高橋秀実の作品一覧
「高橋秀実」の「おやじはニーチェ―認知症の父と過ごした436日―(新潮文庫)」「「弱くても勝てます」―開成高校野球部のセオリー―(新潮文庫)」ほか、ユーザーレビューをお届けします!
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Posted by ブクログ
大変面白かったです!
東京大学受験が当たり前の開成高校で学ぶ学生の野球への姿勢に驚きの連続でした。
学生時代、監督や先輩を恐れて野球なんて楽しくないと思いながらやっていた自分としては彼らが羨ましく思うと同時に、開成高校に入るだけの努力ができるからこそ野球に対しても何が自分に足りないのかを客観視しながら楽しく野球をする方法を自分で考えているのだなと思いました。
エラー、三振当たり前でOK。でも消極的はダメ。
当然同じようなことは言われましたがその意味は大人になってようやく気付きました。
彼らは16歳〜18歳で気付いていることが本当にすごい。
それはタイムトラベルなのでは
僕は母を見送りました。ある日行方不明となってから「地獄の2年間」は始まりました。
筆者はお父上とのやり取りを克明に記録し、言葉から「認知症」という言葉を解体して行きます。
その過程は痛快極まり無いのです。
定義できないものを定義できるように定義する
そういう「科学」に対抗できるのは「哲学」だ、と筆者はそれを武器に快進撃を始めます。
ですが、「言葉で言葉を解体する」のには無理があるように思いました。まさに
言葉にできないものを言葉にできるように言葉にする
言葉にすれば「固定」できる。
言葉を仕事にしていた筆者の願いがそこに見えたように思いました。
僕は「感動的に分からないひとた
Posted by ブクログ
季刊誌「考える人」連載中に前半だけ読み、今回文庫版で完読。
冒頭、名刺を交換しただけの中年の「縄文男」が、なれなれしく「お前、来週の水曜日、時間ある?」と囁きかけてくる。そこからファミリー・ヒストリーの旅が始まる。この中年男がだれかずっと気になっていたのだが、なんと、彼が文庫版の解説を書いていた!
現在の自分から見て、親が2人、その親の親が4人、そのまた親は8人というように、時間をさかのぼると、祖先はどんどん増えてゆく。逆に時間を下ると、ひとりの祖先から子孫が枝分かれし、これもどんどん増えてゆく。両者は相似の関係。著者がそれを実感するくだりがおもしろい。
キーワードは「佇む」。先祖がいた場所ま