男は邪魔!~「性差」をめぐる探究~

男は邪魔!~「性差」をめぐる探究~

ビジネス・実用
858円 (税込)

4pt

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かれこれ25年にわたって私はインタビューというものを続けてきたが、今更ながらしみじみ思うのは、男に訊いても埒が明かないということである。話をしても何ひとつ解明しない。それどころか、しばらく話を続けていると頭の芯のほうから何やらぼんやりしてきて、そもそも何を訊くために来たのか忘れそうになるのだ。(本文より)男と女について、あらためてじっくり考えてみました。しあわせのヒントが、ここにあります――。

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男は邪魔!~「性差」をめぐる探究~ のユーザーレビュー

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感情タグBEST3

    Posted by ブクログ

    脳の研究は検証方法や、実験群の設計が難しく、世の中には非科学的、エビデンスに基づかない性差論など多く存在する、という話を研究者が語っていたのを聞いたことがある。性差はないとする人もいれば、面白おかしく何でも性差に結びつけて議論されることもあり、一様に語ることはできないことなのだろうなと感じる。一方、その点で、本書の面白みの一つが男女の小学生への友達とケンカした時のやりとりについてのインタビュー。全てではないとは思うけど、説明を聞かない、聞こうとしない、聞き出そうと努力したり、理解しようとしない姿勢はもしかしたら幼少期から根付いてしまうものかもしれないと感じた。
    10年も前の本だけど、今読むべき本だと思います。

    0
    2024年11月17日

    Posted by ブクログ

    源氏物語の解釈が面白い。
    妄想という文字には“女“が含まれているように、妄想は女のものらしい。
    男の妄想は出しちゃえば終わりだが、女の妄想は果てしない。
    徹底的に女性讃歌な本。

    0
    2020年03月18日

    Posted by ブクログ

    私の中ではかなりのヒット作品でした。
    普段、妻からあれこれ言われている理由がなんとなくわかりました。本を読んでいると、男って本当にどうしようもないなーと、同じ男ながら思ってしまう本です。今の自分の立場を理解するにはよい本でした。

    0
    2013年07月31日

    Posted by ブクログ

    他のレポでも書いた気がするが、かつて姪っ子が発言した名言「男子みんな馬鹿だから」齢10にも満たずして、男の生態を喝破した洞察のするどさに、今でも感嘆を禁じ得ない。


    そういえばソクラテスも言ってた。
    悪戯に言葉をもてあそび、人々を惑わすソフィストたちに「汝自身を知れ!」と。
    要するに何も知らないくせに偉そうなことばかり言いやがって、身の程を知れ!と言ったのだが、当のソクラテスも「私はなにも知らないということを知っている、だからお前らよりはバカじゃない」と言ってるだけだから、バカはバカでも程度の良いバカだと言っているに過ぎない。


    この本は男子はみんなバカだということを様々に分析した本。
    (3kiさんのブクレポがすでに各章を要約してくださっているので、そこは省略します)



    女子のほうが頭が良いらしい。ずっとしゃべり続けるすがたをみていると、もっと頭の中で整理してからしゃべれよ、と男は思うが、女子はとっちらかしてしゃべっているようにみえても、めぐりめぐって正しい結論へとちゃんと導いてくれるらしい。頭の中で整理しないとしゃべれない男のほうがバカなのである。そう言われると、思い当たる節はある。
    得てして女子のほうが決断が早い、男は悩みに悩んで決断をしない。
    熟考するといえば聞こえはいいが、たぶん女子の目からはバカにしかみえない。


    女子の妄想の話は面白かった。
    男の妄想は単純にエロいだけだが、女子の妄想は果てしない広がりをみせるようだ。


    源氏物語にはまる女子が多いのは、女子は妄想力が豊かだから。源氏物語に歴史的な背景や高尚な文学的価値を読み取ろとするの下衆のすることで、あれは女子の妄想を表現した物語。だから男が読んでも面白くない。
    ボーイズラブという確固とした小説の一ジャンルがあるが、男と男の恋愛を読んで、なんで女子が萌えるのかわかった。ノートPCとUSBメモリの擬人化恋愛の話が紹介されているくだりでは、キャラクターの設定の枝葉が、女性のおしゃべりのように縦横に伸びていくので広がりがすごい。荒唐無稽だと男なら思考がストップするところを、女性は想像の翼を自由に広げていってしまう。女性のほうがクリエイティブな作業にはむいているのかもしれない。


    「男子みんな馬鹿だから」というのは、どうやら相対的な価値観ではなく、絶対的な真理のようだ。


    男性諸君は女子の話を忍耐強くひたすら聞く。だって君はバカなんだから。そうしたらきっと、川の水がいつか海に流れつくように、万事うまくいくのさ。

    0
    2017年08月15日

    Posted by ブクログ

    私の町でも女子校はずっと昔から変わらず女子校のままですが、男子校はどんどん共学に変わり、男子校がとうとう一校だけになってしまいました。
    大学で教えている友人が、作業効率を考えて男女別チーム編成にしようと提案すると女子学生は大いに賛成するけれど男子学生から女の子がいないとモチベーションが上がりませんと弱音を吐かれるそうです。
    男に話を聞いても埒があかず、女に聞くと明快に埒があくのはなぜなのか?
    埒があかない男を女は邪魔だと思い、それに気がつかない男。
    その理由がおぼろげに書いてあるおもしろい本です。なぜおぼろげなのか?それは著者が男性だからなのかもしれません。

