男は邪魔!~「性差」をめぐる探究~

男は邪魔!~「性差」をめぐる探究~

770円 (税込)

3pt

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かれこれ25年にわたって私はインタビューというものを続けてきたが、今更ながらしみじみ思うのは、男に訊いても埒が明かないということである。話をしても何ひとつ解明しない。それどころか、しばらく話を続けていると頭の芯のほうから何やらぼんやりしてきて、そもそも何を訊くために来たのか忘れそうになるのだ。(本文より)男と女について、あらためてじっくり考えてみました。しあわせのヒントが、ここにあります――。

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男は邪魔!~「性差」をめぐる探究~ のユーザーレビュー

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感情タグBEST3

    Posted by ブクログ 2020年03月18日

    源氏物語の解釈が面白い。
    妄想という文字には“女“が含まれているように、妄想は女のものらしい。
    男の妄想は出しちゃえば終わりだが、女の妄想は果てしない。
    徹底的に女性讃歌な本。

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    Posted by ブクログ 2013年07月31日

    私の中ではかなりのヒット作品でした。
    普段、妻からあれこれ言われている理由がなんとなくわかりました。本を読んでいると、男って本当にどうしようもないなーと、同じ男ながら思ってしまう本です。今の自分の立場を理解するにはよい本でした。

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    Posted by ブクログ 2017年08月15日

    他のレポでも書いた気がするが、かつて姪っ子が発言した名言「男子みんな馬鹿だから」齢10にも満たずして、男の生態を喝破した洞察のするどさに、今でも感嘆を禁じ得ない。


    そういえばソクラテスも言ってた。
    悪戯に言葉をもてあそび、人々を惑わすソフィストたちに「汝自身を知れ!」と。
    要するに何も知らないく...続きを読む

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    Posted by ブクログ 2014年06月18日

    私の町でも女子校はずっと昔から変わらず女子校のままですが、男子校はどんどん共学に変わり、男子校がとうとう一校だけになってしまいました。
    大学で教えている友人が、作業効率を考えて男女別チーム編成にしようと提案すると女子学生は大いに賛成するけれど男子学生から女の子がいないとモチベーションが上がりませんと...続きを読む

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    Posted by ブクログ 2013年10月05日

    本文:強者と弱者の関係でいえば、男の子は強者の立場に置かれます。つまり、まわりが彼のことを察してくれる。人の話を聞いたり、共感したりしなくてもいい。黙っていても察してくれるから表現する必要もないんです。ところが、女の子は弱者の立場。常にまわりを察しなければならない。なので女は伝えようと努力するんです...続きを読む

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    Posted by ブクログ 2013年07月06日

    秀実氏らしい考察。
    男同士で話をすると埒が明かない。
    妻にもよくいわれるが、男は邪魔なのか
    というところから秀実氏の探究がはじまる。

    畜産の牛社会では、種付け以外の雄はいないとは。
    そもそも「社会」も男が作ったもの。
    古代より女性を家庭を守り耐え忍ぶものと位置づけたのも男。
    男の体面を守るために女...続きを読む

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    Posted by ブクログ 2013年05月20日

    読み物としてとてもおもしろかった。
    しかし、「男に訊いても埒が明かない」と書く筆者の著述そのものが「埒が明かない」(笑)。
    読み終わっても残るものが少なかった。
    いちばん興味をひかれたのは牛の話だった。牛の世界では「オス」はいらない。精子だけあればいいという話は強烈だった。ありていにいって、オスの仕...続きを読む

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    Posted by ブクログ 2023年09月05日

    まぁまぁ面白く読んだけど、これは男性著者による自虐なのか、女性に捧ぐカタルシスなのか、作品の意図が見えない。

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    Posted by ブクログ 2016年06月26日

    こんなエッセイみたいなものが新書なのはどうかと思うが、マジで笑った。
    確かに男、邪魔だよなぁ。
    決めつけ、誘導的な部分も目立つけど、それはまぁ気楽なエッセイだということで。

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    Posted by ブクログ 2015年08月28日

    男は邪魔! という衝撃的なタイトルですけれども、衝撃的なタイトルだからこそ、手に取る気になったというか…ここら辺は編集者さんの腕なんでしょうか? うまいですよね…読者を食いつかせるアレが…社畜死ね!!

    ヽ(・ω・)/ズコー

    で、内容なんですけれどもまあ…この作者も奥様から大分言われているようで...続きを読む

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