主義」をふりかざす隣国と、日本はどう向き合うべきなのか?本書は保守論客の第一人者である著者が、「日本文明とシナ文明は明確に異なる」という前提に基づき、1500年にわたる歴史と交流を繙きながら“両国のあるべき関係”を説いた渾身の論考。「神道を守り抜けば、日本人は文明の誇りを維持できる」「漢文に翻訳されなかった大和言葉」「『何が何でもシナが尊い』とされた時期」「シナをめぐる日米の対立」「コミンテルンの赤い魔手」「盧溝橋事件の真相」など、“適切な距離感”が急速に薄れてしまった日本人が、常に不安定な大国の歴史的背景を自信と確信をもって理解するための必読の内容だ。過去は未来へと繋がっており、すべては正しい歴史認識から始まる。

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  • レバレッジ時間術 ノーリスク・ハイリターンの成功原則
    3.8
    1日24時間は誰にも平等なのに、こんな不平等が生まれるのは、時間の使い方が決定的に違うからだっ! 最小限の努力で最大の成果を上げる「時間投資」のノウハウを身につけて、あなたもキャリア&収入アップを果たそう。
  • 一瞬で大切なことを決める技術
    4.3
    スキルを身につける上で大切なのは徹底的に反復練習すること。ボストンコンサルティンググループ、アクセンチュアで活躍した戦略コンサルタントが実践していた、誰にでもできる手法を身につけ判断力を身につけよう。
  • 春画のからくり
    3.8
    春画では、女性の裸体だけが描かれることはなく、男女の絡みが描かれる。男性のための女性ヌードではなく、男女が共にそそられ、時に笑いながら楽しむものだったと考えられる。また、性交場面を際立たせるために、顔と性器以外は、衣装で隠された。「隠す・見せる」「覗き」等の視点から、江戸のエロティシズムの仕掛けが明らかになる。図版豊富。
  • 茶色い部屋の謎
    3.5
    しがない物書き・神童天才が招かれたパーティで、殺人が! パーティ主催者の成り金・八田虎造が殴殺されたのだ。凶器は大学ノート!? そして鳩の死骸と枕を並べていた。招待客の探偵――金野大地(金田一?)や麻古みす(ミス・マープル?)たちは、ああだ、こうだと推理するが……迷探偵が多すぎる!!(表題作) 奇才の自選作12編を収録したミステリー&ホラー傑作集!
  • 町医者風尹の謎解き診療録
    3.0
    江戸は神田で外科医を営む梶浦風尹(ふういん)は、職人達の人気者。祭の日、武家の娘を助けたことから相棒の同心・十郎太と共にある事件に巻き込まれていく。それは風尹が抱える秘密とも深い関わりがあって……。
  • 純米酒を極める
    4.0
    本来、日本酒は、これ以上ないほど安全で健康的な食品である。しかし、戦中戦後の緊急避難策として始まったアルコール添加が定着し、経済効率のみが優先されてきた結果、「日本酒は悪酔いする、飲むと頭痛がする」といった誤解から今日の危機を迎えた。我が国固有の文化である日本酒はどうあるべきか。「酒造界の生き字引」による名著。
  • パラフレーズ
    完結
    2.5
    恋人(輝昭)のため見ず知らずの相手にカラダを…。そんな行人の素行をネタに輝昭の兄に弟と別れるように脅迫されてしまう。しかし、兄にも部屋を盗撮するなど異常行動を…。お互いが輝昭を求め、奪い合い、そして罪悪感を感じながら二人は快楽に溺れていく…表題作他、親父と親友がデキてる衝撃を受けるが、親父から離れられない。それぞれの想いが交錯するハードエロス!!…「クロスロード」など、激しく狂おしいラブストーリーを描いた短編集!!
  • 良妻賢母の誕生
    3.0
    「良妻賢母」が女性の理想像とされたのは大正デモクラシーからだった。近代化へ向けてそれがいかにつくられ、受けとめられたのか、豊富な資料から明らかにする。
  • 森と文明の物語 ――環境考古学は語る
    5.0
    地中海に広がる古代遺跡から北ヨーロッパ、そしてアメリカ大陸に至る森林調査の旅の記録をもとに、花粉分析と先端考古学の成果を駆使して森と文明との関わりを考察した、もう一つの世界史。
  • 頭の悪い日本語
    3.5
    「現内閣の至上命題は、すべからく役不足であること」。こんな文章を書いてしまったら赤っ恥かきます――。「私淑」「歴任」の誤用から、「上から目線」「美学」など、何だかムズムズする気持ちの悪い言葉まで、正しい意味を知らずに使うと恥ずかしい日本語を網羅。「犯罪を犯す(重言)」「看護師(過剰な差別語狩り)」「ルサンチマン(“エセインテリ”が使いがちな言葉)」など三百五十語を一刀両断。すべからく日本語は正しく使うべし!
  • だから日本はズレている
    3.4
    この国の「大人たち」は、いつもどこかズレている。ジョブズのようなリーダーに憧れ、夢と絆で一つになれると信じ、「日本の良さ」は必ず伝わると疑わず、若者には変革を期待し、学歴や就活は古いと嗤い、デモやSNSで世界は変わると訴える。この「勘違い」はどこからくるのか? 迷走を続けるこの国を二十九歳の社会学者が冷静に分析。日本人が追い続ける「見果てぬ夢」の正体に迫る。
  • 働かないオジサンの給料はなぜ高いのか―人事評価の真実―
    3.5
    会社の人事評価に理不尽さを感じ、不満を持つ人は多い。働かないオジサンが高給を取る一方で、仕事に追われる中堅や若手が安月給で使われていたりする。なぜ、このように不条理に思える事態が生じるのか。大手企業で人事畑を歩いてきた現役の社員が、日本企業の人事評価のメカニズムを丁寧に解きほぐす。併せて、人事評価とサラリーマンのキャリアの望ましいあり方についても提言する。
  • 木暮荘物語
    3.9
    小田急線・世田谷代田駅から徒歩五分、築ウン十年、二階建て全六室のおんぼろアパート・木暮荘。現在の住人は四人。一階には、死ぬ前の愛あるセックスに執念を燃やす大家の木暮老人と、刹那的な恋にのめり込む女子大生・光子。二階には、光子の日常を覗くことが生き甲斐のサラリーマン・神崎と、姿を消した恋人を想いながらも別の男性からの愛を受け入れた繭。一見平穏な木暮荘の日常だが、それぞれが「愛」を求めたとき、痛烈な哀しみがにじみ出す。それを和らげ、癒すのは、安普請のぼろアパートだからこそ生まれる人のぬくもりだった……。直木賞作家が紡ぐおかしくも温かな人間物語。
  • イスラームと世界史
    4.5
    世界は新たな対立と緊張に直面している。中東和平や中央アジアの動向は今後どのような展開をみせるのだろうか? 世界史への登場以来、先進的な文化を誇ってきたイスラームは、けっして異質で非寛容な文明などではない。世界史と日本史をつなぐ歴史的な視点を軸に、21世紀の国際政治を世界史的視点から問う。
  • 柴王(1)
    完結
    -
    全6巻660円 (税込)
    かわいくって、強くって、幸せ運ぶ放浪犬。小犬の王者・シバオー! 大ヒット漫画『ぴくぴく仙太郎』の布浦翼が贈る傑作動物漫画!! どこで生まれたのか、どこへ行こうとしているのか、誰も知らない。その犬の名はシバオー。あっちへチョロチョロ、こっちへチョロチョロ。自由気ままに歩き続けて出会う、幾多の人々、数々の冒険。シバオーの愛らしさに、人は勇気と笑顔と幸せをもらう!! さあ、シバオー発進!!
