高橋秀実の作品一覧
「高橋秀実」の「ことばの番人(集英社インターナショナル)」「はい、泳げません」ほか、ユーザーレビューをお届けします!
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「高橋秀実」の「ことばの番人(集英社インターナショナル)」「はい、泳げません」ほか、ユーザーレビューをお届けします!
Posted by ブクログ
これは面白かった!
「校正」という仕事をめぐるノンフィクション、と書かれていた通りに
校正の仕事の内容・知識と、その仕事をされている方の想いについて知ることができた。
ただ、これからもっとAIが進歩してきたときに、こういう仕事はどうなるんだろう、と思ったり。
以下メモ(豆知識も)
校正とは
・校正とは「照合」比べる・正す・元の原稿と照らし合わせる
・校正とは文を読むことではなく字を見つめる。
・校正者は「正確」ではなく「不正確」の許容範囲を定めている。
・本当にそれを指摘すべきか。赤字を出すセンスより出さないセンス。全体を考えて最終的に重大な間違いが出ないように努力する
・日本最古の書と言
Posted by ブクログ
この本に登場する「父」(=著者の父親)は80歳代後半。一方で私の両親はともに80歳代前半。現在私は両親といっしょには生活していないが、両親の認知機能がなだらかな坂を下るかのように低下しているのは日常会話などからなんとなく感じられる。だから私がこの本を読んだきっかけは、自分の両親(さらには自分自身)の認知症がより進行した場合に備えた“予習”だ。
この本の副題-認知症の父と過ごした436日-とは、著者の母が亡くなった日から数えて父本人が亡くなるまでの日数を指している。つまり父にとって長年生活を共にしてきた妻がこの世からいなくなった時点がスタート。だが冒頭から「父は母の死を認知していないようだった