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  • 血肉となる読書 なぜ読むことだけが人生を変えるのか

    血肉となる読書 なぜ読むことだけが人生を変えるのか

    小説・文芸
    3.9
    1巻2,200円 (税込)
    \NHK「100分de名著」講師陣が贈る/ なぜ本を読んでも、 人生は変わらないのか。 情報はあふれている。 AIが考えてくれる時代。 それでも、なぜ本を読むのか。 速く読む。たくさん読む。 ——それだけでは、人生は変わらない。 必要なのは、 本を「自分の人生」に接続する読み方。 「読むこと」の本当の意味。 斎藤幸平、小川公代、安田登。 名著を読み、人生を揺さぶられてきた人たちが、 その実感から語る、読書の核心。 マルクス、デカルト、孔子。 『フランケンシュタイン』『平家物語』ドストエフスキー。 遠い知識ではなく、 いまを生き抜くための視点を得る。 NHKプロデューサー秋満吉彦氏が、 制作の舞台裏と名著への補助線をひく。 本が読めなくなった人にも効く積ん読解消術。 「読んでおきたい名著77冊」リスト付。 多読や速読を超える、 「自分をつくる」ための読書論。
  • 六人部屋の十三年間

    六人部屋の十三年間

    小説・文芸
    4.4
    1巻1,980円 (税込)
    六人部屋では人間のすべてが目撃される。病院関係者、つまり人類全員の必読本だ。私たちは皆病院に行く運命なのだから。──東畑開人 人間の弱さ、強さ、愚かさ、哀しさ、可笑しさ、愛おしさ……すべてが“入院”に詰まっている。“入院”から見えてくる、人間とは何か、社会とは何か。──絶対に終電を逃さない女 入院という激震! 何が壊れ、何が残るのか?  おかしくも哀しい、病室の人間模様 「入院とはどういうものか? 入院病棟はどんなところで、医師や看護師や同室の患者との、どんな出会いが待っているのか?」 二〇歳の時に潰瘍性大腸炎を患い、十三年間の闘病生活を送り、その間のほとんどを病院の六人部屋で過ごした著者。病室という、ある種非日常な空間で、人がどんな本音を吐露するのか、人生がどんな別の顔を見せるのか、家族がどんなふうに激震に耐えるのか、それを書き綴るエッセイ。 「病気というのは、ある個人、その家族にだけ、大震災が起きるようなものだ。そこにはさまざまなドラマ、人間模様がある」 入院する予定のある人、今まさに入院中の人にも、入院している家族がいる人にも、さらには入院している人のお見舞いにも最適な、おかしくも哀しい病室文学。 “入院は、したくてする人はほとんどいない。しかも、突然のことが多い。心の準備もなく、いきなり始まる。医師や看護師も自分で選ぶことはできない。通院していた人でも、入院の担当医は外来とは替わることが多い。 同じ病室の患者たちも、「患者仲間」などと言ったりするものの、年齢も職業も趣味もばらばらで、病気さえそれぞれちがうことが多い。何の共通点もない人たちと、いきなり共同生活がはじまるのだ。(…) 病気の心配、お金の心配、仕事の心配、家族の心配など、さまざまな心配が頭の中、胸の内をぐるぐる回る。私はそうした入院、退院をくり返す生活を、十三年間つづけた。“(「はじめに」より) 【目次】 はじめに 入院したら気をつけるべき10のこと 第1章 人生の空白に気をつけろ! ──六人部屋という不思議な世界 第2章 二人部屋に気をつけろ! ──ふんどしと入れ墨と納豆おじさん 第3章 入院初期の不平等感に気をつけろ! ──六人部屋で口をきくようになるまで 第4章 お金に気をつけろ! ──金持ち父さん貧乏父さん 第5章 家庭崩壊に気をつけろ! ──入院は家族を激しくゆさぶる 第6章 患者だけの時間に気をつけろ! ──医師や看護師の知らない六人部屋 第7章 お見舞いの人に気をつけろ! ──お見舞い八景 第8章 医師や看護師に気をつけろ! ──思い出の医師・看護師たち 第9章 通院や院外のつきあいに気をつけろ! ──通院はつらいよ 番外編 痛い検査に気をつけろ! ──世界の見え方がちがう あとがき 社会復帰にも気をつけろ!
  • シリーズ「あいだで考える」 自分疲れ ココロとカラダのあいだ

    自分疲れ

    ビジネス・実用
    4.0
    1巻1,540円 (税込)
    難病の実体験に基づいたユニークな文学紹介活動を展開している著者が、「自分自身でいることに疲れを感じる」「自分自身なのになぜかなじめない」といった「違和感」を出発点にして、文学や漫画、映画など多彩なジャンルの作品を取り上げながら、心と体の関係性について考察していく。読者が「私だけの心と体」への理解を深める一助となる一冊。(装画:香山哲)
  • いじめ後遺症

    いじめ後遺症

    ビジネス・実用
    4.0
    1巻1,034円 (税込)
    いじめは被害者の人生を数十年にわたり損ない,ときに破壊してしまう――蓄積されてきたエビデンスやいじめ自殺事件の検証から,曖昧なままにされてきた「いじめ被害の長期的影響」を実証的に明らかにし,被害者軽視の実情からの抜本的転換を迫る.「ひきこもり」の専門医による,いじめ認識/対策を根底的に変える一冊.

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  • 絶望名言 文庫版

    絶望名言 文庫版

    ◎NHK<ラジオ深夜便>の 人気コーナー、待望の文庫化! ◎読売新聞(2/25)でも激賞!  ◎明るく前向きに生きることに疲れた人へ。 病気、事故、災害、あるいは、 失恋、挫折、そして孤独...... 人生における受け入れがたい現実に 直面した時、人は絶望します。 古今東西の文豪たちも 例外ではありません。 絶望に行き当たり、絶望を見つめ、 絶望の中で書き留められた珠玉の言葉たち。 本書では、そんな文豪・偉人たちの 「絶望に寄り添う言葉」から 生きるヒントを探します。 カフカ、太宰治、芥川龍之介・・・ 絶望の淵で放った言葉は どんな言葉よりも力強く、心に響く。 <文豪・偉人の名言を収録!> カフカ、ドストエフスキー ゲーテ、太宰治 芥川龍之介、シェークスピア 中島敦、ベートーヴェン 向田邦子、川端康成 ゴッホ、宮沢賢治など
  • アイヌがまなざす 痛みの声を聴くとき

    アイヌがまなざす 痛みの声を聴くとき

    ビジネス・実用
    5.0
    1巻3,080円 (税込)
    いまだ継続する不正義と差別に抗して,アイヌの人々は何を問い,行動してきたのか.五人の当事者へのインタビューから現代アイヌの〈まなざし〉を辿ると共に,アイヌの声を奪い,語りを占有し続ける日本人のあり方を問う.

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  • アダルトチルドレンの教科書

    アダルトチルドレンの教科書

    ビジネス・実用
    3.7
    1巻1,870円 (税込)
    親による虐待、発達障害、宗教2世、PTSD……多重当事者だからこそ書けた、物語形式によるアダルトチルドレンの回復メソッド。当事者研究、オープンダイアローグ的対話実践で、自分なりのメソッドを発見してください。 依存症、精神疾患、貧困、DVなど、さまざまな事情による機能不全家庭で育った人のために書かれた、回復メソッドの教科書。アダルトチルドレン(AC)の困り事は多様で、一般的な処方箋だけでは対応しきれない。多様な出方をするACの事例にあわせて、当事者自身が回復メソッドを発見する必要がある。それがメタメソッドの考え方。当事者研究とオープンダイアローグ的手法により、数多くの対話型自助グループを主宰する著者の経験知が詰まった、物語形式で語る、アダルトチルドレンの回復指南書。アダルトチルドレン関連の文学・マンガ・映画作品についてのコラムも収録。 【「はじめに」より】 「本書はアダルトチルドレン(機能不全の家庭で育った人)のために書かれています。アダルトチルドレンの困り事は多様ですから、本書では処方箋を並べていくことに合わせて、そのような処方箋を当事者の側から新たに発見する場として「対話型自助グループ」を推奨しています。その意味で本書は「メソッド」の本であると同時に、メソッドを開発するための「メタメソッド」の本でもあります。」 【目次より】 1 アダルトチルドレンに関する基本事項 入口として──ダイキの物語/1−1 心理学的観点から/1−2 医療的観点から/1−3 ふたたび心理学的観点から/出口として──ダイキの物語 2 さまざまな回復モデル 入口として──アヤカの物語/2−1 傷ついた子どもの回復/2−2 トラウマケアの観点から/2−3 対話型自助グループのすすめ/出口として──アヤカの物語 3 当事者研究とオープンダイアローグの実践 入り口として──リョウの物語/3−1 前もって理解しておくこと/3−2 自助グループでの当事者研究/3−3 自助グループでのオープンダイアローグ/出口として──リョウの物語 ☆COLUMN『くるまの娘』(宇佐見りん著)/『イグアナの娘』(萩尾望都作)/『ブラック・スワン』(ダーレン・アロノフスキー監督)/『新世紀エヴァンゲリオン』(庵野秀明監督)/『血の轍』(押見修造作)/『人間失格』(太宰治著)/
  • あなたも狂信する 宗教1世と宗教2世の世界に迫る共事者研究

    あなたも狂信する 宗教1世と宗教2世の世界に迫る共事者研究

    ビジネス・実用
    4.0
    1巻2,530円 (税込)
    内側からの狂信論 宗教、スピリチュアル、自己啓発、マルチ商法、 陰謀論、自然派カルト、ネトウヨ言説… 「真理」を求める人たちを、どうして軽んじられるだろうか――。 宗教2世(エホバの証人2世)として過酷な幼少期を経験し、現在、宗教2世のために自助グループの運営にも尽力する文学研究者の著者が、宗教1世(自らカルト宗教などに入信した人)と宗教2世10名にインタビュー。その証言や、幻想文学、そして自身や自身の母親の経験をもとに、「他人」としてではなく、「当事者」として、また問題に深く関心を持つ味方「共事者」として、「狂信」の内側に迫る。 自己省察を踏まえ回心と逆回心(W.ジェイムズ)を読み解く。 宗教研究・文学研究・回復ケア論の新たなアプローチ。 ――島薗進(宗教学者) 自らがなぜ踏み越えたか、振り返る。 今なお癒えぬ傷をさすって。 当事者たちの渾身の独白集。 ――荻上チキ(評論家)
  • ある大学教員の日常と非日常

    ある大学教員の日常と非日常

    ASD/ADHDの大学教員、コロナ禍を生き、ウクライナ侵攻下のウィーン、アウシュビッツを行く。日常と非日常が交差する、はてなきインナートリップの記録。 10年ぶりにウィーンへ研究旅行に行くべく、羽田空港に赴いた著者を待っていたのは、出国許可がおりないというまさかの措置だった……。発達障害特性を持つ著者が、コロナ禍、ウクライナ侵攻の最中に、数々の苦難を乗り越え日本を出国し、ウィーンの研究者たちと交流し、ダヴォス、ベルリン、そしてアウシュヴィッツを訪問するまでの、めくるめく迷宮めぐりの記録。発達障害者には、日常もまた、非日常的な迷宮である。装丁・川名潤、装画・榎本マリコ。 「障害があるということは、ふだんから被災しながら生きているようなものだ。著名人の誰かがそのような発言をしたと思うのだが、(…)僕はこの言葉に大いに首肯できる。僕たちの日常は、災難だらけなのだから。障害者とは日常的な被災者なのだ。もとから被災していて、それだけでも大変なのに、疫病が流行し、コロナ禍の時代が出現した。(…)精神疾患の当事者がコロナ禍を生き、戦争を身近で感じた日々のちょっとだけ稀有な記録。それが本書の内容だ。」(「はじめに」より) 【目次】 はじめに──大学教員と精神疾患 第一章 コロナ禍時代の日常──京都にて 自助グループを主宰する発達障害者 基本、失敗の人生を生きている 好評を博した『みんな水の中』 「当事者研究」から「当事者批評」へ 研究の快楽 授業について 食べもののこと 「推し」に支えられて生きる 第二章 出国できませんでした──羽田空港での洗礼 いま海外って行けるんだ! 夢見心地の朝 大使館の窓口と格闘する 書類は揃ったぞ! 楽勝コースのはずだった 出国失敗 栗isうまい 第三章 中途半端な時期──ふたたび京都にて 立ちあがれ、オレよ 頭木弘樹讃 続・頭木弘樹讃 まさかの鼻血大出血、出発日前日の不眠 第四章 ウィーンとの合一──かつて帝都だった街で ウィーンを体になじませる 中心街 住居とマスク着用義務 食と障害者モード グリーンパス狂想曲 第五章 学ぶことを通じてのみ──教養体験、研究、外国語 美術とガラクタ 伝統音楽との戯れ 研究生活 「なろう系」としてのオーストリア語学習? 第六章 旅行と戦争──戦時下のアウシュヴィッツ訪問 各地への旅行(一) グラーツ、リンツ、ザルツブルク、インスブルック、クラーゲンフルト、ハルシュタット、メルク 各地への旅行(二) ダヴォスとベルリン 各地への旅行(三) ブラウナウ・アム・イン 各地への旅行(四) アウシュヴィッツ/ビルケナウ 帰国 参考文献
  • 荒れる言論空間、消えゆく論壇