  • エアフレーム-機体-(上)
    3.7
    大型旅客機に異常事態発生! 緊急着陸した機体の内部は壊滅的な状態だった。死者二名、重軽傷者多数。事故機を製造したノートン社は調査チームを結成。品質保証部のケイシーの必死の調査の結果、大事故の裏に浮かび上がった戦慄の真実とは? 航空機事故の激増を警告し、全世界を震撼させた超弩級サスペンス!
  • 友情の証…愛の証
    3.5
    子供の父親にはなりたいのに、 私の夫にはなりたくないなんて……。 「私に精子を提供してくれない?」子供が産めなくなる恐れがあると医師に言われたメグは、一刻も早く妊娠したくて、親友のベンに人工授精の話を切り出した。彼が結婚や愛の絆を信じていないことは、むろん承知している。仕事で世界中を飛びまわる身に妻や子供など必要ないのだ。生まれてくる子の養育に責任を負わなくていいという条件で、メグはなんとか彼の協力を取りつけた。ところが、メグが妊娠の成功を報告するやいなや、ベンが飛んできて、信じられないことを言い放った。「僕はその子の人生に、父親としてかかわりたい!」■『ボスと秘書の小さな絆』で鮮やかな日本デビューを飾った、HQ イマージュの大型新人M・ダグラス。今回お届けするのは、念願の 赤ちゃんを授かったメグの物語です。急に態度を翻したベンですが、 依然、独身主義を返上するつもりはなさそうで……。
  • 人に言えない間柄
    完結
    4.2
    全1巻660円 (税込)
    憲介(けんすけ)が出会い系で知り合った“みちるさん”。口元のほくろが色っぽくてエッチで甘え上手。互いにハタチとサバを読むけど、憲介は十七でみちるさんは二十六!? 年の差九歳、おまけに憲介の高校の先生だった!! バレちゃった途端、ストイックな教師の顔で別れを告げられて!? 商業誌未発表作も収録のポップラブ短編集!!
  • 乳と卵
    3.9
    2008年の第138回芥川賞受賞作! 娘の緑子を連れて大阪から上京してきた姉でホステスの巻子。巻子は豊胸手術を受けることに取りつかれている。緑子は言葉を発することを拒否し、ノートに言葉を書き連ねる。夏の三日間に展開される哀切なドラマは、身体と言葉の狂おしい交錯としての表現を極める。日本文学の風景を一夜にして変えてしまった傑作。
  • スイングアウト・ブラザース
    3.9
    大学卒業から11年、ほぼ同時に彼女に振られた同級生3人組。冴えない彼らは、大学時代のあこがれの先輩・河島美紗子がはじめた男性向けエステティックサロンの第1期特待生になった。腕利き講師たちが用意した数々の課題をクリアして、目指すはずばりモテ男! 見た目だけでなく内面まで磨き上げようと悪戦苦闘の空振り3人組は、女心を動かす男に変身できるのか――
  • ヴァニティ
    3.7
    「こんなはずじゃなかった」との戦いだ――。恋や仕事、そして結婚に精一杯な“彼女”たちが、ふとした瞬間につまずく虚栄。それはいつかの、あるいはこれから出会う、あなたの姿かもしれない。泣きながら、それでも明日に向かう人々を、巧みに描き込んだ色とりどりの物語。アンソロジー等に掲載された貴重な中短編を、特別な装いで一冊にまとめて贈る、極上の傑作集。
  • 不良少年
    3.0
    不良とは何だろうか。世間から社会的な劣等者ないしは犯罪者予備軍というレッテルを貼られる存在でありながら、一方で息の詰まりそうな管理社会に風穴をあけるトリックスター的存在。かつてこの両義性によって不良精神が輝いてみえる時代もあったが、それもいまはノスタルジーとして語られるのみである。恐るべき若者たちに対する近代国家の管理と保護の動向を鳥瞰しつつ、トリュフォーの映画や戦後日本のマンガ・劇画に登場する不良少年たちの反抗と運命を共感をもって描くもうひとつの若者文化論。
  • 「朝日」ともあろうものが。
    3.7
    記者クラブに席を置くことの誘惑と腐敗、社をあげて破る「不偏不党」の原則、記者たちを苦しめる「特ダネゲーム」と夕刊の存在…。「知る権利」のエージェントであるマスメディアの自壊は、民主主義の危機を生んだ。朝日新聞社で十七年間にわたり記者を務めた著者が、「職場」として経験したマスメディアの病巣を指摘した問題作。
  • 30代でちいさなカフェはじめました
    値引きあり
    4.3
    ※この商品はタブレットなど大きいディスプレイを備えた端末で読むことに適しています。また、文字だけを拡大することや、文字列のハイライト、検索、辞書の参照、引用などの機能が使用できません。 会社勤めや主婦から、カフェをオープンさせる人がここ数年で増加中。元書店員でイラストレーターの岩上喜実さんも、そのひとり。 資格はいるの? 予算は? 料理って何を出すの? 知識ゼロの状態から、いろんな人の力を借りてカフェオープンに至るまでのストーリーを、イラスト&エッセイで綴ります。カフェをやろう! と決心してからお店をオープンするまでの道筋が、イラストで読める、実録・カフェオープン実用書。
  • やめないよ
    4.0
    これまで本当にいいサッカー人生を送ってきた。でもそれは昨日までの話。今日もすぐに過去となる。明日をどんな一日にして、どう自分を高めるか。僕はそれだけを考えていたい──。40歳を超え、若手選手とは親子ほどの年齢差になっても、あくまで現役でサッカーをプレーし続ける。そんな「キング・カズ」が、苦楽を味わいながらみずから刻んだ足跡と思考の記録。
  • 誰も書かなかった自民党―総理の登竜門「青年局」の研究―
    4.7
    安倍晋三、麻生太郎、海部俊樹、竹下登……多くの総理大臣を輩出した「青年局」とはなにか? 自民党の強さ、しぶとさを底支えしてきたこの組織については、今まで、ほとんど語られてこなかった。だが、五五年体制以降の栄枯盛衰の蔭には、常に「青年」達の暗闘があったのだ。元総理や小泉進次郎前青年局長など、当事者たちの貴重な証言と徹底取材から浮かび上がる、知られざる組織の実像。
  • 東大教授
    3.6
    現役教授だからこそ、ここまで書けた! 「東大教授」とは、どのような職業なのか。年収や学歴は? 適性は? 勤務時間は? 専門分野の選び方やキャリアの積み方は? 入試の必勝法、教育や研究の醍醐味、出世の条件や名誉教授の資格、論文や会議の作法、有名人との交際、政府やマスコミとの折衝術、散歩の効用など。豊富な体験と貴重な情報から「東大教授」の「真相」を、スリリングな筆致で徹底解説。
  • サヨナラ、学校化社会
    4.1
    1巻660円 (税込)
