ことばの番人(集英社インターナショナル)

ことばの番人(集英社インターナショナル)

1,782円 (税込)

8pt

日本最古の歴史書『古事記』で命じられた「校正」という職業。校正者は、日々、新しいことばと出合い、規範となる日本語を守っている「ことばの番人」だ。ユーモアを忘れない著者が、校正者たちの仕事、経験、思考、エピソードなどを紹介。「正誤ではなく違和」「著者を威嚇?」「深すぎる言海」「文字の下僕」「原点はファミコン」「すべて誤字?」「漢字の罠」「校正の神様」「誤訳で生まれる不平等」「責任の隠蔽」「AIはバカともいえる」「人体も校正」……あまたの文献、辞書をひもとき、日本語の校正とは何かを探る。校正者の精緻な仕事に迫るノンフィクション。

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ことばの番人(集英社インターナショナル) のユーザーレビュー

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感情タグBEST3

    Posted by ブクログ

    これは面白かった!
    「校正」という仕事をめぐるノンフィクション、と書かれていた通りに
    校正の仕事の内容・知識と、その仕事をされている方の想いについて知ることができた。
    ただ、これからもっとAIが進歩してきたときに、こういう仕事はどうなるんだろう、と思ったり。

    以下メモ(豆知識も)
    校正とは
    ・校正

    0
    2025年05月13日

    Posted by ブクログ

    「校正」についてのノンフィクション。著者最後の本。「校正」」という主題のためか、これまでの著作よりも「根拠」へのこだわりが強い感じがする。参考文献も豊富。

    【目次】
    第一章 はじめに校正ありき
    第二章 ただしいことば
    第三章 線と面積
    第四章 字を見つめる
    第五章 呪文の洗礼
    第六章 忘却の彼方へ

    0
    2025年02月06日

    Posted by ブクログ

    漢字の成り立ちや憲法の誤植、AIと文章の関係性にまで迫った名著で、校正者のみならず文字に関わる者の必読書。

    そもそも校正とは、文字とは、正しさとはなんなのかどうにもわからなくなってくる。私たちは文字に使われているにすぎず、本当の「校正技術」はDNAのみ持つのではないかー。筆者は後書きで、最終章は飛

    0
    2025年01月01日

    Posted by ブクログ

    つい先ごろ亡くなった高橋秀実の最新刊。「弱くても勝てます」以来、だいぶ読んできた。そして最後に本のテーマが、昨年1年勉強した校正とは…そして本で取材されている辞書を7000冊持っているという境田さん、いや境田先生と本で再会できるとは…いろいろ感慨深いものがありました。

    0
    2024年11月21日

    Posted by ブクログ

    #ヨンデルホン
    #ことばの番人 / #高橋秀実(#集英社インターナショナル)
    #ドクリョウ #ヨミオワリ
    いわゆる、イメージどおりの「校正」に始まり、果ては漢字の成り立ち、分子にまで。膨大な参考文献・取材に裏打ちされた展開は圧倒的見事。考えるに、文字を作ったのが、誤りの始まりかもしれない…。

    0
    2024年11月02日

    Posted by ブクログ

     ことばの番人とは、校正者のことです。
     校正とは、文章を読んで、誤字や脱字などを見つけて修正することです。

     ことばに対する膨大な知識とこだわりを持つ、超ベテランの校正者に著者が話を聞きます。
     へぇ〜と感心し、そこまでやるのか〜とため息が出るエピソードがいろいろ出てきます。
     出版を陰で支えて

    0
    2024年10月28日

    Posted by ブクログ

    校正をテーマにしたノンフィクションエッセイ。校正という仕事の凄まじさを垣間見た。日本国憲法に誤植があるという話には仰天した。

    0
    2025年11月15日

    Posted by ブクログ

    久しぶりの高橋秀実
    やはり視点が良くて面白い

    ただ、なんだか一緒に考えなきゃいけないような気がして意外と頭が疲れる
    ダラダラと進んでいるようで、情報量も結構あって行間も読まなきゃ何か逃してるような気がしてしまう

    そうも思いつつ軽く読めてしまうのが魅力(いつか読み直すかなあ)

    0
    2025年08月15日

    Posted by ブクログ

    本書は2021年夏号から2024年冬号『kotoba』に連載された「ことばの番人」を加筆・修正したもの。第一章「はじめに校正ありき」から始まって第十章「校正される私たち」まで、驚きとなるほどの連続で目から鱗がポロポロ落ちる。私の目はどれだけ曇り耳は塞がったままだったのか‥お恥ずかしいかぎりだけれど、

    0
    2025年07月02日

    Posted by ブクログ

    校正の世界にとどまらず、日本語論とかに発展。正解がない世界で、多くの校正者の方が奮闘し、出版を支えておられることが良くわかりました

    0
    2025年03月04日

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