    荒れる言論空間、消えゆく論壇

    ※この商品はタブレットなど大きいディスプレイを備えた端末で読むことに適しています。また、文字だけを拡大することや、文字列のハイライト、検索、辞書の参照、引用などの機能が使用できません。 ●SNSという戦場から ウクライナ戦争が変えた日本の言論地図 細谷雄一×東野篤子×小泉 悠 ●論破のリズム、スキルの時間 ――暗い欲望と数値が支配する現代について 村上靖彦 ●テレビ討論番組が輝いた時代 殴るか、殴られるかの本気の論争だから分かり合えた 田原総一朗 ●新世代ネット言論の仕掛け人が語る 議論への〝参加資格〞をもっと多くの人に 郭 晃彰 ●権威なき時代のSNS 論争の作法は失われたのか 先崎彰容 ●『世界』『正論』『中央公論』編集長が語る 多様な意見が共存 三誌三様であっていい 堀 由貴子×田北真樹子×五十嵐 文
  • 生き延びるための会話 他者と生きることの哲学

    生き延びるための会話 他者と生きることの哲学

    ビジネス・実用
    3.8
    1巻1,100円 (税込)
    ほんとうの言葉で話したいすべての人たちへ 他者と生きるために、いま一番大切なこと。 東畑開人さん推薦! (新書大賞2026受賞作『カウンセリングとは何か』著者) 「会話は生きたり、死んだりする。壊したり、壊されたりする。ふしぎとしか言いようがない。この謎を村上さんが解き明かしてくれる。」 SNSやAIの発展によって、「言葉」はあふれるようになった。 しかし、加速する現代社会では、生活に息づく「会話」が失われようとしている。 ・なぜ、会話はうまくつづかないのか? ・なぜ、居心地の悪さを感じるのか? 何でもない会話ができるところにこそ、真に安全に生きるための場所はひらかれる。実践者の声と哲学的思考を往復し、「人生にとって会話とは何か」を探究する。『客観性の落とし穴』(新書大賞2024第3位)著者の最新作。 「僕たちは管理と競争へと巻き込まれるなかで孤立し、〈生きるスペース〉を失うこともしばしばある。とはいえ〈生きるスペース〉は大げさなものではない。誰もが日々の暮らしのなかで手にすることができるはずのものだ。では、どのように確保しうるのか。それを本書では探していきたい。」(「はじめに」より) ※カバー画像が異なる場合があります。
  • いじめ加害者にどう対応するか 処罰と被害者優先のケア

    いじめ加害者にどう対応するか 処罰と被害者優先のケア

    ビジネス・実用
    4.3
    1巻627円 (税込)
    いじめ加害者は学校に居続け,被害者の側が外に居場所を求めざるを得ない――こうした歪な現状をどう変えていくべきか.ひきこもり・いじめに関わり続ける精神科医と,教育問題にエビデンスから迫る社会学者が,いじめを取り巻く人々の意識データ,スクールカーストの構造等から迫り,被害者優先のケアのあり方を議論する.

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  • 痛いところから見えるもの

    痛いところから見えるもの

    ビジネス・実用
    4.3
    1巻1,800円 (税込)
    痛いのは疲れる、そして孤独だ―― 痛みは人を孤絶させる壁。が、そこに岩清水のように滴る言葉があった。 ――鷲田清一(哲学者) ユーモラスで、しみじみせつない、はじめてみる光。 ――伊藤亜紗(美学者) 潰瘍性大腸炎から腸閉塞まで――壊れたからこそ見えるものがある。 絶望的な痛みと共に生きてきた著者がゆく“文学の言葉”という地平 ・水を飲んでも詰まる“出せない”腸閉塞のつらさ ・痛みでお粥さえ口に“入れられない”せつなさ ・オノマトペ、比喩……痛みを「身体で語る」すすめ ・女性の痛みが社会的に「軽視」されてきた理由 ・カントの勘違い、ニーチェの“苦痛の効用”…etc. なぜ痛みは人に伝わりづらいのだろう? 「痛い人」と「痛い人のそばにいる人」をつなぐ、かつてなかった本
  • いのっちの手紙

    いのっちの手紙

    小説・文芸
    3.9
    1巻1,540円 (税込)
    《目次》 はじめに 斎藤環 Ⅰ 傾聴/境界 【第一信】斎藤環→坂口恭平様 恭平さんの方法論は、「とんでもない」 【第二信】坂口恭平→斎藤環様 死にたい人に死なない方法を伝えているわけではないんです Ⅱ 治療/フィールドワーク 【第三信】斎藤環→坂口恭平様 どのくらい「技法」として意識していますか? 【第四信】坂口恭平→斎藤環様 苦しさや悩みには、一〇種類くらいのパターンしかありません 46 Ⅲ 脆弱さ/柔らかさ 【第五信】斎藤環→坂口恭平様 「活動処方療法」の効果を共同で研究してみたい 【第六信】坂口恭平→斎藤環様 今までの人生の中で一番マシだったことを聞いてみます Ⅳ 自己愛/承認欲求 【第七信】斎藤環→坂口恭平様 相談者とともに欲望を作り出しているようにも見えます 【第八信】坂口恭平→斎藤環様 自分の欲望ってのが、実は一番、どこにもない答えなんですよね Ⅴ 流れ/意欲 【第九信】斎藤環→坂口恭平様 「所有欲」について、どう考えていますか? 【第十信】坂口恭平→斎藤環様 創造するという行為が、至上の愛よりも強い喜びです Ⅵ 悟り/変化 【第十一信】斎藤環→坂口恭平様 恭平さんの境地は、幸福であり究極の自由であるように思います 【第十二信】坂口恭平→斎藤環様 人々もまた幸福のことを知っていると僕は確かに感じています おわりに 坂口恭平
  • イライラ文学館

    イライラ文学館 不安や怒りで爆発しそうなときのための9つの物語

    小説・文芸
    3.7
    1巻1,980円 (税込)
    イライラしたときには、イライラした物語を。物語によるアンガーマネジメントが誕生! 最近、イライラしませんか? そんなときこそ、イライラした物語を。本書は小説からエッセイ、マンガまで、古今東西の〈イライラ文学〉を集めたアンソロジーです。「イライラしたときには、イライラ文学館を訪れて、イライラ文学にふれて、イライラに共感することで、イライラを相殺してもらいたい」(イライラ文学館館長より)。筒井康隆や内田百閒、チェーホフ等、バラエティ豊かな9つの物語が楽しめる、読むアンガーマネジメント。ぜひお試しあれ。
  • うんこ文学 ――漏らす悲しみを知っている人のための17の物語

    うんこ文学 ――漏らす悲しみを知っている人のための17の物語

    小説・文芸
    3.6
    1巻946円 (税込)
    うんこ。だれでもうんこをする。日々のことだから、ときには失敗もする。でも、みんなそれを隠す。うんこは下品、汚いと嫌がられる。下ネタとして笑話にするのがせいぜい。人前で漏らしたりしたら、それだけで多くを失ってしまう。それはなぜなのか? 生きるかなしみとしての排泄、漏らしたときのせつなさ、それを見事に描ききった文学作品を、自身も漏らしたことのある編者が集めた、渾身の名作選!
  • NHKラジオ深夜便 絶望名言

    NHKラジオ深夜便 絶望名言

    小説・文芸
    4.2
    1~2巻1,650円 (税込)
    NHK〈ラジオ深夜便〉の人気コーナー、ついに書籍化! 病気、事故、災害、あるいは、失恋、挫折、そして孤独…… 人生における受け入れがたい現実に直面した時、人は絶望します。 古今東西の文豪たちもまた、例外ではありません。 絶望に行き当たり、絶望を見つめ、絶望の中で書き留められた珠玉の言葉たち。 本書では、そんな文豪たちの「絶望名言」から、 生きるためのヒントを探します。 [登場する文豪たち] カフカ ドストエフスキー ゲーテ 太宰治 芥川龍之介 シェークスピア [内容紹介] 『絶望名言』――おかしなタイトルですよね。 『希望名言』なら説明は不要ですが、 『絶望名言』だと 「なんでそんなものを?」と思う人が多いかもしれません。 でも、失恋したときには 失恋ソングにひたりたくなるように、絶望したときには、 絶望の言葉のほうが、心にしみることがあると思うんです。 私自身も、そういう体験をしました。 絶望したときに、救いとなったのは、 明るい言葉ではなく、 絶望の言葉でした。 (著者/本書「はじめに」より)
  • おたく神経サナトリウム

    おたく神経サナトリウム

    ビジネス・実用
    3.0
    1巻1,320円 (税込)
    やあ。日本一『萌え』にくわしい精神科医だよ。 月刊ゲームラボの人気時評を書籍化 ゲーム脳、ツンデレ、青少年犯罪、3.11、妹萌え、押しかけ厨、児ポ法、ひきこもり、日常系、男の娘…… おたく愛好家の精神科医が横断する2001~2014 サブカルにも政治にも絶望したら「おたく」しかないじゃないか!? 「何も信じない」けれど「何かを欲望する」ことを可能にするのは「おたく」しかない みんなゲーム脳だった!?/「お兄ちゃん」という魔法/ミヤザキ死すとも腐女子は死せず/ツンデレ美少女の精神分析/秋葉原通り魔事件と非モテ問題/ジブリ祭りとロリコンの倫理/せんせいがモノノフになったら妻はどんな顔をするだろう/『進撃の巨人』はなぜ笑えるのか 他、ゼロ年代おたくクロニクル。
  • 終りに見た街/男たちの旅路 スペシャル〈戦場は遙かになりて〉

    終りに見た街/男たちの旅路 スペシャル〈戦場は遙かになりて〉

    小説・文芸
    -
    1巻2,851円 (税込)
    山田太一の戦争にまつわる珠玉シナリオを集成!(すべて初活字化) 戦時中にタイムスリップしてしまう家族を描く衝撃作『終りに見た街』(2005年リメイク版)、 今まで活字化を許可されていなかった 『男たちの旅路 スペシャル〈戦場は遙かになりて〉』、 その他映画のための未発表シナリオなど全4篇+掌篇・講演を収録。 『ふぞろいの林檎たちV/男たちの旅路〈オートバイ〉』に続く 山田太一未発表・未活字化シナリオ集第2弾。 *ある日突然、戦時中の昭和19年にタイムスリップしてしまう平凡な家族。彼らは敗戦間近の食糧不足・国家総動員そして大空襲の時代を生き残ることができるのか……衝撃的な結末が話題となった『終りに見た街』は1981年に小説として発表され、翌年ドラマ化、さらに2005年にリメイクするほど山田太一自身思い入れのある作品である。今回リメイク版を初の活字化。 *鶴田浩二主演の名作ドラマ『男たちの旅路』シリーズの掉尾を飾るスペシャル版〈戦場は遙かになりて〉は、今まで待望されながらも山田太一が活字化を許可していなかった。今回初の単行本収録となる。 *中国残留孤児問題を取り上げた映画シナリオ『唐津湾夕景』(1975年)、アラブ紛争地域に住む日本人を描く舞台作品『砂の上のダンス』の映画化シナリオ(2000年代)はともに未発表作品。 *附録として掌篇「叔父さんの下町」(単行本未収録)、戦争体験を語る貴重な講演(抜粋)を収録。 編・解説 頭木弘樹 はじめに(頭木弘樹) 叔父さんの下町 終りに見た街 男たちの旅路 スペシャル〈戦場は遙かになりて〉 砂の上のダンス 唐津湾夕景 少年期の飢餓体験ーー講演「テレビとわたしーーわたしの作品を通してーー」より 収録作品について(頭木弘樹)

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  • 改訂版 社会的ひきこもり

    改訂版 社会的ひきこもり

    ビジネス・実用
    4.2
    1巻1,200円 (税込)
    仕事に就かず、外出もせず、時に何年も自分の部屋に閉じこもったまま過ごす「ひきこもり」の数は、年齢を問わず全国で増加している。精神科医として現場で「ひきこもり」の治療に携わってきた著者は、いわゆる正論やお説教では決してこの問題を解決することはできない、という。「ひきこもり」を単なる「個人の病理」でなく、個人・家族・社会という3つのシステムの関わりの障害による「システムの病理」とする捉え方から、正しい知識と対処の仕方を解説。ベストセラー『社会的ひきこもり』に加筆修正した待望の復刊を電子書籍化!
  • 鍵をあけはなつ ー介護・福祉における自由の実験

    鍵をあけはなつ ー介護・福祉における自由の実験

    ビジネス・実用
    5.0
    1巻2,420円 (税込)
    介護・福祉の実践の機微、ここにあり。「玄関に鍵をかけない」「あえて敬語を使わない」……それは、人が人であるための基本をしなやかに守ろうとする支援の形。ふつうの生活、ありふれた日々をサポートする種々の工夫と気づかいを、支援者9人の語りから豊かに拾い上げる。 ※本電子書籍は同名出版物(紙版)を底本として作成しました。記載内容は、印刷出版当時のものです。 ※紙版とは異なる表記・表現の場合があります。また、電子書籍としては不要な情報を含んでいる場合があります。
  • カフカ断片集―海辺の貝殻のようにうつろで、ひと足でふみつぶされそうだ―(新潮文庫)

    カフカ断片集―海辺の貝殻のようにうつろで、ひと足でふみつぶされそうだ―(新潮文庫)