    ★「こんな不況でよかったね。  親や先生は将来のためにがんばりなさいと言うけれど、  そんな生き方はみんなカラ手形になりました」 ★義務教育から大学院、2年間のオーバードクターを含む24年の学生生活。  そして偏差値四流校から東大までの教師生活。  学校教育の受益者にして被害者という上野千鶴子が直言! ★評価に怯える優等生シンドロームの東大生、  子育てに追い込まれた「音羽の母」。  学校的価値に覆われた息苦しい社会をどう超えるか。 ★学校はけっして人生のすべてじゃない。  こちらがダメならあちらがある。

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  • スニップ,スネイル&ドッグテイル
    完結
    4.1
    「……誰ともしたことないことが、してみたい」翻訳家の峰(みね)とバス運転手の安城(あんじょう)は、“目新しい友人”同士。峰は不器用にまじめで、フランクな安城には彼女がいた。異質な2人。だけど彼らは急激に仲良くなり、どうにもおかしな距離感になっていく。仕事、食事、友人関係。恋と共にある“暮らし”を細やかに切り取った、日記形式ストーリー。まじめ男と彼女持ち。2人が半同棲関係になるまでの、8ヵ月の日記。
  • 女郎ぐも 日本ふしぎ草子
    完結
    4.4
    日本のむかし話をもとに、市井に生きる人々の暮らしや風習、愛憎模様を丹念に紡いだ短編集。生きてる人間が抱える、欲望・怒り・嘆き・喜びを時に静謐に、時に激しく描く――。表題作「女郎ぐも」ほか「地獄の鬼」「安珍と清姫」「さるかに合戦」など、全11作を収録した珠玉の作品集。
  • 言霊II――なぜ日本人は、事実を見たがらないのか
    2.6
    危機管理はまるでダメ!歪んだ報道に軍事音痴――時代を抉る井沢史観の原点『言霊』から見えてきた現代社会の病巣。『言霊』が現在の政治・経済・社会、そして報道・危機管理などの分野にまで、どれくらい深い影響を与えているのか、具体的に分析。前作『言霊』は理論編にあたり、本書は応用編としてご活用ください。
  • パリ ――都市の記憶を探る
    3.0
    華やかな表情の内側に無数の集合的な記憶を包みこんだ都市、パリ。著者は濃密な象徴性を帯びた都市の身体に直接触れ、その息づかいにひたすら耳を傾けながら、埋もれた記憶を丹念にひとつひとつ掘りおこしていく。そこに立ち現れるのは、重層化した歴史の深みから発するこの都市ならではの稀有な輝きにほかならない。パリの魅力の源泉に迫る一冊。
  • 物語の起源 ――フルコト論
    3.0
    物語とは何か。世界のうえに表象として燦然と姿をあらわす大きな「物語=レシ」の影に隠されて、日本語として物語は、その意味をあらためて問いなおされることがない。だが、『源氏物語』や『今昔物語』などの物語を称する文学の誕生以前に、フルコトとモノガタリという二つの種類の叙術があったのだとすれば、物語の意味は決して自明な事柄でなくなる。『古事記』『古語拾遺』『歌経標式』などの文献に分け入り、物語文学を支える多様な系の一つの「フルコト」の発見を通して、物語の起源を探究するスリリングな論考。
  • 宗祖ゾロアスター
    3.0
    ゾロアスターは謎に満ちた宗祖である。生まれた時も場所もいまだ定かではなく、人びとは想像を重ねて宗祖のイメージをつくりあげてきた。ある人は魔術師といい、ある人は最高の占星術者といい、またシャマン的な幻視者であるともいう。ヘロドトスによって伝説が記録され、プラトンからニーチェに至る哲学者を魅了したゾロアスターとは誰か。その教えは、どのようなものだったのだろうか。
  • 帝国憲法の真実
    4.2
    現行憲法VS.帝国憲法。明治・大正を支えた帝国憲法はなぜ悪魔の憲法に貶められたのか?天皇、九条、靖国神社、集団的自衛権、統帥権etc。日本の争点を一刀両断。
  • あの日にドライブ
    3.4
    牧村伸郎、43歳。元銀行員にして現在、タクシー運転手。あるきっかけで銀行を辞めてしまった伸郎は、仕方なくタクシー運転手になるが、営業成績は上がらず、希望する転職もままならない。そんな折り、偶然、青春を過ごした街を通りかかる。もう一度、人生をやり直すことができたら。伸郎は自分が送るはずだった、もう一つの人生に思いを巡らせ始めるのだが……。
  • 資格を取ると貧乏になります
    3.3
    弁護士、公認会計士、税理士、社労士……。「一流の資格さえ持っていれば食いっぱぐれない」なんて考えたら大間違い! 近年、規制緩和によって資格取得者の数が激増。その割に仕事は増えず、過当競争とダンピングが常態化し、「資格貧乏」があふれかえっているからだ。資格ビジネスの知られざる裏事情を解説すると共に、「資格を上手に生かすための戦略」も伝授する。
  • 日本人のための「集団的自衛権」入門
    3.8
    集団的自衛権の行使を容認すべきか否か。真っ向から意見は対立し続けているが、そもそもその由来や意味をどれだけの国民が知っているのだろうか。政界きっての安全保障政策通が、その成り立ち、日本における解釈の変遷、リスクとメリット等々、あらゆる疑問に正面から答える。「地球の裏側に行って戦争する権利だ」「日本が戦争に巻き込まれる」といった誤解、俗説の問題点を冷静かつ徹底的に検討した渾身の一冊。
  • 戦犯の孫―「日本人」はいかに裁かれてきたか―
    3.0
    「戦犯」の末裔たちはどのように生きてきたのか。敗戦で個人に背負わされた“黒い烙印”は、その一族にどのような影響を与えてきたか。東条英機、土肥原賢二、広田弘毅、東郷茂徳という「A級戦犯」の孫たちの生々流転から、アジア地域での知られざる「BC級戦犯」の生き様までを掘り起こし、戦後から現在まで「国家と個人」の狭間で苦悩する末裔たちの宿命を、若き俊英が丹念な調査のもとに活写する問題作。
  • 年々彩々
    完結
    4.2
    全1巻660円 (税込)
    老いもせず、死にもしない。そんな死神の恋――。秀良子がおくる、切なさと美しく心に響く、連作落語シリーズ。【金魚すくい】怠け者の余平(よへい)と彼に取り憑く貧乏神。二人はいつの間にか夫婦のような間柄になるが……~落語「貧乏神」より~【デラシネの花】長寿を願い名付けられた寿限無(じゅげむ)(中略)長助(ちょうすけ)さんは幕末をむかえ、文明開化の音を聞き、二つの大戦を生き抜いて現代(きょう)を生きていた。そんな孤独に生きる彼の心の拠り所は、昔みた“死神”だった。~落語「寿限無」より~落語シリーズ二作ほか、短編一編&描き下ろし収録!
