ケアとは何か 看護・福祉で大事なこと

ケアとは何か 看護・福祉で大事なこと

1,034円 (税込)

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やがて訪れる死や衰弱は、誰にも避けられない。自分や親しい人が苦境に立たされたとき、私たちは「独りでは生きていけない」と痛感する。ケアとは、そうした人間の弱さを前提とした上で、生を肯定し、支える営みである。本書は、ケアを受ける人や医療従事者、ソーシャルワーカーへの聞き取りを通じて、より良いケアのあり方を模索。介護や地域活動に通底する「当事者主体の支援」を探り、コロナ後の課題についても論じる。

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ケアとは何か 看護・福祉で大事なこと のユーザーレビュー

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感情タグBEST3

    Posted by ブクログ

    看護をするなかで初心に戻れる本だと思う。
    そもそものケアとは何かを問うことが看護職として、看護職である前の人間として必要だと思う。
    このまま看護師への道に進んでも良いか迷ったときに、もう一度読みたい。

    0
    2025年01月13日

    Posted by ブクログ

    ケアラーだけでなく、全ての人に読んで欲しい本。
    この本は医療福祉従事者のための専門書ではなく、人と人が共に生きていくために大切なことを考える哲学書だと思う。

    0
    2024年09月15日

    Posted by ブクログ

    非常に面白く読めた。史実的な行為がクローズアップされるが、それに至るまでのコミニュケーションが大事。意思疎通を図ろうとする努力そのものがケアである。
    人が人を相手にする仕事だからこそ様々な形でのコミニュケーションがある。

    0
    2024年02月14日

    Posted by ブクログ

     仕事柄、病や逆境と向き合う患者さんと多く接してきた。その接し方で見えてきたことの答え合わせをしたくて手にした本。

     患者さんの中には、悲嘆から抜け出せないでいたり、希望を持てないでいる方も多く、声掛けにも応じず、否定が重なる。まさに人生の歯車が止まっている状態だ。ここに関わる者は、ケアラーとして

    0
    2023年12月03日

    Posted by ブクログ

    ケアといってもいろんなケアの場があり、この本でも医療者による患者への、介護職による利用者へのとか、子どものケアをしている人とか著者の長年の研究をもとにしたケアの場面から見えてくるものが紹介され、ケアに含まれるさまざまな要素が示唆される。
    ケアとは何かと説く本をこれまでにも何冊か読んできて、そのたびに

    0
    2023年02月03日

    Posted by ブクログ

    ケアについて,現象学的アプローチから実践ベースに語られた良著。私はメイヤロフ,ノディングズなどに明るくないが,それでも読み切れてしまう。

    〈出会いの場〉〈からだ〉など現象学チックな言葉づかい,概念も多いが,平易な文章のため難なく読めるのではないだろうか。

    0
    2021年10月23日

    Posted by ブクログ

    自分自身では本年最高の読後感であった。現場の声から本質を捉えていく方法論で紡いでいく本書であるだけに力があるものだと思う。まずケアのゴールからであるが、「当事者が自身の<からだ>の感覚を再発見し、自らの願いを保てる、そのような力の発揮を目指すことこそがケアのゴールだ」で始まり、以下コミュニケーション

    0
    2021年10月19日

    Posted by ブクログ

    ケアラーにとって大切なことが明確に書かれた一冊。著者が様々な福祉現場の方の話を聞いた中からできた考察がまとめられている。
    ケアラーが日頃から感受性を高めて接することで、例えそれがもう話せない相手あっても、それがコミュニケーションにつながるのだと、最期までコミュニケーションを取ろうとすることを諦めては

    0
    2025年09月30日

    Posted by ブクログ

    教育の現場に当てはめて考えながら読んだ。
    「そこにいる存在」がケアの第一歩というのが自分の教育観と重なった。教員として、子どものために何ができるか考え、関わり続ける訳だが、何よりもまずは子どもたちと一緒にその場にいることが重要だと思う。

    ケアの現場でも相手のために自分を犠牲にしてまで働くことがあり

    0
    2025年09月28日

    Posted by ブクログ

    職業的なケアをしたことがなくて、これからケアをしようという人とか,ケアをしたことがない完全に異業種の方向け?の教科書のようで、エピソードの積み重ねのようなところがあって、さらっと読みやすく面白かった。
    ひとつだけ、なぜこの事例を入れたのか分からなかったのが、骨髄腫か何かで入院しているのに良くならなく

    0
    2025年06月01日

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