    小説・文芸
    3.8
    1巻693円 (税込)
    カフカは完成した作品の他に、手記やノート等に多くの断片を残した。その短く、未完成な小説のかけらは人々を魅了し、断片こそがカフカだという評価もあるほど。そこに記されたなぜか笑える絶望的な感情、卓越した語彙力で発せられるネガティブな嘆き、不条理で不可解な物語、そして息をのむほど美しい言葉。誰よりも悲観的で人間らしく生きたカフカが贈る極上の言葉たち。完全新訳で登場。(解説・頭木弘樹)
  • カフカ俳句

    カフカ俳句

    小説・文芸
    3.8
    1巻1,925円 (税込)
    カフカの短い言葉は俳句のよう―― 「鳥籠が鳥を探しにいった」「体の真ん中に毛糸玉がある感じ」等、20世紀の文豪がのこした断片80首を、自由律俳句のように味わう鮮烈なカフカ入門。カフカの短い断片を新たに訳し下ろし、小宇宙のような深みを楽しめる解説つき。 時代や場所を越え、カフカの世界を縦横無尽に感じられる一冊。
  • 関係する女 所有する男

    関係する女 所有する男

    男女の違いという大テーマに斎藤環が挑む! 男と女はどう違うのか? 「性差」とは一体なんなのか? 人気の精神科医が、社会にはびこるトンデモ仮説を排し、この大テーマをさまざまな角度から分析する。(講談社現代新書)
  • 傷つきやすさと傷つけやすさ ケアと生きるスペースをめぐってある男性研究者が考えたこと
    値引きあり

    傷つきやすさと傷つけやすさ ケアと生きるスペースをめぐってある男性研究者が考えたこと

    ビジネス・実用
    4.2
    1巻825円 (税込)
    ケアを管理と競争から解放し、「生きるスペース」を見出すにはどうしたらよいのか。 ある男性研究者が、自らを振り返り自身の「傷つけやすさ」に向き合って書いた、 『ケアとは何か 看護・福祉で大事なこと』(中公新書)の続編のような立ち位置にある1冊。 「私たちは傷つきやすい存在であると同時に、人を傷つける存在でもあり、  ケアをする存在でもあると同時につねにケアを受け取る存在でもある。」 「今までの僕は卓越した支援者から学んだケアを描くことが多かった。本書では僕自身の傷つけやすさ、  そしてケアにおけるネガティブな場面も考慮したうえで、ケアし合う社会と生きやすい空間を考えていきたい。」 「目の前の人がどのような世界構造のなかに置かれているのか理解することは非常に難しい。  僕が自明とする世界の枠組みからその人は排除されているがゆえに、その人に説明してもらうしかない。  説明してもらってもわからないかもしれない。  ところがそもそも説明してもらうこと自体がその人を傷つける。」 ●人間は相互に依存し合うと同時に、傷つけあってしまう ●なぜケアは家庭と施設に閉じ込められたのか ●自分の小さな願いごとから始める <目次> はじめに 傷つきやすさと傷つけやすさ 序章  第1章 家族ケアに忍び込む暴力  第2章 プロのケアのなかのネガティブな出来事  第3章 ケアを管理から解放する  第4章 孤立と〈かすかなS O S へのアンテナ〉   第5章 生きのびるためのミクロな実践  おわりに 二つの対話、いくつもの対話
  • 希望名人ゲーテと絶望名人カフカの対話

    希望名人ゲーテと絶望名人カフカの対話

    希望名人ゲーテと絶望名人カフカ。二人の文豪による名言対決! シリーズ第1弾『絶望名人カフカの人生論』、それをコミカライズした『マンガで読む絶望名人カフカの人生論』も大好評配信中!
  • 客観性の落とし穴

    客観性の落とし穴

    ビジネス・実用
    3.8
    1巻968円 (税込)
    「その意見って、客観的な妥当性がありますか?」。この感覚が普通になったのは、社会の動きや人の気持ちを測定できるように数値化していったせいではないか。それによって失われたものを救い出す。
  • 京都の人ってなんであんな感じなんですか?

    京都の人ってなんであんな感じなんですか?

    小説・文芸
    3.6
    1巻924円 (税込)
    京都に25年以上暮らしながらも「自分の街」と感じられないわだかまりを抱えた著者が、 京都の地理・歴史・文化とそこに暮らす人たちの気質を読み解くガイド的エッセイ。 京都の人の「都」への思い、京都中心主義、周辺の府県との関係、 観光大国日本の中での立ち位置などを鋭い視点で浮かび上がらせながら、 平安時代~幕末までの歴史的事件や重要人物に関する場所、 難読地名、食文化や言葉なども解説し、京都の魅力と近寄りがたさを多角的に描いています。 32回のフィールドワークで撮影した写真も多数掲載!
  • 〈逆上がり〉ができない人々――発達性協調運動症(DCD)のディストピア

    〈逆上がり〉ができない人々――発達性協調運動症(DCD)のディストピア

    ビジネス・実用
    3.8
    1巻1,584円 (税込)
    二足歩行すらぎこちない――体を思い通りに使えない世界。極端な不器用が「発達性協調運動症(DCD)」であれば、日常のあらゆる場面が壁となる。本書は「知られざる発達障害」であるDCD当事者の生きづらさを共有し、「できて当然」という社会の圧力を問いなおす。
  • 空気が読めない大学教員と自己嫌悪のYouTuberはみずからのコミュニケーション困難にどう向きあってきたか チームワークが苦手な人へ

    空気が読めない大学教員と自己嫌悪のYouTuberはみずからのコミュニケーション困難にどう向きあってきたか チームワークが苦手な人へ

    ビジネス・実用
    -
    1巻1,980円 (税込)
    チームで活動しているけど 実はコミュニケーションが苦手な人への処方箋 職場、家庭、サークル、近所づきあいで避けては通れないコミュニケーション。 「うまく意思疎通できない」「認識がすれ違っている」「話がかみ合わない」といった経験はないでしょうか。 この本では「コミュ障のかたまり」を自認する著者(大学教員の横道誠とYouTuberのだいまりこ)が、コミュニケーションの困難さを乗り越えるべくどのようにふるまってきたのかを実体験に即して語りあいます。 ふたりがもっているコミュニケーション困難を乗り越える技法として「言いっぱなし聞きっぱなし」「リフレクティング」「ホワイトボードに板書」などの5つを対話形式で実演しながら紹介します。 さらに「前向きに諦める」「弱さの情報公開」「自由の相互承認」といった、つらさを和らげるティップスも満載です。 コミュニケーションの困難さを自力で克服するのではなく、他者との関係性の中で共に解決していく「他力」の知恵を学べる新しいコミュニケーションスキル本です。 ・はじめてチームリーダーになった人 ・チームメンバーともう少し楽にコミュニケーションしたい人 ・話の輪に入れずに自分が少し浮いているように感じる人 ・コミュニケーションに悩むメンバーを助けたい人 ・ケア現場で活用されている技法に興味がある人 といったような方々にぜひ手にとっていただきたい一冊です。 【目次概要】 第1章 コミュニケーションって大変です――知られざる対話の技法を探る 第2章 相手がまるごとわかるようになる――「やわらかいインタビュー」の技法 第3章 悩みごとが開かれる――「言いっぱなし聞きっぱなし」の技法 第4章 課題と人を切り離す――「ホワイトボードに板書」の技法 第5章 仲間の思考が深まる――「リフレクティング」の技法 第6章 お互いがリスペクトしあえるようになる――「学術研究」の技法 ※本電子書籍は同名出版物を底本として作成しました。記載内容は印刷出版当時のものです。 ※印刷出版再現のため電子書籍としては不要な情報を含んでいる場合があります。 ※印刷出版とは異なる表記・表現の場合があります。予めご了承ください。 ※プレビューにてお手持ちの電子端末での表示状態をご確認の上、商品をお買い求めください。
  • ケアする対話 この世界を自由にするポリフォニック・ダイアローグ

    ケアする対話

    ビジネス・実用
    4.3
    1巻2,475円 (税込)
    ケアを主題とする、4つの珠玉の対話を収めた一冊。 オープンダイアローグや当事者研究、中井久夫をはじめケアと親和性の高い人物への考察など、テーマは多彩にちりばめられる。 医療や対人支援といった専門領域のみならず、ケアの倫理や文学研究など垣根を超えたさまざまな立場の声を巻き込み、対話はひらかれていく。 対話は、完成せず、余白があることに意味があるという。声は双方向から混ざり合いつつも一つに調和せず、ポリフォニック(多声的)に響き合い、新たな価値を生む。
  • ケアする惑星

    ケアする惑星

    ビジネス・実用
    4.0
    1巻1,760円 (税込)
    他者なるものを慈しむ、惑星的な視座。 『アンネの日記』、『おいしいごはんが食べられますように』、ヴァージニア・ウルフ、オスカー・ワイルド、ジェイン・オースティン、ルイス・キャロル、チャールズ・ディケンズ……。 『ケアの倫理とエンパワメント』で注目された英文学者が、ケアをめぐる現代の事象を文学と自在に切り結び語る論考。 目次 1章 ”ケアする人”を擁護する――『アンネの日記』再読 2章 エゴイズムに抗するーーヴァージニア・ウルフの『波』 3章 オリンピックと性規範――ウルフの『船出』 4章 ウルフとフロイトのケア思想 1――『ダロウェイ夫人』における喪とメランコリー 5章 ウルフとフロイトのケア思想 2ーー『存在の瞬間』におけるトラウマ 6章 ネガティヴ・ケイパビリティーー編み物をするウルフ 7章 多孔的な自己ーーアートと「語りの複数性」 8章 ダーウィニズムとケア 1 ー―『約束のネバーランド』と高瀬隼子作品 9章 ダーウィニズムとケア 2ーーウルフの『幕間』 10章 ピアグループとケアーーオスカー・ワイルドの『つまらぬ女』 11章 カーニヴァル文化とケアーールイス・キャロルの『不思議の国のアリス』 12章 格差社会における「利他」を考える――チャールズ・ディケンズの『ニコラス・ニクルビー』 13章 戦争に抗してケアを考えるーースコットの『ウェイバリー』とドラマ『アウトランダー』 14章 ケアの倫理とレジスタンスーーオースティンの『レイディ・スーザン』と映画の『ロスト・ドーター』 あとがきーーケアと惑星的思考
  • ケアとは何か 看護・福祉で大事なこと

    ケアとは何か 看護・福祉で大事なこと

    ビジネス・実用
    4.2
    1巻1,034円 (税込)
    やがて訪れる死や衰弱は、誰にも避けられない。自分や親しい人が苦境に立たされたとき、私たちは「独りでは生きていけない」と痛感する。ケアとは、そうした人間の弱さを前提とした上で、生を肯定し、支える営みである。本書は、ケアを受ける人や医療従事者、ソーシャルワーカーへの聞き取りを通じて、より良いケアのあり方を模索。介護や地域活動に通底する「当事者主体の支援」を探り、コロナ後の課題についても論じる。
  • ケアの物語 フランケンシュタインからはじめる

    ケアの物語 フランケンシュタインからはじめる

    ビジネス・実用
    3.9
    1巻1,100円 (税込)
    強者が押しつける「正しさ」と暴力や分断がはびこる現代社会.そこで置き去りにされているのは,尊厳を踏みにじられた人々が紡ぐ〈小さな物語〉――恐ろしい怪物の物語として知られる『フランケンシュタイン』を,10のテーマを通して多様な作品群と縫い合わせ,読む者をケアの本質へと誘う.想像力を解き放つ文学論.

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  • ケアの倫理とエンパワメント

    ケアの倫理とエンパワメント

    小説・文芸
    4.4
    1巻1,650円 (税込)
    自己と他者の関係性としての〈ケア〉とは何か。 強さと弱さ、理性と共感、自立する自己と依存する自己……、二項対立ではなく、そのあいだに見出しうるもの。ヴァージニア・ウルフ、ジョン・キーツ、トーマス・マン、オスカー・ワイルド、三島由紀夫、多和田葉子、温又柔、平野啓一郎などの作品をふまえ、〈ケアすること〉の意味を新たな文脈で探る画期的な論考。 本書は、キャロル・ギリガンが初めて提唱し、それを受け継いで、政治学、社会学、倫理学、臨床医学の研究者たちが数十年にわたって擁護してきた「ケアの倫理」について、文学研究者の立場から考察するという試みである。(中略)この倫理は、これまでも人文学、とりわけ文学の領域で論じられてきた自己や主体のイメージ、あるいは自己と他者の関係性をどう捉えるかという問題に結びついている。より具体的には、「ネガティブ・ケイパビリティ」「カイロス的時間」「多孔的自己」といった潜在的にケアを孕む諸概念と深いところで通じている。本書は、これらの概念を結束点としながら、海外文学、日本文学の分析を通して「ケアの倫理」をより多元的なものとして捉え返そうという試みである。(本書「あとがき」より)
  • 決定版カフカ短編集(新潮文庫)

    決定版カフカ短編集(新潮文庫)

    小説・文芸
    3.5
    1巻781円 (税込)
    この物語はまるで本物の誕生のように脂や粘液で蔽われてぼくのなかから生れてきた――。父親との対峙を描く「判決」、特殊な拷問器具に固執する士官の告白「流刑地にて」、檻の中での断食を見世物にする男の生涯を追う「断食芸人」。遺言で原稿の焼却を頼むほど自作への評価が厳しかったカフカだが、その中でも自己評価が高かったといえる15編を厳選。20世紀を代表する巨星カフカの決定版短編集。
  • 激論! ひきこもり