  • LOVE理論 (1)
    完結
    3.8
    「ブサイクだろうが、金がなかろうが、今のところモテる要素が何一つ見当たらなかろうが、必ず何か方法がある! 理想の女を手に入れる方法が…!」“義務教育に恋愛を!”を掲げる“恋愛体育教師・愛也”が、一度も彼女ができないまま20歳を迎える主人公“屋良畑”に、恋愛の究極理論“LOVE理論”を伝授するギャグ&恋愛指南コミック。『夢をかなえるゾウの』水野敬也と佐藤まさきによる美少女・お色気・ギャグ・そして散りばめられた“恋愛の真実”が面白くないわけがない!
  • 名探偵保健室のオバさん 1
    完結
    4.5
    【保健室のオバさんは実はすごいんです!】聖橋学園の保健室にはこわいオバさんがいる。白衣を身にまとい、常に無表情でロクに治療もしてくれない。神宮寺尊はオバさんに目をつけられ、全生徒の身体測定データ作成の手伝いをさせられる。そんな時、新入生の美少女・薔子が保健室へやってきて…!?
  • 経済人類学への招待 ――ヒトはどう生きてきたか
    3.5
    経済成長という死の舞踏を踊りつづける「豊かな」現代文明。コンピュータ・シミュレーションによる未来予測では、大量の生産と消費の果てに二十一世紀末には地球規模のカタストロフィが全人類を襲うという。はたして現代の経済システムの危機をのりこえる道はあるのか。本当の豊かさとは何かを考えるための経済人類学入門。
  • 億万長者の冷たい寝室
    3.0
    夫の抱える底知れない暗い秘密が、 甘いはずの結婚生活を破滅へと導く……。 二人の出会いは電撃的だった。チェーザレの運転する車に轢かれそうになったアーヴァは、急いで車から降りたゴージャスな彼に目が釘付けになった。互いに名前を名乗り合う間も惜しいほど二人は瞬時に燃えあがり、気づけば車のボンネットの上で愛し合っていたのだ。コモ湖畔に大邸宅を構える億万長者チェーザレとの結婚と妊娠、愛娘の誕生──完璧な甘い夢だった。夫が妻子を顧みなくなるまでは。不在がちなチェーザレに寝室で冷たくあしらわれたとき、必死ですがるアーヴァの耳に、夫のとどめのひと言が聞こえた。「僕は君がほしかった。だが君を愛していると言ったことはない」
  • 「気の使い方」がうまい人 相手の心理を読む「絶対ルール」
    値引きあり
    3.3
    なぜか好かれる人、なぜか嫌われる人――その「違い」に気づいていますか?実は、「ちょっとしたこと」で、驚くほど人間関係が変わります!◎必ず打ちとける「目線の魔術」◎相手に「さわやかな印象」を与えるこのしぐさ◎食事中のうまい話術、決め手はここ!◎「一度会った人は絶対に忘れない」こんなひと工夫◎人を待たせるとき――相手の“イライラ”を和らげる法◎「誰かに非難されたとき」の賢い対処の仕方  ……etc.本書は、誰からも「気がきく」といわれる話し方、聞き方、接し方――のコツを101紹介。今すぐできて「簡単」、しかも「必ず役に立つ」ものばかりです!

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  • 萌えろ!いい男
    完結
    3.7
    全1巻660円 (税込)
    眉目秀麗、文武両道の弓道部部長・乾には秘密があった。それは、部内一可愛い後輩の高茂千晴(♂)と恋人同士であること、そして、千晴が彼の愛するアニメの「魔女っ子マミリン」にそっくりであること…。そう、硬派と評判の乾は、実は重度のオタクだったのだ! しかしある日、乾は気づく。千晴の存在が、自分の中で日々大きくなっていることに。マミリンと千晴、どちらへの愛を貫くべきか…「愛」と「萌え」をめぐる、乾の壮大なる葛藤の行方は!?
  • TUGUMI
    4.4
    病弱で生意気な美少女つぐみ。彼女と姉妹のように育った海辺の小さな町に帰省した私は、まだ淡い夜の始まりに、つぐみとともにふるさとの最後のひと夏を過ごす少年に出会った――。少女から大人へと移りゆく季節の、二度とかえらないきらめきを描く、切なく透明な物語。第二回山本周五郎賞受賞作。[装画・山本容子]
  • 保守の心得
    4.4
    外交って何?愛国は罪なの?日本はまだ敗戦国って本当?日本国憲法はどこがダメなの?そもそも何をすればいいの?憲法、財政、外交、学校では教えない「保守入門」米中韓に振り回されるな!
  • 正義の偽装
    4.3
    何を信じたらよいか、何を信じるべきか。景気回復、東京五輪など楽観的ムードが漂う中、日本人の精神に何が起きているのか。「アベノミクス」という虚構、「憲法」という誤謬、「復興」という矯飾、「天皇家」への警鐘……大震災後の出来事から表出する国家のメルトダウン。民意や国民主権という幻想の下、幸福を一途に追求してきた日本に今、民主主義の断末魔が聴こえる。稀代の思想家が真理を隠す「偽善の仮面」を剥ぐ。
  • カボチャ王子
    完結
    4.0
    全1巻660円 (税込)
    「俺のドルチェ。お前に惚れたぜ!」 そう言って入部してきたのは、演劇部にまるで興味ないただのヤンキー・不知火(しらぬい)。なのに、不知火は演劇の才能を発揮して、王子役に抜擢されてしまう。しかも姫役は陽一を名指し! 陽一はしぶしぶ姫役を受けるが、練習中にマジキスされてしまって!? アガリ症のメガネ姫と演劇上手なヤンキー王子のおとぎ話ラブv
  • 月は怒らない
    3.5
    チンピラの梶原、大学生の弘樹、警察官の和田。何の接点もないように見える三人には共通点があった。それはある女の家に通っていること――。市役所の戸籍係で働く恭子は金にも物にも執着せず、相手に何も期待しない。そんな無機質で達観した女に、男たちはなぜ心惹かれるのか。女には、この世界の何が見えているのか。交差する思惑の中から浮かび上がるロクデナシたちの生き様を描いた長編小説。
  • 一日3時間以上、勉強するな!
