カフカ俳句

カフカ俳句

1,925円 (税込)

9pt

3.9

カフカの短い言葉は俳句のよう――

「鳥籠が鳥を探しにいった」「体の真ん中に毛糸玉がある感じ」等、20世紀の文豪がのこした断片80首を、自由律俳句のように味わう鮮烈なカフカ入門。カフカの短い断片を新たに訳し下ろし、小宇宙のような深みを楽しめる解説つき。

時代や場所を越え、カフカの世界を縦横無尽に感じられる一冊。

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カフカ俳句 のユーザーレビュー

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感情タグBEST3

    Posted by ブクログ

     この本は、見開きの右側にカフカの俳句、左側にその俳句についての解説が書かれているといった構成になっていますが、とにかくその解説がとても分かりやすく、俳句をさらに深く掘り下げして読者が考えるポイントを作ってくれています。
     たった1句十数文字であるにも関わらず、様々な考えを巡らせられ、人を引き込むこ

    0
    2025年03月13日

    Posted by ブクログ

    カフカに初めて触れた。「変身」が代表作とか。
    没後100年を記念して?出された本。
    カフカが俳句を書いたわけではない。
    彼が残したことばを、そのまま載せたり作品から切り取ったり、
    五七五に収めるわけでなく、自由律のように80句に見立て、
    編訳者が解説を加えている。

    カフカが初めての私は、彼の解説で

    0
    2025年02月27日

    Posted by ブクログ

    カフカの作品や日記・ノートなどから選んだ語句を自由律俳句としてとらえて紹介している。訳者による解説も含めて、納得と感動だった。

    0
    2025年04月20日

    Posted by ブクログ

    ただ生きることがたまらなく苦しい人種っていて、カフカはそのうちの一人だったんだと思った。カフカが普通と違うのは表現者だったことで、でも彼の苦悩は普遍的だからみんなに読まれてるんだなぁとも。

    0
    2025年03月04日

    Posted by ブクログ

    カフカについての著書を複数手掛けておられる頭木弘樹さんの本の一つ。最近の新聞の書評でも取り上げられていた(見つけただけでニ紙も⁈)
    カフカの書いたものに見られる言葉のフレーズが、まるで自由律俳句のようであるとして、まとめられた一冊。
    見開きの右にカフカの言葉、左側に頭木さんのコメントなので、文章量と

    0
    2025年04月19日

    Posted by ブクログ

    カフカって、すごく親しみ深い人物って私は思っていて、
    わかるわかるわかる!って共感しまくることがよくある。
    ひたすらネガティブなのが人間らしくていいのよね(⁠◍⁠•⁠ᴗ⁠•⁠◍⁠)

    0
    2025年03月15日

    Posted by ブクログ

    カフカを読んだことはないけれど、タイトルに惹かれ読んで見ました。こんなにカフカが暗かったとは。筋金入りの暗さとでも言うのでしょうか。それでも、そんな言葉に教えられ、響いてくるものがある。読んでみてはいかがでしょうか。

    一つだけ引用します。
    「すべてがつらく、不当だが、これでいい」
    10月から放映さ

    0
    2024年12月31日

    Posted by ブクログ

    ネタバレ

    2024年に没後100年の記念イヤーだったカフカの自由律俳句集……?
    ではもちろんなく、カフカの手紙やメモ、小説の断片から、文学紹介者の頭木弘樹さんが、“俳句的”な文章を選び、短い文章をつけた一風変わったカフカ紹介本。

    繊細でナイーブなカフカは、頭木さんいわく、「炭鉱のカナリアのように」他の人の気

    0
    2025年03月03日

カフカ俳句 の詳細情報

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