    激論! ひきこもり

    ビジネス・実用
    -
    1巻1,100円 (税込)
    ※この商品はタブレットなど大きいディスプレイを備えた端末で読むことに適しています。また、文字だけを拡大することや、文字列のハイライト、検索、辞書の参照、引用などの機能が使用できません。 全国の家庭に出向き、ひきこもりを外に出す実践を続けてきたタメ塾・工藤定次。診療室で治療に当たってきた精神科医・斎藤環。これまで対立していると見られる二人はこの対談で初めて出会った。そして、それぞれの“哲学”を背景に、ひきこもりの本質、ひきこもりにどう向き合うか、解決するにはどうしたらよいのか、ひきこもりの終わりとは何か、といった、ひきこもりをめぐるさまざまなテーマに対して、10時間以上にわたって激論を交わした徹底討論集。

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  • 現代社会とメンタルヘルス 包摂と排除

    現代社会とメンタルヘルス

    ビジネス・実用
    -
    1巻3,960円 (税込)
    現代の障害者福祉やメンタルヘルスの問題を考えるうえで「包摂」と「排除」が有効なキーワードとなっている。精神医療と心理臨床の領域で支援のネットワークからこぼれがちなテーマを取り上げて解説。ひきこもりやオタク、ホームレス、性犯罪被害、自然災害、薬物やギャンブルなどの依存症、DV・児童虐待、高齢犯罪者や外国人犯罪者など、現代社会の周縁にある現象に光を当て、排除されやすい人々を包摂へと導く道筋を探る。
  • 原発依存の精神構造―日本人はなぜ原子力が「好き」なのか―

    原発依存の精神構造―日本人はなぜ原子力が「好き」なのか―

    ビジネス・実用
    4.0
    1巻1,408円 (税込)
    原爆を落とされても、原発事故が起こっても、なぜ原子力信仰は揺るがないのか。安全/危険の不毛な二項対立を越えるには、どうすればいいのか。象徴・反復・否認・両価性・無常観……精神分析的視点から、親/反原発を問わず全ての日本人の心に潜在する「享楽」の正体を読みとく。閉塞状況に風穴を開ける新しい脱原発論。
  • 高校生と考える日本の問題点 桐光学園大学訪問授業

    高校生と考える日本の問題点 桐光学園大学訪問授業

    「いまの日本の指導者にいる大人たちの中に、君たちの将来の幸福なんて考えている人間はほとんどいません」―内田樹 豪華講師20人が、中高生に向き合いながら、日本の問題点を語り尽くした白熱1800分! この社会の仕組みはいつまで続くのか? わたしたちはどうやって現代を生き抜くべきか? 文学・社会学・歴史・科学・芸術・政治などさまざまな分野から考えます。 豪華講師が、中高生に向き合いながら、日本の問題点を語り尽くしました。 この社会の仕組みはいつまで続くのか? 白熱1800分!
  • 「心のない人」は、どうやって人の心を理解しているか――自閉スペクトラム症者の生活史

    「心のない人」は、どうやって人の心を理解しているか――自閉スペクトラム症者の生活史

    ビジネス・実用
    3.7
    1巻2,200円 (税込)
    〈「心がない」ってどういうこと?〉 ◉「自閉スペクトラム症の当事者はマンガ、小説、アニメ、映画、テレビドラマ、音楽などから〝人の心〟を理解しようとしているのではないか?」 ◉その仮説をもとに、さまざまな生い立ちを抱える当事者7人に、自身も当事者である著者が共感を込めてインタビュー。かれらが夢中になったマンガ、小説、アニメ、映画、テレビドラマ、ポップミュージックは、どのようなものだったのか。 ◉インタビューから見えてくる「それぞれの生きづらさ」。そして〝心〟の不思議が浮かび上がる、当事者の生活史にして昭和平成令和サブカル絵巻。 **********  ▶ぼく自身の人生を振りかえってみると、創作物から学んだことが非常に多いと感じるんだ。それこそ人の心の秘密も、多くを本から学んだ。  ▷自閉スペクトラム症者は非言語的コミュニケーションが不得意だって、よく言われるよね。  ▶実際ぼくは日常生活で人の心がわからなくて困惑し、その秘密をひもとくために文学作品に親しむようになったんだ。それで、ほかの「発達仲間」の場合はどうかなって思ったんだ。 ********** 【目次】 はじめに 序章 第1章 HOTASさん 第2章 まるむしさん 第3章 ナナトエリさん 第4章 ヨシさん 第5章 ぽん子さん 第6章 八坂さん 第7章 リナさん 終章 終章 おわりに **********
  • 心を病んだらいけないの?―うつ病社会の処方箋―(新潮選書)

    心を病んだらいけないの?―うつ病社会の処方箋―(新潮選書)

    友達はいないといけないのか。家族はそんなに大事なのか。働かないと負け組なのか。話し下手はダメなのか。「ひきこもり」を専門とする精神科医と、「重度のうつ」をくぐり抜けた歴史学者が、心が楽になる人間関係とコミュニケーションのあり方を提案する。
  • 孤独と怒りに社会は軋む

    孤独と怒りに社会は軋む

    ※この商品はタブレットなど大きいディスプレイを備えた端末で読むことに適しています。また、文字だけを拡大することや、文字列のハイライト、検索、辞書の参照、引用などの機能が使用できません。 (目次より) ●〔対談〕暴走する心のメカニズム ネガティブ感情はどこから来てどこへ行くのか 中野信子×木原祐健 ●人に迷惑をかけたくない…… 都市に沈みゆく声なき孤立者たち 石田光規 ●〔対談〕格差拡大、少子高齢化、巨額の財政赤字 分断と貧困が進む日本社会「三重苦」からの打開策は? 湯浅 誠×田中拓道 ●孤独・孤立対策担当大臣に聞く 喫緊の課題に、大胆に対応する 坂本哲志 ●関心競う経済に振り回されるメディアと私たち 「非実在型炎上」は何を示すのか 鳥海不二夫 ●「キャンセル」が飛び交う不寛容な国・アメリカ フランシス・フクヤマ/聞き手:会田弘継 ●犯人は「一人で死ね」ばいいのか? 暴発型事件の背後に横たわるもの 磯部 涼 ●〔対談〕ひきこもると意欲が低下する 「コロナうつ」と「欲望」の関係 斎藤 環×佐藤 優
  • 子どもたちがつくる町――大阪・西成の子育て支援

    子どもたちがつくる町――大阪・西成の子育て支援

    【子ども支援の〈現実〉と〈希望〉】●「日本の虐待相談件数はうなぎのぼりだが、西成区の件数は横ばいだ。貧困も虐待も可視化され、『子どもを地域で育てる』のが当たり前になっているからだ」「行政から降ってきた制度ではなく、子どもたちの声が組織の形を決める。ここに、この町が生まれる所以(ゆえん)がある」東京大学大学院教授/現代中国研究者・阿古智子さん(朝日新聞・2021年6月12日)●「支援者へのインタビューを通し、西成の子育て支援の実情を浮き彫りに」「そこから確かな希望も見えてくる」(読売新聞・2021年5月13日夕刊〈大阪本社版〉)●「日雇い労働者の町」と呼ばれる大阪・西成。生活保護受給率は、23%にのぼる。でも、しんどくたって、今日も元気に子どもは遊ぶ。この町の個性的な支援者5人へのインタビューが描く、誰も取り残さない支援の地図!
  • コロナ・アンビバレンスの憂鬱

    コロナ・アンビバレンスの憂鬱

    ビジネス・実用
    4.0
    1巻1,870円 (税込)
    コロナ禍という人類史上希な病理下において、人々の精神を支えるものはなにか? 人と人とが会うことが制限される状況下で、我々はどう振る舞うべきなのか? ひきこもり問題、オープンダイアローグの第一人者が綴る、コロナ禍を生き延びるためのサバイバル指南書。 感染症をキリスト教の〈原罪〉になぞらえて自粛風潮の危うさを訴えた「コロナ・ピューリタニズムの懸念」、災厄の記憶が失われていくメカニズムをトラウマ理論に結びつけて分析した「失われた『環状島』」、対面の場から生まれる根源的な暴力性を問う「人は人と出会うべきなのか」など、ネット上で大反響だったコロナ関連の論考を集大成。コロナ禍という未知の時代を生きていかなければならない我々のヒントとなる、貴重な論考集。 私は、コロナ禍がそれほど社会や人間を変えるとは思っていない。(…)おそらくコロナ禍が過ぎてしまえば、社会が驚くほど変わっていないことに人々は気付かされるだろう。(…)私が注意を向けているのは、ふだん「日常という幻想」が覆い隠しているさまざまな過程や構造が可視化される場面だ。「親密さとは何か」「不潔とはどういうことか」「人の時間意識を構成しているものは何か」「社会はどのように災厄を記憶するのか」そして「対面(臨場性)はなぜ求められるのか」。いずれもコロナ禍でなければ問われることのなかった問いばかりだ。(「あとがき」より) 【目次】 はじめに 1.〝感染〟した時間 コロナ・ピューリタニズムの懸念 失われた「環状島」 〝感染〟した時間 人は人と出会うべきなのか 会うこと、集うことの憂欝と悦び 2.コロナ・クロニクル 「医療」に何が起こったか 第3波の襲来とワクチンへの期待 コロナ・アンビバレンスとメディア コロナ禍のメンタルヘルス リモート診療の実態とリモート対話実践プログラム(RDP) リモート教育は「暴力」からの解放である コロナ禍で試される民主主義 3.健やかにひきこもるために 健やかにひきこもるために リアリティショーは「現代の剣闘士試合」か 「マイルドな優生思想」が蔓延る日本に「安楽死」は100年早い 「鬼滅の刃」の謎─あるいは超越論的炭治郎 「意思疎通できない殺人鬼」はどこにいるのか? 亡き王女(猫)のための当事者研究 あとがき カバー画像:《同じ月を見た日》 コロナ禍に孤立感を抱えている、ひきこもりを含む様々な事情を持った国内外の人々が参加するアートプロジェクト。各々の場所から月の撮影を行い、ここに居ない誰かを想像する。 企画:渡辺 篤 撮影:「アイムヒア プロジェクト」メンバー約50名 画像配置協力:紅、田中志遠
  • コロナ後の世界を語る 現代の知性たちの視線

    コロナ後の世界を語る 現代の知性たちの視線

    日本の未来はどうなるか――? 養老孟司 ユヴァル・ノア・ハラリ ジャレド・ダイアモンド 福岡伸一 ブレイディみかこ 角幡唯介 東畑開人etc. 22人の論客が示すアフターコロナの針路!朝日新聞大反響連載を書籍化新型コロナウイルスは瞬く間に地球上に広まり多くの命と日常を奪った。すべての人に平等に降りかかるこの感染症によって、社会は様変わりしてしまった。第2波の懸念も高まり、感染への恐怖が消えない中、私たちは大きく変容する世界をどう捉え、どのように考えればよいのか。現代の知性たちのパースペクティブを通し「コロナ後」を思考する糧を届ける。
  • 酒をやめられない文学研究者とタバコをやめられない精神科医が本気で語り明かした依存症の話

    酒をやめられない文学研究者とタバコをやめられない精神科医が本気で語り明かした依存症の話

    ビジネス・実用
    4.3
    1巻1,980円 (税込)
    「ダメ、ゼッタイ」に代わる、有効な手立てはありうるのか? 依存は回復の始まり。 やめればいいってものじゃない!? 連載時から当事者、当事者家族、支援者・専門家を騒然とさせた 不良患者×不良医師による画期的な往復書簡がついに書籍化――。 現代人にとって最も身近な「病」である依存症――非合法のドラッグやアルコール、ギャンブルに限らず、市販薬・処方箋薬、カフェイン、ゲーム、スマホ、セックス、買い物、はたまた仕事や勉強など、その対象は多岐にわたる。 そんななか最も身近な依存物質であるアルコール依存症の治療中で、数多くの自助グループを運営する文学研究者・横道誠と、「絶対にタバコをやめるつもりはない」と豪語するニコチン依存症で、依存症治療を専門とする精神科医・松本俊彦の、一筋縄ではいかない往復書簡が始まった。最小単位、たったふたりから始まる自助グループ。 依存症の裏側にある、さらにその深淵へ! 特別鼎談「ギャンブル依存症問題を考える(ゲスト:田中紀子)」も収録。
  • 思春期ポストモダン 成熟はいかにして可能か

    思春期ポストモダン 成熟はいかにして可能か

    ビジネス・実用
    3.6
    1巻773円 (税込)
    メール依存、自傷、解離、ひきこもり……「非社会化=未成熟」で特徴づけられる現代の若者問題。しかし、これらを社会のせい、個人のせいと白黒つけることには何の意味もない。彼らが直面する危機は、個人の未熟さを許容する近代成熟社会と、そこで大人になることを強いられる個人との「関係」がもたらす病理だからだ。「社会参加」を前に立ちすくみ、確信的に絶望する若者たちに、大人はどんな成熟のモデルを示すべきなのか? 豊富な臨床経験と深い洞察から問う、若者問題への処方箋。
  • 「社会的うつ病」の治し方―人間関係をどう見直すか―

    「社会的うつ病」の治し方―人間関係をどう見直すか―

    ビジネス・実用
    4.1
    1巻1,430円 (税込)
    軽症なのに、なかなか治らない。怠けるつもりはないのに、動けない。服薬と休養だけでは回復しない「新しいタイプ」のうつ病への対応法を、精神科臨床医が、具体的かつ詳細に解説する。「自己愛」が発達する過程に着目し、これまで見落とされがちだった〈人間関係〉と〈活動〉の積極的効用を説く、まったく新しい治療論。
  • 社会的ひきこもり