    3.7
    1巻660円 (税込)
    【ご注意】※お使いの端末によっては、一部読みづらい場合がございます。お手持ちの端末で立ち読みファイルをご確認いただくことをお勧めします。 百ます計算をはじめとする徹底的な反復学習、生活習慣の改善で、子どもの学力向上に驚異的な実績をあげている陰山メソッド。その根底を貫く陰山スピリットが1冊の本になりました! 月刊誌『小学一年生』で、2年間連載された陰山英男氏のインタビューから珠玉の名言をピックアップ、さらに、連載時スペースの都合で割愛せざるをえなかった知られざる名言まで含めた、陰山語録の決定版です。「日記に書くことがない、それならウソを書け」「やる気で伸びるわけではない」「楽しい授業、ふざけるな!」など、目からうろこの言葉、深くうなずいてしまう言葉が満載。子どもの能力をもっと伸ばしたいと願う親御さんと、教育に携わる全ての人々、必読です。 ※この商品は紙の書籍のページを画像にした電子書籍です。文字サイズだけを拡大・縮小することはできませんので、予めご了承ください。 試し読みファイルにより、ご購入前にお手持ちの端末での表示をご確認ください。
  • 卵の日
    5.0
    世界は、巨大な次空間に蝕まれ、今にも消滅しようとしていた。わずかに残された人類は、持てる技術の全てを費やし、世界を守る為の人工生命体「外人(がいと)」を作り上げた。称号付守護者「四人衆」 黒髪黒眼 アートルム=メイン 金髪碧眼 オール=エール 銀髪眼帯 プラティーン=ローク 茶髪緑眼 ジェイド=ツァンナ そして 白き聖地封印の描き手 ヴァイス=ヴィーゼ 聖地を、世界を守るため、4人と1人の旅が始まる――!!
  • ムーたち(1)
    完結
    4.6
    ありふれた答え? そんなものNGだ! シュールな父・虚山実(むなやまみのる)が、小学生の息子・無夫(むなやまむーお 通称「ムー夫」)の、子供ならではの深淵な問い掛けに答える。──あなたのアタマは風を通していますか? 常識的思考によどんだ脳細胞の蜘蛛の巣払いに、この一冊! 鬼才・榎本俊二が贈る、謎と哲学的考察と形而上的示唆に満ちた空前絶後の笑いがここに!!
  • 上司は思いつきでものを言う
    3.6
    この本はサラリーマン社会の閉塞を嘆じるものではありません。「上司は思いつきでものを言う」ということが、なぜ起こってきたのかを、儒教の伝来まで遡り、とてもスリリングに解剖していく本です。日本の男たちが、なぜ戦国時代と幕末維新の時代ものが好きなのか。こんな「なぜ」も見えてきます。そして、では日本はどうするのか――「現場」の声を聞く能力の復活に向けて、上司のみなさんにも、懇切丁寧な今後の道中案内の書であります。【目次】はじめに/第一章 上司は思いつきでものを言う/第二章 会社というもの/第三章 「下から上へ」がない組織/第四章 「上司でなにが悪い」とお思いのあなたへ/あとがき
  • ニュースキャスター
    3.5
    初めて現場から語る「ニュースキャスター論」。かつて新聞、雑誌の記者・編集者であった著者が、テレビのニュース報道という未知の世界に飛び込み、そこで何を見、何を考え、何に苦悩してきたか。「ニュース23」の創設から現在に至る経緯を、自らの体験を軸に書き綴った迫真のノンフィクション。数々の事件、事故、災害、政局…。激動する時代と斬り結びながら、一般の視聴者には知ることのできないテレビニュース報道の舞台裏を活写する。そして、ニュースキャスターとは一体、何者なのか!?【目次】第一章 番組誕生/第二章 音楽の力/第三章 「北風型」と「太陽型」――インタビューの攻防/第四章 テレビは「小泉首相」を作ったか/第五章 「主持人」の周辺/第六章 大統領がやって来た/第七章 「モニカおばさん」のガツン/第八章 「赤い皇帝」の椅子/第九章 世界が変わった日/第十章 「多事論争」のできるまで/第十一章 TBSが死んだ日――オウムビデオ事件をめぐって/第十二章 神戸震災報道/第十三章 ただの現在にすぎない仕事/あとがき
  • 小さな星の王子様を。
    完結
    3.0
    全1巻660円 (税込)
    排他的な小さな島国の第二王子・グランドールは外交の一環として、あるパーティーに出席する。主催者はミンシェア・バルクというアラブ人で、グランドールが幼い頃出会った少年によく似ていた。しかし間もなく、グランドールはパーティーの本当の目的を知る──パーティーはオークションで、グランドール自身が競売の対象だったのだ! さらに、グランドールを落札したというミンシェアに無理やり体を奪われてしまい…!?
  • オルキヌス 稲朽深弦の調停生活
    3.0
    「演奏会ってことは、歌ったり楽器を弾いたりするんですか?」 「しますよー。見てみますか?」 そう言って目の前の美しい人魚が岩陰から取り出したのは――なぜか一台のノートパソコンだった!? 「電源はそこにラインを引いてるです」 「インフラの整った砂浜だなぁおい!」 幻獣が棲む島オルキヌスに調停員として赴任した稲朽深弦。その職務は、オルカ間のトラブルを調停することだ。だが、実際に出会うオルカは予想の斜め上をいく面々ばかりだし、師事するはずの先輩調停員・秋永壱里は失踪中!? 言葉を武器にオルカたちとわたりあう、駆け出し調停員のネゴシエーション・コメディ開幕!! 第1回GA文庫大賞・奨励賞受賞作! ※電子版は文庫版と一部異なる場合がありますので、あらかじめご了承ください
  • 遠野物語remix 付・遠野物語
    3.9
    雪女、座敷童衆、オシラサマ――遠野の郷に伝わる説話を収めた『遠野物語』。柳田國男の名著を京極夏彦が深く読み解き、新たに結ぶ。角川ソフィア文庫には原著も併載。読み比べなど、楽しみが広がる決定版!
