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男に変装した若く美しいヴァイオラは、セザーリオと名乗ってある国の領主に仕えていた。その領主に魅せられたヴァイオラだが、領主は、伯爵家の令嬢で当主のオリヴィアに恋焦がれている。ところが、こんどはオリヴィアが男装のヴァイオラにひと目惚れ、大混乱が巻き起こって……。幾重にも行き違う愛の行方は? シェイクスピア喜劇の到達点!
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Posted by ブクログ
おもしろい!! 一番好きなのはフェステ。 舞台とかを見てた方がわかりやすく読めると思うけど見てなくてもいろいろ想像して笑ってしまう(´∀`*)
これは面白かった! シェイクスピアの喜劇を数多く読んでるわたしでもベスト3には入れたいな。 船が難破して、双子の兄と生き別れになったヴァイオラ。 彼女は男装してシザーリオと名乗り、その土地の領主オーシーノ公爵に仕えることとなる。 彼に小姓としてすっかり気に入られ、またヴァイオラも彼に恋心を抱くよう...続きを読むになるが、その信頼ゆえにヴァイオラはオーシーノにあることを頼まれるようになってしまう。 それはオーシーノの思い人、オリヴィアに恋心を伝えること。 美しい令嬢オリヴィアはオーシーノを袖にするが、伝令に来た男装したヴァイオラを好きになってしまう。 そこに執事マルヴォーリオも、オリヴィアは自分のことだと勘違いして マルヴォーリオ&オーシーノ→オリヴィア→ヴァイオラ→オーシーノ という、実にドタバタな図が出来上がる。 一方兄セバスチャンも友アントーニオに救われ、奇跡の生還を果たしていた。 この二組が同じ場所に揃ったとき、シェイクスピアの得意とする「間違い」「ロマンス」「ドタバタ」が真骨頂を発する! という感じです。読んでいてすごくワクワクしました。 とくにオリヴィアがヴァイオラに惚れてしまうところ辺り。 登場人物の関係の複雑さはシェイクスピアの専門ですが、この物語は片思いが多すぎ。 最後はちょっときれいにまとまりすぎというか、ああこういうの他でも見たなあ・・という気がしますが 難破船、男装の少女、生き別れの双子、百合もどき、ほらね、キーワードだけでも凄い これだけワクワクさせてくれる物語はちょっとないと思います あといつも思うんだけどシェイクスピアの劇って男同士の友情がすごいアツイよね、走れメロス的なあれだよね
初めてシェイクスピア読んだけどこんなにくだらなくて面白い悲喜劇だとは 夏の夜の夢は昔舞台で見たことがあってあれも面白かったけど他の作品も読んでみたくなった でも解題読んだら頭の中がこんがらがったからあんまり深く考えずに単純に笑ってたい...でも最終幕の最後も最後、大団円の中でマルヴォリオみたいなやつ...続きを読むがいるから余計に面白さが引き立つんだろうなってことは分かった
はじめて読んだシェイクスピアの喜劇。双子の兄と男装している妹を間違える周囲の人々が起こしていく一騒動。表向きは人々の勘違いを笑う滑稽な話なのだけれど、笑い事ではすみそうもないダークな一面がところどころ垣間見える話だった。
単純に面白い。ただ、オリヴィアは本当に納得するのだろうか。振る舞いに見惚れてしまうほど惹きつけられたその人に、気持ちが残るということはないものだろうか。いくら瓜二つとは言っても。
■目的 古典を読む。 シェイクスピアの学び直し。 ■見たもの・感じたもの(テーマ) 人々の認識する、それぞれの真実、この滑稽さ。 ■感想 訳者は安西徹雄氏。 現代人に理解できる言葉で書かれています。とても読みやすいです。 シェイクスピアの作品には、軽いジャブのような「価値の逆転」があるところ...続きを読むが好みです。この作品ではそれぞれの認識(真実)がどれほど曖昧なものか、というユーモア。自分だけの世界に囚われているのは滑稽だということですね。 ストーリーでは楽しませていても、その根底にあるテーマは非常にシリアス。最高です。 (余談) 近頃は古典新訳が出版されてきましたね。この傾向は、とてもありがたいです。 というのも、今までの日本語に訳された古典というのは非常に理解しにくいものばかりだったからです。これは古典に挫折してしまう一因ですよね。長い時間を経ても現代まで受け継がれている、その古典の良さというものは分かっていても、いざ読んでみると訳が理解しにくい為に手が出なくなるんですよね。これは勿体ない。 そこに威厳を与えることに成功はしても逆に一般人には敬遠されるというのでは、せっかくの良書に触れる機会を奪うことになります。まずは古典の良さを知り、一般人に親しみのあるものにする為にも、これからの出版業界に期待したいです。 ■こんな人にオススメ 古典に興味はあっても手が出なかった・挫折してしまった人すべてに。
なんか解題の方が面白いなぁ、なんて思ったら不謹慎なんでしょな。 タイトル『十二夜』の理由や、その背景、歴史、虚像が織り成す幻想、妄想の解釈なんてとても面白いのです。 安西先生がおっしゃる通り、確かに笑いだけの喜劇じゃありません。どっか寂しさがあります。影があるというか。道化のフェステは最たる...続きを読むものです。 ラストのフェステの歌が印象的。こんな寂しい歌で終わったら全然喜劇じゃないです。
シェイクスピアの喜劇。 女性が男装、男性が女装で恋のすれ違いもの。 言葉のリズムがうまく読みやすい。 舞台劇って、テンポやリズムなどを意識するんだろうな。
ロンドンで観劇の予定ができたので、再読!二度目とはいえストーリーは主軸以外ほとんど忘れていた(笑)読み直して際立つのは最後に結ばれる2組のカップル「以外」の人たちのドタバタ、から騒ぎ感。巻末の解説も世界観を理解するのにとても役立った。これ読んだからってとても英語で理解できる気はしないけど、このリズム...続きを読む感を原語で味わえるのがとても楽しみになった!そして、他のシェイクスピア作品もまた色々読みたくなった~!
【本の内容】 男に変装した若く美しいヴァイオラは、セザーリオと名乗ってある国の領主に仕えていた。 その領主に魅せられたヴァイオラだが、領主は、伯爵家の令嬢で当主のオリヴィアに恋焦がれている。 ところが、こんどはオリヴィアが男装のヴァイオラにひと目惚れ、大混乱が巻き起こって…。 [ 目次 ] ...続きを読む [ POP ] [ おすすめ度 ] ☆☆☆☆☆☆☆ おすすめ度 ☆☆☆☆☆☆☆ 文章 ☆☆☆☆☆☆☆ ストーリー ☆☆☆☆☆☆☆ メッセージ性 ☆☆☆☆☆☆☆ 冒険性 ☆☆☆☆☆☆☆ 読後の個人的な満足度 共感度(空振り三振・一部・参った!) 読書の速度(時間がかかった・普通・一気に読んだ) [ 関連図書 ] [ 参考となる書評 ]
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