    0
    2014年06月18日

    Posted by ブクログ

    本文:強者と弱者の関係でいえば、男の子は強者の立場に置かれます。つまり、まわりが彼のことを察してくれる。人の話を聞いたり、共感したりしなくてもいい。黙っていても察してくれるから表現する必要もないんです。ところが、女の子は弱者の立場。常にまわりを察しなければならない。なので女は伝えようと努力するんです。だから表現能力が身についていくんです」⇒自分自身このように考えているときが多々ある。自分の状態を話すのが苦手で、伝えるときもうまく整理して伝えられない。

    本文:――強者なんですか……。  私はつぶやいた。私も強者でないのに強者の立場にいるということか。 「学生たちの交際を見ていても、男の子は自分のほうが女の子より頭がいい、強くないとイヤなんです。同じ程度はイヤなんですよ⇒これは以前の自分を含めて多くの男性に当てはまる条件だと思う。心のどこかで男のほうが上。という思いを常に抱いているように感じる。

    本文:どういうつもり?」と訊かれると絶句する。「私のこと愛してる?」なら「うん」と言えるが、続けて「どこを愛してる?」と訊かれると絶句する。絶句すると我ながら何も考えていなかったような気がして、そのことにまた絶句するのである。 「絶句した時の気持ちを表現すればいいんです」  ――大体、男の人は質問しないでしょう。訊かれることばかりで、自分から相手を知ろうとしない」⇒どこが好き?という質問がいつも怖いなと思っていた。それは相手のことを知ろうとしないからだったのか。

    本文:生きているということは即ち、柔らかく弱いということ。固まって強いのは死んだも同然なのである⇒常に変化し続けることこそが大事と解釈しました。

    本文:男に足りないのは妄想と共感。  昔から男は共感できないバカなのである。妄想して共感する。共感するために妄想する⇒仕事にも通じている点。これができなすぎて苦労した。

    本文:オナンはその子が自分のものとならないのを知っていたので、兄の妻の所にはいった時、兄に子を得させないために地に洩らした⇒知識のため。

    本文:「ぜんぜん動かなくなる。反応しなくなることがあるということなんでしょうが、実はこれが重要なんです」  ――どういうことなんでしょうか? 「野生状態で敵に襲われ、軽いダメージを受けた場合、痛がったりうずくまったりしたらアウト。すぐに食べられてしまうんです。蹴っ飛ばされても何食わぬ顔。何もなかったかのように、つまり鈍感に見えるということで身を守れるんですね」  牛は鈍いのではない。鈍いように見せているだけなのだ。弱そうに見える牛こそが実は弱肉強食の頂点であり、大地の支配者。「草食男子」も「牛男子」と解釈すれば価値も反転する。男の象徴は牛⇒牛男子。ちょっとやそっとじゃ傷ついたり、痛がるそぶりを見せない。動じないことが大事...なのかな?笑

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    2013年10月05日

    Posted by ブクログ

    秀実氏らしい考察。
    男同士で話をすると埒が明かない。
    妻にもよくいわれるが、男は邪魔なのか
    というところから秀実氏の探究がはじまる。

    畜産の牛社会では、種付け以外の雄はいないとは。
    そもそも「社会」も男が作ったもの。
    古代より女性を家庭を守り耐え忍ぶものと位置づけたのも男。
    男の体面を守るために女を家に縛り付けてきたとしか思えない。
    実際は仕事をするうえで男女の差はほとんどないし、
    女性の方がデキたりするものだ。
    となると、男女で分けるのすら意味をなさない。
    体つきの違いしかないのだから。
    男らしさ、女らしさというのは環境や文化が作りだしたもの。
    子育ても今はそれを求めない。
    晩婚化、未婚化もジェンダーフリーの副作用か。

    相変わらず秀実氏の奥さまの指摘は鋭い。
    草食男子や腐女子へのインタビューも面白かった。

    0
    2013年07月06日

    Posted by ブクログ

    読み物としてとてもおもしろかった。
    しかし、「男に訊いても埒が明かない」と書く筆者の著述そのものが「埒が明かない」(笑)。
    読み終わっても残るものが少なかった。
    いちばん興味をひかれたのは牛の話だった。牛の世界では「オス」はいらない。精子だけあればいいという話は強烈だった。ありていにいって、オスの仕事は精子の提供がメインだから、個体は存在しなくてもいいといえばいいわけだ。でもそれじゃあ困るから人類のオスはさまざまな「言い訳」をこしらえたんじゃなかろうか。
    宗教の教義をみてると特にそう思う。必死になって女を貶めてるからなあ。
    なにがどうという収穫はなかったけど、読んでて面白かったから☆4つ。

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    2013年05月20日

    Posted by ブクログ

    まぁまぁ面白く読んだけど、これは男性著者による自虐なのか、女性に捧ぐカタルシスなのか、作品の意図が見えない。

    0
    2023年09月05日

    Posted by ブクログ

    こんなエッセイみたいなものが新書なのはどうかと思うが、マジで笑った。
    確かに男、邪魔だよなぁ。
    決めつけ、誘導的な部分も目立つけど、それはまぁ気楽なエッセイだということで。

    0
    2016年06月26日

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