  • 回想・松本清張 私だけが知る巨人の素顔
    3.0
    「あんたの話は面白い。もっと聞かせてくれ」昭和の巨人はそうせがんだ。若き日に松本邸に通い、小説の素材・ヒントを提供し続けたた著者が、清張没後10年を期に初めて明かした交流秘話。その親交は著者が推理作家としてデビューするまで、およそ20年間続いた。著者の語ったさまざまな見聞が、如何に傑作群の誕生を支えたのか。戦後最大の流行作家の創作の裏側と、その意外な素顔を垣間見ることのできる稀有で貴重な回想録。
  • アドラー心理学実践入門 ~「生」「老」「病」「死」との向き合い方~
    4.0
    「自分を好きになれない」  「人の目が気になる」  「他人とうまく付き合えない」  「病気や死が怖い」  …その悩み、アドラー心理学を実践すると劇的に心が軽くなります。  フロイト、ユングと並び「心理学の三大巨頭」と称される、オーストリアの精神科医アルフレッド・アドラー。  どんな困難に直面しても、アドラー心理学は幸福になるためのヒントを教えてくれます。誰も避けることができない「老いること」「病気になること」「死ぬこと」に対しても同様です。これらは決して人生の最後に私たちを待ち構えているのではなく、常に「生」の直下にあります。  アドラーの教えを深く理解し、実践するための1冊。
  • あい色神話
    完結
    4.5
    全1巻660円 (税込)
    学生運動が終焉を迎えた1970年。頭脳明晰でしっかり者のケーコさんのクラスに、季節はずれの転校生コースケがやってきた。問題児でお調子者のコースケに振り回されつつも、ひたむきに映画監督の夢を追う彼に惹かれていくケーコさん。が、そんな自分の気持ちに気づいた時、彼の隣には親友の響子がいて――!? 表題作他、美しい従姉妹と過ごしたひと夏を描く『ねむり草の夢』を収録。大和和紀の"胸に残る"愛の名作!
  • 喪服のディナーパーティ
    完結
    4.3
    全1巻660円 (税込)
    「ベッドの上なら ずっと口が軽くなるかもな?」一日に二度だけ陸と繋がる火影島に、兄の死の真相を探りにやってきた双子の鳴と如は、火影島の持ち主であり五十嶺家の当主でもある柾嗣に、たとえ体を使ってでも取り入るつもりだった。館に着いた夜、如はいきなり見知らぬ男からキスされてしまい!? 無理やりで始まった如と柾嗣だったが……
  • 国土と安全は経済で買える ~膨張中国包囲論~
    3.7
    「嫌韓」「反中」を叫んでいるだけでは国を守れない!必要なのは「陸の圧力(ランドパワー)」の強化だ――。経済評論家ならではの視点から、中国の海洋覇権を牽制する「戦略的連携」を説く。序章 「諸国民の公正と信義に信頼し」たら国土は守れない第1章 敵を知り己を知れば百戦危うからず 第2章 ロシア――「対支那確証抑制」のパートナーエネルギー依存経済からの脱却を助けて関係深化第3章 インド――膨張支那に屈しない筋金入りの大国世界中のIT産業の「下請け」第4章 トルコ――連携は必然の中東の親日国 潜在的成長力に期待できる遠隔地の重要拠点第5章 ベトナム――支那の侵攻をはね返した強国支那の海洋進出に悩まされるのは日本と共通終章 支那の情報攻撃を見抜け
  • アダムの純情
    完結
    4.2
    全1巻660円 (税込)
    三人兄弟で暮らす家に、ある日長男が男を連れ帰ってきた。ハルキと名乗ったその青年は、妙な色香で俺を惑わす。男なんかに惚れるはずない───そう思っていたけれど、ある時俺は見てしまったのだ。長兄に泣きながら抱かれるハルキの姿を。そして同時に気づいた。ハルキに恋していることを…。
  • 知の武装―救国のインテリジェンス―
    4.0
    ニュースを鵜呑みにしていては、深層はつかめない。激流の世界で勝つには「知性〈インテリジェンス〉」が必要だ――東京五輪と尖閣の関係、安倍首相の真の評判、シリアを左右したスノーデン事件の「倍返し」、中韓領土問題の奥の手、北朝鮮写真に隠されたメッセージ……日本最強の外交的知性がその情報力と分析力を惜しみなく披露。最新情勢の解読法から諜報の基礎知識までを解説した、武器としてのインテリジェンス入門。
  • 動乱のインテリジェンス
    4.1
    著者の預言どおり、世界はにわかに動乱の季節を迎えた。日本周辺海域の波はことさら高い。「北」のミサイル、空母を持った中国、混迷の中東、通貨危機とTPP、そして黄昏れゆく日米同盟――。報道レベルを数段超えたインテリジェンスで「今そこにある危機」を分析しつつ、縮みゆく日本を毅然として回復させる道筋を示す黙示録的一冊。日本最強の外交的知性がぶつかり合った、高カロリー対談。
  • 和食の知られざる世界
    3.9
    料理研究者として知られる辻静雄を父に持つ著者は、幼い頃から味覚の英才教育を受けてきた。そしていま、世界が賞賛する「和食」の未来に大きな希望と一抹の不安を抱いている。なぜ海外の一流シェフは和食に驚嘆したのか? 料理を最高の状態で味わうコツとは? 良い店はどこが違うのか? 歴史的変遷から、海外での成功例や最先端の取組みまで、世界の食を俯瞰的に見つめ続けてきた著者だからこそ書けた、和食の真実。
  • 現場主義の競争戦略―次代への日本産業論―
    4.4
    本社よ覚醒せよ――敗北主義でも楽観主義でもない、現場主義の目で見れば、日本経済の本当の力が見えてくる。数字だけの経営分析、根拠のない「製造業悲観論」を真に受けてはならない。「現場」は常に忍耐強く、沈黙の臓器のように能力向上を続けているのだ。熾烈なグローバル競争の中で、「何をやりたいか」より「何なら勝てるか」を考え抜く、現場発の日本産業論。
  • 「知的野蛮人」になるための本棚
    3.5
    1人の人間の能力や経験には限界がある。この限界を突破する最も効果的な方法が読書だ。著者は、「読書によって教養をつけるためのコツがある。数学で分数が理解できていない人が、微分、積分に関する本を読んでも、絶対に内容を理解することはできない。それと同じように政治や経済、あるいは恋愛についても、本には読む順番がある」と言う。本書では、当代随一の読書家である著者が、「意味のある読書とは何か」「詐欺師の視点に学ぶ」「格差の本質を知る」「『テロ』を起こす人々とは」「オバマ大統領の戦略」「北朝鮮をめぐる情報戦」など、57の重要テーマについて「真っ先に読むべき2冊」を厳選して紹介。この2冊をきちんと読んでおけば、自分の頭で現在起きている出来事を読み解くことができるようになる。
  • 自分の頭で考える倫理 ――カント・ヘーゲル・ニーチェ
    4.0
    迷惑をかけなければ援助交際はしていい?―YESかNOか、あなたの答えはどっち。自分がよければ何やっても勝手じゃないかと考えるのか、いや、そんな自由は許されないと考えるのか。さらに、自由が一つだけでないとしたら、ホントの自由とは何か?カント、ヘーゲル、ニーチェの思考のエッセンスを手がかりに、不倫や援助交際から民主主義信仰や正義論・国家論まで、困難な時代の生き方を考えるための新しい倫理学入門。
  • 今日もお天気 家族でパリ旅行編
    完結
    3.0
    全1巻660円 (税込)
    実は…パリって家族旅行にいいんです! 今回は番外編! エリカっち達が家族でめぐるパリの楽しみ方をご紹介。ディズニーランド・パリ、バスク地方の情報もあり! 子供には厳しいと思っていたパリは実はとても子供に優しいまちなのかも。りゅっちとみみたん大興奮のパリ旅行の様子を余すところなく詰めこんで、さらにパリ旅行にきっと役立つパリガイドも収録! エリカのハッピー育児、番外編!
