作品一覧

  • 猫社会学、はじめます ――どうして猫は私たちにとって特別な存在となったのか?
    4.0
    1巻1,870円 (税込)
    猫と人との関係が最も深まったのが現代。なぜ猫は可愛いのか、「猫島」とは何かなど、五つの視点から分析。「猫と人間の未来」のための全く新しい学問の誕生!
  • これが答えだ! 少子化問題
    4.0
    1巻825円 (税込)
    人口減少がこのまま続けば「日本は即終了!」といった、絶望的な指摘をする人が少なくない。実際、四半世紀以上にわたって巨額の税金が少子化対策のために注ぎ込まれてきたが、改善の兆しはほとんど表れていない。それどころか、少子化対策に力を入れれば入れるほど効果が薄れるパラドクスが見て取れるという。なぜか? いかなる理由で少子化は進むのか? すべての問いに最終的な解答を与える、少子化問題の決定版である!
  • 性への自由/性からの自由 ポルノグラフィの歴史社会学
    -
    1巻2,420円 (税込)
    ※この商品はタブレットなど大きいディスプレイを備えた端末で読むことに適しています。また、文字だけを拡大することや、文字列のハイライト、検索、辞書の参照、引用などの機能が使用できません。 ポルノグラフィ──受け手を性的主体として産出し構成する、セクシュアリティの装置。その技術・演出の存立と社会的・歴史的変容を緻密な言説分析によって具体的に読み解く。「セクシュアリティの近代」を再考し、脱構築する試み。

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  • 子どもが減って何が悪いか!
    4.1
    1巻770円 (税込)
    少子化が進んでいる。このままでは日本が危ない。そう危ぶむ声もある。これに対し、仕事と子育ての両立支援などを行い、男女共同参画社会を実現させれば少子化は止まる、と主張する人たちがいる。本書は、こうした主張には根拠がないことを、実証的なデータを用いて示してゆく。都市化が進む現代にあって少子化は止めようがなく、これを前提とした公平で自由な社会を目指すべきだと主張する本書は、少子化がもたらす問題を考える上で示唆に富む一冊である。

ユーザーレビュー

  • 子どもが減って何が悪いか!

    Posted by ブクログ

    個人的に「ほんとそれ!」と激しく共感する内容。AIが台頭し、労働力がそれほと必要なくなる時代、人口を増やすことってそんなに必要?それよりも、個人が社会的制約に縛られない生き方を選択できるほうがいいよね、と思う。子どもがいてもいなくても、他人(社会)からとやかく言われない、肩身の狭い思いをしなくていい、そういう社会のあり方が望ましいのでは。10年前くらいの本なので、今改めて、著者の意見を聞いてみたい。

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    2025年07月14日
  • 猫社会学、はじめます ――どうして猫は私たちにとって特別な存在となったのか?

    Posted by ブクログ

    猫を飼っていますが、猫の存在や猫と人間との関係について、普段の実感をよくも的確に表現してくれたものだ、と感心しました。また、新しく気付かされることもありました。学問としてのさらなる発展•深化を楽しみにしたいです。

    0
    2024年10月11日
  • これが答えだ! 少子化問題

    Posted by ブクログ

    少子化は結婚の遅れが原因。
    夫婦の出生力に社会経済的諸条件は依存しない。
    女性が自分よりも高い学歴を求めなければ解決する可能性が高い。
    フランス、イギリス、スウェーデンは都市部で出生率が高い。
    声高に少子化対策を言わないことが少子化対策になるのでは。

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    2023年11月28日
  • 子どもが減って何が悪いか!

    Posted by ブクログ

    この本を読んで、改めて、少子化対策がことごとくうまくいっていないのは、「各対策にそもそも効果がない」、あるいは「前提が間違っている」という思いを強くしました。

    少子化は、ある意味、自然な流れなので、それを前提にした社会設計には大賛成です。
    もちろん、男女平等の実現は大前提。

    以前読んだ、『昔話はなぜ、お爺さんとお婆さんが主役なのか』や『デフレの正体』の内容とも合致しており、非常に納得できる内容でした。

    「誰が正しいか」ではなく「何が正しいか」という視点の大切さを改めて感じた、という意味でも有意義な本でした。

    0
    2017年02月12日
  • 子どもが減って何が悪いか!

    Posted by ブクログ

    リサーチ・リテラシーについての本。
    データに騙されるな!という『社会調査のウソ』の実践版という感じかな。

    著者は問いと答えを以下のように記している。 p.24
    ・男女共同参画は少子化対策と結びつくべきなのか。→「否」
    ・少子化は問題なのか→「多少、問題」
    ・仮に少子化が問題だとして、出生率回復策で対応することが容易ことなのか→「否」
    ・出生率の回復よりも、優先すべき課題はあるか→「ある」
    ・少子化を食い止めることは可能か→「不可能」
    ・人口減少社会が到来する今後、どのような政策が望ましいか→「出生率低下を与件とする制度設計が望ましい」

    これらの問答に「えっ」と感じた方は是非読んで欲しい。

    0
    2014年02月13日

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