ブックライブでは、JavaScriptがOFFになっているとご利用いただけない機能があります。JavaScriptを有効にしてご利用ください。
無料マンガ・ラノベなど、豊富なラインナップで100万冊以上配信中!
来店pt
閲覧履歴
My本棚
カート
フォロー
クーポン
Myページ
3pt
現代日本で急増する「心の病」──。マスコミは、新たな社会現象に合わせて乱造された「病名」を喧伝し、悲惨な事件が起これば被害者を「PTSD」だと安易に決めつけ、「心のケア」を気軽に叫ぶ。だが、それは正しい診断なのか? その患者は本当に精神疾患なのか? 精神医療の現場を混乱させる「心の病」ブームの実態を、治療の最前線に身を置く現役の臨床医師が撃つ。渾身の告発リポート。
アプリ試し読みはこちら
※アプリの閲覧環境は最新バージョンのものです。
Posted by ブクログ
社会で問題になる精神面の諸々の問題を分かりやすくかつ正確に、そして生々しく解説している。 それっぽい用語を使ってかっこいいことを書こうという人は恥ずかしいことになる前にこれに目を通しておいた方がいい。
精神科医による臨床報告書。 読みやすく、かつ学術的。的を得てる。 引用も多く、他の本も読んでみよう思える興味の広がる本。 第5章on the border はあたしにも当てはまりそう。
実に考えさせられる本。精神医学は曖昧性そのものであり、答えどころか"問題"そのものが曖昧だ。 精神病理説について考えたくなった。 人間は精神病と言う枠組みの中に嵌り込んで、自らを陥れているのではないだろうか。精神病そのものが人類を退廃させる―。
10年以上前の著作だが、本質的な問題は変わっていないように思う。病院は仕事や恋愛の悩みなど個人的な問題を解決する場ではない。その問題を「創作」「捏造」された病名によって患者にされる人、患者になることを望む人の利害一致の構図がある。治療が必要な精神科疾患とは? 様々な事例から読み解く壮絶な一冊。 解説...続きを読むはステレオタイプさながらで読むに値しない。
精神科医の岩波明による、実際の現場の臨床報告。 心理学の言葉が比較的カジュアルに使われるようになった昨今に一石を投じるような内容で、非常に勉強になった。
読みやすい。要は、マスコミが騒ぎ立てることで心の病を意識するようになってしまった現代人へのアンチテーゼ。
精神科医たちのヤバイ話がいろいろ。おもしろい。 患者に手をつけて問題起こした医者が「現在は思春期病棟に勤務している」とかわざわざ書いているのが悪意あっていい。
以前に読んだ『強姦の歴史』のように、精神的な傷ばかりか肉体的な傷まで無視された時代があったことを思えば「心の病」も無視してはいけない問題ではありますが、なんでもかんでも「心の病」としてしまう昨今、心のケアが叫ばれ精神科へかかるハードルが下がったことは本当に苦しむ人にとっては良かったと思う反面、マスコ...続きを読むミに煽られた「心の病」の氾濫には疑問を感じていたところピッタリくる本がありました。 「心の病」の実態を臨床医の立場から真摯に書いています。 ブームにするだけではなく精神医学と関わる司法の整備は早急に必要だと思いました。
心の闇が関わっていそうなことについて論理を展開するとき、精神の症状名や病名などを記述し、それが根本の原因であるかのように説明する書籍が多くあります。 流行りの病名などを用いて説明されると、説得力が生じてしまい、それを鵜呑みにしてしまって本当のことを理解しようとする思考が止まってしまいます。 思考...続きを読む停止によって本当の解決が妨げられないように、この本を読んでおくと良いと思います。 特に1章〜4章が思考停止に陥らないようにするためのヒントになると思います。
面白かったです。 学校で習ったこととか思い出しながら読みました。 精神医学って、知っているようで、知らない領域なんだよなぁ…
レビューをもっと見る
新刊やセール情報をお知らせします。
狂気の偽装―精神科医の臨床報告―
新刊情報をお知らせします。
岩波明
フォロー機能について
「新潮文庫」の最新刊一覧へ
「学術・語学」無料一覧へ
「学術・語学」ランキングの一覧へ
医者も親も気づかない 女子の発達障害
うつと発達障害
ウルトラ図解 ADHD
試し読み
大人のADHD ――もっとも身近な発達障害
大人の発達障害(ADHD、ASD) 職場で、家庭で、周囲ができるアドバイスとサポート
おとなの発達障害 診断・治療・支援の最前線
狂気という隣人―精神科医の現場報告―
高学歴発達障害 エリートたちの転落と再生
「岩波明」のこれもおすすめ一覧へ
一覧 >>
▲狂気の偽装―精神科医の臨床報告― ページトップヘ