  • リアクト
    3.6
    1992年、N中学校2年4組の美雪は、未来からきたという保彦と出会う。ある小説を探して一夏を過ごした彼は、300年後へ帰ったはずだった。そして1992年秋、西暦3000年からきたタイムパトロールの少女ホタルは、過去が見える能力者、坂口霞との遭遇をきっかけに岡部蛍の小説『リライト』に疑問を抱く。作中で2年4組の同級会が開かれたという2002年に向かったホタルは、恐るべき夏の真実に近づいてゆく。シリーズ第3弾
  • 札差殺し 風烈廻り与力・青柳剣一郎[1] 風烈廻り与力・青柳剣一郎
    完結
    3.6
    旗本の子女が立て続けに自死する事件が続くなか、富商・大和屋が斬殺された。 なぜか、その目撃者を執拗に狙う二人の刺客……。不可解な動きの先に見えてきた武士の窮状と富商の果てしない欲望が生んだ“江戸の闇”の真相とは? 初見参! 頬に走る刀傷が疼くとき、風烈廻り与刀・青柳剣一郎の剣と頭脳が冴える!
  • 東郷平八郎
    3.0
    日露戦争時の連合艦隊司令長官だった東郷平八郎は、日本海海戦に奇跡的な勝利を収めたあと、東宮御学問所総裁、陸海軍を代表する指導者として近代史に大きな足跡を残した。その生涯は、近代国家としての道を歩み始めた日本の運命を一身に体現したものとなった。一次資料をもとに英雄神話の背景を探り、東郷の実像とその時代を描いた本格的評伝。
  • 日本人とイギリス ――「問いかけ」の軌跡
    3.0
    日本と同様の小さな島国であるイギリスが、なぜ世界の覇者になり得たのか。その秘密を探りだし学びさえすれば、いつか日本も追いつくことができる―。幕末以来、イギリスは学ぶべき模範、追いつくべき標的であり続けた。その間、日本人はイギリスに、何をどのように問いかけてきたのだろうか。ウィリアム・アダムズの漂着から400年、なかでも幕末開国期から明治期を中心に、文化接触の問題に焦点を合わせて、日英交流の歴史をたどる。
  • 続 こうしてキミは育つのだ 兄妹でも、こんなに違う編
    5.0
    1巻660円 (税込)
    人気子育てマンガ『キミはこうして育つのだ』の第2弾。長男のきー助は幼稚園児、小学生と順調かつ、個性豊かに成長。そして、妹のもっちゅも誕生し、賑やかな4人家族に。もっちゅは聞き分けも良く、賢く人を見て、演技(?)もする。兄妹でも、性格も成長の具合が違う。そんなふたりの子育てを中心に、祖父母やご近所さんやママ友たちを巻き込んだ、抱腹絶倒の子育てマンガ。
  • 枯れない花
    完結
    4.7
    全1巻660円 (税込)
    2月── 今井は卒業式を待たず、大学の寮に入り、野球部の練習に参加し新しい生活をスタートさせた。引田も高校生活最後の1年を迎える。お互いの生活に距離ができ電話を待つ日々を過ごす中、久しぶりに会った今井に男っぽさを感じた引田は──。 『聞こえない声』『見えない星』に続くシリーズ第3弾、完結。
  • 見えない星
    完結
    4.7
    全1巻660円 (税込)
    先輩として尊敬し憧れていた今井に、くどき落とされた引田。部活の練習後、キスを繰り返すうちに互いの「好き」という気持ちが深くなってゆくのだが── 『聞こえない声』続編登場!
  • 聞こえない声
    完結
    4.4
    全1巻660円 (税込)
    野球部に所属する今井は、一生懸命で不器用な後輩・引田が気になっていた。緊張すると人を睨みつけるような顔になる引田。そんな引田がかわいくてしょうがない。おまえはこんなに色っぽいのに 気づいたのは俺だけ─ 面倒見のいい先輩として接しながらも心の中では引田の裸を触りたいと思っていて…!?
  • 子どもを伸ばす父親、ダメにする父親
    3.7
    将来、わが子を「メシが食える大人」にするために果たすべき父親の役割とは何か。「問題解決力」「危険回避力」「空間認知力」などの力を育む方法を、父子のふれあいや遊びの実践例を通して多数紹介。
  • 40代から勝負強い男になる技術
    3.8
    「四十にして惑わず」とは言うものの、40代の男性といえば、公私共に「惑う」のが実情だろう。本書は、“雀鬼”として麻雀界に名を馳せた勝負師が、独自の視点で「四十男の思考法」を伝授する。
  • スティーブ・ジョブズ 奇跡のスマホ戦略 ポスト・Jobsのプラットフォーム戦争の勝者は?
    3.0
    携帯シーンがガラケーからスマートフォンに移ろうとしている中、新たなプラットフォーム戦争が動きだそうとしている。Google. Facebook. Appleをはじめ、各社の思惑と今後のスマホビジネスを見通す。また、故スティーブジョブス「電話を再発明する」という台詞と共に産声を上げたスマホ市場を、なぜジョブスはスマホ市場を創造できたのか?そして、ジョブス亡き後のスマホ市場というBefore jobs、After Jobsという側面でとらえ直します。
  • 嘘だらけの日韓近現代史
    3.9
    「反日」という妄執に囚われ、捏造で自我を保つ国・韓国。著者は本書で「韓国人の歴史観はすべてファンタジー」と斬り捨てる。「嫌いな国を無理に好きになろうとする必要はありませんが、自分を嫌っている相手にこそ言うことを聞かせるべきです。これこそが、哀れな隣人と付き合う要諦なのです」かつて中国史の一部でしかなかった朝鮮半島史を、気鋭の憲政史研究者が冷徹に分析し見えてきた「真実」とは?
  • 七星降霊学園のアクマ 01 グラトニー・シールド
    3.0
    「止まらない! 助けて、にぃちゃん!」「雪伽!」僕、花村月斗と双子の妹・雪伽は悪魔を討つ“降霊士”を目指して七星降霊学園で勉強中だ。志望のクラスに入るための試験で、僕らは天使召喚しようとして暴走。魔法陣から出てきたのは──「吾輩はネコではない! 悪魔だ!」という金目の黒ネコで!? 違法の悪魔召喚をしてしまった僕らは、戦闘系でも支援系でもない「その他」のクラスXに入ることに!? 兄妹イチャラブアクション開幕!
