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Posted by ブクログ
タイトルから堅苦しい本かと思いきや、マナーのマニュアル本ではなく、エッセイ的にマナーが問われる状況を掘り下げていくもので、気合いを入れなくともすーっと読み進めます。もとは「小説すばる」上での連載がもととのこと。
礼法の教室やダンス教室、笑いヨガまで、著者が飛び込んでいって実地取材を重ねていく中で、色々なマナーの背景を探っていきます。しかし食べ方のマナーでまさかジロリアンが出てくるとは!
そのまま読んでも、割と楽しかったなぁと思える本だと思うのですが、あとがきにもある「マナーって結局何なんだろう」というくだりは少々考えさせられました。個々のエピソードだけでなく、終章みたいなものでそれに触れたらより深みが出たのでは。
個人的には、マナーは(結局人真似だと言うつもりではなく)ポジティブな意味で先人が踏みしめてきたけものみちのようなもので、そこを歩いていけば何らかの願望(あるいは欲望)に辿り着けるものなのかなぁと。自分の願望を認識できていないと、辿り着いてもあぁ違った、となってしまう。でも結局、人の欲望ベースのものなのだから、あまり恐れすぎるものでもないんじゃないか。
まぁ、これからも気にしそうだけど…
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