    社会的ひきこもり

    ビジネス・実用
    3.8
    1巻720円 (税込)
    30歳近くなっても、仕事に就かず、外出もせず、時に何年も自分の部屋に閉じこもったまま過ごす青年たち。今、このような「ひきこもり」状態の青少年が全国で増加しつつあるといわれている。現場の精神科医として約10年にわたり200例以上の「ひきこもり」の治療に携わってきた著者により、「ひきこもり」を単なる「個人の病理」でなく、個人・家族・社会の3つのシステムの関わりの障害による「システムの病理」であるという捉え方から、「ひきこもり」についての正しい知識と対処の仕方を解説した、初めてのテキスト。
  • 宗教の居場所、死生観のゆくえ

    宗教の居場所、死生観のゆくえ

    ※この商品はタブレットなど大きいディスプレイを備えた端末で読むことに適しています。また、文字だけを拡大することや、文字列のハイライト、検索、辞書の参照、引用などの機能が使用できません。 ●〔鼎談〕日本人は何を宗教に求めているのか グリーフケア・科学・スピリチュアル 島薗 進×大谷栄一×岡本亮輔 ●宗教2世問題とは何か 当事者の立場と、研究者としての立場から 横道 誠 ●仏教・キリスト教・イスラム教 三大宗教の死生観 現代の「疎外」と古典世界への「郷愁」 中村圭志 ●御先祖様と日本人 近現代史から見た墓と弔い 問芝志保
  • 信仰から解放されない子どもたち――#宗教2世に信教の自由を

    信仰から解放されない子どもたち――#宗教2世に信教の自由を

    ビジネス・実用
    4.0
    1巻1,584円 (税込)
    宗教2世の当事者たちはどういう世界を生きて、今なお生きづらさをかかえているのか。 本書は自ら声をあげはじめた当事者と、宗教問題・子どもの権利問題に第一線で関わってきた専門家が「宗教2世問題」の争点と必要な支援のあり方について考える。
  • 新版 ひきこもりのライフプラン 「親亡き後」をどうするか

    新版 ひきこもりのライフプラン 「親亡き後」をどうするか

    ビジネス・実用
    5.0
    1巻792円 (税込)
    ひきこもり状態にある人は全国で一〇〇万人以上、そのうち四〇─六四歳は約六一万人と言われる。若者問題と思われてきたひきこもりは、今や中高年の問題になっている。親が高齢化するなか、親の死亡に伴うひきこもりの人たちの困窮が懸念される。本書は親の資産を最大限に活用して、ひきこもりの子を生涯にわたって経済的に支えるライフプランを指南する。

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  • 心理学化する社会 癒したいのは「トラウマ」か「脳」か

    心理学化する社会 癒したいのは「トラウマ」か「脳」か

    ビジネス・実用
    4.1
    1巻880円 (税込)
    あらゆる社会現象が心理学・精神医学の言葉で説明される「社会の心理学化」。精神科臨床のみならず、大衆文化から事件報道に至るまで、同時多発的に生じたこの潮流の深層に潜む時代精神を鮮やかに分析。
  • 「自傷的自己愛」の精神分析
    値引きあり

    「自傷的自己愛」の精神分析

    ビジネス・実用
    4.3
    1巻506円 (税込)
    「自分には生きている価値がない」「ブサイクだから異性にモテない」。 極端な言葉で、自分を傷つける人が増えている。 「自分が嫌い」をこじらせてしまった人たちの、自傷行為のように見える言動。 その深層心理にひきこもり専門医である精神科医が迫る。 誰にでも何歳からでも起こり、一度おちいると出られない、徹底的な自己否定。 「ダメな自分」の思い込みを見つめ直し、健全な自己愛を取り戻す方法を探る。
  • 自分の弱さを研究してみた。:当事者研究という新しい冒険

    自分の弱さを研究してみた。:当事者研究という新しい冒険

    ビジネス・実用
    3.0
    1巻2,200円 (税込)
    さまざまな「生きづらさ」を仲間とともに解きほぐす 「弱さ」や「苦労」は、 自分ごとからみんなのことになると、 解決のヒントが見えてくる 自分研究をはじめてみませんか ●本文紹介 「自分自身で、ともに」─。この言葉は、北海道の「浦河べてるの家」で産声をあげた「当事者研究」の精神を象徴するスローガンです。 医師やカウンセラーといった専門家から一方的に「治療される対象」として扱われるのではなく、みずからの抱える「苦労」を自分自身の手に取りもどし、仲間とともにその仕組みを研究する。それが当事者研究です。 本書は私・横道誠と、YouTubeで『未来に残したい授業』を運営し、日本中の一線級の研究者たちとつながっているだいまりこさんというふたりの「当事者」による対話の記録です。対話には、会場に集まった何人もの「共事者」たちが参加し、この当事者研究という自由でユーモアあふれる手法を用いながら、現代社会のさまざまな「生きづらさ」を解きほぐしていきました。 本書のベースとなったのは、東京・中延にある「隣町珈琲」で開催された連続トークイベント「当事者研究のワンダーランド」です。(略) 第1章「発達障害とニューロダイバーシティ」は、2023年12月8日に開催された第1回「ニューロダイバーシティとは何か」をもとにしています。発達障害(神経発達症)のみならず全人類の「脳の多様性」(ニューロダイバーシティ)を問題設定に据え、「定型発達」中心の社会でマイノリティが感じるハードルと、当事者活動の意義を語りあいました。 第2章「宗教2世」は、2024年1月8日に開催された第2回「魅惑と危険のあいだの宗教~信教の自由、政治と宗教の癒着、そして宗教2世~」をもとにしています。安倍晋三銃撃事件によって、社会問題として注目されるようになった「宗教2世」を取りあげました。私自身の経験を踏まえ、信仰という名の暴力がいかに子どもの人生を侵食し、現在進行形のトラウマを残すのか、そして当事者でない人々が「共事者」としてどう関われるかを模索しました。 第3章「ジェンダーとセクシュアリティ」は、2024年2月15日に開催された第3回「ジェンダー・セクシュアリティの現在系~フェミニズム、LGBT、弱者男性論~」をもとにしています。女性という存在の当事者性をメインテーマ、性的少数者がジェンダーやセクシュアリティの揺らぎを抱えて生きる問題、および弱者男性の問題をサブテーマとして、社会がいかに個人の選択を縛っているかを浮き彫りにしています。  第4章「海外生活を経験した人」は、2024年3月1日に開催された第4回「どのように海外文化と向きあうか」をもとにしています。私の本来の専門にあたる「海外文化」を取りあげ、海外留学体験のあるだいさんと私の異文化体験がいかに「当事者研究」的な自己相対化をもたらしたかについて対話を深めました。 第5章「こうやれば発信者として大活躍できる!」は、2024年4月13日に開催された第5回「こうやれば発信者として大活躍できる!」をもとにしています。私とだいさんの「発信者」としての技法に焦点をあて、SNSや執筆を通じたアウトプットが自己救済につながるプロセスを話題にしています。 第6章「人はどのように成熟できるのか」は、2024年5月11日に開催された「人間はどのように成熟できるのか?」をもとにしています。「当事者研究」がマイノリティにとっての「成熟」の技法になるという新しい展望を示し、本書のクライマックスの前半を形成しています。 第7章「当事者たちによって生みだされるもの」は、2024年6月8日に開催された「当事者同士のつながりが生みだすもの」をもとにしています。実際の当事者研究ミーティングを実演し、当事者研究をアナキズムの観点から理解するという、やはり新しい展望を開いています。本書のクライマックスの後半を形成していると言えるでしょう。 (略) 対話のなかでも強調していますが、当事者研究は、本質的には「遊び」の要素を含んだレクリエーションです。真面目すぎる資本主義の世界に、ポリフォニー(多声性)という風穴を開け、バラバラなままでともに在ることを肯定するアナーキーな試みです。本書をつうじて、読者のみなさんがご自身の「苦労」を研究するヒントを見いだし、少しでも肩の荷をおろすことができれば、著者としてこれ以上の喜びはありません。(本書「はじめに」より)
  • 自閉スペクトラム症者が小説をめぐって語りあう

    自閉スペクトラム症者が小説をめぐって語りあう

    ビジネス・実用
    -
    1巻2,200円 (税込)
    ASD当事者同士が文学作品を通して語り合うことで、ASDの想像力や他者理解のあり方を当事者の視点で改めて捉え直す試みの記録。
  • 自閉スペクトラム症の私は、いかにこの世界を生きているか 当事者批評・脳の多様性・文学と哲学

    自閉スペクトラム症の私は、いかにこの世界を生きているか

    精神疾患などの当事者が文学・芸術・娯楽作品を通して自身の体験世界を記述することで、健康な人にはない視点が立ち上がる。 編者は当事者批評概念の提出を念頭に、自他の研究を区分けして現在地点を明らかにしつつ、「当事者としての」さまざまな当事者性をテーマとした対話、「当事者としての」ハイデガー、カント批評といった試みへと探求を進める。 一風変わった発想のなかに、ケアに活かされる気づきや文芸解釈としての新たな可能性が光る。
  • すき間の子ども、すき間の支援――一人ひとりの「語り」と経験の可視化

    すき間の子ども、すき間の支援――一人ひとりの「語り」と経験の可視化

    ビジネス・実用
    4.0
    1巻2,112円 (税込)
    子どもや親が抱える困難はそれぞれに異なり、個別のストーリーによって初めて感じ取ることができるリアリティがある。 統計からは見えにくい困難と支援のダイナミズムを子どもや親、支援者の「語り」を軸にして、リアルなものの一端を可視化する挑戦的な試み。
  • 性愛と暴力の神話学

    性愛と暴力の神話学

    生命エネルギーの奔流が激突するところ、 「性愛」と「暴力」が鮮やかに描かれる。 日本における神話研究の最前線を斬新な観点から 平易に伝える<シリーズ神話叢書>、待望の第一弾! 神話が人間の本質に関わる物語であるとしたら、 性愛と暴力ほど人間が人間である所以に深く関わるテーマはないのではないだろうか。 古今東西、性愛の喜びと悲しみの詩や暴力や死に立ち向かう英雄譚は人々を魅了し続けている。 暴力の神話については「メドゥーサ」から南米の「インカリ神話」まで 性愛の神話については「お菊」譚から「ドゴン神話」まで、 互いが重なりあって存在している情景を丹念な調査と研究から明らかにする。 【目次】 1:南郷晃子「花の名を持つ女:むごく殺されるお菊、お花をめぐって」(日本) 2:斧原孝守「暴虐の巨神と原初夫婦神:中国の古典神話と民間神話の世界から」(中国) 3:川村悠人「手足で待ちかまえる女根たちと征服する男根たち」(インド) 4:石川巌「ギムポ・ニャクチクの花嫁:古代チベット土着宗教儀礼説話への招待」(チベット) 5:内海敦子「インドネシアの神話:秘するべき男女の愛、愛すべきものへの暴力」(インドネシア) 6:深谷雅嗣「『ホルスとセトの争い』:同性愛と暴力」(エジプト) 7:松村一男「メドゥーサはなぜペルセウスに殺されねばならなかったのか?」(ギリシャ) 8:横道誠「グリム兄弟の仕事:ゲルマン神話とドイツの昔話の暴力と性愛に関して」(ゲルマン) 9:木村武史「双子の妹を求めるオゴの性愛の罪を贖う供犠と再生による世界創造:マリ、ドゴン神話より」(アフリカ) 10:谷口智子「ラテンアメリカにおけるエロスと暴力:征服のトラウマとしてのインカリ神話と民衆劇」(ラテンアメリカ) 11:木村武史「ヴァギナ・デンタータとココペリ:豊穣・幸福と恐怖・病・暴力」(北米)
  • 世界一やさしい精神科の本

    世界一やさしい精神科の本

    ビジネス・実用
    3.8
    1巻792円 (税込)
    発達障害、ひきこもり、対人恐怖、拒食症/過食症、解離、トラウマ、人格障害、うつ病、統合失調症…いまや精神科の知識は現代人にとって必要不可欠。心のケアの第一歩に、悩み相談の手引きに、そしてなにより、自分自身を知るために―。一人に一冊、はじめての「使える精神医学」。
  • 世界が土曜の夜の夢なら ヤンキーと精神分析

    世界が土曜の夜の夢なら ヤンキーと精神分析(角川文庫)

    小説・文芸
    3.3
    1巻748円 (税込)
    「アゲ」と「気合」の行動主義=反知性主義、家族主義で母性的。これまで論じられなかった日本の「ヤンキー」性と、急速に拡大するバッドセンス。日本文化の深層に、気鋭の精神科医/評論家が肉薄する!
  • 世界文学をケアで読み解く

    世界文学をケアで読み解く

    ビジネス・実用
    4.2
    1巻1,870円 (税込)
    医療、介護、政治、教育の分野からも注目される著者が、世界文学とケアの思想をつなげる画期的評論。弱者と暴力と共生、SF的想像力、新たな男性性、ネガティヴ・ケイパビリティ、死者の魂などの視点から、現代人が失いつつある「ケアの倫理」の奥深さを縦横に展開する。
  • 専門家なしでやってみよう! オープンダイアローグ