  • 呪文をとなえたら その夜、恋が始まる V
    4.0
    おお、偉大なる女神よ、ビーナスよ。汝の娘に愛の喜びを味わわせたまえ!■挿絵画家のルーシーは、仕事だけの生活に満足していた。愛なんて信じられないし、心ときめくこともないけれど、だからといって、何か不都合が生じるわけでもない。そんな彼女を心配した大伯母が、ある吹雪の夜、愛を呼び起こす珍妙な魔術の儀式を執り行った。大伯母のとなえた大仰な呪文のおかげか、なんとその直後に凍死しかかった男性が玄関に転がりこみ、意識を失ったのだ!あいにく道路は不通、救急車も呼べない。そこでルーシーは大伯母とともに、苦労のすえ彼を暖炉の前まで運んで、びしょ濡れの服を脱がせた。ところが、夜中に様子をうかがうと、彼は毛布の中で震えていた。こうなったら人肌であたためるしかない。意を決したルーシーが服を脱ぎ、肌を寄せた瞬間、今まで感じたことのない、ときめきが――戦慄が体を駆け抜けた。
  • 自殺って言えなかった。
    4.3
    「もう逃げない。堂々と生きていきたい!」 自殺で親を亡くした子どもたちが、社会に向けて語りはじめた。 日本全国の自殺者数は1998年から2004年まで、7年連続で3万人を超えています(警察庁調べ)。 その影には、何の罪もない「自死遺児」と呼ばれる子どもたちが、 毎年1万人以上も増えつづけていることをあなたはご存知でしょうか? 子どもたちは心に傷を負うだけでなく、経済苦や社会の偏見などと向き合わなければなりません。 彼らがいま伝えたいことは何か? 語りはじめたメッセージを受け止めてください。 ※以上は『自殺って言えなかった。』(サンマーク文庫)が刊行された 2005年9月当時にまとめられた紹介文です。 *目次より ◎声を出せないでいる遺児や遺族のために(山口和浩・21歳) ◎どうしたら父は死ななかったのだろう(藤田優子・19歳) ◎私が学生としてできることを(ツバサ・21歳) ◎お父さんへ(ショウ・10歳) ◎今まで言えなかったこと(ツグミ・16歳) ◎まだ子どもには話せません(マリコ・48歳) ◎「自殺」(ユミコ・37歳) ◎【座談会】たくさんの壁を乗り越えて。 ほか
  • 交通事故学
    3.4
    そもそも人間にとって、動くものの速度や距離の見積もりは苦手である。その上、心理や生理、環境によっても対応が違ってくる。だから、車の安全性能は年々進歩しても、ドライバーは相変わらずあれこれ間違え続ける。初心者とベテランの視線の違い、加齢によるミスマッチ、個人差のあるリスク敢行性――どうすればヒューマンエラーを防ぎ、安全レベルの高い運転ができるのか、交通心理学の知見をもとに徹底解説。
  • 訓読みのはなし 漢字文化と日本語
    3.3
    言語の差異や摩擦を和語表現の多様性へと転じた訓読みは、英語や洋数字、絵文字までも日本語の中に取り入れた。時代の波に晒されながら変容してきた訓読みのユニークな例を辿り、奥深い日本語の世界に迫る。
  • ファンタジーの冒険
    4.0
    ファンタジーの魅力とは何か? 妖精物語、メルヘン、SF、パルプ・フィクション、〈指輪物語〉、RPG、歴史改変小説、魔術的リアリズム、スリップストリームといった話題を中心に、一九世紀から現代まで歴史的な文脈に即してわかりやすく解説する、ファンタジー入門書。
  • ウィーン ――「よそもの」がつくった都市
    3.8
    皇帝ハプスブルク家の都、楽聖の都ウィーン。今もなお優雅で華やかな香気を放っている。だが、この都市の神話はいったいどのようにつくられたのだろうか。激動の都市形成の歴史をたどりつつ、「よそもの」を魅きつける魔力とオペレッタ的いかがわしさにみちた、ウィーン神話のもうひとつの顔に光をあてる都市の社会史。
  • 龍王の寵花
    3.8
    両親を早くに亡くし、王城で働く兄と二人きりで生きてきた蓮花。しかしある日、兄が王に毒を盛ったと疑われ共に捕らえられてしまう。兄を信じて庇う蓮花は、王である真龍に「兄の命を救いたければ、俺に一生を捧げろ」と後宮に閉じ込められ……。冷酷な真龍に服従を強いられ、蹂躙される日々。だが、蓮花を支配しようとする彼の胸には消えることのない悲しみが隠されていた。真龍の傷ついた心を知って、寄り添いたいと思い始める蓮花だったが――。
  • 黒人のアメリカ ――誕生の物語
    3.0
    「アメリカの黒人」はどのようにして誕生したのか?奴隷解放ののち、苦難の道を経て、彼らはアメリカに留まりアメリカ社会の一員たることを選択する。著者はその誕生の時の立ちもどり、黒人たちのさまざまな「物語」のなかに彼らの「共生」の夢を探っていく。しかし真の共生はいまだに実現していない。黒人文化などさまざまな異文化が対等につくりだす「多文化」のアメリカは可能なのだろうか?著者は歴史の声に耳を傾けながら、そう問いかける。
  • 罪深き吐息さえも愛おしく
    4.0
    発展途上国や被災地で医療活動をする蓮見祐紀は、帰国中の数ヶ月間大学病院で働くことになる。そこには「神の手を持つ男」と評判の心臓外科医・志岐栄司がいた。歓迎会の席で教授と衝突するほど、金や出世に興味がなく不器用なくせに、医師としての崇高な理想を熱心に語る蓮見に志岐は苛立ちを覚える。志岐は、偽りの恋と快楽で、純粋な蓮見を籠絡して彼の志を挫き、傷つけようと企むが――!? ※本文にイラストは含まれていません

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  • この愛に溺れろ
    3.0
    幼馴染みで今は暴力団古峰会の若き組長となった・三虎に強引に口説き落とされて恋人同士になった弁護士の冬紀。組織間の抗争がらみで、三虎が負傷したと聞いた冬紀は駆け付けるが、危険なことに巻き込むまいと三虎は事情を話そうとしない。女扱いされることが面白くなく、対等でありたいと思っている冬紀は「冷却期間を置こう」と告げ、旅行へ。だが、旅先に敵対組織の組長が現れて……。  ※本文にイラストは含まれていません

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  • 壊れた恋の直し方
    3.8
    1巻660円 (税込)
    捜査一課の刑事・松本は、とある事件で公安部所属の警視正・白川と出会い、彼によって公安第一課へと引き抜かれる。発砲事件で先輩刑事を喪った松本のトラウマに平気で触れ、あまつさえ自分の所有物のように執着し松本を陵辱する白川。しかし、彼にもまた触れ得ざる過去があった。仕組まれた事件を追う二人の恋と運命は…!? 警察機構を舞台に繰り広げられるハードロマン&エロス!!  ※本文にイラストは含まれていません

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