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Posted by ブクログ 2023年12月03日
仕事柄、病や逆境と向き合う患者さんと多く接してきた。その接し方で見えてきたことの答え合わせをしたくて手にした本。
患者さんの中には、悲嘆から抜け出せないでいたり、希望を持てないでいる方も多く、声掛けにも応じず、否定が重なる。まさに人生の歯車が止まっている状態だ。ここに関わる者は、ケアラーとして...続きを読む
Posted by ブクログ 2023年02月03日
ケアといってもいろんなケアの場があり、この本でも医療者による患者への、介護職による利用者へのとか、子どものケアをしている人とか著者の長年の研究をもとにしたケアの場面から見えてくるものが紹介され、ケアに含まれるさまざまな要素が示唆される。
ケアとは何かと説く本をこれまでにも何冊か読んできて、そのたびに...続きを読む
Posted by ブクログ 2021年10月19日
自分自身では本年最高の読後感であった。現場の声から本質を捉えていく方法論で紡いでいく本書であるだけに力があるものだと思う。まずケアのゴールからであるが、「当事者が自身の<からだ>の感覚を再発見し、自らの願いを保てる、そのような力の発揮を目指すことこそがケアのゴールだ」で始まり、以下コミュニケーション...続きを読む
Posted by ブクログ 2022年10月21日
研究者である筆者が、対人支援職(看護や福祉職の現場で働く人々)と接し、実際の現場を観察する中で学んだケアに関する本質についてが述べられている。
ケアとは病む人と共にある営みであって、コミュニケーションを絶やさない努力の重要性が本の中で、何度も綴られていた。
人は孤独の中では生きられない。だからこ...続きを読む
Posted by ブクログ 2021年09月11日
ケアとは。ケアするとは。ケアされるとは。
ケアについて様々な角度から考察されています。
赤ちゃんから母親のSOSをキャッチする、のエピソードや、ピアの活動など、「そうだよねぇ」と思わず頷いてしまう場面がいくつも紹介されていました。
ソーシャルワーカーの私にとっては、頭の中で未整理だった経験が整理...続きを読む
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