    専門家なしでやってみよう! オープンダイアローグ

    ビジネス・実用
    5.0
    1巻1,980円 (税込)
    議論も説得も助言もしない。 ただ聞き、ただ話す── 安全な対話が、人生をやわらげる。 メンタルケアの新しいかたち。 ただ繰り返し対話する、それだけで高い効果をもたらすとして精神医療やメンタルケアの世界で注目される〈オープンダイアローグ〉。この手法、病気や困りごとを抱えた当事者だけで安全に行えることをご存じですか? 本書は、全員素人かつ病気/障害持ちの物書き4人がオンラインで行った対話をもとに作成した、オープンダイアローグを自分たちではじめるためのガイドブックです。これまで話せなかったことを話せる場の力、問題を解決しなくても救いが訪れる驚き──こころのケアの新しい可能性をひらくオープンダイアローグの世界へようこそ。実施にあたり精神科医・斎藤環氏と交わしたQ&A、オープンダイアローグ・ネットワーク・ジャパンによるガイドライン(抜粋)も収録。 「あまりにも濃い「当事者」たちによる、濃密で感動的な対話。4人のポリフォニーに何度も驚かされる。あなた方に支持されることは、どんなエビデンスよりも私を勇気づける。オープンダイアローグを続けていこう」──斎藤環(精神科医) 装画:武者小路晶子、ブックデザイン:髙井愛 【目次】 はじめに やってみる!? 斎藤環さんに聞いてみた オープンダイアローグQ&A 第1章 紹介 「胡散臭く」なかったオープンダイアローグ(鈴木大介) 第2章 実践 オープンダイアローグ1 日々の困りごと 「嫌なことがあると、ずっとそのことを考えてしまう」(石田月美) 第3章 実践 オープンダイアローグ2 人生の困りごと 「兄のケアを負わせた母への捻れた思い」(樋󠄀口直美) 第4章 総論 オープンダイアローグを終えて 危険な会話から安全な対話へ(頭木弘樹) おわりに 一致しなくてもわかり合える 付録 『オープンダイアローグ対話実践のガイドライン 第1版』(オープンダイアローグ・ネットワーク・ジャパン/ODNJP)抜粋 石田月美(いしだ・つきみ) 1983年生まれ、東京育ち。物書き。高校を中退して家出少女として暮らし、高卒認定資格を得て大学に入学するも、中退。2020年、自身の婚活経験とhow toを綴った『ウツ婚!!──死にたい私が生き延びるための婚活』(晶文社)で文筆デビュー。本書は23年に漫画化(講談社)。様々な精神疾患を抱えたまま、婚活し結婚、不妊治療を経て2児の母。エッセイを中心に寄稿記事多数。2024年、『まだ、うまく眠れない』(文藝春秋)を刊行。2025年、鈴木大介との共著『好きで一緒になったから』(晶文社)を刊行。 頭木弘樹(かしらぎ・ひろき) 文学紹介者。20歳で難病(潰瘍性大腸炎)になり、13年間の闘病生活を送る。カフカの言葉が救いとなった経験から『絶望名人カフカの人生論』(新潮文庫)を編訳。以後さまざまなジャンルの本を執筆している。著書に『食べること出すこと』(医学書院)、『自分疲れ』(創元社)、『口の立つやつが勝つってことでいいのか』(青土社)など。NHK「ラジオ深夜便」の『絶望名言』のコーナーに出演中。 鈴木大介(すずき・だいすけ) 文筆業・ルポライター。1973年千葉県生まれ。子どもや女性、若者の貧困問題をテーマにした取材活動をし『最貧困女子』(幻冬舎)などを代表作とするルポライターだったが、2015年に脳梗塞を発症して高次脳機能障害当事者に。その後は当事者としての自身を取材した闘病記『脳が壊れた』(新潮新書)や夫婦での障害受容を描いた『されど愛しきお妻様』(講談社)などを出版。2020年、援助職向けに書き下ろした『「脳コワ」さん支援ガイド』(医学書院・シリーズケアをひらく)にて日本医学ジャーナリスト協会賞大賞受賞。近刊に『貧困と脳──働かないのではなく働けない』(幻冬舎新書)など。 樋󠄀口直美(ひぐち・なおみ) 文筆家・レビー小体病当事者。1962年生まれ。50歳でレビー小体型認知症と診断され、多様な脳機能障害、幻覚、自律神経症状などがあるが思考力は保たれている。著書に『誤作動する脳』(医学書院)、『私の脳で起こったこと』(ちくま文庫/ブックマン社)、『「できる」と「できない」の間の人』(晶文社)。共著に『レビー小体型認知症とは何か』(ちくま新書)、『私の身体はままならない』(河出書房新社)ほか。
  • 絶望読書~苦悩の時期、私を救った本~

    絶望読書~苦悩の時期、私を救った本~

    小説・文芸
    4.1
    1巻1,222円 (税込)
    前代未聞!絶望に効く読書案内! 〈目次〉 はじめに 絶望したとき、いちばん大切なこと 第一部 絶望の「時」をどう過ごすか? 第一章 なぜ絶望の本が必要なのか? ──生きることは、たえずわき道にそれていくことだから 第二章 絶望したときには、まず絶望の本がいい ──悲しいときには悲しい曲を 第三章 すぐに立ち直ろうとするのはよくない ──絶望の高原を歩く 第四章 絶望は人を孤独にする ──それを救ってくれるのは? 第五章 絶望したときに本なんか読んでいられるのか? ──極限状態での本の価値 第六章 ネガティブも必要で、それは文学の中にある ──非日常への備えとしての物語 第二部 さまざまな絶望に、それぞれの物語を! 第二部のはじめに 絶望にも種類がある 太宰治といっしょに「待つ」 ──人生に何かが起きるのを待っているという絶望に カフカといっしょに「倒れたままでいる」 ──すぐには立ち上がれない「絶望の期間」に ドストエフスキーといっしょに「地下室にこもる」 ──苦悩が頭の中をぐるぐる回って、どうにもならない絶望に 金子みすずといっしょに「さびしいとき」を過ごす ──自分は悲しいのに他人は笑っている孤独な絶望に 桂米朝といっしょに「地獄」をめぐる ──自分のダメさに絶望したときに ばしゃ馬さんとビッグマウスといっしょに「夢をあきらめる」 ──夢をあきらめなければならないという絶望に マッカラーズといっしょに「愛すれど心さびしく」 ──自分の話を人に聞いてもらえない絶望に 向田邦子といっしょに「家族熱」 ──家族のいる絶望、家族のいない絶望に 山田太一といっしょに「生きるかなしみ」と向き合う ──正体のわからない絶望にとらわれたときに 番外・絶望しているときに読んではいけない本 あとがき 立ち直りをどうかあせらないでください!
  • 絶望名人カフカの人生論

    絶望名人カフカの人生論

    小説・文芸
    3.7
    1巻990円 (税込)
    カフカの超ネガティブな名言を集めた唯一無二の箴言集、待望の電子書籍化! シリーズ第2弾『希望名人ゲーテと絶望名人カフカの対話』、本書をコミカライズした『マンガで読む絶望名人カフカの人生論』も大好評配信中!
  • 創作者の体感世界~南方熊楠から米津玄師まで~

    創作者の体感世界~南方熊楠から米津玄師まで~

    小説・文芸
    4.3
    1巻1,100円 (税込)
    文学や芸術作品には、およそ一般的な身体感覚から遊離した表現が多く見られる。それらを読み解く鍵は、発達障害につうじる特性が握っていた? 「天才」とされる創作者の仕事に触発されて、発達障害を診断された著者の経験するさまざまな「感」が立ち現れていく。かつてなく「当事者」が増えたこの時代に、「わからない」「理解できない」と否定されるものを捉え直す。「障害」の意味を肯定的に読み替える「当事者批評」実践の書。
  • 多様性を受けとめる 清明高校の謎を解く!――生徒をリスペクトする学校文化はどのように生まれ、受け継がれているのか

    多様性を受けとめる 清明高校の謎を解く!――生徒をリスペクトする学校文化はどのように生まれ、受け継がれているのか

    ビジネス・実用
    -
    1巻1,760円 (税込)
    【推薦】 今すぐ行って、見て、学びたい! 教育にユートピアはない。でも、その精髄に触れられる学校は存在する。 ──苫野一徳さん(哲学者、教育学者/『「学校」をつくり直す』著者) 「学校は変われる」 このシンプルな事実を伝えるのに本書以上のものがあるだろうか。 ──村中直人さん(臨床心理士/『〈叱る依存〉がとまらない』著者) 開学10周年を迎えた京都の公立高校には、全国から視察が相次ぐ――。 不登校や発達障害のある生徒を受けとめ、自分のペースで安心して学べる「学びアンダンテ」を掲げる清明高校。公立校の枠を超えた革新的な取り組みと理念の全貌に迫り、未来の教育の可能性を描く。
  • 中高年ひきこもり

    中高年ひきこもり

    ビジネス・実用
    4.6
    1巻982円 (税込)
    内閣府の調査では、40~64歳のひきこもり状態にある人は推計61万人と、15~39歳の54万人を大きく上回る。中高年ひきこもりで最も深刻なのは、80代の親が50代の子どもの面倒を見なければならないという「8050問題」だ。家族の孤立、孤独死・生活保護受給者の大量発生――中高年ひきこもりは、いまや日本の重大な社会問題だ。だが、世間では誤解と偏見がまだ根強く、そのことが事態をさらに悪化させている。「ひきこもり」とはそもそも何か。何が正しい支援なのか。第一人者による決定版解説書。
  • 治癒の現象学

    治癒の現象学

    ビジネス・実用
    5.0
    1巻1,485円 (税込)
    哲学と精神病理学、その交叉点で探究する「回復すること」の核心。人が「回復する」こと、とくに不安や精神の病から回復するとは、いったいどのような出来事なのか。「治る」という不可思議な経験の意味と構造を求めて、フッサール以来の現象学が培ってきた「経験の構造」の探究を、精神病理学の臨床的知見と交叉させて、あらたな地平を切り拓く試み! (講談社選書メチエ)
  • 当事者対決! 心と体でケンカする

    当事者対決! 心と体でケンカする

    ビジネス・実用
    4.3
    1巻1,870円 (税込)
    生きづらさの往復インタビュー。発達障害の当事者と、潰瘍性大腸炎の当事者が、互いを取材して考えた、それぞれが抱える苦悩と、それぞれにしか見えない世界。心と体はどっちがどうつらい? ふたりの当事者が、議論をたたかわせてケンカする!
  • となりのヤングケアラー ――SOSをキャッチするには?

    となりのヤングケアラー ――SOSをキャッチするには?

    ビジネス・実用
    3.9
    1巻1,287円 (税込)
    どんなときに「クラスメイトの中にヤングケアラーがいるかもしれない」と感じるだろうか。家事や介護だけでなく、精神疾患をもつ家族を助ける子どももいる。複雑な感情を抱え、孤立を深めているケースも多い。ヤングケアラーが近くにいたとき、何ができるか。“居場所”をキーワードに考えていく。
  • 翔ぶ女たち

    翔ぶ女たち

    ビジネス・実用
    4.0
    1巻1,760円 (税込)
    明治から昭和にかけて活躍した小説家・野上弥生子。 語学力や教養やケア実践を、彼女はその先駆的な仕事にどう活かしたのか。 「ケア」をテーマに研究を続けてきた英文学者の「私」が弥生子の人生に惹かれた理由とは。 文学、映画、アニメ、音楽……現代の表現者たちの言葉をつなげて語る斬新な評論。 ロングセラー『ケアの倫理とエンパワメント』『ケアする惑星』著者の最新作。 【目次】 1章 言葉の森を育てた女たち――松田青子と野上弥生子 2章『エブエブ』と文学のエンパワメント――辻村深月と野上弥生子 3章 魔女たちのエンパワメント――『テンペスト』から『水星の魔女』まで 4章 ザ・グレート・ウォー――女たちの語りに耳をすます
  • 読書嫌いを覚醒させる至高のブックリスト

    読書嫌いを覚醒させる至高のブックリスト

    小説・文芸
    3.3
    1巻968円 (税込)
    本が読めない人にこそ知ってほしい名作たちを、読書がつらかった文学研究者が紹介します。絵本・マンガから小説、学術書まで、面白さと読みやすさで選び抜いた本を50冊以上掲載! 【目次】まえがき/第1章 読めない人も読める人も、絵本からはじめよう。/第2章 古今東西、マンガはいつも僕たちの味方だった。/第3章 「物語の魅力」の本質が児童文学でわかる。/第4章 ノンフィクションから透けて見える「生」。/第5章 小説をうまく読めない。でも楽しく眺めることはできる。/第6章 物語のように読める本で学問に触れてみる。
  • なぜ人類のIQは上がり続けているのか? 人種、性別、老化と知能指数

    なぜ人類のIQは上がり続けているのか? 人種、性別、老化と知能指数

    ビジネス・実用
    3.0
    1巻2,200円 (税込)
    20世紀を通じて人間の知能指数<IQ>は上昇を続けている―― 「フリン効果」の発見者が語る、現代人の知能の真実。 現代人の知能は向上しているのか? 東アジア人のIQはなぜ高いのか? 女子大生より男子大生のIQが高いのはなぜか? 老化によって衰えやすい知的能力とはなにか? ◆20世紀初頭からの100年間にわたって、知能指数――いわゆる「IQ」の平均値は大幅に上昇し続けている。 先進国を中心に世界中で見られるこの現象は、発見者の名をとって「フリン効果」と呼ばれる。 この現象は、現代人の頭がよくなったことを意味するのか。20世紀に起きた人間の社会や心理の変化とどうかかわっているのか。 「フリン効果」の発見者である著者が豊富なデータを用い、人間の知能のどの部分が、なぜ向上したのかを考察していく。 ◆斎藤環「解説 私たちの「知性」は向上したか?」を収録。
  • なぜスナフキンは旅をし、ミイは他人を気にせず、ムーミン一家は水辺を好むのか

    なぜスナフキンは旅をし、ミイは他人を気にせず、ムーミン一家は水辺を好むのか

    小説・文芸
    3.4
    1巻1,870円 (税込)
    発達障害の観点から小説版ムーミン・シリーズを読み解いた、全く新しいムーミン評論! 登場するキャラクターはみな自分勝手で、てんでバラバラなのに、ムーミン谷ではみんなが仲よく暮らしているのはなぜなのか。はみだしている人たちのために書かれたというムーミン・シリーズの新たな魅力を見いだし、ムーミン谷のように、誰もが住みよい世界をつくるヒントに満ちた1冊。作品の奥深さ、トーベ・ヤンソンの才能の素晴らしさがより多面的にわかる。
  • なぜ人に会うのはつらいのか メンタルをすり減らさない38のヒント

    なぜ人に会うのはつらいのか メンタルをすり減らさない38のヒント

    「会ったほうが、話が早い」のはなぜか。それは、会うことが「暴力」だからだ。 人に会うとしんどいのは、予想外の展開があって自分の思い通りにならないからだ。それでも、人は人に会わなければ始まらない。自分ひとりで自分の内面をほじくり返しても「欲望」が維持できず、生きる力がわかないからだ。コロナ禍が明らかにした驚きの人間関係から、しんどい毎日を楽にする38のヒントをメンタルの達人二人が導き出す。
  • 人間にとって健康とは何か

    人間にとって健康とは何か

    ビジネス・実用
    3.4
    1巻750円 (税込)
    「病気の原因を探る」理論は時代遅れ、ヒトラーは凄まじく「健康度」の高い人物、「幸福の法則」はほんとうに存在する……現代医療の最先端を俯瞰しながら、「健康」と「幸福」に潜む逆説を鮮やかに読み解く! 近年、医学界では健康についての考え方に大転換が起きている。病気の要因を除去する「疾病生成論」から、健康の要因を支援・強化する「健康生成論」へ。そもそも、そこで人間が「健康」であるとは、いったいどういうことなのか? 本書では、ひきこもり問題の第一人者である斎藤氏が、SOC(首尾一貫感覚)、レジリエンスなど最先端の概念を縦軸に、ヒトラー、ヤンキー、橋下徹、旧日本軍など多彩な例を横軸にして、みたこともない斬新な「健康論」を展開していく。さらに著者は問う。「幸福」は「健康」と深く関係するが、なぜ人は「世界一幸福だ」とはいっても「世界一健康だ」とはいわないのか。その背後に潜む「健康と幸福の逆説」が解けたとき、誰もが驚愕することだろう。気鋭の精神科医が、「健康」と「幸福」の常識を一変させる。内容例:なぜ「心が折れる」という表現は流行したのか/SOC、レジリエンス……「心の健康」を示す尺度とは/SOCの高い人には、よくも悪くも「鈍感さ」がある/ヒトラー、アイヒマンに宿る「健康な狂気」とは/ストーリーを書き換えることなく成功するヤンキーたち/「多様性」の担保が危機的状況の「同期」を防ぐ/「弱いきずな」が地域のレジリエンスを高める/家族システムは単純な因果律では説明できない/幸福をめぐる格言から浮かび上がる六つの分類/幸福の才能とは「あらゆる偶然を必然と感ずる」こと/「フロー体験」と依存症、中毒は区別すべし/仏教こそエビデンスに基づく真の「幸福の科学」?……ほか
  • 猫社会学、はじめます ――どうして猫は私たちにとって特別な存在となったのか?

    猫社会学、はじめます ――どうして猫は私たちにとって特別な存在となったのか?

    ビジネス・実用
    3.8
    1巻1,925円 (税込)
    猫と人との関係が最も深まったのが現代。なぜ猫は可愛いのか、「猫島」とは何かなど、五つの視点から分析。「猫と人間の未来」のための全く新しい学問の誕生!
  • 発達障害者が旅をすると世界はどう見えるのか イスタンブールで青に溺れる

    発達障害者が旅をすると世界はどう見えるのか イスタンブールで青に溺れる

    小説・文芸
    3.5
    1巻950円 (税込)
    稀代の文学研究者がゆくワンダーランド! 単なる旅行記ではありません。 この豊潤すぎる言葉とイメージの 洪水に打たれて震えろ! ――ブレイディみかこ(作家) 横道さんの知性と“間違う力”に 度肝を抜かれた! ――高野秀行(ノンフィクション作家) 各誌書評で大絶賛された異色の「当事者紀行」がついに文庫化。 とにかく凸凹(でこぼこ)な文学研究者がゆく圧巻のワンダーランド! ・ウィーンの夜道を“反復”徘徊し、月面世界と接続する ・グラナダの“フロー体験”とヴァージニア・ウルフの『波』 ・美しきソニアと村上春樹をめぐるマインドワンダリング ・カサブランカ――“砂塵の水中世界”とムーミン谷…etc. 奇跡の“ハイパートラベル当事者研究”がここに。 単行本 2022年4月 文藝春秋刊『イスタンブールで青に溺れる 発達障害者の世界周航記』 文庫版 2025年3月 文春文庫刊 この電子書籍は文春文庫版を底本としています。
  • 発達障害者は〈擬態〉する――抑圧と生存戦略のカモフラージュ

    発達障害者は〈擬態〉する――抑圧と生存戦略のカモフラージュ

    ビジネス・実用
    3.8
    1巻1,584円 (税込)
    自らも発達障害の当事者であり、自助グループを運営する著者が、当事者間では一般的ながら、支援現場ではまだ浸透していない発達障害者の〈擬態〉について11名にインタビュー。当事者の「生きた声」と「発達障害者の内側から見た体験世界」をリアルに伝える。
  • 発達障害の子の勉強・学校・心のケア~当事者の私がいま伝えたいこと

    発達障害の子の勉強・学校・心のケア~当事者の私がいま伝えたいこと

    ビジネス・実用
    4.5
    1巻1,650円 (税込)
    ◆本書の内容 困りごとも特性はほんとうにさまざまなので、ほかの子に役立つメソッドがわが子に合うとは限りません。 それならば、その子にぴったり合うメソッドを独自に開発すればいいのではないか―― 本書では、子どもの内面世界を想像するたくさんの手がかりとともに、親子でいっしょにメソッドを開発することを提案します。 40歳で発達障害の診断を受けた大学の先生である著者が、 どのようにして勉強メソッドを確立し、進路を選択したのかも「叩き台」として書かれています。
  • 発達障害の人とうまくやっていく──発達障害のおとな・子どもを支援するための声のかけ方
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    発達障害の人とうまくやっていく──発達障害のおとな・子どもを支援するための声のかけ方

    ビジネス・実用
    -
    1巻2,530円 (税込)
    「どうしてそうなるの?」を理解すれば、 お互いの“無理”が少なくなる  ──発達障害のある同僚や部下にどう声をかければいいか戸惑う。  ──パートナーの言動が、どうしても理解できない。  ──子育てがうまくいかず、自分を責めてしまう。 そんなあなたは、ひとりではありません。 数多くの“自助グループ”を運営してきた著者が、物語形式で、当事者の声から生まれた、よりよい関係を築くためのヒントをお伝えします。 *****  「オフィス内がいつもザワザワしていて、仕事に集中できません」  「授業中、どうしても体がうごいてもうて、先生に怒られる。どうしたらええねんかな?」 当事者たちの語る言葉から、かれらが何に困っているかを学びながら、  ◎優先順位を決めるのを手伝う  ◎ミスを叱責するのではなく、ミスが起きにくいしくみを作る  ◎家の中に安全な逃げ場所を確保する など、発達障害のある人と向きあうための実践的工夫を見つける一冊。 ***** 【目次】 はじめに 第1部 おとなたちのための自助グループ編  第1章 発達障害と診断されたおとなの当事者が「職場」で悩むことと、助けてほしいこと   第2章 発達障害と診断されたおとなの当事者が「家庭」で悩むことと、助けてほしいこと 第2部 子どもたちのための自助グループ編  第3章 発達障害児が「学校」で悩むことと、助けてほしいこと  第4章 発達障害児が「家庭」で悩むことと、助けてほしいこと おわりに *****
  • 母親の孤独から回復する 虐待のグループワーク実践に学ぶ

    母親の孤独から回復する 虐待のグループワーク実践に学ぶ

    ビジネス・実用
    4.5
    1巻1,320円 (税込)
    増加の一途をたどる子どもへの「虐待」。気づいたら子どもを叩いてしまう、叩いてしまう自分を抑えられない……。そんな母親は、自分も子どもの頃に母親から叩かれたことに気づけず、不安と孤独の中にいる。「MY TREE ペアレンツ・プログラム」での実例を紹介しながら、「独り」から始めて自分を取り戻すための道を探っていく本書は、人知れず苦しんでいる母親たちにヒントを贈りたい、という思いとともに書かれた。
  • 母と娘はなぜこじれるのか

    母と娘はなぜこじれるのか

    支配を超えて生きる! 「母の愛が重たい」という娘たちが増えている。なぜ今、母娘問題が浮上しているのか、その背景には何があるのかを、精神科医の斎藤環氏と五人の女性陣が語り合う。それぞれの実体験をもとに、女性ならではの感覚やジェンダーについて深く論じ、母娘問題を克服するためのヒントをも示す、待望の対談集! 斎藤環(編著) 田房永子(著) 角田光代(著) 萩尾望都(著) 信田さよ子(著) 水無田気流(著)
  • 母は娘の人生を支配する なぜ「母殺し」は難しいのか

    母は娘の人生を支配する なぜ「母殺し」は難しいのか

    ビジネス・実用
    4.0
    1巻733円 (税込)
    すべての母娘問題に悩む女性たちに贈る待望の1冊! 娘を過剰な期待で縛る母、彼氏や進路の選択に介入する母…娘は母を恨みつつ、なぜその呪縛から逃れられないのか?本書では、臨床ケース・事件報道・少女まんがなどを素材に、ひきこもり・摂食障害患者らの性差の分析を通して、女性特有の身体感覚や母性の強迫を精神分析的に考察し、母という存在が娘の身体に深く浸透しているがゆえに「母殺し」が困難であることを検証する。「自覚なき支配」への気づきと「自立」の重要性を説き、開かれた関係性に解決への希望を見出す、待望の母娘論。
  • ひきこもり図書館

    ひきこもり図書館 部屋から出られない人のための12の物語

    ビジネス・実用
    3.8
    1巻1,760円 (税込)
    ひきこもるとは、いったいどういうことなのか? 究極のステイホーム・ストーリーズが誕生! ひきこもるとは、いったいどういうことなのか? 部屋の中で、何が起きるのか? ひきこもっている間に、人はどう変わってしまうのか? 「ひきこもり」をテーマにした斬新なアンソロジーが誕生しました。編者は、『絶望名人カフカの人生論』『絶望名言』『食べることと出すこと』などで知られる頭木弘樹。病のため、十三年間のひきこもり生活を送った編者ならではの視点で選ばれた、必読の名作群。今だからこそ読みたい一冊です!
  • 「ひきこもり」の30年を振り返る

    「ひきこもり」の30年を振り返る

    ビジネス・実用
    4.5
    1巻792円 (税込)
    当初,「病理的な登校拒否の長期化」や「非社会的な若者」として取り上げられた「ひきこもり」の概念は,社会的認識,当事者像,医療的アプローチ,いずれも大きく変遷を遂げ,現在も変わり続けている.当事者・臨床家・研究者の3人がこの30年間を振り返り,いかなる支援と対応が望ましいのか,「ひきこもり」が何を世に投じているのかを論じる.

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  • ひきこもりはなぜ「治る」のか? ―精神分析的アプローチ―

    ひきこもりはなぜ「治る」のか? ―精神分析的アプローチ―

    ビジネス・実用
    4.2
    1巻990円 (税込)
    「ひきこもり」研究の第一人者である著者が、ラカン、コフート、クライン、ビオンの精神分析理論をわかりやすく紹介し、ひきこもる人の精神病理を読み解くとともに、家族の具体的な対応法について解説。ひきこもりとニートの違いなど、「ひきこもり」の現在が解き明かされる。 ――以下、本文“はじめに”より『なぜ「治る」のか?』という、ちょっと奇妙なタイトルには、いろいろな意味が込められています、その一つは、「必ずしも病気とはいえないひきこもりを治療するとはどういうことか?」という問いかけです。そう、ひきこもりは、それだけでは病気ではありません。だからこそ、社会参加に際しては、さまざまな支援や対策が有効であり得ます。しかし、ひきこもりは治療によって「治る」こともある。ならばその過程は、精神医学的に、というよりは精神分析的に、どう理解することができるのか。…」
  • ひきこもり文化論

    ひきこもり文化論

    ビジネス・実用
    4.0
    1巻1,067円 (税込)
    本書は多年にわたり、ひきこもり問題に取り組んできた著者による文化論的考察の集大成である。真に治療的効果をもたらす倫理と、ひきこもりから脱するための契機を考えるうえで第一歩となる書。文庫化にあたり、この10年の推移をまとめた「補足と解説」を附す。
  • ひとつにならない 発達障害者がセックスについて語ること

    ひとつにならない 発達障害者がセックスについて語ること

    小説・文芸
    4.0
    1巻1,980円 (税込)
    脳も、セックスもいろいろだ。 だから、ひとつになんかならないし、なれないのだ。 空気が読めない、身体がうまく動かない、発達障害者のわたしはどう愛しあう? ASD(自閉スペクトラム症)・ADHD(注意欠如・多動症)の当事者が聞き書く、赤裸々な発達障害本。 「四〇歳で発達障害の診断を受け、過去のことを振りかえるにつれて、これまで謎だった、自分のさまざまな言動の謎が解けてきた。恋愛に発展しそうなコミュニケーションが発生しても「空気を読めない」し、性交渉の場面で、奇妙なことに「こだわり」を発揮してしまう。というのも、自閉スペクトラム症があると、標準的なコミュニケーションが困難になって、一般的には理解されにくい嗜好に支配されるからで、注意欠如・多動症があると、注意が拡散したり、衝動的に行動に出たり、過剰に動き過ぎてしまうからだ。 性交渉では、他者と出会い、生身の自分をさらけだして(どの程度かは、その人自身にも、そのつどの相手にもよる)、仲を深めていき、一緒に気持ち良くなるための擦りあわせが必要になる。それは発達障害者にとって、もっとも苦手なことの集合体といえるかもしれない、と私は考える。おまけに、発達障害者にはジェンダーやセクシュアリティの揺らぎを抱えている者が多くいて、それが状況を余計にややこしくする。 定型発達者(発達障害がない人たち)から見れば、私たちの挙動は奇行まみれに見えるだろう。実際、私はいまでも──性に関する場面に限ったことではないけれど──貴公子ならぬ奇行士だ。 しかし、思えばおかしなことではないだろうか。性の問題は非常に切実なはずなのに、しかも発達障害に関する本は世にあふれるほど出ているのに、「障害者と性」はタブー視されがちで、発達障害者の性行動について詳しく掘りさげた本はほとんど見当たらない。はたして、仲間のみんなはどうしているのだろうかという真剣な思いから、そして、もちろん多少あった単純な好奇心からも、この企画は始まった。」(「はじめに」より) 【目次】 【目 次】 はじめに 序 章 横道誠のヰタ・セクスアリス 第一章 パンセクシャルの白髪葱さん 第二章 元プレイボーイの青さん 第三章 ノンバイナリーのしぇるどんさん 第四章 愛の当事者研究に励む鷹村了一さん 第五章 元セックス依存症者の唯さん 第六章 リスセクシュアルのぷるもさん 第七章 シロウト童貞の数独さん  第八章 メンヘラな姫野桂さん おわりに
  • ひとはなぜ戦争をするのか

    ひとはなぜ戦争をするのか

    1932年、国際連盟がアインシュタインに依頼した。「今の文明においてもっとも大事だと思われる事柄を、いちばん意見を交換したい相手と書簡を交わしてください。」選んだ相手はフロイト、テーマは「戦争」だった――。宇宙と心、二つの闇に理を見出した二人が、戦争と平和、そして人間の本性について真摯に語り合う。養老孟司氏・斎藤環氏による書きおろし解説も収録。
  • フェイクの時代に隠されていること 【分冊版 1 】

    フェイクの時代に隠されていること 【分冊版】

    ビジネス・実用
    3.0
    1~5巻330円 (税込)
    本コンテンツは単行本「フェイクの時代に隠されていること」を分冊したものです。第一章 ヤンキー(=空気)が日本を支えている を収録しています。 否認(精神分析用語)=あまりにも不快な事実に直面した際に、圧倒的な証拠が存在するにも関わらず、それを真実だと認めず拒否すること。 国会において堂々と嘘をつく人がいて、批判されシラを切り、後にそれが嘘だと明らかになってもまた別の嘘をつく、「否認」が際限なくまかりとおったこの四年間とは、まさに歴史上ありえない「フェイクの時代」の日々であった。はたしてその裏で社会では一体何が起こっていたのか。いつしか貧困と差別が固定化し、分断と格差が際限なく広がる世界ができあがっていたのである。そして、にも関わらず、安倍政権の支持率は30%と高い。それは一体なぜなのか。政界一の論客である立憲民主党幹事長・福山哲郎と、この国に暮らす人の精神の変動を診察し続ける精神科医・斎藤環が、未曾有の四年間、この国で本当に起こっていたことのすべてを解き明かす。
  • ふぞろいの林檎たちⅤ/男たちの旅路〈オートバイ〉

    ふぞろいの林檎たちⅤ/男たちの旅路〈オートバイ〉

    ビジネス・実用
    5.0
    1巻2,851円 (税込)
    誰も見ることのできなかった、幻のテレビドラマがついに! 名作ドラマシリーズ『ふぞろいの林檎たち』幻の第5部、新発見の『男たちの旅路』の未発表回、未映像化の2時間サスペンスドラマなど貴重なシナリオを一挙収録。『ふぞろいの林檎たち』放送40周年記念。 編・解説=頭木弘樹 *1983年より始まった青春群像ドラマの傑作シリーズ『ふぞろいの林檎たち』。パート4(97年)で完結とされていたが、なんと幻のパート5が存在していた! パート1〈落ちこぼれ大学生篇〉パート2〈社会人奮闘篇〉パート3〈人生の転機篇〉パート4〈若者たちとの邂逅篇〉につづく、四十代の葛藤を描く完全未発表作『ふぞろいの林檎たちⅤ 』前・後篇(2002-03年頃)。 *鶴田浩二・水谷豊主演の名作ドラマ『男たちの旅路』シリーズ(76-82年)、その第4部の2話から登場しなくなる水谷豊がなんと出演し続けるバージョンがあった! 新発見の完全未発表エピソード〈オートバイ〉(79年)。 *山田太一がなんと2時間サスペンスドラマを書いていた!――平凡な夫婦がまきこまれる奇妙な犯罪譚『今は港にいる二人』(82年) *附録として、山田太一が初めて書いたシナリオ『殺人者を求む』(58年)を収録。 *「ふぞろいの林檎たち」「男たちの旅路」全エピソードあらすじ付き *山田太一エッセイ「ボツ」収録

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  • 平成の100人

    平成の100人

    ※この商品はタブレットなど大きいディスプレイを備えた端末で読むことに適しています。また、文字だけを拡大することや、文字列のハイライト、検索、辞書の参照、引用などの機能が使用できません。 エリツィン、コール、マンデラ、李登輝、金大中、ビン・ラーディン、ブッシュ、トウ小平、習近平、トランプ、竹下登、山岸章、細川護熙、小沢一郎、橋本龍太郎、小泉純一郎、安倍晋三、橋下徹、フクシマ50、今上天皇、加藤寛、橘木俊詔、鈴木敏文、湯浅誠、駒崎弘樹、出雲充、南部靖之、折口雅博、奥田碩、竹中平蔵、三重野康、宮澤喜一、平岩外四、孫正義、冨山和彦、ゴーン、五百頭旗真、クルーグマン、浜田宏一、黒田東彦、AKB48、東浩紀、麻原彰晃、宮台真司、宮崎勤、大塚英志、酒鬼薔薇聖斗、ホリエモン、勝間和代、加藤智大、宅間守、山田昌弘、古市憲寿、津田大介、吉田昌郎、乙武洋匡、奥田愛基、雅子皇太子妃、植松聖、小池百合子、川上弘美、奥泉光、庵野秀明、小島秀夫、宮城聰、三浦基、会田誠、菅野よう子、三輪眞弘、野村萬斎、小林よしのり、京極夏彦、西原理恵子、平田オリザ、高橋龍太郎、三谷幸喜、中園ミホ、安室奈美恵、木村拓哉、広末涼子、石黒浩、長谷川眞理子、諏訪元、松沢哲郎、古市剛史、上田泰己、丸山茂徳、松井孝典、安田喜憲、大栗博司、浅田真央、吉田沙保里、錦織圭、香川真司、松山英樹、高橋尚子、イチロー、三浦知良、桐生祥秀、内村航平
  • 別冊NHK100分de名著 集中講義 中井久夫 心の病の「豊かさ」を読む

    別冊NHK100分de名著 集中講義 中井久夫 心の病の「豊かさ」を読む

    ビジネス・実用
    -
    1巻1,100円 (税込)
    心の病とは、そして本当の「やさしさ」とは何か? 統合失調症の治療と探究、阪神・淡路大震災における被災者の心のケアなど、常に苦しむ人の心に寄り添い続けた精神科医・中井久夫。やさしさと同時に鋭い知性と深い教養を備えた彼は、優れた文筆家でもあり、臨床の現場にあって思索したことを多彩な文章で綴った。 その著作を通して中井久夫を師と仰ぐ斎藤環氏が、選りすぐりの論文・エッセイを紐解き、そこに込められた独創的な文化論や社会のあり方に対する深い洞察を丁寧に解説する。大好評を博した「NHK100分de名著 中井久夫スペシャル」の番組テキストに、後期の代表作『徴候・記憶・外傷』を読み解く書き下ろし新章を加えた決定版! 【内容】 第1章:「心の生ぶ毛」を守り育てる――『最終講義』 第2章:「病」は能力である――『分裂病と人類』 第3章:多層的な文化が「病」を包む――『治療文化論』 第4章:精神科医が読み解く「昭和」と「戦争」――「『昭和を送る」「戦争と平和 ある観察」 第5章:「記憶」がひらく新たな枠組み――『徴候・記憶・外傷』
  • 別冊NHK100分de名著 「日本人」とは何者か?

    別冊NHK100分de名著 「日本人」とは何者か?

    ビジネス・実用
    4.5
    1巻770円 (税込)
    私たちは、どこから来て、 どこへ向かおうとしているのか― 好評のNHKテレビ番組『別冊NHK100分de名著』ムックのテーマは「日本人論」。多様な価値観が噴出し、日本人のアイデンティティが揺らぐ昨今、美意識・感受性・心理・宗教観の4つをキーワードに、先人たちの遺した名著に立ち返ることで、私たち日本人の基層・根源へと迫る。 [内容] はじめに──これまでにない「日本人論」を! 第1章 日本人の美意識 九鬼周造『「いき」の構造』 松岡正剛 第2章 日本人の感受性 折口信夫『死者の書』 赤坂真理 第3章 日本人の心理 河合隼雄『中空構造日本の深層』 斎藤 環 第4章 日本人の宗教観 鈴木大拙『日本的霊性』 中沢新一
  • 別冊NHK100分de名著 「平和」について考えよう

    別冊NHK100分de名著 「平和」について考えよう

    ビジネス・実用
    4.2
    1巻792円 (税込)
    Eテレで放送された特番「100分de平和論」のムック化。フロイト『人はなぜ戦争をするのか』、ブローデル『地中海』、井原西鶴『日本永代蔵』、ヴォルテール『寛容論』という4冊の名著を読み解きながら、平和のために「いま私たちができること」を考える。 [主な内容] 第1章 心理学から考える フロイト『人はなぜ戦争をするのか』 斎藤 環──平和のためにできることは、対話である 第2章 経済学から考える ブローデル『地中海』 水野和夫──平和のためにできることは、よりゆっくり、より近く、より寛容に 第3章 江戸文学から考える 井原西鶴『日本永代蔵』 田中優子──平和のためにできることは、信頼を作り出し、それを持続すること 第4章 哲学から考える ヴォルテール『寛容論』 高橋源一郎──平和のためにできることは、Pray, and think
  • 別冊NHK100分de名著 わたしたちの手塚治虫

    別冊NHK100分de名著 わたしたちの手塚治虫

    ビジネス・実用
    4.8
    1巻891円 (税込)
    今や世界中に浸透した漫画・アニメ文化の父、手塚治虫。この「漫画の神様」の作品世界の魅力を、4人の識者が専門の知見を駆使し、敬愛をもって読み解く。2016年11月に放送されて好評を得たスペシャル番組「100分de手塚治虫」のムック化。手塚治虫生誕90周年となる2018年、改めて手塚作品に触れる手がかりに!
  • 別冊NHK100分de名著 パンデミックを超えて

    別冊NHK100分de名著 パンデミックを超えて

    ビジネス・実用
    5.0
    1巻990円 (税込)
    歴史的な厄災が私たちに突き付けた「問い」とは? 医療崩壊、排外主義、コロナ貧困、自殺者の増加……。新型コロナウイルスの感染爆発は、全世界に社会的混乱と不安をもたらした。誰一人として先行きが見通せない状況で、私たちはパンデミックをどう生き抜くべきか。そして、先人たちはパンデミックとどう向き合ったのか。4人の論者が自身でセレクトした名著を持ち寄り、いま我々が直面している問題に即して解題し、感染症が暴いた人間の本質に迫る。大好評を博した「100分deパンデミック論」(2022年1月3日放送)の内容をさらに充実させた一冊! 【目次】 1 斎藤幸平:グローバル資本主義の限界(ジジェク『パンデミック』を読む) 2 小川公代:パンデミックとケア(ウルフ『ダロウェイ夫人』を読む) 3 栗原康:奴隷根性を打ち砕け!(大杉栄『大杉栄評論集』を読む) 4 高橋源一郎:露わになる社会の本質(サラマーゴ『白の闇』を読む)

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